1歳児 つくし組 自我の芽生え

朝のおむつ替えの時間になると子どもたちはそわそわしはじめます。なぜならもうすぐ補食(三度の食事では補いきれない「エネルギー、栄養素、水分の補給の場」)の時間だからです!4月のブログにも書かせていただきましたが、約2か月が経ち随分様子が変わってきました。

保育教諭が「おむつ替えようか?」と声をかけるとおむつを手に取り、“替える“とアピールします。最近は、ズボンを脱ごうとしたり、履こうと途中まで引き上げたりとやる気満々です😄
4月の頃は手を洗ったら保育教諭に自分のタオルがどれかを教えてもらっていましたが、今では自分のマークシール(自分の物が区別できるように一人ひとり絵柄が決まっています)を覚えていて自分で拭こうとする姿がみられます。下の写真のように座る椅子も自分たちで運んで座る子どもが多くなってきました。

 

これらの行動を見ると「自分でやりたい!」という自我の芽生えが出てきていることがわかります。最近、保護者の皆様からも「〇〇を自分でやりたがります。」というお話を聞くことが増えてきました。

 

ではこの時期の発達段階で見てみるとどうでしょうか?
1、2歳時代は自立への欲求に基づく探索活動を十分に経験することで世界を広げていきます。この時期の探索活動は、「できないのにやりたがる」ことが多く、当然大人が関わることになります。

私たち大人の関わり方の基本は、子どもたちの「やりたい」行動を受容することです。「できないことをやりたがる」ことは、「できるようになる」ための必然的な行動です。大人からすると手がかかりますが、やりたい気持ちを尊重しながら、できないことへの援助をします。

何度も何度も繰り返し受け入れてもらいながら根気よく相手をしてもらうことで、物事へ向かう姿勢の核になる部分が獲得されます。

「自分でやりたい」という主体性、「見守ってもらっている」という安心感から子どもたちは意欲と自己肯定感を高めていくことができます。

 

これから色々な場面で「自分で!!」がどんどん増えてくると思います。一人ひとりの「やりたい」気持ちに寄り添った保育を心掛けたいと思います。       文責:川宿田

参考文献 子どもたちの心の育ち 0歳から3歳 自己がかたちづくられるまで(阿部和子著)