幼児期の体験から繋がる小学校教育

この夏休み期間を利用して、こども園では各学年のリーダーが中心となり、園の保育の土台となる『年間指導計画』の見直しと『後期指導計画』の作成を行いました。

8月までの子ども達の実態から、9月以降の子ども達の姿を予想し、進級・就学するまでにどんな姿になってほしいかをもとに、ねらいや保育教諭の関わり、育ちについて細かく立案していきました。

それと合わせて、年長組では小学校へのスムーズな接続のために、アプローチカリキュラムも作成しています。

 

 

アプローチカリキュラムとは、小学校への接続を意識した年長児(後半)のカリキュラムのことです。

それに対して、小学校1年生で策定される『スタートカリキュラム』は、入学直後の一定期間、幼児期に体験してきた遊び的要素と、小学校の教科学習の要素を組み合わせ、生活科を中心とした合理的・関連的なプログラムです。

 

 

では、スタートカリキュラムの中で挙げられた“生活科”とは、どんな教科なのでしょう。

 

小学校の生活科は1992年から施行された比較的新しい教科です。

保育園・幼稚園から小学校、そして中学年以降へとつながる大事な教科です。

生活科では、幼児期の教育要領で示される『10の姿』を意識して、それを引き継ぐような指導計画が作られています。

そしてそこでの学びが、理科や社会科、道徳など、その先のどの教科の学びに繋がっているのかを明確に意識し、様々な体験から、思考力や判断力、表現力を育てるのが生活科なのです。

 

そう考えると、こども園で楽しんでいる遊びから学習に繋がっているのが生活科なのかな?ということが感じ取られるのではないでしょうか。

 

 

1学期に植えた朝顔は、1年生、また、日常の中で触れ合っているめだかやダンゴムシなどの飼い方は、2年生の生活科の単元です。

めだかやダンゴムシに触れたことがある子ども達とそうではない子ども達では、きっと触れたことや見たことがあることで、より関心を深め、自信を持って学習に取り組むことができるのではないかと感じます。

 

 

年長組の子ども達が、より入学を楽しみに、また、スムーズに就学を迎えることが出来るよう、2学期も充実した保育にあたっていきたいと思います。

 

文責:田中