小麦粉の感触~10の姿の視点から~(年中組)

先日、小麦粉を使い『小麦粉粘土』を作りました。

なたおれの木の下に道具を準備し、小麦粉がサラサラからベトベト…そして耳たぶのような柔らかさの粘土に変身していく過程を感触として楽しみました。

今回、幼児期の終わりまでに育てたい10の姿の中から、『協同性』『道徳性・規範意識の芽生え』『言葉による伝え合い』『豊かな感性と表現』につながる場を作りたいと思い、この活動を行いました。

項目ごとに、その様子をお伝えします。

 

『協同性』

友達と関わる中で、「一緒にやりたい」という思いが芽生えます。

また、遊びが進んでいくと、友達と一緒にすることで、「一人でやるよりも楽しい」という事を実感します。

 

『道徳性・規範意識の芽生え』

一人で遊んでいる時は、全部自分の思った通りに出来ます。しかし、同じ場に相手がいると、衝突や葛藤が生まれます。

「今 私がしてるのに」「どいてよ」 この、衝突や葛藤の時こそ、自分の気持ちに折り合いをつけることを学びます。

 

『言葉による伝え合い』

「私もここに、仲間に入れて」「少しだけ水を入れてくれない?」と、思いや考えを言葉で伝え合いながら、更に活動を楽しんでいきます。

 

『豊かな感性と表現』

様々な体験を通して喜びや驚きを感じると、子ども達は、表現したいと感じます。

「サラサラして気持ちいい」「ベタベタして嫌」「あれ?!粘土みたいになってきた!!」等、表情や言葉にして表現をしていました。

 

 

 

今回の小麦粉粘土を作る体験を通して、粘土が出来た!!という喜びも、もちろん感じていきます。

しかし、出来上がるまでの過程の中で、相手を思いやったり、伝え合って一緒に喜んだり、少し我慢をしたりする経験をしていきます。

 

私たちは、この学びを大切に日々保育を行っています。これからも、遊びを通して学べる場を作り、結果ではなく過程を大事にして、子どもたち一人ひとりの成長を見つめていきたいです。

 

文責:西元