せみのこえがきこえない(くるみ組)

くるみ組の子ども達が、8月に探した蝉のことを覚えていて、9月に入り声が聞こえないことに気付いていました。

 

 

夏の盛り、園庭には蝉が元気に鳴く声がこだましていました。

のはら園から聞こえるぞ?と探しに行くと、男の子が「あそこにいる!」と見つけて教えてくれました。

皆それを聞いて「どこどこ?」と興味深く観察し、枝をもってどうやって捕ろうかと思案している様子。

子ども達が近づくと静かになることに対して、「あれ?聞こえなくなった」と気づいていました。

 

その後、歌、絵本に興味を持ち楽しんでいました。

 

 

9月に入り砂遊びをしているときに、ふと「蝉の声聞こえないね?」と気付いた子どもがいたことをきっかけに、また探しに行きました。

静かになったのはら園。ある女の子が「おうちにかえったのかなぁ」とつぶやき、可愛らしい発想に嬉しくなりました。

自分達がこども園から家に帰る姿に重ねたのでしょう。

 

 

しかし、夕方また聞こえてきたヒグラシの声に「あ、聞こえた」と存在を感じて、笑顔で伝えてくれた男の子。

これが聞こえてくると、夏の終わりを感じます。

鳴き声の変化と季節が変わることの関係性に子ども達が気付くのはまだまだ先でしょうが、この体験が子ども達の人生の豊かさに繋がるのではないかと感じます。

 

今回、探す体験から、蝉の存在を身近に感じていたようです。

命に触れることで、大切にすることを学んでいってほしいです。

文責:新元