主体的とは(1歳児つくし組)

子どもたちは園庭へ出ると、自分がやりたいと思う場所や遊具へまっしぐらに歩いたり、走ったりしていきます。

入園当初はカートに乗って移動していた子どもたちですが、今では全員が歩いています。

 

私たち保育者は子どもたちに言葉を掛ける時に気をつけていることがあります。それは”子ども自身が考えられるような言葉の掛け方をする”ということです。例えば、園庭に出る時に帽子をかぶって欲しいと思っていても「帽子をかぶってね。」ではなく「お外に行くから準備をしてね。」と言葉を掛けます。

して欲しいことを直接伝えることは簡単な事ですが、先回りし過ぎると自分で考えることがなくなり、誰かが指示してくれないと何もできなくなってしまいます。子どもたちが「主体的・対話的で深い学び」ができるようになるためには、どのような言葉をどのようなタイミングで掛けたら良いかということを常に心掛けています。

 

 

上の写真は三輪車で遊んでいるところです。

大好きな三輪車を見つけて乗っている子どもたち。いつの間にか数人が一緒になって並んでいます。「こうやったら楽しいかも!」と子ども自らが考えて遊んでいる姿に、主体的にやりたいことを見つけ自ら関わり遊んでいるのだなと感じ嬉しくなりました。

 

下の写真はペットボトルに水を入れたいと考えたHちゃんです。

初めは長い水路の所で流れてくる水を何とかして水を入れようとしていましたが、なかなかうまくいきません。あきらめるのかな?近くにいる保育者にたのむのかな?と様子を見ていると、水が出てくるパイプの穴のところにペットボトルの口を差し込んで水を入れ始めたのです!!しばらくしてペットボトルを取り出すとたくさんの水が入っていました。それを見たHちゃんはとても満足気で「できた!」という達成感でいっぱいの表情をしていました。

 

子どもたちが「自分でやってみたい」という主体的な遊びの中で試行錯誤し、時には上手くいかないこともありますが「自分でできた」という達成感を味わい自己肯定感を高められるように見守り、寄り添いながら活動できるようにしていきたいと思います。

文責:川宿田