今日は一人で遊びたい!(うさぎ組)

2学期に入り、園生活に自信をもち始めた子どもたちは、戸外で自分の好きな遊びを存分に楽しむ姿があります。

今回は、参観週間に来てくださった保護者の方からご相談がありましたひとり遊びについて、うさぎ組であったエピソードをもとにお伝えできたらと思います。

 


A君とB君は2学期に入り、登園してくると声を掛け合い一緒に遊ぶ姿がありました。

いつものように、A君が「一緒に遊ぼう!」と声を掛ける様子はありますが、なぜかお互いとても困っている表情でした。

そこで、2人に話を聞くと

A君:「B君が僕と遊んでくれない。」

保育教諭: 「どうして一緒に遊びたくなかった?」

B君:「今日は、1人で遊びたかった」と返事が返ってきました。

 

この時、B君はA君と遊びたくないという感情ではなく、“いま僕は、この遊びがやりたい”という姿が見られたのだと感じました。

その後、B君の1人で遊びたいという気持ちとA君の一緒に遊びたかったという気持ちを受容。一度しっかり受け止めることでお互い違う遊びを楽しむ様子がありました。

 

 

最近、保護者の方から、

「他の友達と関わる事が出来ていないのではないか。」

「友達と遊ぶことができているか心配です。」

と、ご相談を受けることがあります。

錦ヶ丘の推薦図書でもあります『世界基準の幼稚園~6歳までにリーダーシップは磨かれる~(著者 橋井健司さん)』には一人で黙々と遊んだ子どもには自然と魅力が備わる。3〜4歳の子どもはまだ「一人遊び」でいいといった記載があります。

 

もちろん、保育教諭も友達と遊ぶ楽しさを知って欲しいという思いはありますが今年度初めに年少職員で話し合って立てた年間の保育のテーマである「自分らしさを見つけよう!〜あそんで・わらって・たのしんで〜」とあるように、年少という発達年齢を考えたときに、今大切にしたいのは自分の好きな遊びを見つけ、思う存分遊び込むことです。


 

自分の好きな遊びを充実させたり、満足できたりするからこそ周りの友達へ興味を持ち、遊びが広がってくるものだと思います。

うさぎ組では、仲のいい友達と遊ぶ姿もあれば今日はこの遊びをしたいと一人でじっくり遊びこむ姿もあります。

どちらの姿も、3歳児には大切な経験であるため、見守りながら大切にしたいと考えています。

 

文責:武田