自然との関わり(1歳児 つくし組)

『認定こども園 保育教育要領』には、幼児期からたくさんの自然にふれておくこと。それがその後の科学教育や生命に関する教育の大事な基盤となる。』とあります。

こども園の特色である のはら園 で、子ども達は自然と関わりながら、五感を使い、命に触れ、体を使って遊びながら、心と身体を育んでいきます。

 

 

自然には、多様性で四季折々の変化を感じることができる、子どもの手に扱いやすいという特性があります。

では、子どもたちにとって自然とはどのようなものでしょうか?

①子ども自身が自然に触れて五感で感じ、考え、働きかけることができる

②心が安定する

③身体機能が発達する

④植物や小さな生き物を大切にすることで生命尊重・道徳性や規範意識が育つ

などが挙げられます。

 

 

錦ヶ丘の園庭には、四季折々、さまざまな植物・虫・鳥などが共存しています。一歩園庭に出ると魅力的な自然に触れ合うことができる環境があります。

また、広い園庭、でこぼこ道や築山、感触の違う砂や土などがあり、手足や全身の感覚が養われます。

 

1歳児つくし組でも、4月から園庭でたくさん活動してきました。

上の写真は、草の上を四つ這いで進んでいるところです。四つ這いで進んだり、バランスをとりながら駆け下りたりすることで草のチクチクする感触、不安定な地面の面白さを感じていました。

遊んでいる中で、草の色や生えている様子(視覚)、手触り(触覚)、匂い(嗅覚」)、踏みしめる音(聴覚)など五感がたくさん刺激されています。私も子どもたちの楽しそうな様子に草の上に座ってみました。座った途端に草の匂いがフワ〜としてきて何か懐かしくホッとするものがありました。

また、全身を使うことで自分の身体のボディーイメージを膨らませながら体を動かし体幹も育ちます。

 

 

下の写真は、秋にどんぐりや木の実、落ち葉、木の枝などを拾っているところです。

どんぐりや落ち葉をなどを拾っているうちに両手がいっぱいに。

保育者が紙コップを渡すと持っていたものを入れ始めました。どんぐりだけを入れる子ども、どんぐりと石を入れる子ども、持ちきれなくなった枝を紙コップに入れた砂に挿す子どもなど一人ひとりが自分なりに考え、工夫する姿が見られました。私たち保育者はこの活動をしたら○○な姿が見られるだろう、○○が育って欲しいと予測や意図をもって保育をしています。しかし、保育者が一方的に教えることはなく、子どもたちの自発的な気づきや活動を待ちます。

この活動では、

①落ち葉のサクサクする感触を手や足の裏などを使って感じる

②どんぐりや落ち葉などのこの時期にしかない自然に出会う

を主な目的としました。

 

 

今後もこども園の特色である、のはら園で自然と触れ合いながら生命の不思議さや尊さに気づいたり、築山や広い園庭での遊びを通して体幹が育つような活動を工夫していきたいと思います。

 

 

文責:川宿田