竜巻が起きた際の避難訓練

先日、竜巻が起きた際の避難訓練を行いました。

竜巻はどんなものなのか・・子ども達と話をしながら取り組みました。

身近に起きることとはなかなか考えにくいことかもしれませんが、最近は竜巻による被害も多くなっているようです。

いざ、竜巻を想定した訓練を行うとなり、計画を立てていく中で様々な点で『この時どうする?』が見えてきました。

 

 

どこに避難する??


(1)室内では…

竜巻によるガラスの破損の可能性も考えて『窓から離れた場所に避難する』ことが必要となります。

各保育室、「窓で囲まれている中でどうしようか?」と担当で考えました。

検討を重ね、

①リズム室や各保育室中央に集まる。

②窓は施錠し、カーテンを閉める。

③避難した子ども達にマットもしくはござを被せる。

以上のことを行い、子どもの安全を最優先に考えて守れる体制作りに心がけます。

 

(2)戸外では…

とても広い錦ヶ丘の園庭。そんな園庭で竜巻が発生した場合、子ども達をどこにどのように避難させるかも検討課題です。

のはら園にあるトンネル中も避難場所の一つと考えた上で、園舎側1階保育室やリズム室に避難を行いました。

職員が声をかけ合い、連携して行動することが必要不可欠です。

 

 

 

訓練当日は…


(1)子ども達の疑問「竜巻って何だろう?」

子ども達にとっても訓練をする中で何が起きるのか、イメージが持てないと何が何だか分からないまま訓練が終わり、意味のないものになってしまう場合もあります。

そこで、より子ども達が竜巻のイメージがしやすいように、実際の竜巻の動画を子ども達にも見てもらい、一緒に考える時間を作りました。

そうすることで何が起きるのか理解して、特に以上児の子ども達は、子ども達なりに考えて行動しようとするようになります。

 

 

(2)訓練開始

非常ベルが鳴り、竜巻が発生したことを知らせる放送が聞こえてきました。

戸外にいた子ども達は速やかにリズム室や1階の保育室に避難し、保育室にいた子ども達は、保育室中央に集まり、ダンゴムシポーズで自分の身を自分で守る行動をとりました。

2回目の放送で全学年リズム室に集合し、そこで完全に全学年の園児・職員の安全を確保した上で避難完了です。

全員で訓練の振り返りを行い、全体でも竜巻動画を見ました。子ども達の表情は真剣そのもの。

テントが吹き飛ぶ様子や、ゴーっという風の音を見聞きし、「怖い…」と呟く子どもや、じっと動画を見つめる子どももいました。

『3匹のこぶた』の『レンガの家』を例えに出し、「頑丈な建物だったら自分の身を守れるんだよ」と話をすると、「おうちだったら…」と場所を変えても考えを結び付けて自分なりに考える姿が見られました。

 

 

 

 

竜巻の恐ろしさを知り、訓練の経験から、竜巻の避難の際はどうすべきか考えて行動することを学べる機会となりました。

訓練を終えると、うまくいったことと課題点を職員で振り返り、意見を出し合いました。課題点を次にどう活かしていくのか職員みんなで考えて【子どもの命】を守れるよう、これからも月に一度の避難訓練を大切に、真剣に取り組んでいきたいです。

 

文責:若松