温かい気持ちに…(ぱんだ組)

今年度も残り1ヵ月となりました。この1年を振り返りながら進級に向けて期待をもち、1年を振り返る3学期。

最初の頃は、自分のことで精一杯だった子ども達が、最近、穏やかな気持ちで周囲の人をほっこりさせてくれる場面が見られています。

その姿も成長の1つとして捉えながら今回は、ご紹介したいと思います。

 

 

友達の気持ちに気付き、思いやる気持ちをもつ♬

私達は日々、子ども達と過ごす中で、”褒める・認める・励ます”を心掛けながら過ごしています。

 

2月上旬に節分に向けて、保育室で子ども達とお面作り。この日は、目や口等の”顔をイメージしながら作る楽しさを感じる”ことを目的とし、様々な色の画用紙とはさみとのりを準備しました。

『どうやって作るの?』と保育者に聞きにくる子どもがいるかなと予想していましたが、必要な材料を取り、椅子に座って黙々と作り始めた子ども達。保育者に話を掛けてきた言葉は『はさみが使いたいです』でした。

しばらく、作っている子ども達の様子を見ていると、女の子は『かわいい鬼を作る♡』と最初から目的をもって取り組んでいて、鬼の表情や色にこだわって作っていました。男の子は、顔の形や色合いから強さを感じられるものでした。

その後、イメージしたものが形となり、更に子ども達が達成感を感じることができるよう、リボンや丸、ハートの形のものをテーブルに置いてみました。

何か置いてあることに気付き、持っていく子どももいれば、自分で三角形を切り、角をつける等それぞれの個性を感じられる作品に仕上がり、次から次へと『できたよ!』と声が響き始めました。

そして、子ども達の傍へ行ってみると、『〇〇ちゃんの鬼、かわいいね』『すごいね』と子ども達がお互いの作品を眺めながら褒め合っているところでした。

保育者よりも友達に褒められる時の気持ちはどんな感じかな‥と想像しながらも、きっと大きな自信となるに違いないと微笑ましく想う瞬間でもありました。

そのようなやりとりから子ども達同士にとっても”絆”のような”結びつき(友情)”が深まったのではないかなと思います。

 

日々、遊びを通して学んでいること


午後保育の時間にくるみ組としっぽ取りゲームをしたことをきっかけに、ぱんだ組でも今楽しいと思う遊びの1つとなっています。

少し前までは、保育者に『○○したい』と話をしに来ていた子ども達でした。

しかし、最近は、『○○したい人!』『○○して遊ばない?』と子ども達同士で声を掛け合い、鬼決めも話し合いながら遊んでいます。

その様子を見ながら嬉しくもあり、少し寂しさを感じているというのが、私自身の正直な気持ちですが、家族や保育者以外の人にも信頼し合える友達・”一緒に遊びたい”と思う心の成長に拍手を送りながら温かく見守っていきたいと思っているところです。

 

『〇〇してあげたいな』『〇〇して遊ぶためには、どうすればいいかな‥』と子ども達だけで考え、言葉を交わし合いながら遊ぶ様子も少しずつ見られるようになってきた3学期。

この1年を共に過ごしてきた仲間だからこそ、お互いのことを認め、高め合える関係だと思います。

錦ヶ丘での出会いを大切に、これからも人との触れ合いや関わりを楽しいかけがえのないものとして過ごしてほしいと思います。

【資質・能力の¨3つの柱¨】 思考力・判断力・表現力の基礎*知識及び技能の基礎*学びに向かう力・人間性等

 

  文責:幸泉