やってみようと挑戦する気持ち(ぱんだ組)

先日、隣の保育園に遊びに行きました。遊んでいる中で、アスレチックに登りたい思いから、はしごのようになっている高い段から登ろうと挑戦し始める子どもがいました。

すると、その遊びに気付き、『やってみたい!』と興味を持った子ども達が集まってきて身体を使った運動遊びが始まりました。

そこから子どもの挑戦、子どもの考える力、そしてやり遂げる達成感が得られる遊びとなり、子どもはもちろん見守っていた私達も感じること、学びのある活動となったように思います。

 

 

一人の男の子がすぐにアスレチックに登ることに成功!大満足そうに出来た喜びを友達や保育者に伝えてくれました。

すると「僕も!」「私も!」と集まってきて登り始める子ども達。

しかし、簡単に手足が届く高さではなく、なかなか思うようにはいきません。

すぐ手の届く場所から『どうするかな?』と見守っていると、子ども達はすぐに諦めるのではなく、何度も何度も挑戦し始め、足や腕をどの様に使えば良いのか自分で考えながら登ろうとする姿が伝わってきました。

 

何度挑戦しても難しい高さ。すると、ある女の子が先程登ることに成功した男の子に駆け寄り、「もう一回やってみてー。」と声をかけていました。

男の子が登る所をじーっと真剣に見ていた子ども達。足の使い方、どうやったら登れるのか自分の目で見て学ぶ姿に感心させられます。

友達と交代し合いながら挑戦する子ども達に、社会性も見られ始めました。

「ここに足を置いてみて。」と教え合ったり、頑張って登ろうとする友だちを後ろから落ちないようにとお尻を支えてあげていたりと助け合おうとする姿に優しさ、思いやりを感じます。

諦めることなく何度も挑戦し、登ることに成功した子どももいました。その時の目を輝かせて喜ぶ表情は、やり遂げた達成感を得ていたように思います。

 

その日中に、一番上まで登るまで達しなかった子どももいました。しかし、悔しさもきっとある中で出来なかったと落ち込むのではなく、『また次やる。次こそ登るんだ!』と前向きに捉えている姿がありました。一人ひとりがこの経験をバネにしてまた『やってみたい!』と思える力になることを感じられました。

 

すぐそばで見守っていましたが、子どもの何度も繰り返し頑張る姿に『手助けして登らせてあげたい…』と思う気持ちにもなります。

しかし、『自分の力で登る』ことに意味があり、そこからの子どもの学びや自信に繋がっていきます。

 

 

 

そして挑戦は、アスレチックに登ることだけでなく、すぐ近くの雲梯でも行われていました。

まずは【ぶら下がる】

ぶら下がることが出来たら『出来た!』と喜んで教えてくれて『見ててね!』と見てもらい、認めてもらえることで自信へと繋がっていきます。

ぶら下がれたら手を伸ばして次の一歩を踏み出そうとする子どももいました。

子ども達なりに考え、自分の出来そうな範囲を見つけて挑戦は続いていきます。

 

毎日の遊びの中で友達同士の遊びに興味を持ち、刺激を受けています。そこから『やってみたい』という気持ちを持ち、考えたり、挑戦してみたりして遊びが広がっていきます。

以前までは『自分の世界』の中で遊びが進められていきました。それが一年を通して視野が広がり、友だちの存在に気付き、『友だちとの関わり』が増えてきています。

子どもの遊びの中での育ちや、やってみようと挑戦する姿に嬉しく思い、これからも大事にしながら見守っていきたいなと日々感じながら保育を行なっています。

 

3月も子どものやってみようとする姿を大切に、一日一日を過ごしていきたいです。

 

文責:若松