歩くって楽しいな(年中組)

先日の懇談会でも少しお話ししましたが、今月は何日かに分けて少人数で散歩に出かけました。

 

今までは、『どこかに遊びに行くために歩く』ということが多かったですが、今回は、『歩く』ということを目的としました。

今回のコースは、子ども達の足で歩いて30分ほどの距離です。コースの途中にある公園で休憩、少し遊んで園に帰りました。

では、散歩に出かける前と散歩に出かけた時の子ども達の様子についてお伝えします。

 

 

散歩に出かける前に

最初に散歩に行く日、子ども達に4グループに分かれて散歩に行くこと、いつ行く予定かを伝えました。

そして、園外に行く時どんなことに気を付けたらいいか子ども達と確認すると、「白い線を出ない」「先生の話を聞く」「信号を渡る時は手を挙げる」など子ども達から沢山の意見が出てきました。

「信号を渡る時は手を挙げる」という発言があってすぐ、別の子どもから「いや、渡る前に右、左、右って車が来ないか見てから渡らないと!」と友達の意見を聞いて、自分の意見を伝えようとする姿も見られました。【10の姿:言葉での伝え合い】

自分の思っていることだけを伝えるのではなく、友達の意見もしっかり聞くことができるようになってきています。

 

 

信号では・・・

信号の前に来ると、「今、赤だよ」と信号機の色を確認する子ども達。

その後も、信号機を見て、「もうすぐ青になりそう」と信号が変わる様子をしっかり見ていました。

今までの散歩では、保育者が「青になったから、手を挙げて渡るよ」と声をかけていましたが、子ども達が自分達で考えて渡ることができるように、保育者から声を掛けるのではなく、子ども達と一緒に確認しながら渡りました。

そうすることで、青になったことを確認し、サークルタイムで友達と一緒に確認したことを思い出しながら、手を挙げて渡ることができていました。

 

 

子ども達の歩く様子

今回は、横の友だちと手をつなぐのではなく、1列になり、1人ずつで歩くようにしました。1人で歩くことで、自分で周りを見ようとしたり、前の友達にしっかり着いていこうとする姿も見られました。

その一方で、前を見て歩けていない子は、ペースが遅くなってしまい、前の友達との間が空いてしまったり、前の友達にぶつかりそうになったり、列から離れてしまいそうになる子ども達もいました。

職員もその都度声を掛けていましたが、子ども達同士でも、「遅れてるよ!」「前、前!」と声を掛け合うことができていました。

歩道の白い線がなくなるところでは、車が近くを通るため、子ども達の表情も変わり、さらに集中力が高まります。

集中して歩きながらも、周りの自然物に目を向けたり、「ここ知ってるよ!」と景色を楽しんだりしていました。

 

 

今回は、30分ほどのコースだったため、いつもより歩く距離も長く途中で疲れたり、帰り着くと「ちょっと疲れたな〜」という声も多く聞こえてきました。

歩くことは、世界を広げてくれます。年中の子ども達にとっては、1年後、就学先の学校まで歩いて通学することこそ、ぐっと世界を広げることに繋がります。

ぜひ、ご家庭でも就学に向けてお子様と一緒に歩いてみてください。

 

 

文責:武石