子ども達の思いを大切に(年長組)

卒園式を今週末に控え、年長組の保育室では最終準備に取り組む子ども達の姿。入園してからの日々を振り返り、思い出話に花を咲かせつつ、飾り作りに励む姿も。

こんな卒園式にしたい!それぞれの思いを実現できるために、残された時間で楽しみながら準備に取り組みたいと考えています。別れの寂しさを抑え、最後まで笑顔で子ども達の思いにこたえられるように…子ども達の思いが伝わる卒園式に…。

 

 

飾り作り


2月後半から始まった飾り作り。飾りのイメージを共有しながら取り組み準備してきました。テラスにはこんな飾りをつけたい!輪っかならみんなで作れるよね!色はこんな色にしよう!と意見を出し合いながら決めたこともあり、意欲的に取り組む姿がありました。

出来上がったものを飾り始めると、それまで興味を示していなかった子ども達も、一緒に取り組む姿が…。いつも元気いっぱいの男の子たちも、ござに座り集中して丁寧に花紙を開く姿…どうしたら丸くなるんだろう…こんな風にしたらきれいになったよ!と互いに考え、伝えあいながら取り組んでいます。初めのうちは紙が破れてしまったり開きが中途半端だったりしていましたが、繰り返し丁寧に取り組む中で、とてもキレイに開けるようになりました。

花紙を開きながら自然と口ずさむ卒園式の歌…。「先生、年少組の時…」など思い出話をしながら作業がほほえましく思えました。

 

 

会場づくり


飾りが出来上がり、リズム室に飾りたい!という声が上がってきたので、リズム室を整えることに。

まずは、窓をきれいにしたいな…と話をしていると、僕もしたい!そんな声が上がってきたので、準備の一つとしてリズム室の掃除を活動の中に取り入れました。どれだけの子ども達が参加してくれるだろう…と様子を見ていると約半分の子ども達がやりたい!と手を挙げてくれました。

初日は、にじ、そら10人ずつと限定して実施。テラス側の窓を、新聞紙で使って丁寧に磨き、ピカピカになりました。まだまだの意欲は止まりません。「床も磨かなきゃ!あっちの窓もまだやっていない!」と一生懸命!

自分たちの卒園式、子ども達なりにしっかりと向き合っていること、会場作りも自分たちでやりたい!という思いが伝わってきました。

 

 

感謝の気持ちを伝えたい!


子ども達は今までお世話になった人たちに、ありがとうの気持ちを伝えよう!といろいろなアイディアを出し合いながら準備に励んでいます。

その一つが。どんな声で歌う?どんな気持ちで歌う?を考えながら、日に日に歌声もそろい、真剣に取り組む姿が見られます。みんなで声をそろえ、気持ちを一つにありがとうの気持ちを伝えることが出来たらと考えています。

また、今年度の卒園式はコロナ感染拡大防止の観点から短縮しなくてはならないことも多い為、何か工夫できないかと考えました。子ども達から上がったたくさんの歌いたい歌を一曲でも多くという考えから、入退場などの曲はすべて子ども達と一緒に録音したものを使用します。

 

 

いよいよ直前に迫った卒園式。準備をしながらこの1年、そして、子ども達と出会った入園の時の事、一緒に過ごした年少組での日々を思い出します。

56人一人一人の笑顔と夢中になる真剣な表情、幼かった表情の子ども達もすっかりお兄さんお姉さんになりました。

残り3日…そう思うと寂しさでいっぱいですが、一分一秒を大切に、卒園式を全員で元気に迎えることが出来るよう祈りたいと思います。

 

文責:田中