令和2年度避難訓練の振り返り

今年度、毎月1回取り組んできた避難訓練。毎回、行う中での課題点を職員全体で確認し合い、子ども達とも話をしながら時には「こんな時どうする?」と一緒に考え、子どもの安全を第一に努めてきました。

3月は今年度最後となる避難訓練でしたが、今までの取り組みの成果が発揮された訓練となりました。

 

 

3月は、給食室からの火災を想定した避難訓練を消防士の方の立ち合いのもと、行いました。

今回の事前指導の取り組みは、

以上児クラスでは、

『もし、地震が来たらどうする?』「机の下に隠れる。」「ダンゴムシポーズになる!」

『じゃ、火災が起きたらどうする?』「口に手を当てて逃げる」「先生の話をよく聞く!」

と、以前の「火事の訓練があるからこのようにするんだよ」という方法を知らせる伝え方から、子ども達がどこまで理解して行動できるのか問いかけて確認し合う事前指導へとステップアップし、訓練に参加していました。

 

 

避難訓練が始まり、火災が発生。「火事だー!」という声を聞いた職員が全体に知らせる為、非常ベルを鳴らします。

ベルが鳴ると子ども達は、職員の話をよく聞いて避難します。

子ども達は、職員の話や放送をよく聞いて、話し声もなく、口元に手を当てて速やかに避難することができていました。

そして、消防の方からお話しの中で、職員に向けて消火器の使い方や初期消火のやり方も教えていただき、正しい方法を確認できる良い機会となりました。

 

訓練後、消防車見学をさせていただけることになり、子ども達は目を輝かせて大喜び!

「これは何ですか?」「どんな時に使うんですか?」と積極的に質問する子ども達に消防士の方々が優しく分かりやすく教えてくださいました。

 

今回は、消防士の方から教えていただいた大事なことを一つお伝えしたいと思います。

 

火災が起きない為に子ども達ができる気をつけることとは?


『火遊びをしないこと』

①言葉の通り、火を使った遊びをしない。

②お家でお母さん達が料理の際に使うコンロの火をカチカチとつけたり消したりしない(つけっぱなしが火事のもと)

 

火事が起きない為に出来ること、大切なことを年少少クラスでお話しいただきました。

全体にもしっかりシェアし、来年度子ども達と話をする際に伝えていく機会も作りたいなと感じることでした。

その他にも子どもからは、「どうやったら消防士になれますか?」等、色々な質問がありました。

子どもにとっても火事が起きたらどんなに大変なのかを知るだけでなく、夢や希望を抱く貴重な時間になったことと思います。

 

 

 

最後に


消防の方から振り返りの際に

『職員の連携がしっかり図られており、子ども達の避難の仕方も上手だった。日々の訓練の成果が出ていた』というお言葉を頂きました。

今まで取り組んできたことがしっかり職員や子ども達の身になっていることを感じました。

 

今回、私自身はじめて防災・防犯の担当となり、火事や地震だけでなく、不審者侵入や竜巻、桜島大爆発等と様々な想定されるシチュエーションを考えました。

その中でどのように行動すべきか悩む事も沢山あり、その都度調べて、考えて、何度も話し合い職員に発信していきました。子ども達には分かりやすく、動画や写真を準備して考える時間を作っていきました。

常に『子どもの安全・子どもの命を守る』ことを第一に考え、同時に職員の命も守る事も考え、行動してきました。

今年度からこども園となり、0.1歳の子ども達もいます。

クラスから学年、学年から他学年と全職員がしっかり全体に目を向けて行動しなければなりません。

今回、お褒めの言葉をいただきましたが、課題点はまだまだ沢山あります。

訓練をしていても、もし実際に起きたとき、自分達はどのくらい動くことができるのか、常にリアルを考えて来年度も様々な事を考え、しっかり取り組んでいきたいと思います。

 

文責:若松