自分のことを話そう!相手の話を聞こう!~人との関わりを楽しむための『閉ざされた質問・開かれた質問』~

「何色が好き?」

私が3月に認定こども園に来て、初めて子ども達にした質問です。

みんなそれぞれ「赤!」「ピンク!」「黒!」と好きな色を教えてくれました。

中には「虹色!」と機転がきくこたえもあり、これからは私も真似させていただこう、と思ったことも覚えています。

 

 

私はよく質問をします。初日早々質問した程です。

皆さんも気になることは質問してすっきりしたいと思うのではないでしょうか。

 

では、子ども達はどうでしょう。

 

 

自分の主張が多い印象ですが、活動の中では、友達の作った作品に「何作ったの?」「どうやって作ったの?」と関心を示している姿があります。大人の介入は必要ですが、友達の発表にはきちんと耳を傾け、拍手を送っている姿が私の目にはしっかり残っています。

 

 

同様に、大人に対しても質問をしている姿をよく見かけます。子ども同士よりもよく見る光景かもしれません。

 

「これはどんな花なの?」「今日は何をして遊ぶの?」「先生、今日帽子が違うね!なんで?」

 

 

そして、私たちも子ども達にたくさん質問をします。

 

 

皆さんはどんな質問をしますか?

 

 

質問の仕方はひとつではありません。私がよく用いるのは「閉ざされた質問と開かれた質問」です。

ご存じの方も多いかもしれません。

 

閉ざされた質問とは、はい、いいえで答えられる質問や単語で答えられる質問のことを言います。

私が子どもたちにした「何色が好き?」は一言で答えられるため閉ざされた質問です。

 

一方で、開かれた質問とは一言では言い表せない質問のことを言います。子ども達が「赤!」と答えたのに対して、「赤色のどんなところが好き?」とすれば、これは開かれた質問です。

 

 

 

こども園の職員は、開かれた質問を子ども達によく投げかけています。

「今日は何が楽しかった?」「土日は何をして過ごしたの?」「どうしてこうなったと思う?」より深く子ども達の考えていることや思いを引き出すことができるためです。

 

場面によっては、閉ざされた質問をし、「はい」か「いいえ」のシンプルな答えを求めます。

 

 

こども園の職員が実践しているように、子ども達に様々な質問をして話を聞くことで、自分を知ってもらうって楽しい!と子ども達自身に思ってもらえるといいなと考えています。

加えて、相手(子どもでも大人でも)に興味を持ち、話をきく機会を得ることで、相手を知るって楽しい!と思ってもらえるといいなと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

繰り返しにはなりますが、

相手に「自分のことを話して」自分を知ってもらう楽しさを学び、質問することで「相手の話を聞き」相手を知る楽しさを学ぶ。

そして「人と関わるのって楽しいな!」そんな素敵な思いが輝く1年間をみんなと過ごしていきたいと思います。年中組での1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

 

最後に、「閉ざされた質問と開かれた質問」、ご家庭でもぜひ使ってみてくださいね。

 

文責:社会福祉士 新村