五感を使って(0歳児 れんげ組)

入園して早くもひと月半が経ちました。子ども達も保護者の方も少しずつ園生活のリズムに慣れていらっしゃったのではないでしょうか?

子ども達は、クラスの職員やれんげ組の友達、そして一緒に過ごすことのあるつくし組の子ども達や、職員の顔を覚えて笑顔を見せてくれるようになりました。

保育者に自分から抱っこをしてほしいと手を伸ばしてくる姿を見ると、『この人は安心だ』と感じてくれているようで嬉しくなります。

 

 

さて、先月のブログで『ケルンボール』について紹介しましたが、今回は伊佐先生に来ていただいて一緒に活動した『カラーボール』や『ママボール』についての様子をお伝えします。

➡先月のブログ『初めまして!』はこちら

 

 

伊佐先生の紹介


川内にある“ほるぷキッズパーク”で、和久式の童具(積み木など、様々な種類があります。以上児の子ども達は普段から遊んで親しんでいます。積み木遊びなど、こども園等の職員に研修をしてくださる方です。

ママボールやケルンボール、カラーボールは童具の中の一つの遊具です。

 

 

ママボール


お母さんのおっぱいみたいに柔らかいママボール。体に当たっても痛くありません。

保育者が頭上から滝のようにボールを落とすと不思議そうに見て転がる様子を目で追っています。自分の近くを転がっていくママボールを見ているうちに、掴もうとしたり追いかけたりしはじめ、自発的に遊びが広がっていきます。

掴んだママボールを口に持っていく子どももいます。この時期は何でも口に入れて感覚を学び、どんなものかを一通り確かめているのです。

 

活動の途中で、大きなタライが登場!!突然の大きなタライに子ども達は驚いていました。

れんげ組の子ども達は、初めて見る物には興味はあってもなかなか近づきません。つくし組の子ども達が動き出し始める姿を見て、真似て動き出します。「これは何かな?」と考えているようです。

 

ママボールをタライに集めて、ボールのお風呂ができました。つくし組の子ども達はすぐさま入ろうとします。

れんげ組の子ども達は、興味はあるものの様子を見てしばらくしてから「やってみたい」と思い入っていく子どももいました。保育者は、積極的には誘いません。子どもたちが、見て・聞いて・触って、自分から「面白そう」「やりたい!」と自発的に思い、行動することを待っています。自分からやりたい!と思って活動すると、興味が長く続いたり、探究心が出てきたりして、その積み重ねが子ども達の心の栄養になります。

 

 

カラーボール


れんげ組の大好きな、木製の優しい色合いのボールです。転がる音や木と木のぶつかり合う音が心地よく気に入っています。

みんなで座って輪になり、カラーボールを転がします。転がる音、ぶつかり合う音、落ちる音など耳で聴いて反応したり(聴覚)、カラフルな色を目で追いかけ(視覚)たりしていました。しばらくじっと様子を見ていた子ども達も、だんだん手を伸ばして掴んだり(触覚)、掴んだものを口に入れて確かめようとしたり、ずり這いやハイハイで追いかけたりしていました。

 

 

このように、子ども達は視覚、触覚、聴覚、味覚、嗅覚の5つの感覚の五感を使って遊んでいます。

生まれたばかりの頃の五感は未熟ですが、日常の生活で様々な刺激を受けることによって徐々に発達し、鋭い感覚が養われていきます。

れんげ組でも保育の中に五感を刺激できるような感覚遊びをたくさん取り入れていきたいと思います。

 

文責:福元