どうやったら勝てるかな?〜リズム競技〜(年長)

いよいよ運動会が近づいてきました。ご家庭でも運動会の活動の様子を話している子ども達もいらっしゃるのではないかと思います。

先日は運動会の縄跳び競技の紹介をしましたが、種目を考える時に一貫して話をしてきた事は『身体を動かす事はどんな事だろう?』ということです。何度も何度もクラスや年長全体に問いかけ、話し合ってきましたが、その中で子ども達の一番身近にあった『身体を動かす』事で思いついたのが、『縄跳び』と『リズム』でした。

 

 

どうやったら勝てるかな?


日頃から『リズム』を保育の中に取り入れていますが、特にこの年長の子ども達はリズムが大好きです!

『さて、今から何しようかな?』とつぶやくと、「リズムがしたい!」と間髪入れずに、返事が返ってきます。

ピアノに合わせて、つま先を使った動き、走る、ジャンプするなど、様々な動きが身体の軸もブレずにできるようになってきています。そして何より、とても楽しんで取り組んでいます。

リズムについてはこちらのブログをご覧ください。

そのような経緯があり、身体を動かす事って身近にある事を思いついた子ども達は、リズムを使った種目を考えることになりました。

 

 

①どうやってする?


リズムには「どんぐり」「かめ」「とんぼ」等、様々な動きがあります。

まずはやってみたい動きをしながらかけっこ方式で個人競走したり、何チームかに分かれてリレー形式で行ったりしてみました。何度か行ううちに芽生えたのは、「ゆっくりキチンとするのをみせたいのか」それとも「競争して勝ち負けを決めるのか」という事です。

 

しばらく考えた結果、

『競争して、勝ち負けを決める!』と決まりました。

そうすると、『一人ずつする?それともチーム?』

『どうやって分かれる?』

『どういう順番にする?』

『どんな動きにする?』

等という話が盛り上がってきます。

 

競争すると決めてから、どうやったら勝てるのか?!という疑問がでてきました。

その度にどうしたら勝てるのかを話し合っていきながら、グループで話し合って決めたり、みんなの前で意見を言ったりと、自分が出たいと思ったこの競技に、積極的に取り組む姿が見られるようになりました。

 

 

②やってみてどうだった? 次はどうする?


グループごとに決めた順番や動きで、何度か競争をしてみました。

競争なので、どうしても順位が決まってきます。『勝ちたい!一番になりたい!』と思っていても、思いだけでは一番になれない事に気づいた子ども達は、またその都度考え、順番を変えてみたり、動きを変えてみたりと一番になるために、子ども達なりに一生懸命試行錯誤しながら活動することができるようになりました。

 

 

子ども達の取り組む姿から

このように①と②の様子から、子ども達は自然に、私達が日頃から意図的に取り組んでいるPDCAサイクル方式を実践できているのだなと思いました。

 

PDCAサイクルとは、

P→PLAN (企画)  D→DO(実行)  C→CHECK(評価)  A→ACTION(改善) です。

 

『やってみたけど、できなかった。しょうがない。』ではなく、

『やってみたけど、うまくいかなかった。 じゃあどうしたらいいのか、こうしてみよう。』という成り立ちです。

子ども達は『勝ちたい!』という目標があるからこそ、このPDCAサイクルをうまく使い、実践できているのだなと、子ども達の活動の様子を見ながら感じています。

 

運動会本番でどのチームが勝つかは分かりませんが、子ども達は『勝ちたい』という気持ちを持って、この競技に参加すると思います。この競技の過程を知り、熱い熱い応援をいただければと思っています!

運動会が楽しみですね!

 

文責:桑元