田植えにいきました(年長組5歳児)

6月16日、年長組で田植えに出かけました。

雨が心配される中でしたが、小雨の中、子ども達はバスで待機しながら田植えを経験しました。

 

田植えの目的は?

  • お米の生長を学び、田植えを経験することで食物を頂く有難さを感じる。
  • 田園風景を五感で感じ、感じたことを言葉で表現しようとする。

というねらいを持って、今回の活動を計画しました。

 

 

稲って何?

いきなり田植えに行っても、子ども達は何でこの活動を行っているのか、分かりません。

子ども達が主体的に考えたり、実際に取り組んだりして田植えに関わることができるよう、運動会終了後から”米”について話をし、コーナーを作り、子ども自らが興味を持つことが出来るような活動を取り入れました。

 

 

籾を植えてみよう

年少・年中組での経験から、種を植えると植物が育つことに気付いている子ども達。

子ども達にとって、命が連鎖していることを容易に想像できたのが、“花が咲き、種がとれ、それを植えるとまた花が咲く”を見て経験している《ひまわり》でした。

それを米に置き換え、もみつきの米を水に浸し、栽培をはじめました。稲が出るのはまだかまだかと楽しみにしながら育てています。

 

田植えに行こう!

いよいよ田植えの日。

田園風景を五感で感じ、苗を握って田植えのチャレンジです。

泥の感覚を嫌がる子、泥に足を取られて転ぶ子、初めての経験にワクワクした表情の子。ひとりひとり心の中で色々なことを感じたことでしょう。

 

 

田植えに行ってみてどうだった?

開口一番子どもが発した言葉は、「気持ちが悪かった。」「雨の中行くのが嫌だった。」という感想です。

実に子どもらしい感性です。楽しかったことだけでなく。負の感情も伝えられることは素晴らしい事ですね。

その反面、「たのしかった」「泥に入るのが気持ちよかった」「田んぼが綺麗だった」という思いも教えてくれました。

 

小雨決行の中で

雨だと行かないだろうと思われる方も多かったのではないでしょうか。畑作業にとって、雨は恵の雨です。

風邪をひくかもしれない…、子どもたちが濡れるのでは…と私たちも心配しましたが、雨の中でしか学べない風景もありました。

合羽を着て耕運機を動かしている方、畑の周りで整備をしている方。

「気持ちが悪かった」といった子も、このように雨の中育てている人がいることを振り返ると、こういう人たちがいてくれるからご飯が食べられる…。と、しみじみ感じていました。

 

楽しかっただけの経験?

今回の経験を年長組職員では”食に対する興味””持続可能なSDGs”の視点で活動を広げていけるよう、取り組み始めています。

机上の学問ではなく、経験から感性豊かな学びを育んで欲しいと願いながら、今回の活動がどのように発展していくのか見守っていきたいと思います。

年長組テラスでは子ども達が興味を持っているもの、保育者が興味を持って欲しいと願っているものを展示・準備しています。子ども一人ひとりの発見・ひらめきを大切に今後も連続した保育を展開していきます。

 

 

文責:水之浦