子どもの育ち(3歳児 年少組)

4月から年少組がスタートし、あっという間に1学期を終えようとしています。

初めは新しい環境に不安や寂しさを感じる子どももいましたが、少しずつ園生活に慣れ、出来るようになったことも増えてきました。遊びの中での発見も多く、遊びの幅にも広がりを見せ、様々な体験や経験から自信をつけてきている子ども達です。

この一学期での子ども達の育ちや変化を幼児期の終わりまでに育ってほしい【10の姿】をもとにお伝えしていきたいと思います。

 

 

自分でできるようになったよ!


朝の身支度、着脱、帰りの準備など、身の回りの事も保育者と一緒に行っていたことが、今では『自分でやってみよう!』とする姿から保育者の見守りの下、自分で出来る様になってきています。

『できた!』ことが自信となり、他者の指示通りに行動するのではなく、自ら考え、主体性と自信をもって取り組む子どもの姿のことを示す【自立心】に繋がっています。

 

 

のはら園での興味・関心から


以前のブログでお伝えしたこともありますが、のはら園で遊ぶことが大好きな子ども達。

『のはら園って何があるの?』と走り回って探検することを楽しんでいた子ども達も、担任の自然に興味を持って欲しいという意図を持った取り組みや、小さな小さなアリとの出会いをきっかけに地面や草花に目を向けて、今では、生き物や虫探しの名人になっている子どもも沢山います。

また、バラを観察したことをきっかけに『花を育ててみたい』という気持ちを抱き、ひまわりや野菜を植える体験も行いました。

現在、観察をして

「ひまわりの芽がでたよ!」

「大きくなってきたー!」

「野菜ができてるよー。何か作る?」

と子ども達からの声が聞こえてきます。

身近な自然に興味を持ったり、遊びの中で生き物や植物とふれ合ったりする実体験を通して『自然とのかかわり・生命尊重』が育まれてきているところです。

 

 

友だちに興味を持つ


まずは一人遊びを存分に楽しむ時期であり、好きな遊びを見つけてそれぞれが目の前の遊びを思い思いに楽しんでいます。

ふと隣を見ると友だちがいて自分と違う遊びをしていることに気づくと興味を持ち始め、遊びを通して『自分』とは違う『他者』がいることを知り始めます。

そして友だちとの関わりの中で『自分』と『相手』の存在に気付き、自分中心の世界から友だちと折り合いをつけて遊ぶ姿へと変わってきています。こうしていきながら互いの思いや考えを分かち合えるようになり『協同性』へと繋がっていく第一歩となります。

5月の出来事で、クラスで覚えたわらべうたを園庭で友だちと一緒に楽しむ姿が見られました。遊びを通して、友だちとの輪が広がってきています。

 

 

上記以外にも、一学期にはリズムや運動遊び、クッキングの経験や行事を通した体験、泥や水や新聞紙遊び等の感覚遊び等と様々な遊びを体験・経験しています。

そこからの気付きや発見、できるようになったことも沢山あります。

こうして子ども達は何かをきっかけに遊びの幅や友だちの輪が広がり、『できた!』『嬉しい』『楽しい!』『もっとやってみたい!』という気持ちを抱き、キラキラ輝くその思いが子どもの育ちへと繋がっていきます。

私達はこの一学期の経験を充分に活かしていきながら、これからも子ども達の小さな気付きや発見、興味・関心をしっかりキャッチし、これから先を見据えて『今の子ども達に何を身につけてほしいのか』という視点を持った上で【やってみたい!】気持ちに寄り添い、子どもの育ちを見守り、認め、関わっていきたいと思います。

今後は、子ども達の『考える力』を身につけていけるよう、話し合いの場を少しずつ増やしていき、どんなことをしたいのか、子どもと一緒に遊びを考えていける機会を作っていきます。

 

文責:若松