小麦粉粘土で遊ぼう!(4歳児 年中こすもす組)

子ども達はどんな反応をするだろう。ワクワクを引き出したいな…と、ワクワクしながら準備した小麦粉粘土。

いざやってみると、保育者を超える”ワクワク”を見せる子ども達でした。

楽しそうな表情に加えて、楽しいことをする前の子ども達の話を聞く姿は真剣そのもの。

楽しむために、話を聞くことの大切さを学んだこすもす組です。

 

 

 

まずは、小麦粉を触ってみよう!


タライに小麦粉を入れると、早速触ってみる子ども達。

「サラサラする」「柔らかいね」「手が白くなった」と様々な感想が飛び交う時間。中には「いいにおいがするよ」と匂いに気が付く子もいました。

小麦粉のパッケージにケーキの写真があるのを見て「美味しそう」という声も。子ども達の想像力にはいつも驚きます。

 

 

 

小麦粉そのものの感触をたっぷり感じた後、水を少しずつ入れていきました。

「うわあ~~」という声が。見ると、手にベッタリくっつく粉に葛藤している姿がありました。初めての感触に何とも言えない表情を見せる子ども達。

慣れてくると、少しずつ楽しむ姿が。最初は葛藤していた子どもも、友達の楽しむ姿に影響を受け、次第に感触を楽しむ姿がありました。

子ども同士の影響力、友達がしている事をしてみたいという意欲が感じとれた場面でした。

 

 

粘土にするにはどうしたらいいの?


考える時間はたっぷり。「タライに、水と小麦粉が入っている。でも粘土ってこんなんじゃない。」と気付き始めた子ども達。

見ていると、水っぽい部分に粉を入れ併せ、水っぽさをなくそうとしている姿が。

考え、実行し、どうなるか。繰り返していく中で徐々に粘土の形になっていきます。

徐々に変化する、加えて変化が分かりやすい小麦粉粘土は、視覚、触覚、聴覚、嗅覚、において様々な変化を体験することができます。

子ども達は五感を使おうと意識しているわけではありませんが、全身を使って物体の変化を感じ、それらの変化を楽しむ事が出来ます。

「考える事=楽しむ事が出来る」と感じてくれたら、気付いてくれたら良いな、そんな思いも込めながら取り組んだ小麦粉粘土は大成功に終わったと思います。

 

 

 

完成した粘土で遊ぼう♪


粘土が完成!で終わりではありません。完成した粘土は良く伸びるし、色々な形を作ることができます。

子ども達は思い思いに丸めてみたり、伸ばして比べてみたり、薄く広げてみたり。指先の力、手のひらの力、手の甲の力、『手』とは言っても、使う部分で力の入れ方は異なってきます。

私も子ども達と一緒にやってみたのですが、体験しないと分からない面白さがありました。『体験して学ぶ』環境作りの大切さを改めて感じたところでした。

 

 

 

 

さて、1学期もあっという間に終わり、夏休みに入りました。

こすもす組で過ごした1学期。子ども達はたくさんの「楽しかった事」「思い出に残っている事」を教えてくれました。

 

たくさんの体験をした子ども達。夏休み中にも新たな「したい」が芽生えてくるかもしれません。

子どもの視点や発見には驚くものが沢山。子ども達に教えてもらおう、と、子どもの立場になるのもたまにはいいかもしれませんね。

 

 

文責:社会福祉士 新村