「~したい」の持つ力(0歳児 れんげ組)

5月になり、子どもたちの様子も4月の頃に比べると大きく変わりました。

最初は保育者に緊張したり、警戒したりしていた子どもたちもすっかり慣れたようで、

今では保育者を後追いするほど、安心してくれている姿があり、嬉しく思います。

 

見守りと励まし


子どもたちが園で過ごす中で、大事にしてほしい気持ちがあります。

それは、「~したい」という意欲ややる気です。

これは、「食べたい」「動きたい」「触りたい」「あっちに行きたい」という、生理的な欲求も含まれます。

 

乳児期の子どもは、自分で自分の事をするというのはほぼ不可能です。

大人の手伝いが必要になります。

しかし、つい、大人が手伝いすぎてしまうことがあります。

ご飯も介助スプーンで口に運べば食べてくれるし、おもちゃを渡せば、それで遊んでくれます。

しかし、それでは、自分から「やってみよう」という気持ちは起こりにくくなってしまうのではないかと感じています。

 

そこで園では、保育者の見守りの中で、子どもたちが離乳食を食べる際には、自分から手づかみ食べが出来るよう、子どもたちの目の前に食べ物の入ったお皿を置いたり、遊ぶ時は、わざとおもちゃを少し離れた場所に置き、自分から手を伸ばしたり、ずりばいや四つ這いで取りに行こうとする姿を引き出すようにしています。

 

その見守りの中で、「見ているよ」「頑張って」「あともう少しで届くよ~!」「自分で食べられたね」という励ましの声かけは、忘れずにしています。

子どもが安心して主体的に動き出せるように私たちもあたたかい声かけをしています。

 

生きていく力に繋がります


やってみたいという意欲や、やる気は、その後の学びのきっかけになると言われ、また同じように、生きていく力に繋がります。

 

子どもたちの遊びを例にします。

仰向けで寝転がっている時に、自分の頭上で友達が遊んでいる声が聞こえます。

それを見たいと思ったとき、仰向けの体勢から寝返りたいと思うはずです。

そして、どうしたら寝返ることができるか考え、体を動かします。

この一連の流れのなかで、意欲が行動を引き起こし、考えるきっかけに繋がっていくことがわかると思います。

 

 

「一緒に頑張ろう!」がモットーです!


子ども一人ひとりの表現を受容していきながら、自分から「動きたい」「やってみたい」と思う環境作りを私たちが作っていきたいと考えています。

子どもと一緒に頑張っていきたいという気持ちです。子どものやる気を引き出していけるような、関わり方の工夫を園とご家庭と一緒に考えていけたらと思います。

いつでもお声掛けください。

文責:中村