梅シロップをつくろう!(4歳児 年中 こすもす組)

6月になり、こども園に梅が届きました。リズム室前に置いてある梅に子どもたちは興味津々!

梅しごとをしたい!という思いがぐっと高まっていました。今日は子どもたちが楽しみにしていた梅しごとのお話です。

 

 

梅でなにを作る?

「梅しごとでなにを作りたい?」

保育者の問いかけに

・梅シロップ

・梅干し

・梅ゼリー

・梅ジャム   などなど

子どもたちのやってみたい!がたくさん聞こえてきました。

 

年少組で梅シロップを作った経験がある子どもたち。そのときの経験を思い出し、「梅ジュースおいしかったね。」「また作りたいな。」「梅を使って甘いものを作りたい。」という思いから梅シロップを作ることに決まりました。

 

梅シロップを作ろう!

朝、お部屋に入ると青梅が!

「梅しごとだ!」と大喜びで手を洗い、準備をしました。

冷凍した梅を使うと、カビが生えにくく、出来上がりも早く、おいしい梅シロップができるという給食室からの情報をもとに、今回は、2日に分けて梅シロップ作りを行いました。

 

まずは、一つずつ手に取り梅の感触や香りを楽しみます。ふわふわ、さらさら、つるつる、と思い思いに言葉で感触を表現していました。かたい、やわらかいと反対の言葉も出てきました。五感を使い、思ったことを伝え合います。

「甘くていい匂い」と何度も梅を鼻に近づけて香りも楽しみました。「梅の匂いがするよ」と梅が入っていたボウルに顔を近づけている子もいましたよ。

触れて嗅いで、梅を存分に楽しむと、いよいよ梅シロップ作りのスタートです。

梅のへたを爪楊枝を使い外していきます。子どもたちも真剣な表情。手先を器用に使い、1㎏の梅があっという間になくなりました。

 

次に、梅を一つずつ丁寧に洗い、水気を拭き取ります。梅を傷つけないように優しく優しく拭き取りました。

ここで1日目は終了。子どもたちと給食室に持っていき、「梅を冷やして(冷凍して)ください!」とお願いしました。

 

 

2日目。朝から、梅シロップは?とそわそわしている子どもたち。ビンときび糖、カチコチに凍った梅が運ばれてくると、自然とそこに集まってきました。

まず、冷凍した梅を袋の上から触ってみました。冷たくて気持ちいいと笑顔が溢れました。

 

梅シロップの材料を確認すると、「梅と砂糖と、あれ、水は?」と水という言葉もでてきました。確かに、できあがった梅シロップはさらさらとした液体です。

「梅シロップに水は入れないよ。」と教えてくれる子もいましたが、なんで水が入っていないのにシロップができるのだろうと不思議そうな表情。

こんな時、保育者はあえてすぐに答えを教えたり、否定したりすることはありません。

この「なんでだろう?」「不思議だな」という感覚がこどもの学びや興味のきっかけになります。

保育者が「なんでだろうね」と問いかけると、

「(きび糖が)コーラに入ってる砂糖みたいな色だからジュースになる」

「砂糖が暑くて溶ける」

「凍った梅が溶ける」

と本当に様々な考えが出てきました。なんとも面白い発想ですね。

 

材料を確認すると、ビンに梅ときび糖を交互に入れていきます。こどもたちも「梅、砂糖、梅、砂糖・・・」と口ずさみながら見守ります。

そうこうしていると、ビンは梅ときび糖でいっぱいになりました。

しばらく保育室に置いておくと、子どもたちは何度も観察し、友達と梅シロップの変化を伝え合っています。

次の日には、砂糖が溶けてきて少しかさが減っていました。できあがりが楽しみです。

 

今後も、子どもたちと一緒に、その時期ならではの食の活動を楽しんでいきたいと思います。

 

文責:今村