避難訓練(桜島噴火による地震)

 7月11日(月)に桜島噴火による中度地震を想定した避難訓練を実施しました。

24日(日)の夜、噴火警戒レベル4から5に引き上げられ、全国放送でも取り上げられています。訓練を通して、こどもたちと一緒に、身近にある桜島について考える時間を持ちました。

 

桜島大噴火をご存知でしょうか。


1914年(大正3年)に桜島が大噴火をしました。大量の火山灰が噴出して麓の集落が埋まり、山腹から流れ出た溶岩は2方向に向かって海に達しました。そのうちの東側の溶岩流は対岸にまで届き、それまで鹿児島湾の中の島であった桜島は大隅半島と陸続きになりました。噴火の始まった日の1月12日にはマグニチュード7の地震が起こり、鹿児島市を中心に建物の損壊と死者が出ています。噴火と地震による被害は死者58人、全壊家屋120戸、その他農作物の被害があった。

(国立博物館地震資料室より引用)

 

子どもたちに「桜島大噴火」について伝えると知らない子ども達が半数。私自身、知ってはいるもの体験したことのない出来事、なかなかイメージが湧きにくいですよね。

その為、職員や年長児の子どもたちを中心に、参考動画を視聴後、避難訓練を実施しました。

知る・備える・行動する”桜島の大規模噴火”~その時、あなたはどう動く?~」https://www.youtube.com/watch?v=TOVCFHXSmZM

 

 

中度地震ってどのくらい?


中度地震とは「おおよそ震度5強の揺れ」・・・棚から物が落ちてきて、立ってはいられない。固定していない家具が落ちてくるとありました。

今回の避難訓練では、まずは頭を守るような行動、通称ダンゴムシポーズの体制をとったり身近なもので子ども達の身を守れるようマットやゴザを覆いかぶせるような避難体制をとしました。

 

引用:気象庁 https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/index.html

桜島トップシティ構想


鹿児島市街地まで影響があるほどの大噴火が起きた際、「どのタイミングで、どこに避難したらいいのか」ということが鹿児島市危機管理官のサイトに記載されています。

 

①鹿児島市街地方面への風向き、噴火警戒レベル5発生時等→鹿児島市街地住民避難指示発令!

吉野地域(北部、中央)→阿久根市、出水市、さつま町、伊佐市、湧水町、長島町方面へ避難

 

鹿児島地方気象台や大隅河川国道事務所、鹿児島県等、桜島火山防災連絡会(5者会)を構成し、2ヶ月に1度か火山活動に関する情報共有と意見交換会をおこなっているため、桜島に関する研究も日々進歩しているといえます!

 

詳細はこちらからご確認ください↓

引用:http://www.city.kagoshima.lg.jp/kenkofukushi/chouju/shidoukansa/kenko/fukushi/kansa/documents/9-9sakurajimadaikibohunkajinohinantaisaku.pdf

 

桜島噴火の予兆


桜島が噴火がいつ大噴火するのか…と不安に思う方もいらっしゃるかと思いますがご安心ください!

大噴火が引き起こされる前には必ず前兆現象があります。

噴火の規模が大きければ大きいほど前兆現象も大きいので、大噴火が起きそうなときには予想ができます。

一方、噴火の規模が小さければ前兆現象も小さいのですが、現在繰り返されている桜島の小規模な噴火であっても、かなりの確率で噴火が予想できており、世界トップレベルの火山観測体制が整っているといわれています。

 

①1カ月前くらいから微動、小さな地震が続く。

②ズーンといった地響きが聞こえる。

③川が濁り始める。

④地面に亀裂が入り始める。

 

このように、私たちでも「あれ?何かおかしいな?」と気付くようなサインを火山は出すと言われています。「災害が起きたらどのように対応するか」ということも、もちろん大切ですが「災害が起きる前のサイン(予兆)」について知っておくといいかもしれませんね!

 

是非ご家庭でも、もしも”に備えた難場所や、避難グッズについて話題に挙げて頂けたら嬉しいです。

 

文責:武田