さつま揚げプロジェクト

先週の給食でさつま揚げが出た日のことでした。

にじ組での「さつま揚げおいしい!」の言葉から、担任が何気なく出した「さつま揚げは何でできているでしょうか?」というクイズに、ほとんどの子どもたちは、その名前の響きから「さつまいも!」と答えました。「正解は魚です!」と教えるも、魚の原形のないさつま揚げに、「ほんとに…?」「魚をどうやったらさつま揚げになるの?」といまいちピンと来てない様子の子ども達。せっかくなのでそこから少し深めてみました。教師「さつま揚げの作り方、誰なら知っているかな?」子どもたち「〇〇くん!(にじ組の生き物に詳しい男の子)」「僕知らないよ!」「作った人は知ってるかも」教師「じゃあ、このさつま揚げを作ったのは誰?」子どもたち「給食の先生!」「給食の先生に聞いてみる?」(思考力)(言葉による伝えあい)

ということで、栄養士の今屋先生のところに聞きに行ってみました。

我こそは、という子どもたちと一緒に今屋先生のところへ。子どもたちとの給食の時間のやり取りも伝えていたため、作り方や材料がイメージしやすいように動画を見ながら説明してくれました。事前ににじ組のみんなで話し合って決めた「何の魚を使うの?」「どうやって作るの?」という質問もきちんと聞くことができました。

保育室に戻り、子どもたちみんなで教えあいました。「魚はなんでもいいけど白身魚をよく使うんだって」「作り方は、魚を機械でつぶしてしょうゆやしょうがを入れて、ゴボウを入れてスプーンで丸めながら揚げてたよ」と、知ってきたことを言葉で伝えていました。(言葉による伝えあい)

 

その後、「白身魚って何の魚?」という話になりましたが、知っている子どもはいませんでした。答えを教えるのは簡単ですが、あえて「どうやったら白身魚について知ることができそう?」と問いかけたところ、

①さかなクンに聞く

②水族館のお姉さんに聞く

③漁師さんに聞く

④図鑑で調べる(文字への興味)

⑤魚屋さんに聞きに行く(社会生活とのかかわり)

⑥アイパッド(パソコン)で調べる(ITの活用)

という案が出ました。(思考力の芽生え)すべて子どもたちなりに疑問を解決する方法を一生懸命考えた調べる方法です。そこで、自分が調べたい方法ごとに分かれ、グループを作って協力し、それぞれ疑問を追求することになりました。(共同性)

後日、グループごとに質問や調べる内容をいくつか決めることができました。「お母さんが白身魚の種類でさつま揚げの味が変わるかもって言ってた」「ちりめんじゃこって白身魚?」とさらに興味や関心は広がっていました。

これから少しずつグループごとにそれぞれの方法でしらべていきたいと思います。小さなことにも興味をもち、それを追求したり考えたり試したりすることを楽しむ子どもたち。興味のあることへの話し合いや取り組みへの集中力、活動の活発さには本当に目を見張るものがあります。

「お父さんに聞いてみる!」「おじいちゃんなら知ってるかも!」とご家庭で話をしてきてくれた子どもたちもいました。ご家庭で子どもたちの話を受け止め、一緒に考えたり調べたりしてくださることで、子どもたちの興味や学び、好奇心がさらに刺激を受けて深まる様子が見られます。園での事を家庭で話して保護者の方と共有する、さらに家庭でのやり取りや調べたことを園で友達や先生に話す。そこにも、『言葉による伝えあい』が生まれています。

これから子どもたちの活動がどうなっていくのか、続きはまたお伝えいたしますね。今後の更新もお楽しみに!