避難訓練(桜島噴火による地震)

 7月11日(月)に桜島噴火による中度地震を想定した避難訓練を実施しました。

24日(日)の夜、噴火警戒レベル4から5に引き上げられ、全国放送でも取り上げられています。訓練を通して、こどもたちと一緒に、身近にある桜島について考える時間を持ちました。

 

桜島大噴火をご存知でしょうか。


1914年(大正3年)に桜島が大噴火をしました。大量の火山灰が噴出して麓の集落が埋まり、山腹から流れ出た溶岩は2方向に向かって海に達しました。そのうちの東側の溶岩流は対岸にまで届き、それまで鹿児島湾の中の島であった桜島は大隅半島と陸続きになりました。噴火の始まった日の1月12日にはマグニチュード7の地震が起こり、鹿児島市を中心に建物の損壊と死者が出ています。噴火と地震による被害は死者58人、全壊家屋120戸、その他農作物の被害があった。

(国立博物館地震資料室より引用)

 

子どもたちに「桜島大噴火」について伝えると知らない子ども達が半数。私自身、知ってはいるもの体験したことのない出来事、なかなかイメージが湧きにくいですよね。

その為、職員や年長児の子どもたちを中心に、参考動画を視聴後、避難訓練を実施しました。

知る・備える・行動する”桜島の大規模噴火”~その時、あなたはどう動く?~」https://www.youtube.com/watch?v=TOVCFHXSmZM

 

 

中度地震ってどのくらい?


中度地震とは「おおよそ震度5強の揺れ」・・・棚から物が落ちてきて、立ってはいられない。固定していない家具が落ちてくるとありました。

今回の避難訓練では、まずは頭を守るような行動、通称ダンゴムシポーズの体制をとったり身近なもので子ども達の身を守れるようマットやゴザを覆いかぶせるような避難体制をとしました。

 

引用:気象庁 https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/index.html

桜島トップシティ構想


鹿児島市街地まで影響があるほどの大噴火が起きた際、「どのタイミングで、どこに避難したらいいのか」ということが鹿児島市危機管理官のサイトに記載されています。

 

①鹿児島市街地方面への風向き、噴火警戒レベル5発生時等→鹿児島市街地住民避難指示発令!

吉野地域(北部、中央)→阿久根市、出水市、さつま町、伊佐市、湧水町、長島町方面へ避難

 

鹿児島地方気象台や大隅河川国道事務所、鹿児島県等、桜島火山防災連絡会(5者会)を構成し、2ヶ月に1度か火山活動に関する情報共有と意見交換会をおこなっているため、桜島に関する研究も日々進歩しているといえます!

 

詳細はこちらからご確認ください↓

引用:http://www.city.kagoshima.lg.jp/kenkofukushi/chouju/shidoukansa/kenko/fukushi/kansa/documents/9-9sakurajimadaikibohunkajinohinantaisaku.pdf

 

桜島噴火の予兆


桜島が噴火がいつ大噴火するのか…と不安に思う方もいらっしゃるかと思いますがご安心ください!

大噴火が引き起こされる前には必ず前兆現象があります。

噴火の規模が大きければ大きいほど前兆現象も大きいので、大噴火が起きそうなときには予想ができます。

一方、噴火の規模が小さければ前兆現象も小さいのですが、現在繰り返されている桜島の小規模な噴火であっても、かなりの確率で噴火が予想できており、世界トップレベルの火山観測体制が整っているといわれています。

 

①1カ月前くらいから微動、小さな地震が続く。

②ズーンといった地響きが聞こえる。

③川が濁り始める。

④地面に亀裂が入り始める。

 

このように、私たちでも「あれ?何かおかしいな?」と気付くようなサインを火山は出すと言われています。「災害が起きたらどのように対応するか」ということも、もちろん大切ですが「災害が起きる前のサイン(予兆)」について知っておくといいかもしれませんね!

 

是非ご家庭でも、もしも”に備えた難場所や、避難グッズについて話題に挙げて頂けたら嬉しいです。

 

文責:武田

 

 

 

0・1歳児だより   子どもの命を守るため~園で取り組んでいること②

前回のブログでは、乳幼児突然死症候群(SIDS)と水遊び事故のリスクについてお伝えしました。

今回は、誤嚥(窒息)のリスクについてお伝えします。

 

 

誤嚥窒息のリスクとは…

日本全体では、年間50人前後の小さな子どもが誤嚥窒息で亡くなっているそうです。

保育施設においても、残念ながら年に数人が亡くなっています。たとえ助かった場合でも、多くは脳障害が残ると言われています。

 

ご家庭でも、子どもが遊んでいる際に、小さな玩具や部品、石ころなどを口の中に入れたり食事の際に、よく噛み切れずむせてしまうなどヒヤリとした経験はございませんか?

私は、子どもが幼い時、肉を噛みきれないまま飲み込み詰まらせかけたり、海苔が、口蓋垂(喉ちんこ)に貼り付き、慌てて指を入れて掻き出したりなどのヒヤリとした経験があります。

 

また、以前勤めていた保育施設では、マカロニサラダに入っていた1センチ角のベーコンが口蓋垂に張り付いたことがありました。幸い背部叩打法で取り出すことができ大事には至らず、食事中に潜む危険性を身をもって感じました。

 

詰まりかけは、いつでもどこでもでも起こりうる事なのです。

詰まった物を、運良く取り出せたから大事に至りませんでしたが、運悪く取り出す事が出来なかったらと思うと… とても怖いですよね。

園で、起こりうる「子どもの命を奪う可能性があること」として予見し、深刻な事態を回避しなければなりません。

 

誤嚥窒息への園の取り組み

①食事中の子どもの様子や咀嚼の状態をよく見る。

②押し込み食べにならないよう、給食室と連携を図り「一口サイズ」が分かるような形態にしたり、食事介助を工夫したりする。

③口内に、食べ物を入れたまま動きまわらないよう見守る。(口の中が空っぽか確認)

④食べている途中、眠くなったら食事をやめる。(睡眠を優先し、あとから食べる)

⑤水分で口の中を潤してから、食事をする。

⑥玩具の大きさに気をつける。(直径4センチ未満の物は危険!トイレットペーパーの芯を通るものが危ないと言われています)

⑦室内の環境をチェックする。(小さな紙切れ、糸くずは落ちていないか)

 

保育中は、勿論ですが、職員は、園内でヒヤリハットを報告し、全職員が情報共有し課題の改善に取り組んでいます。また、救命救急の研修を職員全員が受講することで、もしもの時に備えて心肺蘇生法やAEDを使えるよう学んでいます。

子どもの命を預かる施設で働く者の1人として重大事故へのリスクを軽減できるよう、研修や課題改善を重ね、「大丈夫!」ではなく「こんなことがあるかもしれない!」の意識で保育に取り組んでいます。

 

特に、0.1歳の子どもは、何でも口に運んで、そのものを舌で感じて確かめる行動があります。0.1歳児にとってはとても大切な行動です。

子どもが大好きな食べる時間や遊びの時間は、誤嚥窒息の危険がたくさんあります。そのため、職員は他の時間以上に注意を払って、子どもの様子や口元の動きに気をつけて見守りをしています。

特に食事の時間は、食べる事が嬉しくて、噛まずに口いっぱいに頬張ってしまう子どももいるので、一口サイズにカットしよく噛んで飲み込んでから、次を食べるよう声をかけ見守っています。

 

 

お知らせメールでご存知の方も多いかとは思いますが、改めて、お弁当の日は、トマトやブドウ、うずらの卵など球体の食べ物は、小さくカットしカップやピック等の使用はご控えくださいますようお願いいたします。

ご家庭でも、咀嚼や食べ方等でヒヤリとした思いから心配なことがありましたら、遠慮なくお伝えください。0.1歳児の咀嚼力や食べ方は、個人差も大きいです。園とご家庭の連携を大切にしていきたいと思っています。

 

 

文責:山﨑

 

 

 

 

交流保育(0歳児 れんげ組)

れんげ組の子ども達は、たくさんの「初めて」の経験を重ね、最近では、保育者に親しみを持ち、好きな遊びや場所を見つけて、伸び伸び過ごす姿が見られます。

今回は、姉妹園である錦ヶ丘保育園(たんぽぽ組0歳児)との、交流保育の様子をお伝えします。

 

 

交流保育を行うにあたって、両園の0歳児担当クラスの職員が打ち合わせを重ねました。

打ち合わせを重ねる中で、ハイハイ期、つかまり立ち、伝い歩き、よちよち、自立歩行期と様々な発達段階の子ども達が、同じ空間の中で床を広く使い、伸び伸びと体を動かす事ができる運動遊びをすることになりました。

当日、たんぽぽ組を迎え入れると、見慣れない大人や子どもを前に、動きが止まり、やや緊張した様子の子ども達。このような姿は自然な姿と受けとめ、安心の気持ちを感じられるよう、保育者の紹介から始めました。

日々、「今日は、この大人が、あなたのそばにいるよ、見守っているからね」と伝え、一人ひとりの子どもとアイコンタクトして、顔合わせする事から1日の活動をスタートさせています。

 

 

「リズム」をきっかけに、子ども達が動き出す


聴き慣れた「リズム」のピアノ音に、自然と身体が動くという様子の子ども達。
入園後、毎日のように見聞きしてきた音と動きが、一致して、身体表現として現れ始めていた子ども達。その子なりの身振り手振りで参加する姿がありました。
このリズムがきっかけとなり、それまで緊張して動きが少なかった子ども達が、室内を自由に動き始めました。

「リズム」に関して詳しくは、こちらのブログ①もご覧になってください。

 

「くぐる」・「よじ登る」の動きを引き出すために置かれた木枠。フレーム越しに、こちらと向こう側から覗いてたり、顔を見合わせて、笑い合う姿。
また、別の木枠を、手のひらで叩く子どもに反応して、隣で同じように叩き、まるで、お互いを見ながらまるでセッションしているようでした。親しみの気持ちを示して、打ち解けるのが、早いですね。
1時間足らずの間でしたが、子ども同士刺激し合い、真似をし、身体をたくさん動かして活動する様子がみられました。
交流保育は、私達保育者にとっても、より多くの子どもと接する貴重な機会でもあります。
月齢は同じでも、一人ひとりの発達の違いがある、「子どもの個性」を知り、現在と少し先の子どもの育ちに必要な保育の工夫を考えることができました。
今後も姉妹園との交流保育を行い、子ども・大人共に、「学び合い・伝え合い・刺激を受け合う」機会が楽しみです!

 

文責:福山

 

8/9・10のメニュー

8/9のメニュー

〇鶏のから揚げ

〇春雨の酢の物

〇ふのりの味噌汁

子ども達の大好きなから揚げ!

毎回、子ども達以上に職員も楽しみにしてくれています。

それくらい大人も子どもも大好きな大人気メニューの錦ヶ丘のから揚げは、玉ねぎ・りんご・生姜・にんにくのすりおろしと、塩麴・醤油・味の母で漬け込みます。

是非ご家庭でから揚げを作る際にも、にしきキッチンのレシピを参考にしてください。

レシピ*鶏のから揚げ

(※こちらのレシピには塩麴が入っていません。塩麴なしでも美味しく作れますが、塩麴を入れる際は、薄口醤油を大さじ1に減らして塩麴を大さじ1入れて作ってみてください。)

 

8/10のメニュー

〇豆腐の千草焼き

〇ピーマンとパプリカの塩昆布和え

〇なすの味噌汁

豆腐の千草焼きは、木綿豆腐・にんじん・玉ねぎ・干し椎茸・枝豆・南州農場のハムと、沢山の具材が入った卵焼きでした。豆腐はしっかりと水切りして絞り、にんじん・玉ねぎは一度火を通し、干し椎茸は醤油と味の母で煮て味をつけてから卵と合わせました。野菜がたっぷり入った卵焼きでしたが、特にましゅまろはうすの0-1歳児の子ども達が沢山おかわりして食べてくれていました!

 

【紫蘇ジュースクッキング(年少)】

園庭で赤紫蘇が沢山育っていたので、年少組が“赤紫蘇ジュース”をつくりました。

赤紫蘇をよく洗って煮だし、煮だした赤紫蘇をよく絞って好みの甘さになるようきび糖を加えて溶かし、最後に酢やレモン汁を加えます。

酢やレモン汁を加えた時に色がぱっと綺麗な色に変わるのが、赤紫蘇ジュース作りで一番面白いところだと思います!

出来たてを氷と水で割って、みんな美味しそうにゴクゴク飲んでいたようです♪

文責:米澤

わらべうたと子どもたち(年中組 4歳児 たんぽぽ組)

錦ヶ丘の保育の三本柱の一つである、『わらべうた』。子ども達の入園時期はそれぞれ違いますが、入園した時からずっと親しんできています。

これまでのブログでも何度となくご紹介していますが、今回は、年中組の子どもたちの様子と、発達の視点を絡めながらお伝えしたいと思います。

 

わらべうたはとてもたのしいものですが、単にたのしいだけでなく、子どもにとって発達を促す要素があり、それがこころとからだの発達をうながしていくということに意識的になる必要があります。

 

 

『わらべうた』の魅力


・昔から歌い継がれている

・それぞれの家庭や地域によって音程が微妙に異なっていたり、言葉が違っていたりして、それがいい!

・自分の歌いやすい音、言葉、リズムで歌える。

・子どもでも簡単に歌うことができる。

・親子でコミュニケーションが取りやすい。  など

 

 

まだまだたくさんの魅力がこれまでのブログでも紹介されています。

過去のブログは、こちらから。 こちらもぜひ!

まだまだたくさん発信しています。ぜひ、ブログの検索窓から検索してみてくださいね!

 

 

 

わらべうたのひととき


上の写真は、何のわらべうたを歌っているところだと思いますか?

 

そうです!『通りゃんせ』です。

これを読んでくださっている方の中にも昔遊んだという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私も、数十年前の幼少期に遊んでいたわらべうたの一つです。歌の終わりの「行きはよいよい、帰りが怖い…。」のあたりになると、捕まるんじゃないかなとドキドキしながら遊んでいたことを思い出します。

 

この『通りゃんせ』、いつから歌い継がれているかご存じですか?

調べてみたところ、なんと、江戸時代からあったようです。びっくりしますよね。

 

歌いやすく、親しみやすい『わらべうた』は、こんなにも受け継がれていくのだなと改めて感心させられました。

また、良い物でも私達大人が、次の世代にしっかりと受け継いでいくことの大切さも改めて感じました。

 

 

子ども達は、電車ごっこのように友達と繋がってトンネルをくぐることに大興奮‼

最初のうちは、友達のことを考えずにどんどん早く進んだり、逆に掴んだ肩を後ろから引っ張ったりとなかなかうまく進むことができず、止まったり、転びそうになったりしていました。

繰り返し遊ぶうちに、どうしたらうまくいくのか、一緒にやっている友達はどんな思いなのかをそれぞれが気づいたり、友達に伝えたりする姿が見られました。

自分の思いを通すだけでなく、相手の気持ちも考えながら心も身体もコントロールすることは、大人でも難しいですよね。

楽しいわらべうたの中には、このような要素がたくさん入っており、遊びを通じて自然に学ぶことができます。

 

 

集団でのわらべうたの他に、二人組でできるわらべうたもたくさんあります。

その中で、今、子ども達が大好きなものは、「おふねが」「お寺のはな子さん」「東京都日本橋」「ちゃちゃつぼ」などです。

 

まずは、2人組を作るところからですが、自分から友達を誘える子、誰かが声をかけてくれるのを待っている子と様々です。集団で手を繋ぎ一つの円を作るのは大丈夫でも、一対一で手を繋ぐのは、苦手という子どももいます。

また、自分から誘える子どもでも、いつも一緒に遊んでいる友達は誘えても、普段関わる事が少ない友達は誘えないということもあります。

 

 

年中組では、特定の友達だけでなく、いろいろな友達との関わりを広げるきっかけにして欲しいなという思いから、どんどん2人組の組み合わせを変えていきます。その時は子ども達に「交代だよ」と呼び掛けます。

交代のルールはシンプルに「まだ2人組を組んでいない友達」。一見シンプルなルールのようですが、子ども達にとっては、なかなかハードルが高いようです。しかし、経験を積み重ねる事で、だんだん、抵抗なく、誰とでも2人組を作れるようになっていきます。経験を積み重ねる事は、とっても大切な事です。

 

また、この2人組を作る経験が、普段の保育の中での友達との関わりの広がりのきっかけになっています。

 

 

 

 

心とからだの発達


子ども達は、それぞれ十人十色。発達過程も様々です。そして感覚もまだまだアンバランス。このアンバランスを整えていくきっかけとなるのも、わらべうたです。

 

わらべうたの目的の一つは、『感覚を育てる』ことです。特に発達の土台となる「触覚」「生命感覚」「運動感覚」「平衡感覚」という4つの感覚を育てることが、子どもの心と体を育んでいきます。

〇触覚・・・触れ合うことを通して安心、信頼を育む(人と触れ合うのがちょっと苦手など)

〇生命感覚・・・「食べる・寝る・あそぶ」を中心とした生活リズムをつくることで、自立神経を整える

〇運動感覚・・・自分のからだの大きさや動きを知覚することで、自由に動くからだへと導く(自分のからだを上手く動かせない、よく転ぶ・ぶつかるなど)

〇平衡感覚・・・回転や前後左右の動きを知覚し、外部空間と自信の関係を知覚する(まっすぐ立ったり、座ったりするのが苦手など)

 

 

例えば、じっと座っていられない、とにかく歩きまわる、走りまわる、手が出る、足が出るなどの、からだの動きが気になる子の行動は、「からだが感覚を感じるための刺激が足りていないよ」という、からだからの合図かもしれません。

わらべうたには、くすぐったり、引っ張ったりと刺激がいっぱい‼

また、「これくらいの力なら、相手も大丈夫」という力加減や相手を受け入れるコミュニケーションの土台も自然と身についていきます。

 

 

ぜひ、ご家庭でもお子様と楽しみながら、わらべうたで遊んでみてくださいね。

 

 

 

参考図書:「気になる子」のわらべうた 山下直樹

文責:川宿田

噛みつきについて(0歳児 れんげ組)

 

 

子どもたちが自分の気持ちを伝えてくれるときは、笑ってくれたり手足をバタバタさせて喜びを表現してくれたり、その方法は沢山あります。

 

愛らしい姿に癒されることもありますが、時にはやめてほしい表現もありますよね。

 

その一つに噛みつきがあります。一見他の子を傷つけるので悪いように見えますが、成長の過程ではとても大切な表現方法の一つです。

 


 

0歳児のれんげ組の子どもたち。日々すくすくと成長して一歳を迎えた子どもたちも多くなってきました。

 

噛みつきが増える目安の時期として一歳は大きな節目になります。

 

 

こども園で過ごす中で、大人ばかりではなく他の友達の存在に気付いて、関わろうとする姿も見られ始めています。

 

おもちゃを渡したり、一緒にご飯を食べている時に隣の子の顔を見てニコっと笑ってみたりする姿が見られます。

 

しかし、物や場所の取り合いになったり思い通りにならないことがあると、自分の気持ちを言葉にして伝える事ができないため噛みつきや引っ掻きなどが起こる場合があります。

 

 

 

集団生活の場では物の取り合いや、取られそうになったことへの防御としての噛みつきが多いです、

噛みつついてしまう理由とは…

〇眠い、疲れたなどの体調不良

〇運動不足や、注意をたくさんされることのストレス

〇仲良くなりたい等の愛情表現

〇環境の変化によるストレス

などがあります。

 

 

まだ言葉を、気持ちを伝える手段として用いない子ども達にとっては健全な発達の証です.

 

いずれ子どもが別の方法で表現することができるように関わるようにしています。

 

まず、噛みつかれた子どもに対しては「痛かったね」「びっくりしたね」など気持ちに共感して、傷口を洗い流したり、冷やしたり薬を塗って対処します。

 

噛みついた子どもに対しては「しない!」など真剣に伝えています。大人が噛まれた際にも同様で、しっかりと嫌な事や痛いことを伝えるようにしています。

 

そして、「これが欲しかったんだよね」「○○がしたかったんだよね、嫌だったんだよね」など気持ちを代弁するようにしています。

 

 

噛みついた行動は受け入れませんが、それに至るまでの気持ちや思いを受け止めます

言葉に出来ない自分の思いを代弁してもらって自分で自分の思いに気づき、受けとめられることを繰り返すことで、噛まずに思いを収められるよう関わっています。

 

 

噛みつきが起こっている時期で、他の子どもを噛んだことを伝えられると悩むこともあると思いますが、いずれ言葉で伝えられるようになったり、噛みつく行動を抑えられるようになったりする時期が来ます。

 

私達も止められるように努めますが、どうしても止められないものもあります。子どもの気持ちに向き合い、根気強く繰り返し伝えていけるようにします。

 

これから話せるようになって、言葉を使えるようになるのが楽しみですね。

 

文責:唐仁原

熱中症対策行っています!(年少組 3歳児)

一段と暑い日が続く今日。涼しい風もいつの間にか熱風へと変化してきたようです。

暑い中でも戸外が遊びが大好きな子ども達。熱中症にならないよう、対策を行いながら、日々生活しています。

今回は、熱中症対策として取り組んでいる事をお伝えします。

 

こまめな塩分補給


戸外へ出かける前には、必ず水分補給・塩分補給を行います。

園で主に行なっている塩分補給の食材は「塩昆布」です。以前勤めていた園では熱中症タブレットを食しており、なんで塩昆布?食べるのかな?と不思議に思いましたが、塩昆布には塩分はもちろん、ミネラルも含まれていることもあり、ミネラル不足防止にもなります。

また、「自然により近い食べ物で塩分補給を行う」という発想が、さすが‼︎と脱帽でした。

塩昆布以外でも、いりこの佃煮や手作りのうめぼし、きゅうりの漬物など、子ども達の栄養面もバッチリ考えられている食材で塩分補給をしています。きゅうりの漬物や梅干しも完成してきていると聞きましたので、楽しみに待っている所です。

 

遊びの場所を考える


園庭には現在4ヶ所、温度・湿度計を設置しています。
毎朝、温度・湿度計を確認し、戸外に出られるかどうかの放送が流れます。その放送を聞き、保育者は遊びの場所を考えます。

戸外で遊びたい子ども達の気持ちとは逆に、太陽も本領発揮中!天気が良くても温度計が38℃前後を指し示す事があり、戸外に出られない日も増えてきました。

戸外で遊ぶ際は、日陰を見つけ、時間を決めて活動する。水遊びなど涼しさを感じられる遊びをする等、工夫し、約10分置きに水分補給・塩分補給を行いながら過ごしています。

時間を決めていても、顔が赤くなってきたり、汗をかかずに遊んでいたりと、子ども達に何か変化が見られないか常に見守りながら遊びを促しています。

室内で過ごす時は、子ども達の様子を見ながら活動を行っています。
室内を走り回る時には、体操やダンスなど、体を動かす活動をしたり、ひとり遊びをしている子どもが多い時には、”塗り絵”や”ひも通し遊び”など、集中して遊べるような活動を取り入れています。

 

大人でも、やりたい事を「しないで!」「今日はできないよ!」「ダメ!」と言われたら、ストレスが溜まっていくように、子ども達も、好きな事や、やりたい事が出来ない時は、大人と同じようにストレスが溜まります。

体を動かす事が大好きな子ども達。本当は大好きなのはら園を走り回ったり、砂場で大きな砂山を作ったり、三輪車で園庭を駆け巡ったりしたいはずです。

そこで、戸外で体を動かす事が出来ない分、室内で体をたくさん動かそう!と始めたのが、体操やダンスです。

 

体操やダンスをする時は、少なくても3曲。多くて5曲以上する時があります。

動きも、簡単な振り付けのものから、走り回ったりするハードなものまで幅広くあり、必ず汗をかきます。

体操やダンスをする時も、曲と曲の間には、必ず水分補給・塩分補給を行っています。

 

 

集中して遊ぶ際によく行う童具遊びも、最近では、使い方がダイナミックになり、

友だちと会話を交わしながら色々な物を作っていますよ。

 

子どもたちが毎日元気に過ごす為にも、これから続く暑い夏も熱中症対策をしっかりと行わなければなりません。
錦ヶ丘ならではの塩分補給を行いながら、早寝・早起き・朝ご飯を合言葉に、暑い夏に負けない強い体を作りをしていきたいですね。

ご家庭での熱中症対策は、どのようにしていますか?

 

2学期が始まっても、暑い日が続くことが予想されますので、熱中症対策をしっかりと続けていきたいと思います。

文責:播田

触ってみよう!どんな感触?【1歳児 つくし組】

 

暑い日が続き、毎日気温とにらめっこな今日この頃。外遊びが難しくなり、室内で活動する時間が増えてきました。

一日室内で過ごす為、体を動かす動の時間と、落ち着いて製作や活動をじっくり楽しむ静の時間を設けています。

 

7月は室内で様々な遊びを経験しました!

 

今回は、感触遊びについてお話していきたいと思います。

 

ジップロックを使って(絵の具遊び)

意外に思うかもしれませんが、子どもにとっていきなり絵の具を触るのはハードルが高いため、ジップロックを使って絵の具の感触を体験します。

初めに、保冷剤を入れたジップロックを使って、「柔らかいな」「ぷにぷにしているよ」と触る事への抵抗感を軽減します。

 

次に、保育者がジップロックに入れた絵の具を指で伸ばしたり、混ぜたりすることで、子どものやってみたい!の気持ちを引き出していきます

子どもが触ったら「どんな感じがする?」と声をかけます。

 

触る事が苦手な子どもは、友だちが楽しそうに触っている様子や、大人がやっていることを見ることで、触る事ができなくても遊びを共有することができるのです。

大人の指に自分の指を乗せて大人の指で絵の具を混ぜる子どももいます。

この経験が積み重なることで「触ってみようかな…」の気持ちが芽生えるため、少しずつの経験をとても大切にしています。

 

ママボールボールを使って(絵の具遊び)

直接触る事が苦手でも、物を使うことで絵の具遊びを楽しむ方法もあります。

柔らかいスポンジボールに絵の具をつけ、スタンプのように押したり・転がしたりして遊びました。

ボールが転がって色が混ざり合う様子に、子どもたちから歓声が上がりました。

 

サラサラから…?(小麦粉粘土)

つくし組初の小麦粉粘土遊び。

3つのたらいそれぞれにさらさらな小麦粉が入ると、子どもの表情がパッと明るくなります。

つくし組の子どもが初めて見るものです。

さらさらな感触を手に乗せて味わったり、上から粉雪のように降らせたりと、それぞれが遊び方を考え、試しています。

「ぎゅってしてもお団子にならないね」という呟きがでてきたとろこで水が加わります。

 

キャップ1杯の水を何回かに分けて加え、ポロポロ・ベタベタなど様々な感触を味わいます

しだいにまとまってパン生地のようになったら、伸ばしたり捏ねたりして遊びます。

 

中には丸めた小麦粉を二つ並べて雪だるまと教えてくれる子どももいました。

 

同じ感触遊びでも、変化の仕方や感じ方に違いがあり、夢中になって遊んでいました。

感触遊びから様々な経験を積み重ねていきたいと思います。

 

これからも感触遊びの様子・子どもの成長についてお伝えしていきたいと思っていますので、「室内遊びって何があるの」「~について知りたい」などありましたら、ぜひお声掛けください!

文責:池田

今はまだできなくてもいいんだ ~可能性をつなぐ~(2歳児 年少少 くるみ組)

くるみ組:子ども達の姿


 

今年は梅雨が早く明け、それから暑い日が続いています。その為、7月は熱中症対策のため部屋で過ごすことが多くなりました。

なかなか外で遊べない中、クラスで作った梅シロップや、畑で出来た野菜を食べながらミネラルを摂り、室内で運動遊びなどを行いながら思い切り体を動かしました。

 

環境で子どもが変わる


 

7月は毎週金曜日に、本園顧問でもあります、”作業療法士”中鶴真人の運動遊びの時間がありました。

マットやテーブルなどで作る装置での活動は、子どもの体幹を鍛えると共に、友達と場所や遊びを共有する経験します。

 

今回の活動ではうれしい変化がありました。

1回目の活動の時、なかなか運動遊びに入ず、泣いて抱っこされていたAくん。

背中をそっと押すような大人の声かけや関わりで、回を重ねるごとに泣かずに1人で遊びに参加できるようになり、最後は自分から進んで遊ぶようになりました。

また、1歳児の時は活動に参加できなかったBくんも、笑顔でみんなと一緒に装置で遊んでいました。

諦めず、子どもの心を大人がノックし続けたことが、子ども達のやる気のドアを開けた瞬間でした。

 

 

くるみ組の子ども達は、今回の運動遊びで自発性を発揮し、思いっきり遊び込む経験をしました。

そして遊び込む環境で、子ども達の行動は変わりました。

 

私は、2歳児の子どもにとって『じっくりと遊ぶことは発達にとって大切である』ことを子どもの姿から教えてもらいました。

 

 

可能性をつなぐ


 

子ども達は、今はまだできないことがあるだけで、明日できるかもしれないし、その次の日かもしれない。もっと先かもしれないけれど、ずっとできないわけではありません。

やる気になればできる可能性を、みんな秘めています。

 

我が子が小さい頃、自分の思い通りに動かない子どもにイライラして、怒ってばかりいました。

しかし年を重ね、受けとめられる経験が、自分を強くすることに気付くようになりました。

まだできなくても、いつかはきっとできるから、今ならぎゅーっと抱いて、優しく背中を撫でてあげたいです。

 

今はさなぎの中で変わろうとしている子ども達が、大きく羽ばたきますように!

柔軟に、くり返し、そして急がないで子ども達と関わっていきたいと思います。

 

 

 

おまけ


 

ラディッシュの種をまいて、20日後できることを楽しみに待っていましたが、なんとすべてあおむしに食べられました。

しかしびっくり仰天。部屋の観葉植物であおむしはさなぎになって、羽化したのです!

ラディッシュは食べ損ねましたが、モンシロチョウが生まれました。

ラッキー!また、おいでー!

文責:西浦

 

 

 

 

 

 

 

8/6のメニュー☆手作り漬物で粗食の日

8/6のメニュー【粗食の日】

〇五分づき米

〇らっきょうの甘酢漬け

〇きゅうりのキューちゃん

〇かぼちゃの味噌汁

今月の粗食の日は、子ども達と一緒に手作りした2種類の“手作り漬物”とご飯とお味噌汁。

らっきょうの甘酢漬けは、年中組の子ども達と、きゅうりのキューちゃんは、営繕職員の奥様に作り方を教えていただきながら年長組の子ども達と作りました。

昨年度までは、市販のお漬物を仕入れて提供したりしていましたが、今年度は出来るだけ市販のものは使わず、季節の食材等で子ども達と一緒に手作りしています。

1から手作りしたほうがより安心安全であるということももちろんありますが、お米・漬物などの動物性たんぱく質の無いちょっとしたおかず・お味噌汁という、シンプルだけれど昔ながらの日本の食事作りに少しでも子ども達自身が関わることで、これまで以上に日本伝統の食を、子ども達が体験し記憶に残る機会になればいいなと思っています。

漬物作りの様子は、こちらのブログでご紹介しておりますので、是非ご覧ください!

らっきょうの甘酢漬け

きゅうりのキューちゃん

また、教えていただいたきゅうりのキューちゃんのレシピをCOOKPADに載せました!

職員から毎年大好評で、今日初めて食べた子ども達もよく食べていました。

きゅうりが美味しい時期、是非ご家庭でも作ってみてくださいね。

*レシピはこちら!→https://cookpad.com/recipe/7272008

 

《今日の離乳食》

橋口農園の“恵比寿かぼちゃ”を使いました。薄味に仕上げる離乳食は、かぼちゃの甘みがより引き立ちました!

文責:米澤