もし桜島の大噴火が起きたら……?(避難訓練)

先日、桜島大噴火による地震を想定した避難訓練を行い、みんなでこのことについて考えてみました。

鹿児島のシンボル桜島。『噴火した』となると、まず困るのが降灰。

鹿児島に住む私達にとって活発な桜島は見慣れた光景。常に向き合いながら日々を過ごしています。

ですが、もし大規模桜島大噴火が起きたら??ということを考え、みんなで取り組みました。

 

錦ヶ丘では今年から桜島大噴火を想定した避難訓練を取り入れました。

なぜ、今年から取り入れることにしたのか?

それは、近い将来に大規模桜島大噴火が起こる可能性が高いことを聞いたからでした。

 

〜桜島は,歴史時代で最も古い和銅元(708)年の噴火以来,大小30余回の噴火が記されてお り,安永噴火(1779)や大正噴火(1914)等のように多量の火山灰と溶岩を伴うような大規模な山腹噴火が,約100~数百年の間隔で起こっている。〜(鹿児島県地域防災計画より)

 

1914年の大正噴火から100年以上が経った今、火山活動の源であるマグマ蓄積量は当日の状態に近づきつつあるそうです。

いつ何が起きるかわからない中で、もし今実際に起きた時、私達はしっかり行動できるのか!「訓練をしていなくて動けなかった」では子どもの命は守れません。

 

 

〇避難訓練を行う前に…!

初の試みだったこともあり、桜島による大規模噴火による被害について知る為、まず職員は、鹿児島市が制作した※『見る・備える・行動する”桜島の大噴火”〜その時あなたはどう動く?』という約14分程の動画を事前に視聴しました。  ※クリックしたら開けます。

次に職員がしっかり知識を得た上で訓練前に各クラスで子ども達に“大規模桜島大噴火が起きたらどうなるのか”について知らせました。

動画の一部や写真を見せながら話をし、どうすべきか一緒に考えたり、感想を伝え合ったりするクラス

保育者から訓練について話をするクラス

保育者同士で起こりうることを想定・確認をして連携を図れるよう子どもと大人の動きについて話をするクラス

年齢に合わせて伝え方は様々でした。

 

 

○避難訓練をやってみると…

避難訓練では、「桜島大噴火による地震が発生しました」という放送を聞き、保育者の話を聞いて机の下又は保育室中央に集まり、自分の身を守ります。

地震が治まり、放送の指示に従って速やかにリズム室へ避難!

事前準備をしっかり行い、それぞれクラスで話をしたり、考えたりすることで、より訓練の内容を理解し、真剣に取り組むことができていたように思います。

 

避難訓練を終え、3歳児クラスで振り返りを行うと『山が爆発するよ!』『爆発したら石が飛んでくる』『地震がきたらダンゴムシになって隠れる』と子ども達からも様々な意見が飛び交い、事前準備や取り組みが子ども達の理解に繋がっていることを感じました。

これからもこども園では、避難訓練を毎月継続して行います。災害について知り、この時私たちはどうするか⁇と考え、しっかり備え、行動できるように育てていきます。

ぜひご家庭でも子どもと一緒に災害が起きた時の対処について話を深めてください。

 

文章 若松

カマキリ、見つけた!【れんげ組・0歳児】

朝のおやつが終わり、丁度のはら園へ出かけよう!としていた時。時計の針は10時を指そうとしていました。

ふとデッキに目をやるとそこに、何やら緑色の影。虫が大好きな保育者がすぐに捕まえました。

その陰の正体はカマキリ。調べてみると正式には「ハラビロカマキリ」という名前でした。急なカマキリの登場に皆一様に驚いた様子でした。

 

捕まえたカマキリを子どもたちの傍へ持って行きました。初めての子もいるという事を念頭に置きながら、怖がらせないように、そっと、そっと・・・。

みんな触りたくてちょっとした押し合いになりながら集まりました。この姿から子ども達に恐怖心がないことを確かめて、デッキに出て近くで見るようにしてみました。顔を近づけてみたり人差し指で触ろうしたり、でも怖くて引っ込めたりしながらカマキリとの関わりを楽しむことができていたように感じました。中には思いがけず子どもの頭に乗ってしまい、保育士たちは大慌てしましたが、予想以上に子どもたちは怖がる事なく、むしろそんなハプニングすら楽しめる程興味のあることだったようです。

 

虫をはじめ、子どもたちにとっての初めては未知との遭遇。「どうかな…怖がったりしないかな?」と心配するより前に、その時の場面そのものを大切にしていきたいと思います。

 

 

 

 

文責:後藤

 

 

 

 

 

 

十五夜🌕

 101日は十五夜の日でした。こども園では、リズム室にお供物を飾り、クラスの子ども達の実態に合わせながら、十五夜の話をしたり由来を伝えたりしました。遊びの中でも、粘土でお団子を作ったり、泥団子を十五夜の団子に見立てたりと、遊びの中に取り入れているクラスもありました。

 

 

異年齢でお団子作り

 前日には異年齢の子ども達と一緒に団子作りを行いました。

 今回は、十五夜に興味を持って欲しい異年齢の子ども達で何か活動をしたいと思い、やってみたいと興味を持った子ども達と一緒に活動しました。

「リズム室でお団子作りをします!」と伝えると、沢山の子ども達が集ってきてくれました。

 

 年少・年中・年長の子ども達が一緒に作ることで、年少の子ども達は、お兄さん、お姉さんの様子を見ながら真似をする姿が見られました。年中の子ども達も、年長組の様子を見たり、自分達より年下の友達のことを考えて優しく接したりする姿も見られました。年長組の子ども達は、年少、年中に優しく接するだけでなく、自分から声を掛けてあげる様子も見られました。さすが年長さんですね😄

 幼い子ども達なりに、自分が年少の頃に年上のお兄さん・お姉さんからしてもらったことを覚えているのでしょう。数年後は、今の年少の子ども達が、また自分よりも小さい友達に優しく接する姿がみられるのだろうなと思います。(10の姿の視点 ③ 協同性 ④ 言葉による伝え合い)

 

 1つの机に1つボウルを準備すると、1回に混ぜられる人数に限りがあります。いつも、クラスでは「僕が先だよ!」「今してたのに!」「早く交代して!」と相手の友達のことまで考えることが難しい子ども達も、自然と自分の番が来るまで待つ姿や、「次いいよ!」と交代してあげることができていました。(④ 道徳性・規範意識の芽生え)

 

年少少組の子ども達も団子を丸めにきてくれました。普段から小麦粉粘土で遊んでいたからか、小さな手で上手に丸めて美味しいお団子を作ってくれましたよ😊

 

 

 団子作りの活動を行う際、団子は誤嚥する危険が高い食べ物なため、小さい子でも食べやすくするにはどうしたら良いか考えました。

 そして今回使用したのが、団子の粉と豆腐です。豆腐を入れることで、普通の団子より、歯切れが良くなり、誤嚥しにくくなりました。

 また、食べる際は丸の形で食べるのではなく、小さく切ったり、潰したりと各学年子ども達に合わせて工夫して食べました。みんな自分達で作った団子は美味しかったみたいです♡

 

 

十五夜のお供え物

 十五夜については、各クラスでお供え物を見たり、十五夜に関する絵本を読んだり、由来を説明したりと、各クラスの子どもの実態に合わせて活動しました。

 子ども園のお供え物は、みんなで作った団子の他に、ススキや秋の果物、野菜などをお供えしました。

子ども達と見に行くと、お供え物に興味津々!!「これは、梨」「これは、里芋だ!」と見たり、触ったりしました。

お供え物を見ながら十五夜の由来の話をしていると、「誰が食べるんだろう?」「お月様もお腹が空いているんじゃない?」と疑問に思ったことを問いかけてくれる子ども達。子ども達と一緒に十五夜について考えることができた良い時間になりました。(⑩ 豊かな感性と表現)

 

 

十五夜について話をしたり取り組みをした日の夕方、外で遊んでいると、自分たちで十五夜の準備をしているかわいい子ども達の様子をみることができました。自分達で想像し、イメージしたものを工夫して形にして素敵なお供え物を作っていましたよ。

 

文責 武石

「おなかへった!」給食にしよう(くるみ組)

給食を食べる時は、お腹が減った子から食べ始めます。

食べ始めるタイミングは給食ができた11:15頃から11:45頃の間で、自分で食べることを決めて遊びの片付けを行います。

遊びの終わりを自分で決めて片付けをするので、納得するまで遊ぶことができます。

そうすると「いつまでも遊び続けるのではないか…」と気になる方もいらっしゃるのではと思いますが、最終の片付けの時間を決めているので、いつまでも遊び続けるわけではありません。

生まれてから2、3年の子どもたちが自分で考えて決めるのです。好き勝手ではなく、園のルールの中で自分の気持ちを調整して決める。

社会性、自主性の芽生えだと思います。

 

最初のうちは、大人が一人一人に「ご飯食べる?遊ぶ?」と聞いていました。

繰り返していくうちに、「おなかへった!」と自分から伝えることが出来る様になってきています。

お腹が空いているからか、最初に苦手な食べ物を食べるように促すと、食べることができ、そのうえ「おいしい」と言う子もいます。

もちろん無添加の食材や調味料を使用した身体にも良い、とことんこだわった給食だからこそ、美味しい給食です。

しかしながら、空腹も最高のスパイスとなっていると感じています。

 

 

小学校では決められた時間に食べ始め、食べ終えることが必要です。

就学先で子どもたちが戸惑わないよう、年長組の3学期になったら全員が揃ってから食べ始める等、工夫してまいりますので、ご安心ください。

 

「食べる」ことは「生きる」こと

育てたり、調理したり、焼いているところを見たり、実際に体験することで食べたいという気持ちは大きくなっていくと思います。

また、子どもたちの空腹を感じる力も、食べる意欲の原動力だと思います。

その力を伸ばしていくことを、これからも大切にしていきます。

 

文責:新元

 

コーナー保育を通して(年長)

コーナー保育とは、部屋の中に異なる遊びの空間(コーナー)を作り、子ども達が選んで活動していく保育です。

9月は、学年合同でのコーナー保育を多く行いました。

 

1学期までのコーナー保育とは違い、それぞれのコーナーは、人数指定や広さの制限がしてあるため子ども達なりに考えながら遊びを選ぶ姿がありました。

コーナー保育とは、それぞれが好きな遊びを納得が出来るまで遊びこむことがその良さであると考えます。しかし、それぞれが思い思いやりたいように遊びを展開していくことは保育の中では良しとしません。なぜなら保育には必ず意図を持って活動を考え、展開しているからです。

 

コーナーは積み木遊び、折り紙、お絵かき、パズル、かずの木の5つのコーナーを作りました。

コーナー保育での約束事は、以下の通りです。

1.そら組の積み木コーナーに行く人数は最初の15人まで

2.にじ組のコーナーは、ござやマットの上、出されている椅子だけを使って遊ぶ。

3.遊びは途中で変わっても構わない。

 

 

朝のサークルタイムで説明を行い、初めに積み木遊びの15名を決め、それぞれの保育室へ分かれ遊び始めました。

 

 

にじ組では、折り紙・お絵描き共に、机1台に椅子は6脚のみ。かずの木とパズルは人数制限はありませんが、マットやござからはみ出さないように遊びます。

好きな遊びを選びますが椅子が空いていない初めは椅子を持ってこようとする姿見られました。でも、約束を思い出し、周りを見渡して「じゃあこっちにしようかな。」と移動する姿や空くまで待つ姿もありました。

 

また、席を離れたすきに違う友達に取られてしまい、残念そうにしたり怒ってしまったりという姿もありました。

経験する中で、待っているだけだとつまらないこと、他の友だちも同じようにいろいろな気持ちを持っていることに気付いていくと、気持ちに折り合いをつけて、空いているの中でやりたいものを選んでいきます。普段であれば、好きな遊びにばかり集中しがちですが、人数制限をする中で、どうしてもやりたい遊びができない状況が出来た際、いつもとは違うものを選びその面白さに気付く子ども達。そうすることで遊びの幅や経験値に変化が見られていきます。

 

空間を広げたり椅子を増やしたりすればいいじゃないか、好きな遊びが出来なくてかわいそうではないか…そういう声も聞こえてきます。

椅子を出したり、場所を広げることは簡単ですが、今回のコーナー保育の意図は、「決められた環境の中で自分の気持ちを調整しながら好きな遊びを見つけて遊ぶこと」なので、それはしません。

 

繰り返し活動をする中で、周りを見ながら「椅子が空いたよ」と声を掛けたり、新しい遊びにのめり込んでいったりという姿も。

譲り合い、教え合い、学び合い…前日譲れなかったAさんが、次の日はできた。昨日折り紙ができなくて、渋々かずの木をしていたBくんが今日は友達をリードしながら遊んでいる。その姿を見た時に私たちは、「よし!」と心の中でガッツポーズをします。

小学生になると、もちろん「やりたい活動だけ」とはいかなくなっていきます。算数は嫌だから校庭で遊ぶ。それは認められません。嫌いでも参加しなくてはならないのです。その経験の始まりとして、今回のような活動の在り方を取り入れています。少しずつ、気持ちの調整の仕方を身に付けて、限られた環境の中で好きな遊びを見つけ楽しむことをができればと思っています。

 

文責:田中

五感を使って秋の味覚を!錦ヶ丘秋の名物『さんまの丸焼き』(主任より)

9月29日(火)、園庭でさんまの丸焼きを行いました。

さんまの丸焼きは、錦ヶ丘では毎年のように秋に行われている、秋の味覚を味わう名物イベントです。

炭の香りやジュージューと焼けていく音、色の変化に興味津々の子ども達。

焼き立てのさんまをパクっと食べるだけではなく、見て・聞いて・嗅いで…五感を存分に使って、秋の味覚を味わいました。

 

 

 

ニュースや新聞でも大きく取り上げられていますが、今年はさんまが例年以上に不漁で、なかなか市場にも出回っていない現状です。

錦ヶ丘では毎年、秋に旬を迎えるさんまを園庭で炭火を使って丸焼きにしていただいています。今年度も11月あたまに計画していたのですが、さんまの不漁に伴い、計画通りできるか不透明な状況になっていました。

「どうにか子ども達に本物に触れる機会を…」という思いから、いつもお世話になっている敬愛食品さんだけではなく、新しく山口水産さんから急遽さんまを卸していただくことになりました。

その数は50匹。今年の状況を思うと、これだけのさんまが手に入ったのも本当にありがたいことです。

 

 

当日は朝から営繕担当を中心に、ブロックと網と炭で作られたコンロに、アルミホイルを敷いて焼いていきました。
コンロを作り始めると「何してるの?」「何が始まるの?」と、子ども達が興味深そうにぞくぞくと集まってきます。

 

さんまは生の状態はもちろん、その焼けていく過程も観察しました。

普段の給食では、切り身で調理された状態の魚を見ることが多い子ども達は、一匹丸まるとした、ピカピカの生のさんまをじーっと不思議そうに見つめます。

焼いているすぐ近くには、iPadでさんまが泳いでいる動画 を準備しました。(リンクを貼っていますので、興味のある方はぜひ🐟 引用:「秋刀魚(さんま)はくねくね泳ぎます。 アクアマリンふくしま」YouTubeより)

 

 

焼けていくときの香ばしい香り、炭や煙の匂い、さんまが焼けるジュージューとした音、木の枝が燃えるパチパチという音、色が変わっていくさんま…

普段はあまり自分からどんどん食べに行くことが少ない子ども達も、切り身ではないまん丸としたさんまを見て「食べてみたい!」と興味を持ったのか、出来立ての美味しさを味わっておかわりにくる姿もたくさん見られ、嬉しく思うことでした。

また今回は、焼き上げて一旦身をほぐした後の骨を、改めて網の上にのせて更にこんがり焼き、パリパリにした骨せんべいも!子ども達には行列を作るほどの人気ぶり。骨まで食べる… なんて逞しい姿なのでしょうか。

 

 

 

旬のものだからこその美味しさ、
炭火焼きだからこその美味しさ、
出来立てだからこその美味しさ。
まさに、錦ヶ丘の給食である“贅沢な粗食”です!!

 

焼ける過程を目で見て、匂いを嗅いで、焼けていく音を聞いて、出来立てを手のひらにのせて…と、五感を存分に使った活動に、また、切り身ではなく、食材の本来の形を見る貴重な経験にもなりました。

このような“本物に触れる体験活動”からの学びや感じることを、これからも大切にしていきたいと思います。

 

文責:迫田

おもしろそう!楽しそう!の思いの先に(年中組)

虫取り・泥団子作り・鬼ごっこ・段ボール遊び。子ども達のやってみたい遊びは無限に続きます。

そんな中で、以前から楽しんでいた遊び。新たに興味を持ち始めている遊びがあります。

今回は、子ども達がどんなことに興味を持ち、面白そう・やってみたいという思いを持つのか最近の様子からお伝えしたいと思います。

 

 

先日、ブログで運動会についての取り組みをお伝えしました。

しっぽ取りゲームは、子ども達が大好きな遊びの1つです。きっとやってみたいと思うだろうと私達も思っていました。

二人三脚?難しいのでは・・・パン食い競争?園でやったことのない競技なのに・・・私達の胸の中に戸惑いと不安が生まれます。

 

どうしてやってみたいの?の問いに、地域の運動会で見た!楽しそうだったよ!!という声が返ってきました。

 

それならば!とみんなで一緒にやってみました。初めてのことに挑戦するのはドキドキします。でも、友達と一緒ならと挑戦しようする気持ちが生まれます。

 

実際にやってみると、面白そう・楽しそうと思っていた子どもが、思っていたのと違ったという場合もあれば、嫌だな・・・したくないな・・・と心配そうに挑戦した子どもが目をキラキラさせて「おもしろかった」「楽しかった」と表情を一変させることもあります。

 

つまり、子ども達はたくさんのことを見ています。そして、楽しそう・嫌だなという思いを抱き心を刺激されます。次に、この一歩が葛藤なのですが、実際に挑戦してみて確かめます。

ここにきて初めて自分が感じたこと思ったことを言葉や選択するという方法でみんなへ伝えます。

やってみたい競技を選ぶまでに、これだけたくさんの経験や葛藤をしています。

 

 

だからこそ、面白い・楽しいと感じたことは、夢中になってとことん活動できるのです。

 

遊びも同じです。与えられたもので遊ぶ・言われたことをして遊ぶでは、集中力が続かず飽きてしまいます。自分で考えだした遊びは、いつまでも繰り返し遊びます。

 

「面白い・楽しい」の思いの先は、集中する力・挑戦する力・諦めない力・嫌な事も少し頑張ろうとする力に繋がっているのだと思います。この力は、就学・10年後・20年後に必要な力です。

 

子ども達が、表現した「やってみたい」の思いを大事に大事にしたいと思います。思いを大事にすることが、子ども達の笑顔と次の新たな一歩へと繋がることを私は信じています。

 

文責:西元

もし午睡時間に災害が起きたら…(避難訓練)

先日、給食室からの出火を想定しての火災避難訓練を行いました。今回は、13時からという午睡にも重なる時間帯の訓練。寝ている子どもがいる中での避難訓練は初めての試みでした。職員一人ひとりが様々な予測をして「この場合はどうしようか。」「声を掛け合い、こんな風に行動しよう」と考えながら子ども達と共に訓練を行いました。

 

午睡時間と重なるということもあり、まず挙がった事が、『寝ている子ども達はどうしようか。』でした。

今回、ましゅまろはうすの子ども達は、無理に起こすことはしませんでした。ですが、職員は、午睡につく職員を配置した上で実際起きたときにしっかり子どもの命を守る行動が出来るよう、動きを確認し、声を掛け合い、①カートを持ってくる。②おんぶ紐を準備する。③避難経路を確保する。④他学年職員に避難ヘルプの声をかける等、連携を図って素早く動く事を心掛けました。

これは年少少以上の学年職員も同様です。様々な事を想定し、子どもを安全な場所に避難させる事を第一に考えます。子ども達も放送と保育教諭の話をよく聞いて口に手を当て、速やかに避難することができていました。訓練を重ねるたびに自分の身は自分で守りながら避難することができているように感じます。

以上児クラスの職員はいかに早く自分のクラスの子ども達を避難させ、園舎2階から避難する子ども達やましゅまろの子ども達の避難手助けにいけるかも課題の一つです。今回もそれぞれが意識し、声を掛け合い取り組みました。

 

毎月避難訓練を行っていく中で、それぞれ良かった点・課題点が見えてきます。

避難訓練後、参加した職員それぞれが振り返りを提出しました。

その中で、職員一人ひとりが子どもの安全を第一にし、職員同士声を掛け合うこと、慌てず、落ち着いて行動すること、等、様々なことを心掛けて訓練に取り組んでいることを改めて感じました。

 

 

実際に火事や地震が起きた時、訓練通りにはいかないかもしれません。しかし、一人ひとりが様々なことを意識し、しっかり心掛けておくことで、子どもの安全、職員の安全を園全体で守ることが出来るのだと思います。

今回午睡時に行ったことで見えてくる課題もありました。様々な場面を想定し、子どもも職員もしっかり行動できるように今後も取り組んでいきたいです。

 

文責:若松

どんなわくわく運動会にしようかな?(年中組)

9月に入り、少しずつ『わくわく運動会』に向けて子ども達と話し合いを行ったり、遊びの中に運動遊びを取り入れたりしています。今回は、子ども達と競技を決めるまでの話し合いの様子についてお伝えします。

 

年中組の子ども達と話し合いをする中で、「運動会は頑張らないといけないこと」だと話をしてくれた子どもがいました。でも、「体を動かすことは苦手なんだ」「やりたくないな」という声も聞こえてきました。子ども達と職員一緒に話をし、「苦手な子ども達も楽しめるような楽しい日にしたいね!」という話になり、その方向で話し合いを進めています。

 

 

運動会では、どんなことをしたい?どんな遊びをしたい?

最初の話し合いはクラスごとで行いました。人数が多いと自分の意見を上手く伝えられない子ども達も、クラスという慣れた集団や人数の少ないグループで話をすると「どんなことをしたい」という自分の気持ちをみんなの前で伝えることができます。「どんなことをしたい?」と子ども達に話を聞くと、かけっこ、ダンス、一輪車競争などの今まで経験したことのあることから、ランニング、パン食い競争、二人三脚、綱引きといった、地域の運動会やお兄さん、お姉さんの運動会で見たことのあることを思い出して、“やってみたい”と伝えてくれました。その他にもしっぽとりやかくれんぼ遊びが好きだということも教えてくれました。

 

クラスで話し合った後は、たんぽぽ組さんと意見を共有します。すると、クラスではでてこなかった意見なども聞くことができ、やってみたいという選択肢も自然と増えてきていました。子ども達に様々な意見の中から「楽しそう、やってみたい」と思うことを聞いてみると、パン食い競争、二人三脚、しっぽとりが大人気でした。

 

 

しかし、パン食い競争や二人三脚はやってみたことがなくイメージが湧きにくい子ども達も多かったため、実際にやってみることに!

やってみると、楽しさだけでなく、難しさも感じることができていました。そして、「楽しいと思ってたけど楽しくなかった。」「やってみると面白かったよ」と様々な意見がでてきました。

今までは、「やりたくない」「楽しかった」と意見を伝えるだけで終わっていた子ども達。ですが、今回は違います。「やりたくない」という人は、「どんなところが嫌なのか」「どうやったら楽しくなるか」まで子ども達と話し合いました。

 

 

その中で、かけっこの話し合いの様子をお伝えします。

「走ることが苦手だからやりたくない」という意見がでてきました。苦手な子ども達にどうやったら頑張れるか聞いてみると、「短い距離だったら頑張れそう!」という意見がでてきました。他の苦手だと言っていた子ども達も「それなら頑張れそう!」と前向きな様子でした。

すると、走るのが好きな子ども達が「僕たちは沢山走りたい」という意見が。どうしたらいいかな?と子ども達からの意見を待っていると、「短い距離と長い距離を選んだらいいんじゃない?」という意見がでてきて、走るのが好きな子ども達も、苦手な子ども達も納得のいく結果に話をまとめることができました。

 

相手の意見を聞き、そのことについて自分の意見を伝えるということもできるようになってきている子ども達です。

まだ、自分の意見が1番という思いが強く、相手の気持ちを受け入れたり、考えたりすることが難しい場面もありますが、今後も話し合いやサークルタイムで自分の気持ちを伝える経験から、相手の気持ちを受け入れることの大切さなども気付いていってほしいと思います。

 

運動会当日も楽しい日にしたいですが、運動会の日までの話し合いや運動遊びなどの過程を大切にしていきたいと思います。

ご家庭でも、子ども達にぜひ話を聞いてみてください!!

 

文責:武石

球体のもつ魅力(うさぎ組)

先週、職員が童具の研修でお世話になっている伊佐先生のご指導のもと“ビーズ遊び”を行いました。

普段あまり触れたことのない教材ということからか、伊佐先生の話や遊び方を真剣に見つめる姿があり、聞く場面と遊ぶ場面とけじめのある活動になりました。

 

「ビーズってなんだろう?」と興味がありながらも不思議そうに眺める子ども達。

ビーズが流れてきた瞬間、「この遊び楽しそう!早く触ってみたい!」といった期待に溢れた表情にガラリと変わりました。

しかし、この時はまだ子ども達は「ビーズをよく見ててね」と言われただけであった為、触りたい気持ちをぐっと堪えながらも身を乗り出して観察する姿がありました。

ここで、敢えて触れないことをルールにすると活動の中を動に区切ることができ、より遊んでみたいという意欲や活動に入った際の集中力が高まります。指示を聞く姿勢も「次はどんなことするのかな」という思いから、真剣な表情の子ども達の姿が見られました。

 

◎教材の遊び方の多様さを初めに知ることの大切さ

全員がビーズに初めて触れる子ども達の為、「どうやって遊ぶのかな?」と感じる子どもも多く見られました。

もちろん、子ども達が自分で考えながら取り組むことで、型にはまらない多様な遊び方を見つけることができます。今回は、遊び方を知ることでビーズの誤飲を無くすことや初めての活動に取り組みやすい環境作りができるといった点があった為、ご指導をいただきました。

遊び方を知ったからといって、完全に誤飲の可能性を無くすことは出来ません。私達も活動を楽しみながらも普段以上に緊張感をもって見守りを行いました。

 

◎片付けまで楽しみながら取り組むことができる!

ビーズの入っていた容器に雨どいをかけ、ビーズを流すように収納していくことによって、片付けがあまり得意でない子ども達も遊び感覚で取り組むことができます。

本来は、保育教諭が「片付けしようね」と声をかけるところも、この活動ではビーズの取り合いが起こるほど夢中になって集める姿がありました。

球体が子ども達の注意を惹きつける魅力を感じ、集中して楽しむ姿が見られました。今後の活動の中でもビーズ遊びを取り入れていきたいと感じました。

文責:武田