お兄さんお姉さんってかっこいい!~お盆保育で見えた成長~

8月13日〜15日はお盆期間。登園人数がぐっと少なくなるこの期間、保育園・アフタースクール・こども園の3施設合同保育を行いました。

13日:かき氷 14日:水遊び(シャボン玉・水風船等)15日:御所覧公園へ園外保育と、大きな活動を3つ設定し、錦ヶ丘の子どもたちが“夏らしさを身体で存分に体感すること”を目的として過ごしました。

普段はなかなか経験することのない、保育園の子ども達やアフタースクールのお兄さんお姉さんとの一日を通した関わりが、子ども達にとって新鮮だったようです。

 

 

アフタースクールのお兄さんが、水遊びの片付けをしてくれていることに気づいたくるみ組(2歳児クラス)の子ども達。

「僕たち私たちも一緒に片付けたい!」と感じているかのように、お手伝いをする様子が見られました。

私たちが「お手伝いしてほしいな」と声をかけることは簡単です。

しかし、異年齢で過ごす中でお兄さんお姉さんに憧れを抱き、意欲が引き出されたり、自然と身体が動いたりすることは、とても大切な経験になると思います。

 

 

また3日目(15日)は、御所覧公園にいく際に緊張感を持ちながら歩道を歩く様子がありました。

職員が「年長さんが道路側歩こうね」と声をかけると、年長組のA君が「そうだよ。おっきい人(歳上の人)が道路の方なんだよ。」と教えてくれました。

遊びの中だけでなく、生活の中でも歳下の存在があるからこその優しさを見せてくれました。

 

 

3日間の合同保育を終え、他者への優しさ歳上への憧れから「一緒にやりたい!」という意欲など、子ども達の成長が大きく見られました。

せっかく同じ敷地内になる3つの施設。引き続き、子ども達・職員の交流を行っていきたいと思います。

また、園内でも異年齢での活動を大切にしながら過ごしていきたいです。

文責:武田

通園バスの安全運行について話し合いを行いました!

いよいよ2学期が始まります。8月はバスの運行がありませんので、その時間を活用しバス運行に関する1学期の振り返り・2学期に向けた話し合いを行いました。運転手、添乗員、バス担当だけでなく、理事長、園長、事務、主任も参加して園全体としていかにバスの安全・定時運行を実現するかについて検討いたしました。バス担当から、話し合いの一部をご紹介いたします。

 

〇バス添乗員と保育者との連携強化

バスの中も子ども達にとって大切な社会経験の場・保育の時間です。バスに添乗する職員は毎日異なりますが、こどもたちが混乱しないよう職員全員が同じ対応をできるようにと考えております。8月中には、主にバス添乗を担当する職員が実際に保育活動に入り、に子ども達への関わり方を学びました。また、バス乗車中の情報共有、子ども達への対応の連携と統一を図るために、バス運行日誌とは別に添乗員日誌も設けます。

 

〇バス停近隣の方からの苦情や相談の共有と対策

1学期中には、バス停近隣の方からの苦情やご相談も何件かありました。バス運行は近隣の方の多大なご協力によって成り立っていますので、場所をお借りしている方、バス停近隣の方にお礼のご挨拶に伺いました。保護者の方も普段からバス停では十分近隣の方に配慮していただいているとは思いますがバスを待つ際のマナー(交通の妨げにならない場所に駐車する、トイレが間に合わずお子様が私有地におしっこをするなどは厳禁、近所迷惑にならない声の大きさ)にも今一度ご配慮ください。

 

〇安全・定時運行を行うために

①バスの中で友達との話が楽しすぎて声が大きくなりすぎたり、いつも同じ席、自分が思う良い席に座りたくて喧嘩になってしまったり…私達職員もこども達が楽しくバスに乗れるようにしたいという思いが強くありますが、安全が第一です。バス車内がざわついていると近づいてくる救急車のサイレンに気づくのが遅くなってしまったり、とっさの対応がワンテンポ遅れてしまうことも考えられます。特定の席に座れず涙し、反り返ったり隣の友達に手が出てしまう場合もあります。添乗員もバス運行中は動き回れませんので、バスの安全運行のために2学期はバスの座席を指定し、必要があれば調整を行います。

 

②交通量が多いバス停では、通勤時間に急いでいる車が無茶な追い越しをかける場合もあり、安全面をより強化する必要があるとも考えました。そのこともあり、現在行っている、バスに乗車するお子様全員での挨拶をなくし、乗車・降車時にそれぞれ挨拶を行うよう変更いたします。小さな工夫ではありますが、バス停車時間の短縮につながり、全体的な安全運行に大きな影響があると考えました。

 

③保護者の皆様は、バス停にお子様と手を繋いでお待ちくださいバスにすぐ乗車できるよう荷物はお子様に持たせてください連絡事項は口頭ではなくコドモンにてご連絡ください。以上のご協力をお願いいたします。

 

 

その他にも、話し合いでは緊急事態を想定し、もし「バス車内で意識を喪失したこどもがいる場合、最寄りのAEDはどこか」「緊急連絡はどのように行うか」「運転手と添乗員の役割分担はどうするか」についても確認を行いました。私達にはお子様の命をお預かりするという重責があります。全員真剣に話し合いに取り組みました。9月からのバス運行変更点についての詳細は、バスを利用している方にコドモンのメールでお知らせ致します。

 

学期間バスが安全に運行できたのも保護者の皆様、そして地域の皆様のご協力があったからです。本当にありがとうございました。2学期も子ども達が安全に乗車できるよう取り組んでまいります。保護者の皆さまと共に、お子様にとっても、保護者の皆様にとっても、近隣の方にとっても、安心安全なバス運行を目指します。どうぞよろしくお願いいたします。

 文責:武石

お兄さん・お姉さんになりました!~卒園児 こども園でお手伝い~(主任より)

先日、隣のまふぃん錦ヶ丘に通う小学生の子ども達が、こども園のお手伝いに来てくれました!

 

このお手伝いは、まふぃんの立派な活動の一つ。
来てくれた小学生のうちほとんどがこども園の卒園生で、彼らの成長した姿を沢山見ることができました。

また、姉妹園だからこそ、卒園後の成長を見守ることができる、錦ヶ丘の強みを感じました。

普段からこども園の園庭に遊びに来ることもあるまふぃんの子ども達。

また、職員も同じ研修に参加したり、日頃から子ども達の様子について話をしたりと、同じ敷地内にある、同じグループの施設同士だからこその関わりがあります。

 

この日のお手伝いも、事前に「○日にお手伝いをさせてもらえませんか?」と、お手伝いをしてくれる子ども本人から電話で相談がありました。

もちろん、その前から職員同士で予定等のすり合わせはしていました。

しかし、全てを大人だけで決めて子ども達に提示するのではなく、できる限りの経験を大人の見守りのもと子ども達自身が取り組むことが、子ども達自身の実体験からの深い学びとなります。

今回で言えば、相手の都合を伺う、約束をする、という、社会で生きていく上で大切な“ホウレンソウ”の経験の一つですね。

 

 

 

 

お手伝いの様子は…

 

さて、お手伝いに来てくれた子ども達は、

  • キンコンカン会議室の椅子のラベル貼り
  • 不要になった書類をシュレッダーにかける

の、2つのチームに分かれてお手伝いをしてくれました。

 

 

【ラベル貼りチーム】

ラベルを作る担当、貼る担当に分かれて頑張りました!

指先でめくる難しさも感じながら、ぐっと集中して取り組む姿に成長を感じました。

 

【シュレッダーチーム】

どのくらいの量だったらシュレッダーにかけられるのか?を考えながら、交代でテンポ良く取り組んでくれました。

「紙を食べてる!」「赤いランプ(満杯のランプ)がついた!お腹いっぱいでーす!」と、子どもらしい表現もあり、ほっこり♡

 

 

要所要所で、まふぃんの職員が子ども達に必要な言葉をかけます。

どんなポイントで、どのように言葉をかけたらいいのか。個別対応のプロとして療育を行うまふぃん職員の姿から、わたし自身学ぶこともありました。

お手伝いの最後には、気持ちばかりジュースのプレゼントを。

ボランティアのつもりで来ていた子ども達はびっくり!とても喜んでくれました。

“働いて報酬を得る”、これもまた、社会で働くことの仕組みの学びの機会だなと感じました。

 

 

「姉妹園と共に、0歳から18歳までの育ちを支えます。」

これは、本園のホームページに載っている言葉です。

今回のお手伝いに来てくれた子ども達は、卒園生ということもあり、行き交う職員が口々に「○○くん!大きくなったね!」「○○ちゃん久しぶり!お手伝いありがとう」と声をかけました。

こうやって、卒園しても子ども達の成長を間近で見守ることができるのも、同じグループ・同じ敷地内にある施設同士からこその強みです。

これからも子ども同士の交流、職員の合同研修等に取り組みながら、まふぃん・アフタースクール・保育園と共に、連続した学びや育ちを支援して子ども達の成長を見守っていきたいと思います。

 

まふぃんのブログにも今回のお手伝いの取り組みが載っています!ぜひご覧ください。

文責:迫田

積み重ねていこう!(くるみ組)

8月も後半に入りましたね。

8月は十数名で過ごしているくるみ組の子どもたちですが、ふとした時に○○ちゃん早くこないかな、○○くんと遊びたいなと何とも嬉しい呟きをしてくれています。私も子どもたちと同じ気持ちで、27名の子どもたちに会えることが楽しみです。

 

 

私は昨年度まで小学校に勤務していて、算数の授業を担当していました。

“主体的で対話的な深い学び”の視点から授業をしていきましょう。』ということで、この“主体的で〜”のフレーズは小学校でも何回も聞いてきました。

実際にどんな授業をするのかというと、【問題をつかむ→考える→深める→確かめる→振り返る】という流れで展開していきます。

これだけ見ると私たちの小学生時代と変わらないじゃないかと思うかもしれませんが、最初のつかむのところでどんな方法で解いていこうかと、みんなで見通しを持つ時間があります。

 

例えば、『四角形の4つの角度を合わせると何度になるのか?』という問題で、360°とこちら側から教えるのは簡単なことですが、そうではなく、それをどんな方法で調べていこうかと子ども達と考えることが、その授業の一番の鍵になってきます。

ですので、その見通す時間に出てきた子どもたちからの意見で今後の授業展開も変わってきます。実際にこの授業の時には子どもたちから、角度を実際に測る、四角形の端を切って合わせてみる、2つの三角形に分ける、線を足して考えてみるなどがでてきました。

その後1人やペアで考え、グループになります。少人数のグループの中で一つの考えをまとめ、全体で発表していくのです。

グループが4つあれば4通りの考え方が出ることもあります。このことから、私たちが受けてきた講義のような授業ではなく、子どもたち同士で知恵を出し合いながら、粘り強く取り組む力が必要なのです。

 

 

錦ヶ丘の保育も今の時代の授業に通ずるものがあるなと、まだ勤務して5か月ですが強く思います。

くるみ組でも、サークルタイムで楽しかったことを伝えたり、友達の楽しかったことを聞いたりしています。また、室内の運動遊びの中では子どもたちの自己主張する姿や主張するばかりでは思い通りにはならない、ということを感じてもらえるように活動しています。

日々の小さな経験の積み重ねが、子どもたちの生きる力に繋がっていくんだ!という気持ちで、毎日を過ごしていきたいと思います。

 

文責:福元

 

エアコン分解洗浄隊

本当に暑い日が続きます。皆様は体調はいかがでしょうか。

 

この暑さで参っているのは、人間や動物・植物だけでなく、機械も同様。

フル回転のエアコン』は息を切らしているように見えます。

 

そこで‼ じゃじゃ~ん!

エアコンさんが少しでも楽になって軽快な運転を行えるよう、全教室・リズム室・給食室・職員室の分解洗浄を実施しました。

 

本当に暑い中、作業をする業者さんも休憩をする時間さえ惜しみながら、朝から夕方まで一生懸命洗浄してくれました。

しかし、猛暑の中でのぶっ続けの作業はあまりにも危険なので、水分補給のタイミングを見ながら飲み物をおだししました。

 

洗浄後、エアコンがどんな風になるのかを聞くと…

『風量が多くなる』『冷えやすく効率も上がる』『臭いが無くなる』…等、こんなに良い事だらけでいいのでしょうか?

 

いいんです!いいんです‼

お部屋の環境が良くなり、子ども達や先生達が少しでも快適に過ごせますように!

ご家庭のエアコンでも、吹出し口から覗いてカビやホコリが見えて気になる方は、分解洗浄を考えてみてもいいのかもしれませんね!

 

 

ちなみに今回ご紹介したのは室内機でしたが、実は室外機も大切でして…、

①室外機前後には物を置かず、後ろの銀ギラギンにホコリ犬猫の毛、落ち葉ナイロンが張り付いて風の通り道をふさいでいないか。

②室外機自体の上に屋根等で日陰を作り、直接直射日光を当てない方が冷却効率が良い…と聞きます。

 

業者さんも今年の暑さで忙しく『てんてこ舞い』のようですが、これから涼しくなってくると少しづつ落ち着いてくると思います。

問い合わせはこちら →→→ いやいや、私は業者さんの回し者ではありません…。(笑)

 

 

文責:大矢

自分の身は自分で守る(避難訓練)

7月に引き続き、8月も不審者避難訓練を実施しました。

今回は、こども園駐車場側スロープから不審者が侵入してきたという仮定で、園庭で遊んでいた際に職員も子ども達もどのように対応するべきか、訓練に取り組みながら対応策を考えていきました。

 

実施日は、男性職員は不在。更に不審者役は園長が担当。

女性職員だけでの対応は、やはりいつも以上の緊張感に溢れます。

実際に園庭では年長・年中組が遊んでいました。近くにいた3名の保育教諭で対応し、迫ってきたら後退りするなど不審者との距離を図りながら、自分の身をしっかり守りつつ対応に努めました。

 

 

その様子を近くで見ていた子ども達は、「ミミちゃんの時間です、お部屋に戻りましょう」と不審者が来た際の合言葉となる放送を聞き、慌てることもなく静かに避難することができていました。

その姿に『自分の命は自分で守る』ことが少しずつ身についていることを感じました。

 

 

 

前回・今回と訓練を行い、より安全面を強化していくことを考え、園全体で気を付けていくべき点や考えていく点がいくつかありました。

 

 

スロープ側からは、出入口が開いていたら簡単に侵入されてしまうということ

「今車を降りた人が入るかもしれないから開けておこう」と思い、ついつい扉を開けたままにしてしまう方も多いと思います。

不審者は少しの隙を狙って入ってくることが考えられます。

開けた場合は必ず閉めることを、職員も保護者の方も一緒に全体で気を付けていかなければいけないと感じました。

 

保護者や業者を装って侵入する可能性があること

職員はインターホンを受けた際、必ず名前や所属を伺い、対応していかなければいけません。

しかし、時には保護者や業者を装って不審者が訪ねてくる可能性があります。

実際に、最近保育園では、在園していない子どもの保護者を名乗って来た方がいたとのこと…

少しでも危険を減らすためにも、保護者の方は送迎の際に必ずカードキーをお持ちいただけたらと思います。

 

不審者が侵入したタイミングで登園した子ども達の安全を確保すること

登園・降園の時間帯は、人数が常に変動する時間帯です。

広い園内で、誰が誰と一緒にどこにいるのか、安全がしっかり確保されているのかを把握することは難しいのが現実です。

子ども達や保護者、職員の安全を第一に考え、保護者の方に、車での待機や、一緒に保育室への避難をお願いすることもあるかもしれません。

 

 

 

『より安全に』ということを考えると、上記以外にも沢山の気を付けるべき点・考えるべき点が挙げられます。

職員だけではなく、保護者の方々のご協力もいただきながら、園全体で『子どもの安全・子どもの命』を守っていく必要性を改めて感じました。

 

 

 

鹿児島市内でも数多くの不審者情報があがってきています。

園内への侵入だけではなく、出かけ先で子どもが一瞬でも一人になった矢先に、不審者は現れるかもしれません。

 

今回も、子ども達と『い・か・の・お・す・し』として5つの約束事を再度確認しました。

  • 『い か』行かない
  • 『の』乗らない
  • 『お』大声でさけぶ
  • 『す』すぐ逃げる
  • 『し』知らせる

 

『自分の身は自分で守ること』を、少しずつ子どもたちなりに理解しているように感じています。

 

 

 

 

一つ一つの訓練を大切にしていくこと、その積み重ねが子ども達の確かな学びにつながります。

今後も職員全体で子どもの命を守るためにできることを考え、警察の方とも連携を図りご指導いただきながら、リアルに近い訓練に取り組んでいきたいと思います。

 

文責:若松

 

 

 

 

おやじ戦隊側溝じゃぁー

それは、令和2年のとてつもなく暑い暑い8月2日じゃったぁ…(汗)(汗)

勇者おやじ戦隊たちが、側溝に溜まったドロと戦う日がやって来たのじゃぁー‼

 

ある時は『泥跳ね返し』『悪臭』…

そしてまたある時は『熱中症』と戦いながら、こども園の子どもたちの平和のために、一生懸命汗水流して闘ってくれました。

本当は一輪車の上に乗って誰かに押してもらいながら登場・退場したい気持ちもあったと思いますが、彼らはドロを載せてわき目もふらず何度も何度も往復しました。

 

 

そして1時間半後… 『とりゃあーーっ‼』見事にドロを始末し、やっつけたのであります!!

 

 

その後おやじ戦隊は疲れているにも関わらず、水分補給をして『おつかれ~!』と爽やかに去って行きました。

ありがとうおやじ戦隊! ヒーローおやじ戦隊‼

この晩?昼?、〇ー〇が美味しかったのは言うまでもありません。(※お酒は20歳から…)

 

 

本当に暑い中おやじ戦隊の皆様どうもありがとうございました!!

※今日もどこかに、あなたのそばに♡おやじ戦隊はいるはず…です…。※

おやじ戦隊:関さま,鳥飼さま,萩原さま,手島さま,脇本さま

 

文責:大矢

 

錦ヶ丘が大好きです

早いものでもうすぐ9月。2020年もあと4ヶ月で終わろうとしています。

この8月はこども園職員が保育の質の向上を目的として、保育園やまふぃんに研修に行く機会を設けていただきました。

子どもへの関わり方や環境設定の仕方、職員の連携等、沢山のことを感じたり、学んだりすることができました。

学んだことをこれからの保育に生かしていけるよう努めてまいります!

 

 

さて、今回のブログは、錦ヶ丘の保育教諭2年目の私が発見した、錦ヶ丘の素敵なところをご紹介したいと思います。

 

 

★自然の豊かさ★

 

私が錦ヶ丘に来て驚いたことは、園庭に小川があることです。

ビオトープと呼ばれる、動物や植物が恒常的に生活できるように造成された生息空間が園の中にあることは、とても珍しいことです。

ビオトープ内で生息する生き物(めだかやおたまじゃくし、どじょうなど)は、普通に生活していたらあまり目にかかることは出来ないですよね。

錦ヶ丘だからこそ経験できる、生き物との出会いがあります!

年長組になると、生き物への対応の仕方も『触りたい、育てたい』という自分の欲求だけではなく、『大切にしたい』という思いやる気持ちが生まれています。

その思いこそ、幼児期の終わりまでに育てたい10の姿にある【自然との関わり・生命尊重】につながるのだと思います。

 

 

★やりたいことを時間いっぱいできること★

子どもたちの興味は一人ひとり様々です。

この時間は体操、この時間はひらがな練習といった、保育者主導で設定されている活動ではなく、子どもたちの声を聞き、子どもたちの興味に合わせた保育を展開しています。

子どもたち自身が好奇心や興味を持った活動の中で、試行錯誤しながら友達と協力することや、人の話を聞き自分の思いを言葉にして表現することなど、近年求められている非認知能力(学力以外の適切なコミュニケーション能力や様々な人間関係に基づく社会適応能力)を培う活動を心がけています。

集団生活ですので、ある程度の枠組みやきまりはもちろんあります。

しかし、できるだけ思う存分遊んでほしい!という保育者の思いのもと、ある程度時間にも縛られず、興味のあることを保育者の見守りのもと思う存分出来るのです。

 

 

★食へのこだわり★

先月、私自身も育児講座『錦ヶ丘の給食』に参加して、錦ヶ丘の食への考えについて学ぶ機会がありました。

「髪の毛一本、食べたものからできている」という医師である前理事長の考えの下、栄養士や調理員は、子どもたちのことを思って毎日の給食を作っています。

その思いが野菜や肉、調味料等の食材はもちろん、“本物に触れてほしい”という思いから、陶器を使う等、様々な面での食へのこだわりに繋がっています。

 

私は人参とキャベツ、セロリが苦手ですが、錦ヶ丘の給食でこの食材が出てくる時は、とても美味しく食べることができています。

子ども達にとっても、嫌いな物を食べなければならないという給食より、好きなものが増える給食になっているのではないかなと感じる毎日です。

 

 

 

錦ヶ丘の好きなところは挙げだしていくとキリがありません。

そのくらい錦ヶ丘の特色や錦ヶ丘の人たちが大好きです。そして錦ヶ丘で働けていることにやりがいを感じています。

社会人としても保育教諭としても、まだまだ未熟な私ですが、錦ヶ丘の素敵なところをもっと見つけて、子どもたちにも伝えていきたいと思います。

 

 

さあ9月がやってきます!2学期の始まりですね。

年中組はさつまいもの収穫時期もやってきます。楽しいことがいっぱいの2学期にしましょうね♪

 

文責:中村

体験から学ぶ~南日本新聞の記事から~(主任より)

保育の中でも何かと大活躍の新聞紙。

本来の新聞の役割である“読む”から、“文章を書く”にポイントを当てて、今年の夏、錦ヶ丘の職員は、南日本新聞社さんが行っている“文章力UP講座”を受講させていただいています。

 

この講座は、一般職員の単発講座と、リーダー職員の3回構成講座の2パターンがあり、それぞれの職務に応じて受講をさせて頂いています。(単発講座を受講した職員のブログは こちら )

 

リーダー向け講座は7月末に1回目が開催され、お盆明けの今から2回目・3回目が予定されています。まだ1回しか受講していませんが、私にとっては新聞を読む面白さを感じるには十分すぎるほどの時間で、講座受講後、毎日新聞を読むことが日課になりました。

 

地域のことから世界のことまでを日常の中で手軽に学べたり、いろんな人の思いを知ったり、社会のことを様々な角度から考えたりすることができる新聞のもつ力を感じています。

 

 

 

 

数日前、新聞を読みながら、ある記事が目に留まりました。

その記事には、錦ヶ丘の保育のキーワードが沢山散りばめられていましたので、今回、皆さんにも紹介させていただきます。

 

2020年8月12日 南日本新聞 12面(教育) 見出し:『「旅育」で生きる力を ―知識裏付け 体験に学ぶ 子どもの「積極性」養うー』

 

 

 

“旅育”という言葉を、ご存知でしたか?わたしはこの新聞記事で初めて知りました…

 

 

旅育について調べてみると、このようなことが書かれていました。

 


観光マーケティングを専門とする森下晶美教授(東洋大学)は、「旅育」を「旅は人間性の成長を促すとする考え方で、旅によって得られる知識や興味・価値観の広がり、共感力を人の成長に役立てようとするもの」だと定義しています。そして、「旅育」には以下の3要素があり、効果的な「旅育」を行うには、これらの要素を全て満たす必要があるとのことです。

 

①旅の体験(異文化・非日常体験、旅先での交流など)、

②人との時間共有(家族・友人との共通体験、想い出づくり、日常と比較した共有時間の長さなど)、

③旅を素材とした教育(職業教育、郷土教育、地理・歴史教育、国際化教育など)

(引用元:日本国際観光学会|“旅育”の現状と定義を考える)

 

普段とは違う場所に遠出して、さまざまな発見をした、という体験は多くの人に覚えがあるはずです。学校で実施されている社会科見学や修学旅行にも、上記のような教育意図が含まれているといえるでしょう。このような学習を家族単位で行うのが「旅育」なのです。


 

また、旅行ジャーナリストの村田和子さんは、「旅育」を実践するにあたって最も大切なことは「親の子どもへの関わり方」であり、「どこに行くか」よりも「何をするか」が重要と仰っています。

 

【紹介】村田和子さんが書かれた本です!

 

新聞記事に書かれていた「旅育」は、まさに“どこに行くかより、何をするか”ということを重視して、そこにどのように子ども達が関わったらいいのかが書かれています。

 

 

 

今年の夏は、コロナの影響で夏休みが短縮されたり、“おうち時間”が増えたりと、今までの夏とは過ごし方が大きく変わっています。そのような中での貴重なお出掛けをちょっと工夫して、子どもが主体的に参加できる場面をつくってあげることで、いつもの親子時間が一気に学びの場にもなる!という内容です。

 

見出しの中にある「体験に学ぶ」の文字。まさに、これからの教育のキーワードである“アクティブラーニング(能動的な学習)”のことです。

 

“能動的な学習”の土台には、子ども自身の興味関心があります。

記事の中で村田さんは、生後4か月から一緒に旅をしてきたご自身のお子さんの育ちについて触れられています。お子さんと旅をするにあたり、一番重視してきたのが「事前の準備」だそうです。「子どもの興味関心を尊重し、計画時から巻き込む」、「親が選択肢をつくって選んでもらい…」、「あらかじめ提示した条件内で考えてもらう」など、錦ヶ丘の保育とつながる言葉が沢山ありました。

 

 

この「事前の準備」は、錦ヶ丘の保育で言えば、毎日行われる“サークルタイム”や、活動の前の“話し合いの時間”だと私は考えます。

 

子ども達の話を聞きながら、保育者は活動を広げるヒントを探したり、逆にヒントとなる発言をしたりします。

意図的に発した言葉だけではなく、何気なく発した言葉から大きく広がることもあります。同じ活動でも、始まりは本当に様々です。

 

始まりは様々ですが、共通して土台にあるのは“子どもの興味関心からのスタートである”ということ。子ども自身が興味関心をもっているということは、子どもは主体的に、すなわち能動的に関わります。

 

実際の体験から学んだことや感じたことは、何にも代えがたい“本物”です。そのような点からも、体験を重視した活動を大切にしていきたいなと思います。

 

 

また、記事の中で村田さんは、「近場でも興味を持った場所であれば、子どもは主体的に関わる。(省略)子どもに任せると自信につながるという」と述べられています。

興味を持ち、主体的に関わることで、「やってみよう!」という一歩を踏み出すきっかけが生まれる。一歩踏み出して、“ちょっと頑張ればできること”を子どもに任せ、成功体験を積み重ねることで自信につながる、ということです。

 

 

ここには、まさに錦ヶ丘の保育で大切にしていることそのものが述べられています。

錦ヶ丘では、子どもの自信を育てるために、大きなプレッシャーや大きな舞台は必須ではないと考えています。日常の中で小さな成功体験を積み重ねて、それを自信につなげてあげることや、さらに「もっと!もっと!!」という積極性や小学校以降の学びに向かう土台となる気持ちを育んであげることを、私たちはねらいとしています。

 

 

 

この新聞記事を読み、「錦ヶ丘の保育が大切にしていることは子ども達の生きる力を育むことにつながる!!」と、自信を持ち、改めて日々の保育を大切にしていこうと気が引き締まる思いがしました。

今まさに行われている夏季保育中の保育はもちろん、もうすぐ始まる2学期も、子ども達の興味関心に寄り添い、能動的な体験を大切にした保育を展開していけるように職員皆で取り組んでいきたいと思います。

 

そして、今回のような新聞に親しむ機会を頂けたことにも感謝しながら、学びを少しでも還元できるよう、残りの講座も頑張ります!

 

文責:迫田

 

 

【参考・引用】

こども食堂~新聞で紹介されました。

こども食堂、という言葉を最近耳にすることが増えたなと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。8月12日付の南日本新聞には、鹿児島市が行う市内こども食堂への助成についての記事が大きめに載っていました。実はこの記事の写真奥で説明をしているのは私です。数年前から「ナポリ通りのこども食堂」というボランティア団体の共同代表として、こども食堂を運営しています。なぜこども食堂を開催するに至ったか、今回の鹿児島市の取り組みがどんなものかについてご紹介いたします。

こども食堂を始めたころ丁度「こどもの貧困」という言葉がメディアで取り上げられるようになりました。鹿児島県はこどもの貧困率が全国でも下から数えたほうが早いことや、様々な事情でご飯をおなか一杯食べることができないこどもだけでなく、一人でご飯を食べる「孤食」やこどもだけでご飯を食べる「子食」、偏ったものだけ食べる「個食」について知った際に、幼児教育に携わる自分にできることは何だろう?と考えたのがこども食堂を立ち上げる始まりでした。私は、上之園町のナガヤタワー(共生共同型住まいの先駆的事業として国土交通省の助成金を受けた住人参加型住宅)の事務局長も兼務しているので、このような「個食」や「孤食」はなにもこどもに特有の課題ではなく、全世代に共通していることも間近で見てきました。そのため、”こども”食堂というよりは”地域食堂”のような形で、地域の方たちがともに食を囲める場所ができればと思ったということもあります。

 

こども食堂の献立

こども食堂の献立

 

こども食堂を実際にはじめてみると、毎回参加者はボランティアも入れて80名ほど。長期休暇中は100名を超すこともありました。高校生までは無料、それ以上の方は1食300円を頂戴します。ご飯はボランティアが作り、バイキング形式で準備していました。給食食材でお世話になっている敬愛食品やピザの井田食品はじめたくさんの企業が食材を提供してくださっています。お友達同士こどもだけで、親子で、小さいお子さんとおかあさんのお友達同士で、近所のご高齢の方もいらっしゃったり、まふぃん上之園のこども達や他の療育施設からの参加もありました。こども食堂に参加した理由も人それぞれです。当初から通っていた子が6年生になり、片付けや調理を手伝ってくれるようになったり、中高生のボランティア学生もたくさん来てくれます。自分がその年のころには、ボランティア活動なんて考えたこともなかったのに偉いなと感心します。

ナポリ通りのこども食堂開催風景

 

ことしの2月からは通常通りのこども食堂の開催が難しくなりました。それでも、ボランティア仲間でこの状況下でもできることをと話し合い、現在は月に2回食材やお弁当の配布をしています。こども食堂を早い段階から応援している鹿児島市のこども福祉課も、このような状況を見て行政として支援できることを考えてくれました。新聞記事でも紹介されている「GOGOチケットプロジェクト」(GOGOプロジェクトチラシはこちら)を活用すると、スーパーなどでお弁当と引き換えることが出来ます。このプロジェクトは近々鹿児島市政広報番組(KKB)の中でも紹介されます。私も固い笑顔で出てますのでご覧ください 😉

 

私たちがしていることはほんの小さなことかもしれませんが、「食」を大切にする錦ヶ丘の一員だからこそ今後もできるだけ続けていきたいと思っています。このブログを読まれた方で、いろんなご事情があってナポリ通りのこども食堂で配布している食材を分けてほしいな!という方がいらっしゃいましたらお声掛けください。(堂園春)

こども福祉課担当のTさんと

このあいだ放映も終わったみたいです