7/1のメニュー ~COOKPAD“にしきキッチン”更新しました!~

7/1のメニューは、『魚の甘酒味噌焼き』『ひじきの煮物』『みぞれ汁』でした。

 

甘酒には2種類あり、米麴と酒粕を原料にしたものがあります。米麴で作られたものには原則としてアルコールが含まれておらず、子どもでも安心して飲むことができます。また、“飲む点滴”と呼ばれており、ブドウ糖やオリゴ糖、食物繊維、ビタミンB群も豊富です。

また、甘酒は調味料としても活用でき、甘酒の持つ酵素の働きで食材のたんぱく質がアミノ酸に、でんぷんがブドウ糖に分解され、旨みや甘みがアップし、素材の味を邪魔せず自然な甘みのある料理を作ることができます。

今回は、甘酒と白味噌とすりおろした生姜に少しのきび糖を加えたものを混ぜ合わせて、鯛を漬け込んで焼きました。鯛の身がふっくらと仕上がり、優しい甘さで、子ども達からもとても人気でした!

 

こんにゃく・人参・油揚げ・大豆が入ったひじきの煮物に苦戦する子もいましたが、魚のおかわりをするために、最初につがれた分を一生懸命食べきろうと頑張っていました。食べきることが出来た時に空になった皿を見せてくれるその顔は、自慢げで達成感に溢れており、こちらもとても嬉しいです!これからも無理のない程度に、苦手なものも食ベられるように働きかけていきたいと思います。

 

COOKPAD“にしきキッチン”を更新しました!


ご家庭でも、是非作ってみてください!

豆乳マヨネーズ

生ハーブたっぷり~ハーブチキンバー~

 

文責:米澤

感触遊びって面白い!(0歳児 れんげ組)

戸外に行くと、砂や泥、水など、様々な素材との出会いがあります。私たちはその出会いを大切に保育をしています。

4月のはじめは、砂場に降りると「なんでおろすのー!?」と号泣する子どもたちも多かったのですが、最近は帽子を被ると外に行くことを理解し、テラスから「早く出して〜」と大きな声を出し、戸外に行くことを楽しみにしている姿が見られるようになりました。

 

 

感触遊びはなぜ大事?


砂を握って、手からサラサラ離れていく感覚、泥を触ったら手にまとわりつく感覚、水を触って冷たいという感覚。子どもたちが初めて触るものは、少なからず刺激があるものです。

その刺激を乳幼児期の頃から経験しておくことで、将来、様々な素材に出会った時、抵抗感を持たず触ることができます。

また、この経験を通して、人間関係を築いていくうえで、価値観の違う人と出会った時、拒むのではなく、受け入れることができるようになると言われています。

 

 

感触遊びで育まれることってなに?


感触遊びは、“乳児期に大切にしている3つの視点”の全てに当てはまります。

 

①健やかに伸び伸びと育つ

例:泥遊びをしている時に、水が跳ねる様子を見て、何回も何回もバシャバシャする子どもたち。汚れることを気にせず、思う存分伸び伸びと遊んでいます。

 

②身近なものと関わり感性が育つ

例:砂の感触と泥の感触の違いを感じる子どもたち。ふとした瞬間に「あれ…?どうなってるの?」と不思議そうな顔をしたり考える顔をしたりしています。

私たちは気持ちに共感しながら、見守りに徹します。

 

③身近な人と気持ちが通じ合う

例:子どもたちの表情や喃語、指差しなどで表してくれる気持ちを汲み取り、「嫌だったね」「楽しいね」と共感するようにしています。


 

感触遊び一つをとっても、乳児期に大事にしたい3つの視点が取り込まれています。

この3つの視点は年齢が上がるにつれて、「健康」「環境」「人間関係」「言葉」「表現」などの『5領域』や、『幼児期の終わりまでに育てたい10の姿』などに繋がっていきます。

 

最近は、子どもたちも砂や水、泥などに抵抗なく触れることができています。これからも様々な素材と触れ合う機会を計画していきたいと思っています。

 

文責:中村

トイレトレーニング ~焦らず、無理なく、子どものペースを大切に~(2歳児 年少少くるみ組)

『オムツかぶれが気になって、この夏オムツ外しをしたいのですが、どうしたらいいですか?』

『トイレにいきたがらなくて…』

等、送迎時の会話や連絡帳の中でトイレやオムツ外しについての質問を頂いています。

今回は、「トイレトレーニングについて」をお伝えしていきたいと思います。

 

 

トイレトレーニングとは?


〇「トイレトレーニング(トイトレ)」って何??

オムツで過ごしてきた子どもたちが、トイレで排泄を行えるようにサポートすることです。

 

〇トイレトレーニングを始める目安

・一人で歩行ができる

・言葉で、意思疎通ができる。2語文程度の会話ができる。

・おしっこの間隔が、2時間程度空く。

・トイレに興味や関心を示す。

 

 

園での取り組み


数年前の保育では、一斉にパンツデビューし、一日に何度も一斉にトイレに促していました。

しかし、一斉に早くから訓練したからと言って、一斉にできるようになるわけではありません。トレーニングをしてすぐに、できるようになる子どももいれば、1年かけてできるようになる子どももいます。

 

おしっこをためておく膀胱の発達は、まだまだ未熟で個人差があります。「おしっこしたいな」「うんちしたいな」と感じるタイミングは、一人一人違います。「なんだかムズムズする?」「トイレに行きたいかも?」を自分の身体で感じてトイレに行けるようになることがオムツ外しのゴールと考えています。

ですので、錦ヶ丘では、集団でのトイレトレーニングはしていないのです。子ども一人一人の成長のペースに合わせ、身体の成長や発達、情緒面が「オムツはずれ」に十分に適した状態にあるのか、家庭と共に連携しながら排泄の自立へのサポートをしていきます。

 

家庭で始められること


・オムツ交換のタイミングで、オムツが濡れていなかったら、トイレに誘ってみる。

・トイレで排泄がなかったとしても、トイレに行けたこと、チャレンジした姿を認める。

トイレに関する絵本などを、子どもと一緒に楽しむ。

トイレでの排泄がしやすいよう補助便座や踏み台を設置する。

・子どもと一緒に、好みの布パンツを準備する。

・遊びに夢中になっている時ではなく、ひと段落したときにトイレに誘ってみる。(ご飯の前、お風呂の前、寝る前など)

・トイレにいきたい!布パンツをきたい!と、子どもがやる気になっている際は、チャレンジさせてみる。

 

布パンツで過ごし、漏れてしまう気持ち悪さを経験することで、「おしっこしたい!」の感覚がだんだんと敏感になっていきます。

おもらししたら「気持ち悪いね。着替えようね。」と声をかけ、決して怒ってしまうことがないようにしましょう。トイトレは、親の心の余裕がある時に。忙しい時に無理にパンツで過ごして失敗してイライラして怒ってしまうと、自信を無くしオムツ外しが遅くなることもあります。

必ず、オムツは外れます。ゆっくり、焦らず、本人のペースに合わせていきましょう。子どもの自発的なやる気が、オムツ外しの近道です。

 

 

 

最後に、「子どもの心の育てかた」児童精神科医 佐々木正美先生著書より、以下の文章をご紹介いたします。

 

トイレトレーニングは、叱りすぎも褒めすぎ、どちらも子どもの自立を妨げることにつながります

この時期の子どもには、自分の行為に対して叱られるなど否定的な「悪い思い」を過度に経験すると、自分の存在そのものを「恥」とする感覚、自分の存在価値に対する疑惑の感情が生まれてくるといわれます。

トイレトレーニングだけにかぎらないのですが、失敗したときに、「とても親が嫌な顔をした」「悪いことだと厳しく叱られた」「不潔でよくないことだと何度も言われた」といったことです。非常に厳しいしつけによって身につけたものというのは、見せかけの、即ち、「偽りの前進」をさせることになります。

~省略~

本来、トイレで排泄するのは「気持ちがよく快適なことだから」です。それを知る前に、親の褒め言葉が欲しくてできるようになる「いつわりの前進」はその後、指しゃぶりなどの行動が現れることがある。無理な強制や、極端な褒め言葉で誘導することは、健全な自立性そのものを妨げることにつながることがあります。

 

 

子ども達一人一人のペースを大切に、ご家庭と共にこれからもトイレトレーニングに取り組んでいきたいと思います。

 

 

文責:山﨑

 

“ほんのひとかけら”も大きな勇気(1歳児 つくし組)

つくし組で過ごし始めて約2ヶ月が経ち、子ども達の新たな一面、表情を目にすることも多くなってきておりとても嬉しく思います。

最近、保護者の方から

「野菜をなかなか食べてくれず、苦戦しています…。」

「前まで何でも食べていたのに、最近好き嫌いをするようになってきました。」

とよく話を聞いたり、園ではどうですか?と尋ねられたりするようにになりました。

そこで今回は給食の様子や、好き嫌いについてお伝えできたらと思います。

 

 

好き嫌いって悪いこと?


結論から申しますと、好き嫌いをする姿は悪いことばかりではないと思います!

園でも、「これちょっと苦手だな」「好きじゃないかも」と思うと、大人が口の近くに運んだとしてもそっぽを向いたり、泣いたりして食べたくないことを伝えたりする姿があります。

少しずつ自我が発達し始め、段々自己主張をするようになってきています。そのため「これが好き!」「これは苦手…」を表現できるようになったことは成長の印ともいえます。

また舌には味蕾という、旨味、甘味、苦味、酸味をキャッチする味センサーが備わっています。生後3か月の乳児は、味蕾が1万個もあるそうですが、次第に大人になるにつれて段々減っていくため、幼少期苦手だったものが”大人になったら食べられるようになった!”なんてことも納得できますね。

そのため、大人から見ればなんてことない、“ほんのひとかけら”を口に運ぶことや、ゴックンと飲込むことは、幼い子ども達にとってはとても勇気がいることであるのです。大人は子ども達の頑張るその姿を、認め、一緒に喜び、成功体験を重ねることが大切だと思いながら関わっています。

 

 

食事をするうえで大切にしていること


 

①よく咀嚼をする

「よくモグモグしてね」「カミカミだよ」といった声掛けをしながら咀嚼を促しています。

しっかり咀嚼をすることによって、満腹中枢(お腹が満たされたことを知らせる機能)が育ち、消化され定期的に排便をするといった良いサイクルができるよう促しています。

 

 

②手づかみ食べをすることで一口の量感を知る

れんげ組のブログにもありましたように、手づかみで食べるということは口に運ぶ食材の硬さや大きさを感じたり、噛みちぎったりする時に大きな役割を果たします。

また、手づかみ食べをすることで、自然とどのくらいの量が口の中に入るか知るためにもとても必要なことです。

 

 

③食べる事の楽しさを感じられる雰囲気

 

園では特に③を大切にしており、安心した空間の中で食事をすることで、「食べることって楽しいな」といった気持ちや「もっと食べたいな」という、食への意欲を引き出し、促せるよう関わっています。

最近では「◯◯ちゃん、◯◯くんも美味しそうに食べてるね」と声をかけると、友達の食べている姿を見ながら苦手なものも口に運んだり、顔を見合わせてにっこりしながら食べたりと、友達と一緒に食べることは子どもたちにとっていい刺激になっているようです。

子どもたちには「いま食べられるようになって欲しい」よりも「いつかこの美味しさをわかってくれたらいいな、食べることを好きでいつづけて欲しいな」と思いながら、過ごしていきたいと思います。

 

 

文責:武田

園内研修『リズムから見る運動発達』

6月19日(土)、竹原亮紀さんをお招きして、園内研修「リズムから見る運動発達」を行いました。

錦ヶ丘で身体を動かす活動として日頃取り組んでいるのは、「リズム」や、作業療法士 中鶴さんに指導を頂いて実践しているサーキットや自由遊びなどのアダプテーション(環境に合わせる運動遊び)があります。

それらと結びつけながら、乳幼児期における運動の重要性や、これからの錦ヶ丘に必要な活動について考える大変学びの多い機会になりました。

 

竹原さんの紹介


竹原さんは、中鶴さんと同じ日本コアコンディショニング協会に所属し、運営委員長をなさっています。

今回は、運動や動きの評価・分析のプロの竹原さんに、事前に各園で取り組んでいるリズムや、運動会に向けてのかけっこの動画をお送りし、お話を頂きました。

★竹原さんの詳しいプロフィールは こちら

とても気さくな明るいお兄さんで、様々な具体例を提示してくださりながらの1時間半の研修は、とてもわかりやすく、あっという間の時間でした。

 

 

乳幼児期の運動は、その先の土台づくり


私たちが日頃取り組んでいる「リズム」は、床をゴロゴロと転がる「どんぐり」や、腹這いの「わに」などの“赤ちゃんの動き“から、ハイハイの「うま」、しゃがんでよちよち歩く「あひる」、腕を伸ばして走る「とんぼ」など、少しずつ発達の順序を辿る様に、様々な動きに取り組んでいます。

また、中鶴さんの指導の下取り組んでいる「サーキット」等では、「くぐる」「わたる」「ぶら下がる」「よじ登る」等、大人がやり方を教えなくても、子ども達が自分で考えながら身体を動かしていく活動に取り組んでいます。

これらの運動遊びは、全て『その先の運動の学習やスキルのための土台づくり=根っことなるもの』です。

 

一つ一つの動きに正確さを求めがちですが、竹原さんが仰るには、乳幼児期の運動は“型にはまらず、やりたいようにやること”が大事だそうです。

正確性はその先に自然とついてくるそう。

不恰好でもいい、「身体を動かすって楽しい!」が子どもの運動において大切にしていかなければならないものなのだと、改めて感じる言葉でした。

 

 

乳幼児期の“多様な運動経験”の大切さ


また、運動遊びを行う中で意識したいことが“多様な経験”です。

例えば、『走る』。走るといえば、かけっこのようにまっすぐ前に向かって走る姿をイメージされる方が多いと思います。

しかし、少し考え方を変えてみると、欽ちゃん走りのような横移動の走り方や、スキップしながらの走り方、障害物を避けながらの走り方等、様々な方法があります。

このように、ベーシックな動きに少しスパイスを加えて、“ちょっぴり違う○○”を遊びの中で経験させることで、子ども達の経験値はぐっと広がります。

 

このような“多様な経験”が、小学校以降の運動発達・運動学習と、その先のスポーツスキルの習得に大きく関わるそうです。

子ども達が身体を動かす感覚やイメージがより多く身につくよう、豊かな園庭環境をより生かしていける方法や、室内環境の工夫を考えていきたいと思いました。

 

 

 

今回、運動や動きの評価・分析のプロである竹原さんに指導を頂くことで、日頃取り組んでいる身体を動かす活動をさらに一歩、深めるために必要な視点や環境の工夫に気付くことができました。

これから先の運動発達・運動学習の土台となる、大切な乳幼児期の子ども達をお預かりしているこども園として、子ども達の“多様な経験”と、“身体を動かすって楽しい!”の気持ちをより引き出せるよう、また職員間で色々な工夫を考えていきたいと思います。

 

今回も、13時お迎え・お弁当のご協力、本当にありがとうございました。

 

 

文責:迫田

 

会話の中に「喜怒哀楽」の感情表現を取り入れてみませんか?(5歳児 年長組)

幼児期は、喜怒哀楽を感じさせて、子どもの表現力を養ういい時期!!

園では、楽しそうに笑う表情、哀しくて泣いたり、哀しそうな表情、怒って、泣いたり、怒る表情、喜ぶ表情と子ども達が、様々な表情や言動をみせてくれます。

幼児期に喜怒哀楽の感情を表現できるような環境を整えることは、子どもの発達において大切なことだといわれています。

「喜」「楽」のポジティブ感情だけではなく、「怒」「哀」のネガティブな感情も生きていく上で大事な感情であることを、子ども達に伝え、感情のコントロールができるような大人になってほしいです。

 

「怒」「哀」のネガティブな感情の受け止めるポイントは

【怒】子どもの怒りを受け止めてコントロールを学ばせましょう。その際は、親も自分の感情をコントロールして、子どもと向き合いましょう

〇 泣いたり、怒ったりしたときに、頭ごなしに「泣いちゃダメ!」「怒っちゃダメ!」等と否定するのは避けましょう

〇 周囲のことを気にして、子どもの感情を抑えつけてしまうのは避けましょう。

 

ポイントを踏まえて、接していくと、次のような様子がみられていきます。

①共感する中で、子どもが落ち着くようになる。

②どうしたいかを考えられるようになる。

③自分の思い通りにならないことがあることを理解できるようになる。

④怒りのコントロールを身につけることができるようになる。

 

 

【哀】子どもと悲しい気持ちを共有する。

〇 悲しみの感情の表現にも、親が共感してあげることが大切です。「泣かない!」「痛くない」など否定するのは避けましょう。

〇 感情に寄り添い、子ども自身が、悲しい理由を考えて、感情を説明できるように問いかけましょう

〇 絵本などの読み聞かせは効果的です。

①絵本の中の登場人物や動物などの気持ちになって、子どもと一緒に「悲しいね」「寂しいね」と言いながら悲しみの感情を共有することで育めます。

②悲しみ感情を知ることで、相手の悲しみも理解できるようになり、思いやりのある行動がとれるようになります。

 

私達が今、子ども達にしてあげられることは?

〇 子どもと一緒にいるときは、できるだけアンテナを張って子どもの感情をキャッチできるようにしましょう。

〇 幼児期は感情を我慢させず、素直に表現させてあげましょう

〇 ネガティブな感情を安心して家庭で表現できる環境を整えましょう。

①会話の中で、楽しかったことや良かったことだけではなくて、ネガティブな感情に関わることも何気なく聞くようにする。

②親自身が、家庭でいろいろな感情を表現したり、悩みを打ち明けたり等何気なくしていると、子どもも悩みの打ち明け方などを学べるのかもしれません。

 

 

 

文責:壽福

 

友達と力を合わせる(年中4歳児 こすもす組)

入園・進級したころは、初めての環境をうれしく思う気持ちが先行していましたが、しばらく、子ども達の気持ちを満たすことを目的に、様々なことを一人で取り組んだり、一人遊びの時間を楽しむことを大切に過ごしてきました。

4月の下旬ごろから、5月末の運動会に向けて活動をする中で、少しずつにグループ活動を開始。子ども達の意識の中に「友達」の存在を感じることができる環境を整えました。

最初は、なかなか言葉を交わすことが難しかった子ども達、一緒に過ごす中で同じグループの仲間としての意識が芽生え始めました。

先日は、こういった子ども達の社会性の育ちを踏まえて、友達との共同作業の楽しさを味わうことを目的に、童具を使った「街作り」をしてみました。

 

まず、グループごとに小さな町を作りました。

ルールは一つ。「縦と横を組み合わせて壊れない高さの建物を作るんだよ。」と伝えました。

こども達は、どうしても、最初は自分のイメージで遊びを進めてしまったり、高さを求めてしまったり…。

「もう一度ルールをおさらいするよ!」と伝え、活動を再開。

今度は友達と協力すること、高さを求めないことなど、お互いに声を掛け合いながら活動に取り組むことができていました。「ここは、高さが高いから上に行けないね。階段を作ろう!」とアレンジを効かせるグループも現れて、活動は思った以上に盛り上がりました。

 

小さな街から大きな街へ

約30分で小さな街が4つ出来ました。

形はそれぞれのグループで話し合った結果。どれもアイデア満載のもので、子ども達はこの段階で、すでに満足そう。この時から子ども達は「一人ではできないけれど、友達とだからできたんだね!」と言うことに気づき始めました。「この部分は僕が作ったところだよ。」「でも、ここは〇〇君だね。」と、それぞれの形の違いに気付き、その良さを認め合う、本当に素敵な光景でした。

そして、ここから更にその思いを膨らませたいと思い、「4つを繋げて一つの大きな街にしてみない?」と提案しました。

「よーし、やるぞ!!」と意気込んでいた男の子。次々に繋げていき、1つの大きな街に…。気がつくと、グループの枠を越えて子ども同士の声掛けも盛んに行われていました。「そこの道路、繋がってないよ!」「そこの道路は童具を使いすぎ。足りないじゃん。どうする?」と相談もあちこちで行われ、大人が介入しなくても問題解決!最後には、色彩感覚豊かな女の子たちによる飾りつけで、素敵な街に仕上がりました。

 


これまで少しずつ友達と協力することを目的として活動を取り入れてきました。

一人遊びから、集団での遊びへの発展から、最近は10人程のの集まりで、砂場に大きな川を作り役割を決めながら遊ぶことができるようになりました。

「一人もいいけど、沢山のいたほうが楽しいね!」そんな思いが、クラスのまとまりにもつながり始めています。

 

文責:後藤

 

 

大きくな~れ(3歳児 年少うさぎ組)

私たち保育者は、子ども達が好奇心を抱いたものに対して、より深い興味を抱き、「どうなるのかな?」「こうしてみようかな」「きっとこうなるよ」「やっぱりこうなったね」など、よく見たり、考えたり、期待したり、調べたり、感動したりすることができるような、豊かな体験をできる環境作りをしています。

過程の中での子ども達の気付きや発見が学びとなり、感動の心がその学びをさらなる意欲や創造力へ結びつけるのではないでしょうか。

 

 

種ってどんな感じ?


去年、咲いたひまわりから種をとり大切に保管していました。一人一人に種を渡すと、「ふわふわしてる」「ちいさいね」「ハムスターの餌にもなるよ」と教えてくれる中で、「本当にこれは、ひまわりの種なの?」と疑問に思う声も子ども達から出てきました。その事を聞いていた子どもが、『植物図鑑』を広げ、調べ始めました。

3〜4歳の子どもでも考えたり、調べたりする姿が見られることに驚かされます。

 

 

桜の木の周りに植えよう


人差し指で土に穴をあけ、種を入れ、優しく土をかぶせました。

「早く大きくな〜れ。早くお花が見たいな。」と、この先の変化を待ち遠しく思う子どもたちの様子が見られました。

 

 

「〇〇さん(保育者)、芽が出たよ。」


いつものように水をかけようと近づくと、芽が出ていることに気がつきました。
嬉しそうにいつまでも眺める子ども達。
ここでもまた疑問が出てきました。

『これは、本当にひまわりの双葉なのか・・』
種の時に見た図鑑を思い出し、調べ始める子ども達。図鑑の中に目の前と同じものを見つけると、本物の双葉だという事がわかりました。

 

 

率先して、草抜きをする子ども達 助け合う子ども達


ある時、草が生えていることに気付き、友達に声をかけ合いながら草を抜く様子が見られました。これは保育者が、声をかけたわけではなく、自主的に行う姿でした。
一時草を夢中で抜いていましたが、間違えてひまわりを抜いてしまい、泣いている子どもがいました。

周りにいた子どもは、責めることはなく土に植えていましたが、倒れてしまいました。

そこで、子ども達は考えました。『何かで支える』とまでは意見が出て、様々な物でためしました。砂場のおもちゃ、石、草、葉、最後に見つけてきたのが枝でした。枝で支えると、子ども達が『立った』ことに大喜びでした。

うさぎ組の子ども達は、のはら園で遊ぶ時はほとんどが手には虫眼鏡。数人は、昆虫図鑑を持ち遊んでいます。遊びの中で、観察力・調べる力など自然と身についてきていると思います。

今回、植物を種から育てています。毎日の水やりをするだけではなく、生長や変化を観察して、困った事があれば自分達でそれを解決しようとする解決の経験を重ねています。

アクシデントがあっても、相談し、協力して、ひまわりの世話をして乗り越え、自分達で栽培する責任や大輪を咲かせた充実感を味わうことに繋がればと思います。

 

文責:堂園

僕も、私もやってみたい!~運動遊び~(3歳児年少組)

先月行われた年中・長組の運動会。

年少組は、普段の遊びの中で年中組や年長組が園庭でかけっこやエビカニクスを踊って楽しんでいる様子を、じーっと興味を持ってみていました。

そしてそこから子ども達の運動遊びが広がっていきました。

 

年中組のかけっこを見て憧れを抱き、『やってみたい』気持ちを持った子ども達が、自分達で楽しみ始めた【よーいドンごっこ】

そこから年少組の子ども達の運動会ごっこが広がっていきました。

 

 

保育園での発見!!


ある日保育園に遊びに行くと、保育園で運動会の予行が行われていました。

保育園の砂場で遊びながらも、チラチラと運動会活動を見ている子ども達も!

 

その日のサークルタイムで保育園の友だちがどんなことをしていたのか聞いてみると…

『運動会!』『かけっこしてた!』

『踊ってた!』『ボールで遊んでた!』

と、沢山の意見が飛び交いました!

ボールで遊んでたというのは玉入れのことです。子ども達が玉入れゲームに興味を持った瞬間でした。

 

 

運動遊びへの興味・関心


それから日頃の保育の中で戸外遊びから保育室に戻る際などにみんなでかけっこをしたり、運動会で踊ったエビカニクスをクラスで踊ったりして楽しんでいます。

そして、玉入れゲームを知ったことから私達もどうにか玉入れゲームをさせてあげたいと考えていた頃、年少組に実習生が来ました。

うさぎ組の実習生が、研究保育で新聞紙遊びからの玉入れゲームを考えていました!

『これは良いタイミング!!』と、真っ先に子ども達が目を輝かせて喜ぶ顔が浮かびました。

想像通り、子ども達は、ルールを理解しつつも無我夢中で新聞ボールを投げ、玉入れゲームを満足するまで楽しみました。

 

年中組や年長組、保育園の運動会の取り組みから憧れを持ち、子ども達の『やってみたい!』と抱いた思いがどんどん様々は形で繋がり、実現されていきました。

最初はほんの一部の子ども達が興味を抱き、【よーいドンごっこ】を楽しんでいましたが、友だちが楽しむ様子を見て少しずつ運動遊びの輪が広がり、遊びのバリエーションも増え、どんどん興味から『やってみたい!』と挑戦する気持ちに変わっていきました。

 

 

目にしたことがきっかけとなり、体験することで経験に繋がる


4月に進級・入園し、まずは新しい環境や集団生活になれることから始まる子ども達。

遊びもそれぞれが好きな遊びを見つけ、一人遊びを存分に楽しむ時期でもあります。

そのような時期に子ども達に大人からかけっこや競技を進め、活動に取り入れることをしていたとしたら… 少し心のプレッシャーに感じる子どももいたかもしれません。

 

しかし、運動会シーズンの取り組みを見て時間をかけて意欲を高めたり、友だちの遊びの様子を見て『僕も、私もやってみたい!』と関心を持つことで、集団生活にも慣れてきた今、年少組の子ども達一人一人が楽しんで運動遊びを楽しんでいます。

普段から楽しんでいる運動遊びを、参観週間で保護者の方々にご覧になっていただけたらと計画中です。

子ども達が【身体を動かすことの楽しさ】を感じながら遊ぶ様子を、是非あたたかい目で見守っていただけたらと思います。

また、来週のぱんだ組のブログで、運動遊びをする事で子どもにとってどんなことが身につくのか紹介していきます。そちらもお楽しみに!

 

文責:若松