子ども同士の学び合い

先日、保育園の子ども達と交流保育を行いました。

法人研修で2日間、保育園の4歳児(もも組)の子ども達と過ごしました。

その中で、同じ遊びが好きなんだ!ということに気付き一緒に遊びたいと思ったのです。

 

童具遊びやお絵描き、絵本や粘土遊びなど、子ども園の子供達が好んで遊んでいることを同じように楽しんでいました。

しかし、園で過ごす時間の長さが違う分、経験量の違いにも気付き、一緒に遊ぶことで学び合う良いきっかけになるのではないかと考えたのです。

今回、まずは好きな遊びを通しての交流から!ということで、お絵描き・粘土グループと童具遊びグループに分かれ各園10名ずつの子ども達が一緒に遊びました。

 

童具遊びでは!


保育園の友達が作っていたピタゴラスイッチに興味津々。

以前、トイレットペーパーの芯で作ってみたことはあるけれど上手くいかず遊びは止まったまま…

そんな時目に飛び込んできた、童具で作ったピタゴラスイッチはきっと輝いて見えたのだと思います。

よく観察し、真似をして作り試行錯誤!似た形ができると、目をキラキラさせてビー玉を転がして遊んでいました。

 

お絵描き・粘土遊びでは!

文字を書くことが出来る保育園の友達に、勇気を出して「僕の名前をここに書いてください」と伝えていました。

初めての友達と関わることは、ドキドキして恥ずかしいけれど、優しくしてもらったり教えてもらったりして嬉しかった!という経験がいろいろな友達と関わる楽しさに繋がります。

 

経験量の違う子ども達同士が関わることで、互いに学び合う姿がありました。私達が意図的に設定し関わる活動より何倍も早いスピードで考えることや相手の気持ちを思うことを遊びながら経験を通して身につけていきます。

私達は、意図的にその環境を作り整えることが役割なのだと再認識した活動でした。

 

これからも、交流保育を計画しています!子供達の育ちを見逃さず保育を進めていきたいと思います。

そして、この交流保育を就学への一歩として捉え、1年生になったときに『錦ヶ丘で一緒に遊んだよね!』と笑顔でスタートできるようにという思いも持ちながら、活動を進めていきます。    文責:西元

僕たち私たちの世界(そら組)

今日はそら組みんなの創造あふれる町づくりについて報告します。

 

9月の中旬。廃材を使い、そら組の部屋に素敵な街ができました。家や車が通るような場所もあります。一人一人のストーリー性が感じられる作品になりました。

 

廃材とは、空箱やキッチンペーパーの芯など、身近な場所で廃棄されたものです。

たくさん廃材が集まったことを子どもたちに話すと遊びたいと出たので、活動を計画し、実施しました。

街を作るにあたり、2回活動を行いました。

 

 

 

1回目

好きな形を選び、想像した物に近づけることをテーマに活動をしました。
想像した物を形にすることは安易ではありません。
子ども達の様子から、手に取りながら吟味するする真剣さが伝わります。

最初は何を作ろうか、何の素材を作ろうと考えるところから始まります。
自分の思いを実現させるにはどのようにしていくといいのか考える経験を重ね、自分なりにその素材を活用して工夫している様子がみられました。

 

いざ作り始めると、誰もが真剣。
黙々と作る子ども達。話し声は、少なく保育室には箱を切る音やテープの音が響いていました。
作った作品を遊びに取り入れ、遊びを発展させている姿が見られました。

 

 

2回目

各テーブルの子ども達と街を作ることをテーマに活動しました。
1回目が終え、まだ廃材が余ってるのを見て、子ども達から「街を作りたい!」と声があった為です。

廃材は、前回の残りと、新たに硬さがある箱やチラシなど用意しました。
ハサミやテープ等を使い、試行錯誤しながらイメージを形にする過程を楽しんでいました。

 

自分のイメージしたものを考えながら製作をしたり、経験や目にしたものを形にするために工夫していくことで、発想力、思考力、非認知能力が育っています。
非認知能力とは,主に意欲、自信、忍耐、自立、自制、協調、共感などの、私たちの心の育ちの土台となる部分の能力のことを言います。
思い思いの活動から、それぞれが楽しさや満足感を得ていきます。

 

ご家庭にある廃材を持たせていただき、子ども達のイメージの広がりと共に、活動がどんどん深まりました。

廃材のご協力ありがとうございました。

 

文責:堂園さおり

台風後の片付け、ありがとうございました!(主任より)

8日朝、大型で強い台風10号の後片付けに、沢山の保護者の方が参加くださりました。

前日夜の急なお願いに、快くご協力してくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

日本の夏には切っても切り離せない台風。わたしが小さい頃は停電も多く、ピューピュー聞こえてくる風の音やガタガタ揺れる雨戸、そしてロウソクを灯して過ごす時間に、なんだかすごくドキドキしたことを覚えています。

 

今回の台風は、久しぶりに昔を思い出させる台風でした。停電したご家庭も多かったのではないでしょうか。
台風発生当初から大きな被害が予想されていたこともあり、職員も窓ガラスにテープを貼ったり、全てのコンセントを抜いたり等、園もいつも以上の台風対策を行いました。

 

窓が割れる等の大きな被害はなかったものの、いつも以上に太い枝が落ちていたり、のはら園の看板が根元からポッキリ折れていたりと、台風後の園庭は今までにない姿になっていました。

 

根元からポッキリ折れてしましました…

 

 

さあ!片付けスタート!

5日(土)、PTA執行部さんより「PTAが何かできることはありませんか?」とお話を頂き、今回の片付けのご協力依頼をさせて頂きました。

8日(火)は約10名の保護者の皆様がお手伝いくださりました。
子ども達が片付けるには危ないサイズの木の枝を小さく折ってくださったり、山程集まった落ち葉を袋に詰めてくださったりと、朝のお忙しい時間に沢山のお手伝いを頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

台風と保育

何事も大人が全部やってしまうことは簡単ですが、「体験から学ぶことを考え、子ども達もできる範囲で一緒に片付け!

年長組はホウキや一輪車を上手に使い、年中組や年少組は落ち葉集めや遊びの一環でせんだんの実拾い。
積極的に参加しなくても、作業しているお父さんお母さん方や職員の姿を見ることも立派な学びです。

 

また、8日朝のサークルタイムでは、沢山のクラスが初めての本格的な「台風」について振り返っていました。
「おうちではどんな対策をしたの?」「台風が来てる時いつもとどんなところが違った?」等、それぞれが思ったことをみんなで共有
「自分の経験を自分の言葉で伝える」、とても大切なことです。

 

そして、片付け時に見つけたいろんなものが保育の材料に!
落ちていたくるみの実を沢山拾ったこすもす組は、「これは何の実だ!?」と、皮つき・皮なしをそれぞれ観察中!
せんだんの実は、錦ヶ丘お馴染みの実。おもちゃの皿いっぱいに拾ったくるみ組の子ども達は、ままごとに使ったり、童歌で使ったり…

 

台風が残してくれた自然物で、保育の活動が広がっています。

 

 

 

まだまだ終わらない台風シーズン、引き続き災害には気をつけていきたいですね。

今回は約1時間かけて、すっきりいつもの園庭・のはら園の姿に元通り!
保育を同時進行で行い、安全に配慮しながら片付けを行うことができたのも、PTA執行部さんからのお声掛けと、当日お手伝いくださった保護者の皆様のおかげです。

これからも保護者の皆さんと一緒に、子ども達のために素敵な錦ヶ丘をつくっていけたらと思います。

改めまして、ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!!

 

文責:迫田

子どもの遊びとおもちゃ(つくし組)

下の写真は、季節の野菜を保育室に置いてあることに子ども達が気づき「これは何だろう?」と興味を持ち触っているところです。

ここから、野菜の感触やにおいなどを五感を使って探求し、活動を広げています。

季節の食材や植物、生き物は、子ども達にとってすばらしい保育の環境の一部なのです。

 

 

こども園にいらした際に「おもちゃが少ないな。もっとたくさんあれば子どもが楽しいのにな。」などと感じられたことはありませんか?

おうちにいる時は自分の大好きなおもちゃがあり、自分一人または兄弟と一緒に遊んでいますが、集団生活の場である園に来るとみんなで共有しなくてはいけませんよね。

家庭と園との違いとはどんな事だと思われますか?

 

 

私たち保育者は、毎日の保育の計画を立てる際に、まず次のようなことを考えます。

・子どもたちに育ってほしいポイントである「ねらい」

・今興味をもっていること、これから興味が広がると予想されること

・季節を感じられるような自然を保育に取り入れる

 

このようなことを念頭に置きながら、次に

・どれくらいの広さの場所にどのように遊具を置くか

・どれくらいの量の遊具を準備するのか

・遊具の種類はいくつにするのか

・子ども達が興味をもてるような配置になっているか

・安全に活動できるか

などを、子ども達の姿と擦り合わせながら環境を構成しています。

 

 

活動を行うにあたり、遊具の種類や量はとても重要なキーポイントとなります。

例えば、種類がたくさんあり過ぎると情報量(遊具が多すぎるといろいろな物に目移りする)が多すぎて、一つの事に集中して遊びこむ事ができません。

また一つの物でも、量が多すぎると一人で遊び、友達との貸し借りや取り合い、一緒に作ったり遊んだりする『接近』『共有』などの関わりが薄くなってしまい、園生活の良さである社会性を育むことができなくなってしまいます。

 

今、1歳児つくし組では、友達という存在に気づき、「楽しそうだから真似したい」「一緒に遊びたい」という気持ちが育ってきています。

このような子どもたちの姿から、朝の時間あえて遊具を出さない日もあります。「何もないの?」とびっくりされるかもしれませんが、子ども達は友達の近くに行き顔を覗き込んだ目を合わせて笑ったり、覚えたばかりの友達の名前を呼んだりしています。

 

 

上の写真は、朝の時間に子どもたちが自分たちで椅子を出し、向かい合うように椅子を並べて遊んでいる様子です。

子ども達は自分たちで遊びを生み出します。まだまだ一語文が出始めたばかりの1歳児ですが、言葉はなくても気持ちは通じ、場を共有し一緒に楽しんでいるのです!
こども園にいらっしゃる際には「今日はどんな環境でどんなことをしているのかな?」という視点で見ていただけると嬉しいです。

 

文責:川宿田

 

小さな命との出会いから(ぱんだ組)

 

戸外で虫や池の生き物と出会う中でどんどん興味・関心を抱く子ども達。

先日は、小さな赤ちゃんダンゴムシやカマキリ、バッタを見つけ大事そうにする子どももいました。そうして触れ合う中で、捕まえた後、接し方が難しく死なせてしまう、虫を見つけて潰してしまう等、命の大切さにも対面します。

 

『虫も生きている』

そのことに少しずつ気づき、理解して優しさや思いやりを持って関わるようになっていく。その姿を日々私達は見守っています。

 

 

 

 夏の面談でも保護者の方から

『虫を見つけたら潰してしまうことがあった。その姿が気になった。』

と話してくださった方がいらっしゃいました。

子ども達の生き物との関わりに関しては、どのように伝えたら大切にしていけるのかと私達にとっても課題の一つでもあります。

まだ身の回りで『死』に対面していない子どもにとっては、『死んじゃった』という言葉は知っていても、具体的にそれがどういうことなのか理解が難しい子どももいます。

 

それは虫に対してだけではなく、人に対しても同じです。

テレビなどの影響から、子どもが意味をあまり理解せずに『コロス』『シネ』と言った悲しい言葉を口にすることがあるかもしれません。

すぐに叱るのではなく、まずはその一言が『相手を嫌な気持ちにさせてしまう。傷つける言葉』であることを伝えることが大事なのではないかと、私もこの仕事をしていて感じることがありました。

 

 

 

園の子どもたちにとって身近に命に直面するのが

『のはら園での生き物との関わり』です。

 

虫に興味を持ち、見つけて観察を楽しみ始めます。触れるようになると『捕まえてみたい。』『育ててみたい。』そんな気持ちを抱きます。捕まえたけど、すぐに死なせてしまった!という積み重ね。

初めは、「死んじゃった」の一言で終わるかもしれません。ですが、それを繰り返す中で「せっかく捕まえたのに死なせてしまった」「悲しい」と感じ、そこから「じゃ、どうやって接するべきなのか」を考えていきます。

 

冬に向け、虫達は姿を現さなくなる季節になっていきますが、これからも自然の中での発見やつぶやきに寄り添いながら、生命尊重の視点で『命の大切さ』についても子ども達と一緒に考えていきたいです。

 

文責:若松

せみのこえがきこえない(くるみ組)

くるみ組の子ども達が、8月に探した蝉のことを覚えていて、9月に入り声が聞こえないことに気付いていました。

 

 

夏の盛り、園庭には蝉が元気に鳴く声がこだましていました。

のはら園から聞こえるぞ?と探しに行くと、男の子が「あそこにいる!」と見つけて教えてくれました。

皆それを聞いて「どこどこ?」と興味深く観察し、枝をもってどうやって捕ろうかと思案している様子。

子ども達が近づくと静かになることに対して、「あれ?聞こえなくなった」と気づいていました。

 

その後、歌、絵本に興味を持ち楽しんでいました。

 

 

9月に入り砂遊びをしているときに、ふと「蝉の声聞こえないね?」と気付いた子どもがいたことをきっかけに、また探しに行きました。

静かになったのはら園。ある女の子が「おうちにかえったのかなぁ」とつぶやき、可愛らしい発想に嬉しくなりました。

自分達がこども園から家に帰る姿に重ねたのでしょう。

 

 

しかし、夕方また聞こえてきたヒグラシの声に「あ、聞こえた」と存在を感じて、笑顔で伝えてくれた男の子。

これが聞こえてくると、夏の終わりを感じます。

鳴き声の変化と季節が変わることの関係性に子ども達が気付くのはまだまだ先でしょうが、この体験が子ども達の人生の豊かさに繋がるのではないかと感じます。

 

今回、探す体験から、蝉の存在を身近に感じていたようです。

命に触れることで、大切にすることを学んでいってほしいです。

文責:新元

童具の世界(うさぎ組)

夏の長い休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました!

「さぁみんなどんな様子かな〜」と楽しみにしていましたが、期待通り、うさぎ組の子ども達は元気いっぱい登園してくれ、嬉しい限りです!

 

 

1学期の終わり頃には、個の遊びから小グループへの遊びに発展してきた子ども達。

次はどんな遊びで、社会性やコミュニケーション能力を高めていこうか・・・と考えていました。

 

「あれ?身近にあるじゃない!」と閃めいたのが、園の保育特徴にもあります【童具】です❗️(園のしおりや、重要事項説明書に記載されています)

和久洋三先生が作られた、計算つくされた積み木。こども園では、お隣の保育園に続いて、2年前から取り組んでいます。

※詳しくこちらをご覧ください。https://www.dougukan.com/

 

 

 

1学期から触れてはいたものの、ただ積んで遊んだり、自分の想像で色んなものに見立てて遊んだりする事を繰り返し「触れる」事をメインに活動してきました。

2学期はそこに、10の姿から「協同性」や「思考力」、「言葉による伝えあい」を経験していければと考え、早速1週間続けて活動してみました。

 

固い物ですから、まずは童具で友だちをたたいたり、投げて当たったらどうなるか話しました。

すると、「いたいよね!」「ちがでるよね!」など、声に出して痛みを共有していました。

次に、「じゃあ、友だちの壊してもいいよね」と話すと、「かなしいからいやだ!」「ダメ〜」「おともだちがないちゃう」との声があがってきました。

 

 

入園するまでは小さな世界で過ごす事が多かった子ども達ですが、こども園で家族とは違う他者に関わり、友だちと遊ぶ喜びだけではなく、意見の違いから学んだ嫌な気持ちや痛みを少しずつ理解してきているようです。

 

最近は、自分以外の友だちの気持ちを共有して、一緒に喜んだり、悲しんだりする姿が見られるようになってきました。

このような姿から、上記のような発言がでてきているのだなと、感じているところです。

 

 

初めは、個での遊びから

 

段々と一緒に。

 

会話があったわけでなく、友達が積んでいったら、別の友達が「い〜い?」と目配せして、これも「いいよ」と目配せして…

自分達の背より高く積むことができ、「ねぇ、見て見て〜」と喜びをわかち合った姿です♥️

 

1人から2人へ、2人から数人へと、夢中になって作っていけば、どんどん子どもたちの製作意欲が増し、広がっていきます。

下記の写真も個から始まり、だんだん、「つなげていい?」「いいよ」「こうしようよ」「そうだね!」の短い会話から広がっていった街です。

 

 

これからどんどん子ども達の想像力が発揮され、成功や失敗を繰り返しつつ、会話を通してコミュニケーションも図りながら、童具活動を楽しんで続けていきたいと思います。

子ども達の「とっときたい!」という発言から、しばらく飾っていることもあります☆ 子ども達から童具の話が出ましたら、ぜひうさぎ組を覗いてくださいね!

 

文責:桑元

セミを捕まえた!(年中)

8月下旬、園庭に出た年中組数人の子ども達がセミを捕まえる事ができました。

 

桜の木に止まっていたセミを、最初に見つけたのは女の子のAちゃん。

 

虫は好きだけど触るのはちょっと怖いようで、虫取り網を持ち、強張った表情ながらも懸命に振りかざします。

ねらいを定めて〜

 

 

すると見事命中し、一発で捕獲‼︎

Aちゃんはセミがジタバタ暴れたり、ビービー鳴くのを想定いたのでしょう、

拍子抜けしその場に蹲み込んでしまいました。

 

 

それを近くで見ていた虫取りのプロ(男の子達)が集まってきて、みんなであれこれ言い始めました。

 

あれ、このセミ…

 

 

近くで耳を済まして聞いてみると

 

「セミは2時間しか生きられないから早く逃さないとダメだよ‼︎(2週間の間違いかな)

 

「じゃあ木に逃してあげようよ‼︎

 

 

鳴かないセミに異変を感じた子ども達は、すぐさま網からセミを取ろうとします。

鳴かないけれど、セミも最後の力を振り絞って羽をバタつかせます。

 

子ども達もセミを逃す事に必死になり、一気に静まり返ります。

 

 

見事な連携プレーにより、セミは木に戻る事が出来ました

 

 

そーっと そーっと…

 

 

夏の終わりの出来事、セミは子ども達の手により、寄り道をさせてしまったものの、無事に仲間がいる木に戻る事ができました。

鳴かなかったのでこのセミはきっとメスだったのでしょう

 

 

 

子ども達が自ら状況に合わせて、知恵や意見を出し合いながら展開した貴重な場面を見る事ができ、私自身も子ども達の成長を感じる事ができました。

困った時に手を差し伸べて、ヒントを出したり提案したりすることで、子ども達が自発的に考え、問題に対してどう立ち向かう事ができるようにするのが、我々保育教諭に求められています。

 

2学期も子ども達の遊びを見守り、困った時に一緒に考えて子ども達の成長を後押しできる存在でありたいと思います。

 

 

 

 

ちなみにこの日、室内に戻ってきて、図鑑でセミの種類を確かめていた子ども達の姿がありました。

 

「このセミと似ているね!」

「あぶらゼミかな〜」

 

そんな事を言いながら、セミを思い出している姿がなんとも微笑ましい光景でした。

 

文責:鈴木

日々の保育の中で…(年長)

ここは、駐車場にある畑です。

「これは、ナス」「こっちは、トマト」  畑に行くと、ナスやトマトをすぐに見つけることができました。
見たり触ったりしているうちに、「ナスは、つるつるしているね」「緑のトマトもあるけど、赤くなっているトマトが沢山ある」と、色や形の違いに気がつきました。

次に枝豆を見つけると、「これ何?」「枝豆かな?」と疑問に思う子ども達。

「触ってみたら?」と提案し促すと、「毛がある」「ふくらんでいる豆もある」「もう食べられるかな」など、触れて自分の肌で感じた子ども達は驚いていました。

 

 

また、収穫したばかりのナスやピーマンを丸かじりすると… 「あれ?苦くない、美味しい!」
収穫したばかりの旬の野菜そのものを味わい、香り、色など買った食物との違いに出会います。

時には、「苦い」「渋い」などの今まで味わったことのない味に驚くことも。様々な味覚を体験できる栽培や収穫、そして収穫物を食すなどの体験を大事にしています。

 

 

 

園庭ではヒマワリが咲き、夏を演出してくれています。

ある時、Aさんが、「このヒマワリ、種ができ始めている」と私に教えてくれました。

それを聞いていたBさんが興味を持ち、Aさんに「どこにある?」と話しかける姿が見られました。

さらに、2人の会話に耳を傾けると、Aさんがどのようにして種になるかをBさんに話し…

その後部屋に帰り、植物の本でヒマワリの事を調べてどのように種できるか知り、「種ができたらとりたいね」と楽しみにする姿がみられました。

 

一連の子どもの姿や思いこそが、幼児期の終わりまでに育てたい10の姿の『思考力の芽生え』『言葉による伝えあい』『自然との関わり・生命の尊重』等に繋がっています。

 

 

収穫を終え、保育室に帰ってきた子ども達。

袋から沢山の野菜を出しす中で、「何個あるのかな」「数えてみよう」という会話が聞こえてきました。
どのように数えるかを見守っていると、種類別に分けていました。
「一番多い野菜は、ピーマン」「29個もある。みんなにも配れるよ」

このように、数量や図形など親しむ体験を重ねたりし、自らの必要感に基づきこれから活用し、興味や関心、感覚をもつようになります。

これも、10の姿の『数量・図形、文字等への関心・感覚』につながります。

 

 

 

日々の経験がすべてにおいて、小学校移行の学びに向かう姿勢へと繋がっているのです。

遊びを通し、就学に向け力をつけていきたいと思います。

 

文責:堂園さおり

初めてのスイカ割り(年少)

保育園の3歳児きく組と一緒に、スイカ割りをしました!

 

 

この日は朝からあいにくの雨。登園後は室内で好きな遊びを楽しみながら過ごしていました。

朝のサークルタイムで『なつのずかん』を読んでいた所、自分達で植えたひまわりや、クッキングをしたトマトのページにとでも興味深々だった子ども達。

スイカのページになると、保育教諭がこっそり準備していたスイカやスイカ割りの写真を見つけ、

「あ、あれスイカだ!」「あれ、スイカ割りって言うんだよ!」「なんでここにはってるのかな?」

と声が聞こえてきました。

 

「実は今日、保育園のお友達とスイカ割りをしま〜す!」

と発表すると、

「え〜‼️‼️」「やった〜‼️‼️」

と驚きやうれしい声が聞け、笑顔が見られました。

本来なら、前日に明日の予定を話し、ワクワクした気持ちをもってもらうのですが、今回は突然のイベントに子ども達はどんな反応をするのかな?と思い、当日の発表にしてみました。本物の大会なスイカにも興味津々🍉

 

 

早速子ども達はウキウキと保育園に出かけ、初めて保育園のきく組(3歳児)と交流をしました。

園庭では遊んだことがあるものの、保育室で向き合うのは初めてです。少し緊張した表情でしたが、一緒にスイカ割りの練習をして過ごしました。

きく組さんの「僕がやる!私がする!」の声に圧倒されつつも、「こうやってスイカ割りするんだ」と見学したり、実際練習してみたり、初めてづくし。

しかし、環境が変わっても、泣いたり、不安がったりせず、興味深々に活動する子ども達の姿から、成長が感じられました♫

 

少し前までは環境の変化に驚き、泣いて自分の気持ちを伝えることが多かった年少組。

しかし、最近は泣いて気持ちを伝えるのではなく、自分の気持ちを泣かずに伝えてくれる様になっています。嬉しい、嫌だ、こうして欲しい、などなど、感情表現がとても豊かになってきたなと感じています。

 

子ども達の“スイカ割りを楽しみにする、やりたい!パワー”が天に通じたのか、スイカ割りを始めようとした瞬間、雨が上がり、園庭でのびのびとスイカ割りができました!

「がんばれ~!」と友達を応援する姿、ドキドキするけどやってみようかな…と一歩を踏み出す勇気、「がんばった!できた!」という達成感!

様々な感情の子ども達の姿を見ることができました。

頑張って割ったスイカは大人気で、何度もおかわりをしてみんなで夏の味覚を楽しみました。

目隠しをすることも怖がらず、『スイカを割るんだ❗️』という気持ちが伝わってきた子ども達の様子は、ポートフォリオで保育室の前に掲示していますので、ぜひご覧ください☆

 

今回、急な環境の変化にも堂々と対応してくれた子ども達。

少し困っても、近くの友達が教えてくれたり、一緒に寄り添ってくれたりと新たな発見、成長ぶりが感じられました。

 

7、8月は、夏ならではの行事や遊びをたくさん体験しました。

もうすぐ2学期が始まります。また、初めての⚪︎⚪︎にたくさん出会い、経験できるよう、子ども達の“やってみたい”も拾っていきながら過ごしていきたいと思います。

 

文責:桑元