一人一人のより良い就学へ向けて~移行支援シートって何??~(主任より)

3学期に入り、各学年で進級や就学に向けた取り組みが増えていきます。

年中以下の進級に関しては、子ども達の様子を普段から同じ園内で見ている職員同士の引き継ぎが行われていきますが、年長の就学に向けた取り組みに関しては、就学先の小学校や支援学校との連携となり、園内の引き継ぎとは違う工夫が必要です。

その取り組みの中で保護者の方と一緒に準備していく一つのツールとして、就学先への移行支援シート』があります。

以前保護者の方より、「移行支援シートって何ですか?」とご質問を頂きました。
就学を直前に控えた年長組だけではなく、数年後に就学を迎える年中以下の学年の皆様にもぜひ知っていただけたらと思い、今回は『移行支援シート』についてお伝えします。

 

学校の授業を意識した形での『年長組 書き方教室』の様子

 

 

 

移行支援シートとは?


一言で言うと、「保護者と園が一緒に作る、就学先への子どもの引き継ぎシート」です。

全員必要か?と言われると、もちろんあるに越したことはないのですが、この移行支援シートは「個別にフォローがあることで、よりスムーズに心地よく集団生活を送ることができると考えられるお子様のために」作成をしていくことが大切だと考えられています。

それまでの園で取り組んできた必要な支援や効果的な取り組み、配慮すべき点などを、園と進学先の学校、そして保護者と共に理解し合い、情報を共有することでスムーズな移行支援や一貫した支援を行うために、移行支援シートはあります。

 

 

学校に進学したら…


現在のこども園の年長組で考えると、子ども56人に対し学年の職員は5人。職員一人当たりの子どもの数は11人程です。

しかし、小学校は1クラス30人前後を担任1人で受け持っていることが多く、進級していくにつれクラスの人数が40人近くまで増えることも少なくありません。

活動形態が違うことも前提としてありますが、学校では授業で躓いた時、こども園のような個々に応じたフォローを担任がこまやかに行うことはとても難しくなります。

そこで役立つのが、「移行支援シート」なのです。

移行支援シートに書いてあることを手掛かりとして、新しい学校生活・新しい先生でもその子どもに適した支援をできるだけスムーズに行っていくことができます。

 

 

実際どんなことを書くの?


この画像は、鹿児島県の移行支援シートの記入例です。

小学校という集団生活を送る上で必要と考えられる基本的生活習慣や、学習への意欲態度、人との関わり(社会性)など、様々な項目に関して細かく記入をしていきます。

園で日常的に行なっている支援を記載し、それぞれの就学先に情報として提供することで、幼児期〜小学校まで一貫したサポートを行うことができるのです。

 

保護者の方が記入するのは、一番最後の部分のみになります。

園が記入した2(1)までを読んで確認していただいた上で、お子様の小学校生活への思いを記入していただきます。

大切なお子様の、大事な就学。

保護者の方の思いや願いを、小学校に伝える大切な文書となります。

 

 

 

移行支援シートはどう活用されるの?


完成したシートは、入学式までに保護者の方が就学先(小学校等)の職員に手渡しで届けていただくことがきまりになっています。

その後、入学前に学年の職員だけではなく支援学級の職員、教頭や教務主任もしっかり目を通したり、入学式後に実際のその日の子どもの姿とシートの内容を結びつけながら振り返りを行なったりと、各小学校によって様々な活用方法をされていると伺っています。

「シートがあることで、入学して環境が大きく変わった子どもに対しても効果的な支援を行うことができた」という小学校の先生からの声や、「シートで事前にお伝えしていたから新しい担任への相談がスムーズに始められた」という保護者の方からの声も頂いています。

 

 

 

書くことが『特別』に感じてしまったり、『移行支援シートを書く=特別な配慮が必要なのだ』というイメージをもったりする方も多いのではないかと思います。

私たちは、子ども一人一人のスムーズな就学先への接続と、その先にあるより良い学校生活のためにできることは何かを考え、いま出来ることに取り組んでいきたいと考えています。

そこに「特別」や「〇〇だけ」という偏った見方はありません。新しい集団生活になることを見据え、その子のスムーズな就学にとって必要なことであれば、当たり前に準備するだけ。それが全ての子ども達の楽しい学校生活につながっていることを願っています。

 

安心したスムーズな移行のためには、保護者の皆さんとの連携が必須です。少しでも不安なことや疑問がある時は、いつでも職員にお声掛けください。

年長組の子ども達にとって残りの3ヶ月弱、こども園での最後の生活を充実したものにしつつ、子ども達が少しでも4月からの生活を楽しみにできるよう、園でもしっかり準備をしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

年長組で移行支援シートの作成をご希望される方は、いつでも職員までお声掛けください!

 

鉛筆に親しむことも、就学への大事なステップ!

 

 

文責:迫田

言葉を引き出す【0歳児・れんげ組】

 

積雪の予報が出ていた金曜日、つくし組の職員と「氷を作って遊ぼう!」という話になり、前日の夕方からバケツに水を張り一晩おいて帰りました。そう、感覚遊びの一環として氷遊びをするためです。

翌日の朝、デッキをみてみると…

 

 

キンキンに凍った氷が!!!ブロックは、子どもたちの興味を引くことと、氷の中で物が動かないことで、冷やすと固い物ができることを認識するためにあえて入れてみました。

 

朝のおやつが終わるころ、いつもと違う園庭の様子に子どもたちの心はうきうきと、「早く外へ行きたい!!」とでも言いたげに園庭を指さす子どもの姿が多く見られました。

そしていよいよ戸外へ…。子どもたちは勢いよく戸外へ歩き出しました。途中、ぬかるんで足を滑らせても、雪が手について寒くても気づかないくらい、みんなが夢中になって遊びました。「目は口ほどに物言う」とよく言ったもので、子どもたちの目はみんなキラキラ。生まれて初めて雪を見た子どもたちの輝く瞳は、好奇心で溢れていました。

 

そして、その輝く瞬間を私たちは逃しません。ある程度、雪に触れて少し興味が薄れた頃に、昨日仕込んでおいたバケツの氷を登場させました。

食べる氷は目にしたことはあっても、それと同質だとは初めはもちろん気づきません。「ブロックを取りたい!⇒いくら引っ張っても取れない⇒ん?なんで?⇒あれ?固まってる…。→冷たい…。ひょっとして前見たことのある氷と同じなのかな…?」という試行錯誤を繰り返し、やっと私たちが待っていた「これ、氷だ!」という言葉が子ども達から聞かれました。経験から子どもたちが生活から感じた感覚を言葉にした大切な瞬間です!

 

 

言葉を引き出す。

今回の保育では、言葉を引き出すことが目的でした。言葉は「もの・人・シチュエーション」の3つが揃うことで獲得されると言われています。

そして、今日は子ども達にとって初めての雪。沢山の言葉が聞かれる機会ではないかと、予想していました。さらに、1歳児つくし組はたくさんの言葉が聞かれ、0歳児れんげ組は喃語寄りの言葉を話そうとしています。お互いに言葉というカテゴリーでそれぞれの育ちを見せているタイミングの中、とてもいい経験が出来たのではないかと感じます。

今日聞かれた言葉は「氷・キラキラ・きれい・取れない・固い・割れた」など。実体験から得た「生の言葉」は、子どもの心や頭に深く残ることでしょう。

子ども達は、内に沢山の言葉を蓄えています。様々な場面を通してそれらがあふれ出すチャンスを、これからも意図的に準備していきたいと思います。

 

文責:後藤

 

 

 

1/13のメニュー

1/13のメニューは、『ハヤシライス』『シーザーサラダ』でした。

 

 

ハヤシライスは子どもたちから大人気なメニューの1つです。ハヤシルウも先日のカレールウと同様、こだわって作られたものを使用しています。国内産小麦粉が100%使用され、国内産トマトや赤ワイン等で仕上げられおり、化学調味料は使われていません。カラメル色素不使用で、このカラメル色素は、褐色に着色させる他にロースト感や香り、苦味、コクを出す添加物です。

 

シーザーサラダには、マカロニ・きゅうり・コーン・レタス・ベーコン・クルトンが入りました。ベーコンはカリカリに焼き、クルトンはフランスパンを小さく切って焼いて作りました。

また、ドレッシングは園で手作りしたものでした。お馴染みの豆乳マヨネーズにレモン果汁やガーリックパウダー、粉チーズを加えて作ります。

レモンの酸味が爽やかなドレッシングで、具材も子どもたちが好きなものがいっぱいだったので人気だったようです。

 

ハヤシライスもシーザーサラダもみんなたくさんおかわりをしていました!

 

文責:米澤

 

みんなが元気で過ごせますように

1年が終わる年末に、毎年こども園でも子ども達と大掃除をしたり鏡餅を飾ったりしています。

さて今年は、日本人の文化として古くから知られている『鏡餅』に触れながら飾り、子ども達の興味をもってほしいというねらいをもって冬休み期間を過ごしました。

 

 

正月の伝統の色々

●鏡餅

お正月にやってくる年神様(毎年お正月、各家庭にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)は、門松を目印に各家庭を訪れ、鏡餅に宿ると言われており、松の内(お正月の門松を飾っておく期間)は鏡餅をお供えします。

●鏡開き

神様が宿った鏡餅には特別な力があると言われ、松の内が過ぎてから鏡餅をお雑煮やお汁粉などにして無病息災を願って食べる風習が『鏡開き』です。

●鬼火炊き

正月7日に大やぐらを焼いて、正月飾りについた悪霊(鬼)を追い払う鹿児島の伝統行事。竹や間伐財を使ってやぐらを組み上げ、門松やしめ縄なども入れます。燃え盛る炎を前に、今年一年の無病息災、家内安全を願います。

 

 

買い物

まずは、お正月(新年の神様である年神様を自宅に迎え入れるための行事)に向けて、年少少・年少組の子ども達で『鏡餅』を買いに行きました。

買い物に行く前に、買い物をする行き先や購入するものを予め伝え、鏡餅の写真等を見せてから子ども達と目的を共有してから出掛けました。

 

実際に買い物に出掛けると、横断歩道の渡り方や鏡餅を買う際のお金の支払いや袋詰め等、普段は大人がしていることも実際に子ども達が保育者の見守りの中体験することで、それぞれ気付きや学びを深めているように感じました。(10の姿 自立心・社会生活との関わり)

 

 

帰って来た後、保育室や職員室をはじめ、買い物に行った子ども達が1つ1つ落とさないように持ち、飾る場所も棚の上や見えやすいところ等考えながら飾っていました。(10の姿 思考力の芽生え・数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚)

 

 

朝から準備をして‥

年が明け、園庭で『鬼火焚き』『鏡開き』を行いました。

やぐらに火をつけると、炎が天高く舞い上がり、『パンパン』という音を立ててはじける竹の音。

子ども達は、保育者と傍で炎の色や温かさ等全身で感じ、テラスからもじっと眺め、雰囲気を味わいました。初めて体験した人も多く、貴重な体験となりました。(10の姿 自然との関わり・生命尊重)

 

最後に残り火で餅を焼き、お汁粉(ぜんざい)を作りました。

鍋の中に袋からあんこを出す際は、指や手の力加減を考え、2人組で袋を持ちながら最後までやり遂げる年少組の子ども達に感心する場面でもありました。

 

 

また、あんこと水を混ぜてぜんざいを作る際は、水をボールに入れて何度も運ぶ手伝いを年中組の子ども達から『何かありませんか』と率先して行動する姿に頼もしさを感じました。

 

色々な人が携わりながら和やかな雰囲気の中、子ども達とお汁粉(ぜんざい)を食べ、無事こども園に携わっている皆さんの健康を願うことができました。

これからも私達から子ども達へ今、できることを考え、鹿児島や吉野地域、伝統的文化に触れながら過ごしていきたいと思います。

 

文責:幸泉

 

1/12のメニュー

今日のメニューは、『ひじきごはん』『チキンのケチャップ焼き』『塩キャベツ』『豆乳汁』でした。

 

ひじきごはんは、水で戻したひじきを米に混ぜて、少し多めの水で炊きました。

”ひじき”はとても栄養的に優れている食品の1つです。カルシウムが牛乳の約12倍、食物繊維がごぼうの約7倍含まれており、マグネシウムや鉄分も豊富です。

また、海藻に含まれているヨウ素は成長や代謝を促す甲状腺ホルモンの成分として欠かせないミネラルで、特に成長期には発育を促進する役割があります。

混ぜて炊くとご飯にも磯の香りが移って、調味料で特別な味は何もつけませんでしたが、クセがなく美味しく仕上がりました。

 

チキンのケチャップ焼きや豆乳汁は子どもたちに人気のメニューで、鶏肉をケチャップ等に漬け込んだ甘めな味付けや、ベーコンの旨味が加わり味噌と豆乳でコクが増した汁の味が子どもたちの好みのようです。

今日もほとんど完食でした✨

 

文責:米澤

1/7のメニュー ~七草粥~

1/7のメニューは、「七草粥」「イワシの丸干し」「りんご」でした。

 

七草粥は、春の七草を使って作るお粥のことで、1月7日に食べる風習があります。新年から数えて7日目は、人を大切にする「人日の節句」と言い、桃の節句や端午の節句などと並ぶ「五節句」のひとつです。

この日に七草粥を食べることで正月から日常になる区切りともされています。また、七草粥には「1年間健康で過ごせるように」という無病息災の願いが込められています。

春の七草の名前はご存じの方も多いのではないでしょうか?

「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」の7つです。

 

それぞれに消化促進や食欲増進等、期待できる効果がたくさんあり、胃腸の調子を整えられる伝統的な行事食の1つです。

今日の七草粥は、これらの春の七草の他に、椎茸や人参が入りました。あっさりとした味でサラサラと食べることができ、子どもたちも進んで食べていました。

伝統的な行事にまつわる食事の味にも慣れ親しみ、この七草粥で1年間健康に過ごしてほしいです。

 

 

文責:米澤

五領域『健康』から考えたくるみ組の保育(くるみ組)

今回のブログでは、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の5領域【健康】に焦点を当てて、くるみ組の保育内容をお伝えしたいと思います。

3学期から、歯磨きもスタートします。進級を見据え、くるみ組がこれからどのような意図をもって保育を行っていくのかをお伝えし、基本的生活習慣が少しずつ身につき子ども達自身が「自分でできる!」という自信をもって年少組に進級することが出来るよう、ご家庭と一緒にサポートしていけたらと思っています。

 

 

 

こども園での保育内容は、幼保連携型認定こども園教育・保育要領に沿って立案された“保育計画”により展開されていきます。

教育・保育要領の中で、満1歳以上満3歳未満の園児の保育は、『自分でできることが増えてくる時期であることから、保育教諭等は、園児の生活の安定を図りながら、自分でしようとする気持ちを尊重し、温かく見守るとともに、愛情豊かに、応答的に関わることが必要である。』と記載があります。

くるみ組では【それでいいのだ!(一人ひとりが受け止められることで安心感を育てていく)】という保育のテーマを掲げ、お子様が安心して過ごせるように保育者が受容的応答的な保育を行ってきました。

 

 

保育の内容は【健康 人間関係 環境 言葉 表現】の5つの領域に分けられ、それぞれねらいと内容が記載されています。

【心身の健康に関する領域「健康」】に、身の回りを清潔に保つ心地よさを感じ、その習慣が少しずつ身に付く。とあります。

少しずつ習慣が身に付くようにするため、園でも3学期から昼食後に歯磨きを行います。転倒事故防止のため椅子に座って歯を自分で磨き、大人が仕上げ磨きを行います。

 

また、教育・保育要領には【食事、排せつ、睡眠、衣類の着脱、身の回りを清潔にすることなど、生活に必要な基本的な習慣については、一人一人の状態に応じ、落ち着いた雰囲気の中で行うようにし、園児が自分でしようとする気持ちを尊重すること。また、基本的な生活習慣の形成に当たっては、家庭での生活経験に配慮し、家庭との適切な連携の下で行うようにすること。】とあります。

今までくるみ組では、食事、排泄、睡眠、衣服の着脱、身の回りを生活にするなどの基本的な生活習慣が身に付くように、また、子どもたちが自分でしようという気持ちを引き出せるように、大人がサポートしながら保育を行ってきました。

例えば食事…

●食材に興味が持てるようにするために、使われている食材を伝え、自ら収穫を行い食べる等、体験を通して食事の大切さを感じることが出来るようにしました。

●野菜を食べることが苦手な子どもには少な目の量で提供し、完食した喜びを感じられるようにしました。

 

他にも、トイレでの排泄ができるよう誘っていき、衣服の着脱も大人が手伝いながら行ってきました。

今までの経験をもとに、子どもたちは年少組で【健康、安全な生活に必要な習慣や態度を身に付け、見通しをもって行動する。】ことが出来るようになっていきます。

 

 

年少組に進級すると職員の人数配置が大きく変わります。

厚生労働省「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第(三十三条)」に基づき、1~2 歳児までは子ども 6 人に対し保育士 1 人だったところ、3 歳児では 20 人に保育士 1人と設定されています。よって、認定こども園 錦ヶ丘では、保育士 2 人体制を取り入れていますが、それでも今までの 5 人体制より一クラスの職員数が少なくなります。

クラス分けも行われ、新入園児を迎えた2クラスでの生活が始まります。

 

そのため、ご家庭でも着替え、食事、排泄など見守り、お子様が自分でできるようにサポートしていただくことで、スムーズに新しい生活に馴染んでいけるかと思いますので、進級までの3か月、ご家庭と園と一緒に連携を図りながら過ごしていけたらと思います。よろしくお願いいたします!

 

文責:新元

 

1/5のメニュー

あけましておめでとうございます。

給食も1つの楽しみと思って子どもたちにこども園にきてもらえるよう、今年も給食室一同頑張りたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。

 

 

今年初めての給食である、1月5日のメニューは、「カレーライス(ターメリックライス)」「フルーツポンチ」でした。

 

カレーライスは、子どもたちもたっくさんおかわりしてくれる大人気メニューです。今日はいつものごぶづき米ではなく、白米にターメリックと洋風だしを混ぜて炊いた、ターメリックライスにかけて食べました。

ターメリックを混ぜて炊いても、黄色く色付くだけで独特の風味はほとんどなく、子どもたちも普段と変わらず食べていました!

また、カレールウは保存料や合成着色料、牛脂、牛エキス不使用の、こだわりの原料を使用して作られたものです。特別に無農薬栽培された生ウコンが入っていて、甘口の表記ではありますが少しスパイシーなので、園では豆乳やすりおろしりんご、ジャム等を混ぜて食べやすいように工夫しています。それらを加えることで味がとってもまろやかになり、子どもも好きなカレーになります!

 

「今日の給食なにー?」と聞いてきた子どもにカレーとフルーツポンチだと伝えると大喜びで、カレーもフルーツポンチも今日もたくさんおかわりをしてくれていました✨

寒い日が続きますが、沢山食べて今年度残り3ヵ月も元気に過ごしてほしいと思います!

文責:米澤

 

3学期の保育(年中組)

あけまして おめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

新しい年を迎え、いよいよ年長組への進級を考えた保育の工夫に取り組みたいと学年職員一同、話し合いを行っています。

今回は、3学期にどのような意図を持って保育を進めていくのか、10の姿から捉えてお伝えしたいと思います。

 

 

健康な心と体


寒さに負けない体作りを行うために、戸外遊びを多く取り入れたり、健康な体を作るための食事(給食で使用している食材)に興味が持てるようにしたりします。

そのために、子ども達が自分の健康に関心を持ち、感染症予防のための手洗いうがいや、園の給食について知り、食べることに意味が持って取り組んでいきたいと考えています。

 

 

自立心


憧れの年長児と関わる中でやってみたいことを見つけ出したり、新しいことに挑戦してみようと目的を持ったりしながら、主体的に遊びを生み出す環境作りを行います。

また、年少児と一緒に遊ぶ中で少し我慢しておもちゃを譲ったり、「自分達は、お兄さん・お姉さんなんだ。いろんなことが出来てすごいんだ!」という自信を持てる関りも今まで以上に心掛けていきます。

 

協同性


「友達と一緒に取り組みたい」と思える活動の中で、関りを深めたり新しい友だち関係を築く機会を設定します。

フェスタでの活動を通して、友達と一緒にやってみたい・楽しい・おもしろいという思いを知った年中組。ここから更に自分達で遊びを進めたり、共通の目的の中でどうしたら実現できるかを一緒に考えたりします。

 

 

道徳性・規範意識の芽生え


皆で一つの遊びに取り組む中で、社会性を育てたり、自己回復力(レジリエンス)を育てたりするために、あえて衝突や葛藤が生まれるような場面を作ります。

友達との関わりの中で、思ったようにならず葛藤したり嫌な思いをしたりすることで他者の存在に気付き、自己主張だけではなく「気持ちに折り合いをつける」ことを学べるようにします。

 

 

社会生活との関り


園生活の中で、出来るお手伝いを探してやってみることで誰かの役に立つ嬉しさを経験したり、実体験を通して大変さを知り周囲の人の思いを知ったり感謝の気持ちを持ったりすることが出来る活動を行います。

自分達は、たくさんの人に見守られながら過ごしていることに気付き、また様々な職員との関りを楽しむことで、進級しても安心して園生活が送れるようにしていきます。

 

 

思考力の芽生え


子ども達の「どうしてかな?」「なぜだろう」の思いをキャッチして保育に取り入れていきます。

遊びの中で生まれる、不思議だなという思いに応えられるように遊びを見守り、つぶやきを聞き逃さないようにします。

 

 

自然との関り・生命尊重


のはら園で遊ぶ中で、自然の変化を感じることが出来るようにします。

毎日遊ぶ中で、「あれ?昨日とは違う」と気付くことや、春に向け新しい芽が出てきていることに気付き生命の尊さを知ることが出来るようにします。

 

 

数字や図形、標識や文字などへの関心・感覚


クリスマスプレゼントでもらった「すごろく遊び」、お正月に遊んだ「かるた遊び」を友だちと一緒に楽しみながら、数字や文字への関心を高めていきます。

遊びの中で、数字や文字と出会うことで書いてある友達の名前が読めたり絵本が読めたりする経験を重ねられるようにします。

 

 

言葉による伝え合い


絵本が大好きな子ども達へ、もっともっとたくさんの絵本の読み聞かせをして言葉や表現を伝えます。

日常の生活の中で覚えた言葉が、相手を傷つけてしまう言葉だと知らずに使ってしまったり、思いを伝えたいけれど、どんな言葉を使えばいいのか分からず困ったりする子ども達の姿があります。

サークルタイムを通して、みんなで一緒に考えていきます。

 

 

豊かな感性と表現


安心して自分の思いを表現できる雰囲気作りをします。

思っていても、言葉にすることは苦手…でもうなづきや表情で表現できる。経験したことを、様々な材料を作って再現し伝える。表現方法は、子ども達一人ひとり違います。

私たちが大事に受け止めることを繰り返すことで安心して表現し、伝えることの楽しさを知ってほしいと思っています。

 

 

 

12月に2学期の振り返りを行い、3学期は進級に向けての取り組みが必要であることを学年職員の共通目的としました。

今までの意図を持った保育計画を引き続き行いつつ、子ども達の興味や関心に合わせた日々の保育を大切にしながら、子ども達のための保育を行っていきたいと思います。

進級にあたり心配な事、相談したいこと等ありましたら、気軽に声を掛けて下さい。3学期も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 文責:西元

 

1歳児の生活 ~PTAによる保護者アンケートより~ 

12月28日に、令和2年度PTAによる保護者アンケート報告をコドモンとホームページ上で公開させていただきました。

その中に、(24)外遊び以外で、興味を揺さぶるような遊びを、ブロック以外にないような印象。なので、取り入れてほしいです(つくし組) というご要望がありました。

そこで、今回は1歳児の生活をこのブログで詳しくお知らせし、どのようなねらいや意図のもと、1歳児の保育が行われているのかをお伝えしたいと思います。

 

 

 

つくし組の子ども達の、こども園での生活時間は平均10時間。

その中で一番重きを置いている時間は…?

 

答えは、午前中です。

 

起床後から少しずつ体と心が起き始め、朝の補食(おやつ)でエネルギーチャージをし、最も集中が高まる時間です。この時間に指先を使い、様々な感触に出会い、「自分にもできた!」「これもやってみたい!」という探求心や自己肯定感を育みます。

幼保連携型認定こども園になり、子ども達が園で生活する時間が長くなりました。

いつでもどこでも集中する活動を準備すると、心も体も疲れてしまいます。疲れがたまると体も弱くなり、風邪をひきやすくなることも。お仕事をされている保護者の方々にとっては、子どもたちの健康が何よりも大切です。

一日の生活の中には集中する活動・ゆったりする時間など、静と動の時間を意図的に作っています

 

 

 

どんな活動をしているの?

”指先は突き出た大脳”と言われるように、指先を使い、五感を刺激する感覚遊びを積極的に行っています。

 

つくし組の子どもたちも、入園当初は裸足で砂を歩く感触が苦手で、涙を流す姿も見られました。日々の経験が子ども達の糧になり、今では寒くても裸足で行きたい!というくらいその活動を積極的に楽しんでいます。この姿は感覚遊びに慣れ、「この感覚は安心。この感覚があっても楽しめる。」と思えたからこその姿です。

感覚遊びについては過去のブログでもたくさん書いていますのでご覧いただけますと幸いです。※検索窓に、『つくし』と入れて頂くと沢山出てきます!

 

 

早朝保育の遊び

7時から8時までの時間は早朝保育と呼ばれる時間です。

この時間は保育者が意図的に玩具の量を調整し、人との関わりを心地よく感じる静の時間です。

0歳児~5歳児までの子どもがましゅまろはうすで過ごし、少人数の時は5歳の子が0歳の子を労わったりお世話をしたりする時間を積極的に作り出します。人数が多くなってきた時は空間(コーナー)を増やし、お互いが心地よく安心して過ごせる空間を作ります。このような保育者の意図的な配慮があるからこそ、玩具が教材として生き始めるのです。

感染症が増えてきた時も同じように、部屋を変更したり人数を分散させて過ごしたり等、保育者が意図的に対応を変化させています。

 

 

延長保育の遊び

夕方は外が暗くなり、人がどんどん減っていくことでとても寂しくなる時間です。

この時間は残っている子が好みそうな玩具や、保育者とスキンシップを図る時間を大切にしながら安心して保護者の方の迎えを待つことができるようにしています。

 

 

午睡の起床後(15時以降)は何をしているの…?

15時に起床後、おやつを食べます。おやつ後は基本的に、室内で遊びます。

午後も外遊びをしてほしい!というご要望もありましたが、午前中に体も心も頭も思い切り使って遊びますので、午後は保育者や友達とゆったり過ごしています。まだまだ体や生活リズムが不安定になりやすい1歳児。午後の時間まで外で思い切り遊ぶと体力が低下し、疲れが溜まることで、注意力や集中力が低下して怪我が増えたり、予期せぬトラブルが起こりやすくなったりするかもしれません。(体力が付いてきた春先頃から午後の散歩等も考えています。)

 

室内で活躍するのが”ブロック遊び”、”見立て遊び”です。

 

ご家庭にも玩具がありますか?それをお子様はどのように使って遊んでいますか?

保育者が用意するブロック。

ご家庭にあるものと同じ玩具でも、こども園ではただ単に遊ぶ玩具ではなく、子どもたちの発達段階を探るためのとっても大切な素材です。

 

では、保育者はどのような見立てをしているでしょう…?

  1. 色の識別ができている?
  2. 一人遊びをしている…?友達と一緒に遊んでいる…?
  3. 集中する時間はどれくらい?
  4. 見立てて遊んでいるかな?
  5. イメージを言葉で伝えているかな?

大きく言うと上記の5点です。

 

大きな空間に転がっているだけに見えるブロックも、友達や保育者がいることで子どもたちの発達段階を探る素材になります。

家では黙々と遊べる玩具も、友達がいることで擦れ合いが起き、トラブルに発展。トラブルこそが発語を促し、自己主張するきっかけになりますので、怪我のない範囲で見守っています。

 

 

今の子ども達

保育者の意図的な活動により、1人で遊ぶ事を好んでいた子ども達も、友達と一緒に過ごす事が心地よくなり、自分の世界・空間に人が入ってきても安心して遊ぶ姿が見られるようになりました。

1つの遊びを集中して遊ぶ姿が見られるようになり、子ども達が自分の意思で「これをして遊びたい」と選択・自己決定できるようなコーナー遊びもできるようになり、遊びの幅がどんどん広がってきています。

 

 

 

保育者の願い…

集団生活の中でお子様一人ひとりが安心して生活し、心地よい空間の中で適切な発育発達を促す役目が私達にはあります。一日の生活する時間が長いからこそ、お子様の成長を促す遊びや関わりを積極的に取り入れられるように私たち保育者も日々試行錯誤しています。

何より、毎日笑顔で登園し、笑顔で保護者の方の元に帰っていく子ども達を見届ける事が私たちの幸せ、願いです。

今年もますますお子様一人ひとりの”今”を大切に見守って参ります。本年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

文責:水之浦