9月献立表と食育だよりができました

9月は十五夜やお彼岸があります。お月見スコッチエッグや月見団子、おはぎなどを作ります。また、みずみずしかった夏野菜もそろそろ終わりに近づき、ホクホクのお芋など秋野菜の季節がやってきます。調理やおやつで使っていた小麦粉は今月から無添加商品に。残留農薬の心配のないものに変えました。

9月献立表

食育だよりでは、添加物について詳しく紹介しています。なんとなく添加物がいけないのは知っているけど、なぜ?の理由や日常生活で気を付けるちょっとしたポイントなどを紹介しています。ご覧ください。

9月食育だより

研修から感じたこと(リーダー)

今年度も夏休み中、職員は様々な研修に出かけ、それぞれ多くの学びを得てきました。昨年度までは、「主体的に学ぶってどういうこと?」「10の姿ってどのように活用するの?」等、改訂された『新幼稚園教育要領』についての基本的な内容の研修が多くありましたが、今年度の研修は、実際に新しくなった教育要領をもとに行ってみて…という、より実践的な内容が多くなってきています。もちろん教育要領に関することだけではなく、特別支援・食育・無償化等、様々な分野の研修に参加をしているところです。

 

その中で今回は、8月に鹿児島市教育委員会の主催で行われた【鹿児島市公私立幼稚園保育研修会】から、志學館大学大学院心理臨床学科の山喜高秀先生の「発達支援に求められるもの‐支援者の役割‐」で感じたことを紹介させていただきます。

 

この山喜先生の講話は、仮題が「障害のある児童生徒への支援の在り方~合理的配慮の提供~」ということで、鹿児島市の特別支援教育に関わる先生方の研修と重複しており、小中学校や養護学校、療育関係等色々な場の先生方が参加されていました。鹿児島市の現状として、特別支援学級に通う子どもの数・学級数・支援員の数・巡回相談の件数等は、いずれも年々増加しているということ。これは学校が子どもの必要に応じる“インクルーシブ教育(包括的教育)”の大切さが大きくなっている証拠です。インクルーシブの代表的なものに、ユニバーサルデザインがあります。シャンプーボトルの横のギザギザや、牛乳パックの上のくぼみは皆さんもご存じではないでしょうか?障害の有無だけではなく、性別や文化等も関係なく、誰もが過ごしやすくなるための工夫です。

 

障害の診断が下りたり、「あれ?もしかして…」と思ったりすると、どうしてもその“名前”に縛られてしまいます。山喜先生は、「他からのチェックの前に、その子どもの内側から世の中がどのように見えているかを大事にしてほしい」と仰っていました。その子の特徴を見てあげること、時には力を抜き、ぼんやりと眺めてあげることで、その子自身を見てあげることです。

 

また、この講話の中で私が一番印象に残ったのは、「みんなが味わうことを同じように味わう必要はない。その時にその子の興味があるものに目を向けること。花を見て「きれいだね」と言葉を掛け、同意を求め、後を追わせるのではく、その子の感覚にこちらが寄り添うことが大切です。」という言葉でした。この講話の大きなテーマは“特別支援教育”でしたが、この言葉は今からの教育全体に言えることだと感じた言葉です。みんなで同じことを同じようにしたり、こちらの価値観や枠にはめこんだりするのではなく、一人ひとりの感性ややりたいことを大切にすること。その子のいま興味があることに目を向けること。その子の世界観にこちらが歩み寄っていくことで、「認めてもらえる、わかってもらえる」と、安心して好きなことに思い切り打ち込み、表現することができること。この錦ヶ丘幼稚園で日々保育を行う中で大切にしていることの本質に、改めて気付くことができた時間となりました。

 

子ども達が大人になった時、やりたい仕事に就き、思い切り自分の力を発揮してほしい!いろんな人がいて当たり前、他者の個性を認め、尊重できる人になってほしい!何よりも、自信を持って自分の事を認めてあげられる人になってほしい。そのために今、子ども達に必要な経験ってなんだろう?…私たちは目の前の子ども達の姿はもちろんですが、長い目でも子ども達のことを考えながら、保育を行っていきます。

子ども達のありのままの姿・感性を大切に、子ども達に寄り添う保育、やりたいことを思い切り楽しめる環境づくりに、2学期も取り組んでまいります。

 

文責:主任 迫田(昌)

【参考】

山喜高秀氏:http://www.shigakukan.ac.jp/faculty/staff/humanities_psychology/14110.html

インクルーシブ教育とは?:https://h-navi.jp/column/article/35025729

 

【お知らせ】新園舎工事⑤ ポンプ車とミキサー車を見学!

園庭に遊びに行こうと階段を降りたとき、新園舎の工事の様子が見えた年長組の子ども達。

ポンプ車でコンクリートを流し込んでいることに気付き、「なんかキリンみたい!」「いや、あれは恐竜!?」と大興奮!

数名はやりたい遊びめがけてのはら園に向かいましたが、興味津々の子ども達はそのまま20分ほど工事を見学。

「あんなに砂を入れて、砂はなくならないのかなぁ」「歩きにくくないのかな」「滑らかにしてる~ツルツル!」「わたしたちが砂で作るおうちはすぐ壊れるのに、どうして壊れないんだろう?」「今ある幼稚園もこういう風に作ったの?」と、いろんな呟きが聞かれました。子ども達のいろんな視点の疑問や、まるで一緒に工事をしているかのような豊かな表現に感心することでした。

しばらく工事を見ていると、園庭から「駐車場に大きいいつもはいない車が来てたよ」と教えてくれた男の子!

それを聞いて「見に行きたい!!」ということで、ポンプ車の見学に出掛けました。

 

ポンプ車を目の前にして、まずはタイヤの大きさに圧倒。「2つずつ付いてるよ!」と早速気付きを言葉にします。

「砂はなくならないんですか?」「これなんですか?」と、質問も自分から積極的に。興味があるからこその姿です!

すると、「もうすぐミキサー車が来るよ」と工事の方が教えてくださり、またまた大興奮の子ども達!

ミキサー車からポンプ車に生コンクリートが移されるのをじっと見つめていました。

 

「こんなのなかなか見れないよねぇ」「ラッキーだね!」「前は消防車にも乗ったから、次はポンプ車にも乗りた~い!」と、見学の時間を存分に楽しんだ様子の子ども達でした!

 

文責:迫田(昌)

【お知らせ】トイレ工事進んでいます・給食用リフト完成しました!

夏休みに入ってすぐにスタートしたトイレ工事。だんだんと完成に近付いてきました。

新しく天井や壁のクロスも貼られ、新しい便器や水道も取り付けられて、明るく柔らかい雰囲気のトイレになりつつあります。

 

近くで工事を見てきた預かり保育の子ども達と、完成間近のトイレの見学をしました。

「入ってみる?」の声掛けに「行く行く~!!」と大喜び!

「わぁ~!!きれい!」「すごーい!!」と大興奮!!

子ども達も徐々にできていくトイレを楽しみにしている様子です。

 

また、同じく夏休みに入ってすぐスタートした給食用リフトは取り付けが完了しました!

先日、試運転後に職員向けに取り扱い説明が行われ、いつでも使える状況になりました。

錦ヶ丘では食器も陶器を使っていますので、約30名の子ども達分+職員分で、一つの食器かごはかなりの重さになります。

今まで誕生会等で重たい食缶や食器かごを持って、階段を上り下りしていた保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

これからはより安全に、なにより快適に給食の準備や片付けができることと思います!!

せっかく設置していただいたリフト、どんどん活用をしていきたいと思います。

給食室の入り口、リズム室側に設置されています。

 

文責:迫田(昌)

土曜日の預かり保育*そうめん流し・つるむらさき

お盆前の土曜日にそうめん流しをしました。園の庭には井戸水が湧いているのですが、検査してもらったところ、飲用OK!水道水と違って冷たくて美味しいお水です。暑い中、作業してくれるバスの運転手の先生たちはいつもこの冷たい水を飲んで一息ついているそう。水遊びでも活躍している水路ですが、せっかくの冷たい水なので、そうめん流しをすることにしました!

竹で流したかったのですが準備できず、今回は雨どいで。栄養士が雨どいを洗っていると、子ども達が駆け寄ってきてお手伝いしてくれました。「食の準備に関わる」という食育のひとつの経験になりました。

また今日は、つるむらさきが手に入り、せっかくなので子ども達に紹介しようと和え物を作る事にしました。「なんていう野菜だと思う?」と聞くと「わからなーい」「初めて見た!」と子ども達。ほうれん草!こまつな!という答えが返ってくるだろうなぁと思っていましたが、ほうれん草との違いは分かったようでした。すごい!

茹でるのも、コンロを使い子ども達と。途中、お鍋に手が触れてしまった子がいましたが、すぐ冷やしたので赤みもなく無事でした。現代では子ども達から危険を遠ざけ、小さなケガをさせないように過ごすことが逆に大ケガを引き起こす事例もあるようです。今日お鍋に触れてしまった子は、次から火を使う時により注意を払うようになるのだと思います。火に限らず、子どもが転んですりむいたり、小さなケガをすることは、大ケガや事故を防ぐために実は大切な経験です。大きなケガには十分気を付けながら、今後もいろいろな活動を取り入れていきます。

小学校ではどんな授業?(リーダー)

8月19日、鹿児島県私立幼稚園協会主催の「幼保小の円滑な接続・連携のための研修会」が開かれました。講演では白梅学園大学大学院特任教授の無藤 隆先生が「幼児教育の質の向上と幼保小接続~要領の改訂を受けて」という演題でお話をされました。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、無藤先生は昨年度の幼稚園教育要領、保育園保育指針、幼保連携型認定子ども園教育・保育要領の改訂に深く関わられた先生です。小学校では入学当初の授業はどのように進められていくのか、この講演の内容の一部をご紹介したいと思います。

 

小学校入学当初は生活科を中心とした「スタートカリキュラム」に則り授業は行われます。スタートカリキュラムとは、小学校に入学した子どもたちが小学校に慣れることができるようにするための、教育課程(カリキュラム)のことです。

 

小学校の始まりのスタートカリキュラムは、次のようなことを念頭に組み立てられていきます。

①幼児期の終わりまでに育ってほしい姿が発揮しやすい環境・活動を用意する。

②適応指導を幼児と相談し意見を聞きながら進める。

③教科学習の始まりは10の姿の活動の発展から始まる。

④出身園や個人差が大きいので、その様子を見定め、対応を考える。

 

「幼児期の終わりまでの育ってほしい10の姿」は幼稚園だけでなく、小学校に入っても継続して重点事項になっていることがわかります。本園でも10の姿に意識した保育を行っておりますが、幼稚園卒園の段階では到達目標ではありません。小学校、中学校へと続いていきます。そのことを理解し、一つ一つの積み重ねを大事にし、子ども達が小学校で困らないよう保育をより工夫していきたいと思います。

 

また、小学校では幼児期において自発的な活動としての遊びを通して育まれたことが、各教科等における学習に円滑に接続されるよう、生活科を中心に弾力的な時間割の設定など、指導の工夫や指導計画の作成を行うこととされています。

 

小学校でも、円滑な接続について柔軟な対応を積極的に考えていってくれるということです。

 

その一例として、横浜の小学校の様子を写真付きでお話しされました。

 

最初の活動は、机と椅子をよけてカーペットを教室の中央に敷いき、そこで子ども達が自己紹介をしていました。子ども達は輪になり、横の子どもと肩が触れ合うような距離で座っていました。そうすることで緊張がほぐれ、子ども達も自分らしさを発揮できます。

本園でも行われているサークルタイムも小学校で行われており、言葉による伝え合いが積極的に行われているそうです。

なかよしタイムという時間もあり、ゲームやカード遊び、折り紙などの遊びの時間で、幼稚園や保育園でやってきたような遊びを朝1時間ほどするそうです。

また、給食でも食べる量を自分で決める小学校も増えてきているということです。

 

そうすることで登校しぶりがなくなり、学校が楽しくなり、やりがいをもって登校してくるそうです。

 

横浜の小学校の一例ですが、今園で行っている保育の延長にスタートカリキュラムがあるということが言えます。

 

今回の研修は幼稚園からは15名の職員が参加しました。幼稚園・保育園と小学校の接続・連携を学び、2020年の改訂に向かって変わりつつある小学校の様子の一部を知ることができました。

お子さまが困ることなく、小学校でも自信をもって自分らしさを発揮できるよう、就学先の小学校と十分連携を図り、保育の工夫をしていきます。

 

園長 穂原 茂

【お知らせ】新園舎工事④

最近の工事の進捗状況

先日は、基礎を作った上にコンクリートを流し込み、外周の基礎固めが行われていました。

園庭に大きなコンクリートポンプ車は入ることができないので、駐車場からアームを伸ばし、コンクリートを流し込みます。

土曜日の昼寝の時間帯に作業が行われたので、残念ながら子ども達が見ることはできなかったのですが、これからの工程の中で、今回のような貴重な光景をできるだけ子ども達と見ていければと思います。

 

警備員さんが配置されました

8月より、子ども達のさらなる安全を確保するため、工事現場専任の警備員が配置されました。

ダンプ等の大きな車が通る時や、子ども達が園庭で遊んでいる時、しっかり見守り、声を掛けてくださっています。

これからも、子ども達の安全を確保しながら、工事を進めていきますので、よろしくお願いいたします。

 

 

新園舎完成予想図

保育園の職員にも話し合いに入ってもらいながら、職員で意見を集め、設計の図面等を作成していきました。

地鎮祭の祝詞にも挙げられていた、「木の香りが満ちた、子ども達の笑顔が溢れる園舎」を目指して、工事が進みます。

完成に向けて、これからも随時、ホームページでお知らせいたします。

 

文責:迫田(昌)

【お知らせ】新園舎工事③ 基礎・杭打ち

土日関係なく、新園舎の工事が進んでおります。

先週の土曜日(3日)は杭打ちが行われました。

杭というと、テントの杭のようなものを想像される方も多いと思いますが、今回の工事の杭は、重機で掘った6.5mの深さの穴に特殊なセメントを流し込んで固めた、地盤と一体になっている杭です。打った数は50本。しっかりと基礎を固め、これからの工事が進んでいきます。

 

 

この杭を打つことで、地震等に強い建物が完成し、また、歪みが発生しにくくなるとのこと。

歪みから湿気が入ることで建物が傷みやすくなります。きちんとした基礎の建物は、そうではない建物に比べ、軽く20年以上は綺麗に保たれるとのことです。

子ども達や保護者の皆様が安心して過ごすことのできる、地震や災害に強い建物の建築を行っていきます。

土曜日ということで預かり保育の子ども達も20名ほど登園していましたが、トラック等には見慣れてきている子ども達も今回の重機は珍しかったようで、重機の移動の際には「うわぁ~!」とびっくり。これからも一緒に工事を見守っていきたいと思います。

 

文責:迫田(昌)

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