子どもの姿から。(ぱんだ組)

ぱんだ組の水道の前に立つと窓から見える黄色の花。「あれは何のお花?」というやりとりが色々なところから聞こえてきます。

たんぽぽの生長を楽しみにしながら、植物への関心が増す中で、花を見て、『色』の興味・関心もさらに出てきており、色を意識して過ごす様子も見られ、興味・関心が深まってきているように思います。

今後も折り紙や色塗り遊び等遊びを取り入れて遊びを通して学べることができるような環境を工夫して作っていきます。

 

 

さて、明日から7月に入りますね。

先日、うさぎ組のブログにもありましたが、6月は作業療法士の中鶴さんと一緒に『自分もやってみたい!』という自発性を引き出すことをねらいとして取り組んできました。約1時間の活動の中で変わる子ども達の姿を見て、環境(遊びや子ども達への関わり方等)を工夫することで、更に一人ひとりの個性を伸ばしていくことができることを私は感じました。

今回も、前回より引き続き子ども達の成長を振り返りながら様子をお伝えしていきたいと思います。

 

【自分でやってみたいことを見つけたよ】

笑顔で登園してきて「これで〇〇作るんだ!」と通園バッグに廃材を入れて登園してきたKくん。「葉っぱや草花を拾ってこれに入れたいの!」と容器を持ってきて登園してきたKくん。2人ともKくんですが、同じ子どもではありません。

目的を持って登園してくる2人を見ながらよく考えていることに気付かさせられました。≪思考力の芽生え(幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿より)≫

 

【自分の気持ちや思いを‥】

園で遊んだことをご家庭でも子ども達と話をすることがあると思います。

最初の頃は、指遊びやわらべうた、季節の歌等『うた』を口ずさむことがよく見られたのではないでしょうか。

また、クラスの友達と一緒に過ごす中で、少しずつですが『〇〇するんだよ』と教えてあげたい気持ちや『〇〇して遊んだ』等園での報告も出てきていると思います。

私達は、日々過ごす中で、子ども達にどのような言葉で伝えると伝わりやすかったり自己肯定感を高めてあげられるのか等考えたりしながら過ごしています。

同じことを伝える場面でも『〇〇して』『○○しなさい』という言葉よりも子ども達自身が、考えて行動できるような言葉に置き換えて『〇〇はどうだったかな‥』『どうすればいいかな…』と言葉を掛けるようにしています。

私達も日々試行錯誤であり、しばらくしてから別の表現が良かったかな…と思うことももちろんあります。

しかし、周りの人が意識して『〇〇はダメ』等の言葉をなるべく使わないようにすると、自然と子ども達の会話の中からも減ってきているように感じるこの頃です。

まずは『ありがとう』の感謝の気持ちを大切にしていきたいですね。≪言葉による伝え合い(幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿より)≫

 

心も身体も元気な時こそ自分らしくいられ、思いやりのある言葉が出てくると思います。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期だからこそ、『早寝・早起き・朝ご飯』を心掛けて過ごしていきたいですね。

文責:幸泉

 

 

7月献立表*食育だよりができました

7月の献立はいよいよ夏本番!夏野菜がたくさん登場します。とうもろこしや枝豆の下処理のお手伝いを子ども達と一緒にしていきます。

【行事食】としては、土用丑の日があります。今年は21日が土用丑の日です。園では20日に、うなぎを使ったちらし寿司を提供します。丑の日には他にもこのようなものを食べると良いとされています。

梅干し:クエン酸が疲れをとり、食欲を増進

うどん:さっぱりとして食べやすい

瓜:胡瓜、西瓜、南瓜、冬瓜、苦瓜など。夏が旬の瓜類は、夏の身体を整えるのに適している

土用餅:あんころ餅のこと。土用餅を食べると、暑さに負けず無病息災で過ごせるといわれている

土用しじみ:昔から「土用しじみは腹薬」といわれ、肝臓の働きを助けてくれる

土用卵:土用に産み落とされた卵のこと。うなぎ同様、精がつくとされる

 

【郷土のおかず】の日は、鶏飯を提供します。鶏飯は奄美地方の郷土料理です。鶏ガラや長ネギ、生姜を低温でぐらぐら煮出して作る特性のだしで頂きます!ポリポリ食感をプラスしてくれる角切りにした「たくあん」も鶏飯に欠かせないです。

 


【粗食の日】は夏らしく、さっぱり食べられる梅おにぎりに、きゅうりの昆布和えにしました。園では水分補給時に子ども達に梅干しもあげています。梅干しには、塩分や疲れの元となる乳酸を分解してくれるクエン酸も含まれているためです。土用丑の日には、こすもす組が漬けた梅を「土用干し」します。晴れますように!

7月*献立表

 

食育だよりでは、食中毒の予防についてまとめています。家庭でも参考にされてみてください。スプーンの持ち方についても少し紹介しています。ぜひご覧ください。

7月*食育だより

田植え&ジャガイモ掘り体験(年長)

15日(月)に予定していた田植え体験、生憎の天気に中止になり残念そうにしていた子ども達。地主さんからいただいた稲を園内に植えて見るのはどうかという事で、先週22日(月)錦坤館前のせせらぎに田植えを行いました。

 

 

自由活動中に少しだけではありましたが、田植えの準備をしていると子ども達が気づき、参加する姿がありました。いつもせせらぎで遊んでいる子ども達も、裸足で中に入る経験はあまりないためか、足を踏み入れることに躊躇する姿も見られましたが、無事20株ほど植えることができました。日当たりがいい場所はうまく育つのではないか、と期待しつつ、バケツ苗と共に生長を見守って行きたいと思います。

 

 

そして、翌日の23日(火)はJAさんからお誘いをいただいて、じゃがいもの収穫体験に出かけました。今年度初めての園外活動という事もあり、子ども達は大興奮でした。

 

畑に着くと「ここ、お芋掘りに来た場所だね」と以前の活動(サツマイモ掘り:べにはるか)を思い出し、「今度も、はるかちゃんかな?」「なんてお名前なんだろうね」と会話も弾んでいました。

 

迎えてくださったJAの担当の方から、品種と掘り方について説明を聞きました。興味津々の子ども達は、真剣に説明を聞く姿がありました。環境が違ってもしっかりと話を聞くことが出来る子ども達の姿に、場面を考えてしっかりと活動に参加することが出来る力を身につけている事を感じました。

 

いざ掘り始めると、サツマイモの時とは違い茎を引っ張っても芋がついてこないため、全然掘れない…と残念そうにする子ども達。しかし、JAの方が「こうやって掘るんだよ」と指導して下さると、周りで見ていた子ども達も、真似をしてどんどん掘り始め、たくさんのジャガイモを掘ることができました。一つ出てくるともっともっととどんどん掘り上げることができ、大満足の子ども達。たくさん収穫できたので、お土産に15個位ずつ持ち帰ることができました。

 

そして、園ではクッキングの計画も進んでいます。

 

にじ組では、年少組の時に経験した事を思い出し、「カレーはみんなで作ったことあるから作れるよね!」「カレーにしよう!」「コロッケも作ってみたいな」一人一人の気持ちを受け止めながら、話し合いを進め、栄養士に相談もしました。来週からクッキングを進めて行きたいと思います。

カレークッキングについて話し合った翌日、登園してきた子ども達の多くが、「今日の夜は、カレーなんだ」と嬉しそうに報告に来る姿がありました。

前日の話し合いの中で、「お家のカレーは何が入っているかお家の人に聞いてみてください。」と声をかけていた事もあり、ご家庭でカレーについて多くの話題が上がったのか、とても嬉しい反応でした。園での話し合いを受けて、子ども達が家庭に持ち帰って、カレー作りをご家庭でも取り入れていただけた事、園の活動から家庭につながり、更に園の活動に深まりが生まれる。活動の連続性を感じ、ご家庭での取り組みを嬉しく思う事でした。ありがとうございます。

園内だけではなく、ご家庭でも子ども達の育ちを受け止めてくださっているからこそ、園内の活動もさらに深まっていることを感じます。これからも一緒に子ども達の育ちを見守り、保護者の皆さんと共に子ども達の育ちを促していきたいと考えています、よろしくお願いいたします。

文責:田中

給食紹介*手作りパン*よもぎクッキー

業務用のパン捏ね機(以前ナン作りの動画で紹介したもの)を導入してから、パン作りのレシピの幅が広がっています。その中でもウインナーパンは人気があります。南洲農場さんの無添加ノンアッドウインナーと手作りの少し甘めの生地がマッチ!1次発酵が終わった生地は、数を数えながら小分けに丸め、綿棒で伸ばしてウインナーを巻いていきます。ケチャップを乗せて、最後に霧吹きで水分をまとわせるのがポイント。パン生地は乾燥に弱いので、乾燥しないようにしながら2次発酵するのを待ちます。オーブンで7分ほど焼き、裏に返してみて茶色く焼き目が付いていたらOK!手間はかかりますが、子ども達が「おかわりした~」「また作ってね」と言ってくれることでやりがいを感じます。

この日の給食は肉うどん。麺類は土曜日に提供することが多いのですが、この日は平日。朝届いたうどんにスタッフ一同びっくり!冷凍うどんを使いました。茹でるのではなく「スチームコンベクションオーブン」で蒸すことでモチモチの食感になりました。また今週は紫蘇を巻いた魚や、砂糖の代わりにママレードジャムを使った鶏肉のオレンジ焼きなど、さわやかなメニューが多数ありました。暑いときでも食べやすいようなメニューを多めに取り入れていきます。

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さて、よもぎブームの続いているこすもす組の「よもぎクッキー」作りの様子です。

前回はミルサーを用意してよもぎを砕きましたが今回はすり鉢を使うことに。生のよもぎを一生懸命つぶしましたが…。すり鉢では生の食材はうまくすりつぶせないことが分かりました。そこで給食室から急遽ミキサーを持ってきて、水分と一緒によもぎを液状にしました。「葉っぱのままだとつぶれなかった」「ミキサーに入れるときは水も入れる」と経験から学んだ子ども達でした。

100gの砂糖を量っている場面でも、量りを使ったり(数字への興味)、多すぎた砂糖をなんとか知恵を出し合い100gまで減らしたり(協同性)する姿が見られました。よもぎが公園や家など意外と身近に生えていることや、前回作ったお茶の作り方などを子ども達が私に一生懸命説明してくれる姿を見て、興味が深まったことによって主体的に活動したからこそ気づきや学びに繋がっているんだなと実感しました。

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3歳児さんの食事の様子です。月齢や発達に個人差があります。スプーンやお箸も子どもの発達に合わせて無理のないように取り入れています。(段階を踏まずに突然お箸を使うより、スプーンの持ち方、食べ方が十分上手になってからの方がスムーズに移行できます。移行するときは手の発達も確認します。)お皿もメニューによってユニバーサルデザインのものを使うなど子ども達が食べやすいように配慮したり、給食の時間が楽しくなるように食器や食事量も一人ひとりに合わせて対応しています。子どもの「できた!」「ぜんぶ食べられた!」の気持ちを大事にしていけるようこれからも工夫していきます。

文責:今屋

みんなの時間・それぞれの時間(主任より)

皆さんは、“幼稚園・こども園・保育園の保育”と聞くと、どんなことを思い浮かべられますか?
一般的なイメージとしてぱっと浮かぶのは、『友達や先生と一緒にいろんなものを作ったり、遊んだりする』という姿なのかなと思います。例えるなら、『クレヨンしんちゃん』のような、「ハサミ出して、まずは〇〇するよ」というような先生の声掛けでみんなで同じものを作ったり、砂場で遊んだり、というものです。(あくまでイメージですが…😀)

この、みんなで一緒に同じことをする保育を、一斉保育と呼んでいます。

その一方で、錦ヶ丘は『子ども達それぞれのやりたいことをする』ことを重視しています。自由度が高いので、一般的には『自由保育』と言われることが多いですが、錦ヶ丘では、子ども達がそれぞれのペースでじっくり遊んだり、時にはお腹が空いた順番に帰ってきて給食を食べたりするこの保育をのびのび保育と呼んでいます。

 

 

保護者の方から、「錦ヶ丘は子どもの好きなことを思う存分させてもらえるのはありがたいけれど、いざという時にしっかり座って話が聞けるのか、小学校に行ったときに授業をきちんと受けられるのか心配です」という声を頂きました。

保育の見える化・プロとしての発信に努めてはいるものの、なかなか伝わっていない現状…。申し訳なく思っています。

 

少し難しい話ですが、

錦ヶ丘も数年前までは『一斉保育』がほとんどでした。この2年半くらいで、大きく保育が変わり、以前の錦ヶ丘の保育を知る保護者の皆様は、戸惑いが大きかったことと思います。自分たちも、本を読んだり研修に出たりと、新しい保育に関して勉強してきました。

保育が変わったのは、思い付きで独自に路線変更した訳ではありません。“2020教育改革”の先駆けとして、2018年に幼稚園教育要領と呼ばれる『国が示す幼児教育の方向性』が改訂されたのです。

“戦後最大の教育改革”と呼ばれる、2020年の教育改革。大学入試センター試験が変わることはご存知の方も多いと思います。今までの受け身的な知識重視の教育から、“どうしてだろう?と物事に興味をもち、学んでみたいと思う力”“持っている知識を結び付け、自分の考えを相手に伝える力”(思考力・表現力)“他者と一緒に協力して取り組む力”(協同性)を育てることが求められるようになってきています。それらは、能動的な学習『アクティブラーニング』で培われると言われています。その背景には、Society 5.0と呼ばれる、AI化が進んでいる大きな社会の変化があります。

 

 

 

10年前を思い返してみると、わたしは受験勉強真っ只中の高校生でした。ひたすら問題を解き、解説を読み、わからないところは質問に… まさに“知識重視”の学生生活。まだスマートフォンも全くと言っていいほど普及しておらず、大学生になって、一人の友達がiPhoneを使っていることにみんなでびっくりしたことを覚えています。もちろんAIという言葉も知らず、機械というよりはまだまだ人の力で物事が動いている世の中でした。

そう思うと、この10年で大きく社会は変わりました。多くの人がスマートフォンを持ち、支払いも電子決済、教科書も電子化が進み、タブレット端末を使ったり、会議や授業も遠隔で行われるようになりました。こんな世の中が10年前に想像できたでしょうか… 10年前の自分に、「2020年はこんな風になってるよ!」と伝えたとしたら、きっと困惑すると思います。それくらい、世の中がものすごいスピードで変わっていっているのです。

この変化の激しい世の中を生き抜くために必要な力・人間力を育てることを、この2020教育改革は目標としています。

 

 

難しい話になってしまいましたが、一言でまとめるならば、幼児期の教育はこれからの学びに向かう・生きていくための土台作りになるということです。小学校はもちろんですが、そのずっと先の姿も考えていかなければなりません。

それは、目に見えてできるようになったことというよりは、心の中での育ちが大きいと感じています。その育ちは、子ども達一人一人タイミングも異なります。一人一人違うからこそ、方法もそれぞれです。それぞれのタイミングを見逃さないように、方法となる環境を準備していくことが、私たち保育者の大きな役割です。

これから子ども達が生きていく世の中を見据え、いまこの子達に必要な経験は何か?を考えて環境を整え、日々の保育を行っていますので、一斉保育のような“みんなでの時間”と、個々の思いを重視した“それぞれの時間”、どちらの役割も大切に、それぞれを織り交ぜながら過ごしています。

 

 

“みんなの時間”といえば、サークルタイムや、始業式終業式・誕生会・避難訓練などの行事、他にも意図的に組んだクラス・グループ・学年での時間が挙げられます。朝の集まりや帰りの集まりもここに当てはまりますね!みんなで同じ時間を共有しながら、集団の中の自分を意識していきます。

みんなで…となると4・5歳のイメージがあるかもしれませんが、0歳児・1歳児でも、朝の集まりや“みんなでの時間”はあるんです!次のブログで紹介できたらと思います😊

一方、“それぞれの時間”といえば、一人一人のやりたいことを思う存分楽しめる環境。好きなことに没頭し、お腹がすいたタイミングで給食を食べる。ぼく・わたしはこうなんだ!を発揮する時間です。もちろんみんなの時間でも発揮しますが、それはこの「自分でじっくり自分に向き合い、自分を大切にする時間」があってこそだと思います。

どちらの時間も共通しているのは子ども主体であること。子ども達が受け身ではなく、能動的であることを意識しながら保育を考えていきます。

 

 

変わり始めたばかりの日本の教育… 私たちも日々勉強です!!

少しずつ、錦ヶ丘の保育についてお伝えしていけたらと思います。知りたいことや疑問に思われることがありましたら、ぜひ教えてくださいね!

 

文責:迫田

【参考・引用 ★興味があったらぜひご覧ください★】

アクティブラーニングとは? https://career-ed-lab.mycampus.jp/career-column/69/

「2020教育改革」を知ろう https://mamatalk.hokkaido-np.co.jp/baby-kids/education/19443/

総まとめ!2020教育改革とは? https://studystudio.jp/contents/archives/36662

ソサエティ5.0 https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/

避難訓練(火災)

こども園では、月に一回避難訓練を行なっています。6月は火災を想定した避難訓練を実施しました。

園で火災が起こりうる場面は沢山あります。

①給食室からの出火 初期消火で鎮火

②給食室からの出火 ましゅまろハウスまで延焼

③西松屋が出火 のはら園に延焼  等。

想定されることは本当に様々です。どんな場面に遭遇しても「この時どうしたらいいか分からない!」というようなことがない様にリアルに近い訓練を行っていくことを予定しています。

 

今回は、【給食室から出火し、初期消火で鎮火】を想定した訓練でした。

給食室職員が「火事だー」と知らせがあり、うさぎ組の職員がすぐ非常ベルを鳴らしました!年齢に応じて様子は様々と思いますが、ベルの音にびっくりする子ども達も保育教諭の話はしっかり聞くことができていた様に思います。

子ども達は保育教諭の指示の元、すぐになたおれの木の下に避難しました。

今回は初期消火で鎮火の設定だったのでなたおれの木の下避難でしたが、『ましゅまろハウスにも火が移ったらなたおれの木の下も大変では?!』等と避難場所も想定された規模に応じて考えていく必要性があります。

子ども達の避難後、【取り残されている子どもはいないかの確認】【火事の時には窓を閉める】ことを最後までしっかり確認してから避難場所に向かうのも保育教諭の務めです。

子ども達は、避難してきた際にもしっかり口に手を当て、真剣に取り組む姿がありました!

子ども達も保育教諭も全員が避難完了できたら防災・防犯担当職員からの話です。

今回は、避難する際の約束事『お・か・し・も』についてです。

 

お・・おさない

か・・かけない

し・・しゃべらない

も・・もどらない

 

昨年も学んだ話だった為、年中組・年長組の子どもの中にはしっかり覚えている子どもも沢山いました。

これから『走ったらなぜ危ないのか』等、危険性についても子ども達と一緒に考えていきたいです。

 

通報訓練や消火訓練も、職員でしっかり行います。

どの職員も『初期消火お願いします!』と言われた際にすぐ対応できるようにするためです。

通報は、今回実際に119番通報を訓練として行いました。消防立ち合いがなくても消防との連携をしっかり図り、消防の方からのご指導もいただきながら『子どもの命を守る』ことを第一に考え、訓練であっても【実際】を常に意識しながら真剣に行っています。

避難訓練後は、子ども達と、また、職員間で振り返りを行います。振り返りに上がった課題点は、職員全体でしっかり共有し、次回に活かしていけるようにしています。

 

普段、何も起きないことを当たり前のように過ごしている日々ですが、いつ何が起こるか分かりません。

今回は、給食室から出火を想定していましたが、給食室以外の場所でも出火は考えられます。ですが、やはり火災が起こらないことが一番です。

常日頃から保育室・給食室・園庭、全ての場所の『ここは危なくないかな』等と全職員で意識して安全点検を行い、安心・安全に子ども達の笑顔を守りながら日々の保育を過ごしていきたいです。

毎月避難訓練を行った際には、ブログで防災・防犯についてお伝えしていきますのでこちらもご覧ください。

 

文責:担当 若松

 

 

 

 

身近な人との関わり(れんげ組・0歳児)

子ども達と一緒に遊んでいると、たくさんのことを話してくれることが多くなりました。「あーあー」や「うーうー」の喃語でまだ、言葉自体は話しませんが、喃語が出てきた背景や状況でなんと言いたいのかを想像しながら受容的・応答的に関わると次から次に話してくれます。子ども達も大人から反応が返ってくることをとても楽しんでいて「人と関わることってステキ!」と、感じられてることを実感しています。

 

 

さて、11日・23日・25日に4人の新入園児を迎えました。これでれんげ組は7名になり毎日とても賑やかです。みんな初めての母子分離に大泣き!でも、少しすると周りの環境に目を向ける余裕が出てきた様に感じます。

 

今日は、AくんとBくんの2人の関わりをお伝えしていきます。

 

この日はとても天気が良く風も心地よかったので、デッキからひらひらと風に泳ぐシフォンを眺めていました。

 

4月から在籍してるAくんは、最近高い所に登ることが大好き!体の動かし方や重心の移動の仕方を体得し、多少高さのあるところでもを上手に登り下りします。登り終えた時の表情は、爽やかな良い笑顔。この日もベンチにサクサクっと登ったり降りたりと繰り返し遊ぶ姿を見せていました。

 

と、そこへ…。登園2日目のBくんが登場。Aくんの遊びに興味があったのか、じっくり観察する様子を私は後方から見守ることにしました。

 

 

 

観察を続けること15分程。「よし!僕にもできそう!」というタイミングでチャレンジを開始したBくん。ところが何度も何度も繰り返しチャレンジするも、なかなか思う様にはいかない!さて、どうしたらこのベンチで遊べるの?と悔しさを滲ませていた時。たどり着いた答えは…

 

 

↓↓↓

 

 

「そうだ!ベンチの下を潜ろう!!!」

 

自分だけが思いついた遊びに、悔しさは一瞬で吹き飛びどこへやら。大満足のBくん。11ヶ月のお子さんですが、自分の思いを具現化したい!そんな強い気持ちを感じました。

 

一方、その様子を立場代わって観察をしていたAくん。なるほど!楽しみかたもあるんだ!!!と、早速Bくんの真似っこを始めて、自分でも出来た時の笑顔は、弾ける様でした。「楽しい遊びを見つけたね!」と言葉をかけ2人の遊びをつなぐと、AくんとBくんの気持ちが一つの方向を指し始めました。

 

ベンチを通して子ども同士の気持ちや遊びがリンクした時から、遊びが2倍にも3倍にも膨らみ、0歳児なりに人と関わることの楽しさを味わえたのではないかと思います。乳児期の育ちに関する新たな視点のうちの一つ、「身近な人と気持ちが通じ合う」は、対象者は大人だけではなく、同年代との関わり、異年齢との関わりでもあります。これから7人の関わりはお互いを刺激し合い共に成長へと繋がっていくことと思います。子どもたちの数年先の育ちをイメージしながら、温かく柔らかい関わりをこれからも大切にしていきたいと、そう思います。

文責:後藤

 

 

 

真っ黒なその手で(年中 たんぽぽ組)

「どうか晴れますように!」と、子ども達も私達保育者も、きっと保護者の皆さんも今日の天気を心配していたのではないでしょうか。昨日は「寝る前にみんなで晴れるようにお祈りだー!」と意気込んではいましたが、私自身、昨晩の天気と雨雲レーダーを見ながら、雨になってじゃが芋掘りに行けなかった場合の事を考えていました。

 

しかしなんと!!!奇跡的に雨が降りませんでした(*^-^*)

みんなのじゃがいも掘りへの思いがお天道様に届いたのだろうな~!すごいな~嬉しいな~!と感じました。

 

5月に園の駐車場の畑にさつまいもの苗を植えた子どもたちでしたが、今回のじゃがいも畑のような広い畑では、土を触ることが初めての子どもたちもいました。

雨上がりという事もあって少しぬかるんだ重い土。最初は畑の中に入ることすら抵抗があった子ども達でしたが、農協の職員の方がスコップで土を耕し、土の中から大きなじゃがいもがゴロゴロと出てくるのを見ると「うわあ!」と歓声をあげて、汚れることを気にせずどんどんじゃがいもを掘っていっていました。

爪の中まで土が入っている子や、二の腕のところまで汚れてしまう子。1時間程度でしょうか。集中して土の中のじゃがいもを掘り起こしていた子ども達でした。

 

こども園では、外遊びの時間を多く取り入れています。その中で泥団子を作ったり、ジョーロやスコップなどの道具、草花や木などに触れたりする機会があります。

このような活動で手指を使ってしっかり遊んだ延長線上に、集中力や落ち着き、言葉、情緒、社会性などは現れると考えられています。【参考文献:「世界基準の幼稚園~6歳までにリーダーシップは磨かれる~」より】

今回の畑では土に触れ、じゃがいもの周りを指先を使って掘り起こし、じゃがいもをつかむという指先への刺激がとても大きかったと思います。今日のような体験も子ども達の発達に大きく影響する活動の一つになっていたらいいなと感じています。

 

 

沢山掘ったじゃがいも。ご家庭でぜひお子さんと一緒にクッキングしてみてくださいね♪

文責:中村

子どもの成長を肌で感じて(つくし組)

つくし組担任水之浦です。錦ヶ丘で勤務して13年目になりました。月日が過ぎるのはあっという間です。

1年目に担任した子ども達は高校3年生になり、見違えるくらい立派な姿です。かわいかった子ども達の成長を感じると、嬉しいような照れくさいような気持ちになります。1年目の時に出会った保護者の方も私を見かけると「久しぶりだね!」と、今でも声を掛けてくださいます。あの頃は若かった私も、今では2児(1歳:女・3歳:男)の母です。

子育てをしながら保育をすると、若いころには感じなかった色々な気持ちに遭遇します。

お腹の中に赤ちゃんがいるお母さんの気持ち。

育児真っただ中の忙しい毎日、園に来るときは笑顔でいても実は夜泣きに一晩中付き合っていた…なんてこともありますよね。こども園に子ども達を送って仕事へ行くお母さん、家事を頑張っているお母さん、育児を頑張っているお母さん。色々なお母さんの姿を思い浮かべながら大切なお子様との時間を過ごす毎日です。

 

そんな私も育児真っ只中ですが、3歳の息子の成長を見てこれが錦ケ丘の保育だ!と感じる場面がありました。

 

 

息子は錦ヶ丘保育園に通っています。錦ヶ丘保育園とこども園は、“子ども達の無限の可能性を信じ、豊かな自然環境のもと子ども達の成長・発達に即して一人一人の個性に応じた支援を行う”という教育方針の下、

強くたくましく 型にはまらない 野性味溢るる子どもに育てましょう

という同じ園訓を掲げ、主体的・応答的な関りを大切に保育をしています。

 

先日行った給食アンケートの中に、“箸の持ち方を楽しく学べるような遊びを取り入れてほしい”という質問がありました。

回答としまして、“中鶴真人作業療法士のアドバイスをもらいながら、手指の筋肉・神経の発達を促すような遊びを取り入れていきます。エジソン箸と普通の端を使う時の筋肉は違うので、箸の練習としてエジソン箸の使用はお勧めしないとのことです”という回答をさせていただきました。。

この回答を見て、“本当にエジソン箸を使わなくて大丈夫…?”、“どうやって箸がつかえるようになるの?”、“出来るようになるタイミングがあるのかな?”と感じませんでしたか?

保育教諭という立場でこの文章を見ると、その通り!と大きくうなずきます。

 

でも、子育てとなると話は別です。私も我が子の成長を見ながら、どのタイミングで箸を渡せばいいの…?もう3歳なのに大丈夫かな…?という気持ちがなかったわけではありません。

それでは、私達が言う”タイミング”ということについてお話します。

 

錦ヶ丘では、『ウィルアシスト』という会社の、ユニバーサルデザインのスプーンを使用しています。このスプーンは、口にフィットする先端の丸み、柄の部分に重量感があり、手首の関節が曲がりにくくても使いやすいという特徴があります。本物に出会うことを大切にしている本園は、食器・カトラリー等にも一つ一つこだわりがあります。

このスプーンを0・1歳児から使用し、まずはテーブル全体がお皿という考えの下、思い切り手づかみ食べをさせてあげます。自分の手で食材を握る、様々な感覚、口に運ぶまでの手の使いなど自分で経験することで様々なことを学びます。

次にいよいよ出てくるのがスプーンやフォークといった道具です。

 

スプーンを上からグー握りで持ちます。【上手持ち】

この時の感覚としては手と物が一体化していません。大人が初めてバトミントンをするとなかなか羽が打てませんよね。羽とラケットの距離感が分からない、手と物が一体化していない感覚を大人で例えるとこのような感じです。物がなかなかスプーンに入れられないことがイメージできるかと思います。

 

②スプーンを下握りで持ちます。【下手持ち】

このころになると少しずつ手首を使ってスプーンを動かし、スプーンの中に物が入れられるようになります。

 

③2本の指でスプーンを持ちます。【バーン持ち】

この持ち方は3本の指が出てきがちですが、声を掛けてあげると2本で持ち、集めたりすくったりすることがスムーズになります。

 

①②③の流れでスプーンの持ち方も徐々に成長を遂げますが、お子様の発達に合わせますと、「この時期だから絶対この持ち方で!」ということはありません。お子様ひとりひとりの食事の様子、自然に持ったスプーンの持ち方に応じて、保育教諭は必要に応じて声を掛けていきます。

保育教諭として子ども達と接するときは、お子様の発達や成長段階、興味を持っているものや性格など、様々な点に視野を広げ、みるということに力を入れます。みるも、“見る”・“観る”・“看る”…、様々なみるがありますね。

こう言いつつも、恥ずかしながら家庭ではなかなかそうもいきません。家事に追われ、早く寝かしつけなきゃ!でも食べる時間は一緒にいろんな会話をしたい。そう思うと、息子の小さな成長に気付くことが出来なかったように思います。

 

日曜日、外食をしようと立ち寄ったお店には、子ども用のスプーン・フォーク・箸の3点セットが用意されていました。息子は食事が来ると迷わず箸を取り出し、びっくりするほどきれいな持ち方で食事を始めたのです。それはそれは驚く姿でした。家庭でも箸を持ちたいといえば箸を出していましたが、いつの間にこんなに上手に持てるようになったのでしょう…。

これは個々の成長をとらえ、今!というタイミングで一人ひとりに合わせた関りを日々、保育士がしている賜物ではないでしょうか。

保育教諭としての見立て、母としての見立ては全く違うものだということを体験しました。家で見せる姿と園で見せる姿が違うのも、子どもたちなりに環境に適応しているからこそなのかもしれませんね。家庭は安心できる場所。子育てはお母さんお父さんが抱え込まなくても大丈夫。こども園にいる間は、私達保育教諭がお子様の成長をしっかりと見極め、専門的な視点で成長・発達を促す関りをしています。

 

 

いつも頑張っているお母さん、お父さん、私達には見えない家庭の様子があります。

つらいことも楽しいこともたくさんありますよね。

大切なお子様に関わらせていただく一人として、こども園に預けていただいている時間を素敵な時間にできるよう努めてまいります。

子ども達がこの世に産まれたあの尊い一瞬を感じながら。

文責:水之浦

 

わたしも頑張ります!(うさぎ組)

6月も下旬となり、天気がころころ変わることも多く梅雨明けが待ち遠しい子ども達の様子が見られます。

先週19日(金曜日)作業療法士の中鶴さんによる、自由活動がありました。

私自身、保育実践経験が3か月とまだ経験も浅いため「活動を安全に回す」ことを目的として3つの装置を使用した活動のご指導をして頂きました。

保育環境の中の、椅子や机などを組み合わせたものを使い身体機能(身体コントロール、バランス感覚)・認知機能(集中力、自己肯定感、社会性)を高めることを活動のねらいとしています。

子ども達は人数よりも少ない3つの装置の中で遊ぶことで、1つの装置に複数の子どもが遊ぶことになります。

その中で「僕、私もやってみたい!」といった自発性を引き出したいと考えています。

この装置を初めて見た時、「こんな装置に子ども達は反応するのだろうか」と半信半疑で様子を見ていたところ装置を組み立てた瞬間子ども達の表情がぱっと明るくなり、ほとんどの子がこの装置に食いつく反応を見せました。この時、私の予想していた子どもの姿と、子どもの好む遊びの相違に気づきその間のズレを埋めることができました。

 

自由活動を経験した子どもが、先日木登りに挑戦していました。

その日、「木登りしてもいい?」と自ら聞いてきたAちゃんは、始めはなかなか登れず苦戦する様子でした。

しかし、手の掛ける部分を何カ所も探り徐々に木の中に足を掛ける部分を見つけ、両手で力いっぱい体を持ち上げ10分ほどで上まで登りきることができました。登りきったときの表情は、その日1番笑顔でとても誇らしげな様子でした。

私自身、今回の活動の改善点が沢山ありますが、子どもたちが自ら身を乗り出して遊びたくなるような活動をこれからも作っていきたいと考えています。

文責:武田

 

 

 

 

 

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