セミを捕まえた!(年中)

8月下旬、園庭に出た年中組数人の子ども達がセミを捕まえる事ができました。

 

桜の木に止まっていたセミを、最初に見つけたのは女の子のAちゃん。

 

虫は好きだけど触るのはちょっと怖いようで、虫取り網を持ち、強張った表情ながらも懸命に振りかざします。

ねらいを定めて〜

 

 

すると見事命中し、一発で捕獲‼︎

Aちゃんはセミがジタバタ暴れたり、ビービー鳴くのを想定いたのでしょう、

拍子抜けしその場に蹲み込んでしまいました。

 

 

それを近くで見ていた虫取りのプロ(男の子達)が集まってきて、みんなであれこれ言い始めました。

 

あれ、このセミ…

 

 

近くで耳を済まして聞いてみると

 

「セミは2時間しか生きられないから早く逃さないとダメだよ‼︎(2週間の間違いかな)

 

「じゃあ木に逃してあげようよ‼︎

 

 

鳴かないセミに異変を感じた子ども達は、すぐさま網からセミを取ろうとします。

鳴かないけれど、セミも最後の力を振り絞って羽をバタつかせます。

 

子ども達もセミを逃す事に必死になり、一気に静まり返ります。

 

 

見事な連携プレーにより、セミは木に戻る事が出来ました

 

 

そーっと そーっと…

 

 

夏の終わりの出来事、セミは子ども達の手により、寄り道をさせてしまったものの、無事に仲間がいる木に戻る事ができました。

鳴かなかったのでこのセミはきっとメスだったのでしょう

 

 

 

子ども達が自ら状況に合わせて、知恵や意見を出し合いながら展開した貴重な場面を見る事ができ、私自身も子ども達の成長を感じる事ができました。

困った時に手を差し伸べて、ヒントを出したり提案したりすることで、子ども達が自発的に考え、問題に対してどう立ち向かう事ができるようにするのが、我々保育教諭に求められています。

 

2学期も子ども達の遊びを見守り、困った時に一緒に考えて子ども達の成長を後押しできる存在でありたいと思います。

 

 

 

 

ちなみにこの日、室内に戻ってきて、図鑑でセミの種類を確かめていた子ども達の姿がありました。

 

「このセミと似ているね!」

「あぶらゼミかな〜」

 

そんな事を言いながら、セミを思い出している姿がなんとも微笑ましい光景でした。

 

文責:鈴木

日々の保育の中で…(年長)

ここは、駐車場にある畑です。

「これは、ナス」「こっちは、トマト」  畑に行くと、ナスやトマトをすぐに見つけることができました。
見たり触ったりしているうちに、「ナスは、つるつるしているね」「緑のトマトもあるけど、赤くなっているトマトが沢山ある」と、色や形の違いに気がつきました。

次に枝豆を見つけると、「これ何?」「枝豆かな?」と疑問に思う子ども達。

「触ってみたら?」と提案し促すと、「毛がある」「ふくらんでいる豆もある」「もう食べられるかな」など、触れて自分の肌で感じた子ども達は驚いていました。

 

 

また、収穫したばかりのナスやピーマンを丸かじりすると… 「あれ?苦くない、美味しい!」
収穫したばかりの旬の野菜そのものを味わい、香り、色など買った食物との違いに出会います。

時には、「苦い」「渋い」などの今まで味わったことのない味に驚くことも。様々な味覚を体験できる栽培や収穫、そして収穫物を食すなどの体験を大事にしています。

 

 

 

園庭ではヒマワリが咲き、夏を演出してくれています。

ある時、Aさんが、「このヒマワリ、種ができ始めている」と私に教えてくれました。

それを聞いていたBさんが興味を持ち、Aさんに「どこにある?」と話しかける姿が見られました。

さらに、2人の会話に耳を傾けると、Aさんがどのようにして種になるかをBさんに話し…

その後部屋に帰り、植物の本でヒマワリの事を調べてどのように種できるか知り、「種ができたらとりたいね」と楽しみにする姿がみられました。

 

一連の子どもの姿や思いこそが、幼児期の終わりまでに育てたい10の姿の『思考力の芽生え』『言葉による伝えあい』『自然との関わり・生命の尊重』等に繋がっています。

 

 

収穫を終え、保育室に帰ってきた子ども達。

袋から沢山の野菜を出しす中で、「何個あるのかな」「数えてみよう」という会話が聞こえてきました。
どのように数えるかを見守っていると、種類別に分けていました。
「一番多い野菜は、ピーマン」「29個もある。みんなにも配れるよ」

このように、数量や図形など親しむ体験を重ねたりし、自らの必要感に基づきこれから活用し、興味や関心、感覚をもつようになります。

これも、10の姿の『数量・図形、文字等への関心・感覚』につながります。

 

 

 

日々の経験がすべてにおいて、小学校移行の学びに向かう姿勢へと繋がっているのです。

遊びを通し、就学に向け力をつけていきたいと思います。

 

文責:堂園さおり

初めてのスイカ割り(年少)

保育園の3歳児きく組と一緒に、スイカ割りをしました!

 

 

この日は朝からあいにくの雨。登園後は室内で好きな遊びを楽しみながら過ごしていました。

朝のサークルタイムで『なつのずかん』を読んでいた所、自分達で植えたひまわりや、クッキングをしたトマトのページにとでも興味深々だった子ども達。

スイカのページになると、保育教諭がこっそり準備していたスイカやスイカ割りの写真を見つけ、

「あ、あれスイカだ!」「あれ、スイカ割りって言うんだよ!」「なんでここにはってるのかな?」

と声が聞こえてきました。

 

「実は今日、保育園のお友達とスイカ割りをしま〜す!」

と発表すると、

「え〜‼️‼️」「やった〜‼️‼️」

と驚きやうれしい声が聞け、笑顔が見られました。

本来なら、前日に明日の予定を話し、ワクワクした気持ちをもってもらうのですが、今回は突然のイベントに子ども達はどんな反応をするのかな?と思い、当日の発表にしてみました。本物の大会なスイカにも興味津々🍉

 

 

早速子ども達はウキウキと保育園に出かけ、初めて保育園のきく組(3歳児)と交流をしました。

園庭では遊んだことがあるものの、保育室で向き合うのは初めてです。少し緊張した表情でしたが、一緒にスイカ割りの練習をして過ごしました。

きく組さんの「僕がやる!私がする!」の声に圧倒されつつも、「こうやってスイカ割りするんだ」と見学したり、実際練習してみたり、初めてづくし。

しかし、環境が変わっても、泣いたり、不安がったりせず、興味深々に活動する子ども達の姿から、成長が感じられました♫

 

少し前までは環境の変化に驚き、泣いて自分の気持ちを伝えることが多かった年少組。

しかし、最近は泣いて気持ちを伝えるのではなく、自分の気持ちを泣かずに伝えてくれる様になっています。嬉しい、嫌だ、こうして欲しい、などなど、感情表現がとても豊かになってきたなと感じています。

 

子ども達の“スイカ割りを楽しみにする、やりたい!パワー”が天に通じたのか、スイカ割りを始めようとした瞬間、雨が上がり、園庭でのびのびとスイカ割りができました!

「がんばれ~!」と友達を応援する姿、ドキドキするけどやってみようかな…と一歩を踏み出す勇気、「がんばった!できた!」という達成感!

様々な感情の子ども達の姿を見ることができました。

頑張って割ったスイカは大人気で、何度もおかわりをしてみんなで夏の味覚を楽しみました。

目隠しをすることも怖がらず、『スイカを割るんだ❗️』という気持ちが伝わってきた子ども達の様子は、ポートフォリオで保育室の前に掲示していますので、ぜひご覧ください☆

 

今回、急な環境の変化にも堂々と対応してくれた子ども達。

少し困っても、近くの友達が教えてくれたり、一緒に寄り添ってくれたりと新たな発見、成長ぶりが感じられました。

 

7、8月は、夏ならではの行事や遊びをたくさん体験しました。

もうすぐ2学期が始まります。また、初めての⚪︎⚪︎にたくさん出会い、経験できるよう、子ども達の“やってみたい”も拾っていきながら過ごしていきたいと思います。

 

文責:桑元

ピーマン食べられたよ♪~ピーマンクッキーの紹介~(年少)

『食への興味を引き出したい』というねらいを目的として行っているクッキング。

その中でも、子ども達のアイデア(発想)から生まれ、今もこども園で親しまれつつあるピーマンクッキー。

夏野菜の中でも有名なピーマン。しかし、子ども達は、見た目や匂いで苦手かも…と感じてしまう野菜の1つでもあります。

今年は日照不足で野菜がなかなか実りにくい中、こども園の畑ではピーマンがたくさん出来ました。

池の近く(正門横)にある小さな畑ですが、今年はこの畑が人気スポットとなり、野菜の生長を楽しみにしている子どももいます。

 

 

ピーマンでクッキー⁉と驚かれる方も多いかと思います。それが、ピーマンが苦手な子ども達も食べられてしまうくらい美味しいんです!

 

今回は、ピーマンクッキーをのレシピを紹介したいと思います。

 

 

ピーマンクッキーの作り方

 

【材料】

小麦粉・ピーマン・豆乳・砂糖・塩・油・ドライフルーツ(お好みで)

 

①ピーマンを洗い、小さく切ります。

②ポリ袋の中に小麦粉と砂糖、塩(ひと摘み)・油を入れます。

③ピーマンも入れ、袋の口を閉じて優しくおにぎりを握るように混ぜ合わせます。

④少しずつ豆乳も入れて生地を仕上げていきます。

⑤好きな形に整えたら、オーブン170度で30分焼く。(家庭のオーブンによって調節してください)

 

 

 

今回、紹介したピーマンクッキーは卵を使わないため、アレルギーの方でも安心して食べられます。

何より、ピーマンが苦手な子どもも手が止まらない美味しさです。

ぜひご家族でもお子様と一緒にいかがでしょうか。

 

 

 

最後に…

今月、職員研修の一環として、初めて給食室の研修に入り、実際に調理を行いました。

朝早い時間から何時間も出汁を取ったり、多くの野菜を調理したりと、給食室に入り身近で経験することで、学びや気づきがたくさんありました。

日々、給食室のスタッフは、子ども達が『美味しいね』と喜んでたくさん食べてくれることを願い、工夫を重ねながら一生懸命作っていることを知り、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

これからも子ども達が”食べることが楽しみ”であり、”楽しい時間”となれるよう、2学期も今できることを考えながら工夫していきたいと思います。

 

 文責:幸泉

 

救命講習と給食研修

7月31日(金)と8月12日(水)に、全職員を対象として「救命講習」と「給食研修」を行いました。

どちらも子ども達の「命」に関わる大切な事です。職員一同、真剣に取り組みました。

私たちが学んだことや保護者の皆様にもお伝えしたいことをご紹介します。

 

 

【救命講習】

講師は錦ヶ丘保育園の2人の看護師です。

事前学習として「保育現場で子どもが意識をなくしていたら、どのような段取りでどのような救命措置をすればよいのか」を動画で学習したり、救命に関するテキストを読んだりして、この講習に臨みました。

 

普段の生活の中で乳幼児にとって危険なこととは? どこにどんな危険が潜んでいるのか…

そして、もしもの時に私たちはどのような事をすべきなのか、訓練用の人形や訓練用AEDも使用して、一人ずつ取り組んでみました。

 

まずは人形を使って「胸骨圧迫」「人工呼吸」の練習です。

「胸骨圧迫」は正しく行わないと、他の臓器などを傷つけてしまうことがあるとのこと。圧迫する場所や速さ、強さを“正しく”と考えながら行うととても力が必要で、1人で長い時間できるものではありませんでした。

だからこそ周りの人との連携が必要となり、傷病者を第一に見つけた発見者が、周囲の人に協力を仰ぎ、的確な指示を出すことが求められます。そして救急隊に引き継ぐまでにできる限りの救命措置を行わなければなりません。

 

練習の後は「室内遊びをしていたらA君の様子がおかしい。一緒に遊んでいた子ども達が『A君が床に寝転んだまま起きない』と担任に教えてくれた」という設定で、実際にシミュレーションに取り組んでみました。

 

 

シミュレーションとして、実際の保育現場での緊急事態を想定してやってみると、いろいろなことが見えてきました。

A君への救命措置はもちろんのこと、周りで遊んでいた子ども達の誘導、119番への通報、保護者への連絡、園長や主任への報告、救急車の誘導…

「○○してきます!」と声を掛け合い、全て実践してみました。

119番通報では、A君の既往歴やアレルギーの有無、かかりつけ医なども聞かれ、子どもに関する詳しい情報をどの職員もしっかりと把握しておく必要があることを痛感しました。

 

大切なことは、発見してから意識と呼吸の確認をし、胸骨圧迫と人工呼吸を始めるまでの時間ができる限り短いことと、絶え間なく胸骨圧迫をすることです。

この講習の成果を生かす出来事がないことが一番なのですが、いざという時のために全職員が落ち着いて行動できるようにしたいと思います。

 

 

 

【給食研修】

認定こども園錦ヶ丘の給食は、周りの方からよく「こだわっている」とのお声を頂きます。

その通りです。私たちの園は「今から体も脳も育っていく子ども達だからこそ、良い食事を」ということを考えて食材や調味料を選んでいます。

食材は、①できるだけ地元のもの、②新鮮、③化学物質を使っていない という3つのポイントがあります。

園で使う食材は「今日使うものは今日仕入れる事」が基本です。お米も籾殻つきで購入し、毎日園で精米して五分づき米にしています。(五分づき米にすることで、ビタミンが含まれる胚芽を残すことができます)

調味料は添加物の入っていないものを使っています。

 

このように、子ども達の体に優しい食材や調味料を追い求めていくと、どうしても金額が上がっていってしまいます。

見た目には普通、むしろ子ども達が好むのかな?と思う和食メインの給食で、「どこにそんなにお金がかかっているの?」と考えている方もいらっしゃると思います。見た目ではなく中身のこだわりが強いのがポイントです。私たちは「贅沢な粗食」と呼んでいます。

 

調理法としては、揚げ物は月に2回、和食中心で煮る・蒸すを多くしています。

また、野菜は噛む力を育てるために根菜を多く使い、皮つきで提供することで、皮と身の間に含まれる栄養素も大切にしています。

 

今回の研修では「出汁」の違いを体験しました。「鰹節」でとった出汁と「粉末のだしの素」を使った出汁。このブログの最初の写真がこの2種類の出汁です。

まずは香りが全然違う!ということが大きなポイント。味も、鰹節はより優しいまろやかな風味がしました。

粉末のだしの素はとっても便利ですが、時間があるときにはじっくり出汁をとってみるのも一つ、食を大切にすることになるなと感じました。

給食で使うマヨネーズも卵を使わず手作り、フルーツポンチのシロップも手作りです。

特にマヨネーズは、卵アレルギーの子ども達も食べることができます!アレルギー食に関しては、ただ除去するだけではなく、見た目もできるだけ他の子ども達と変わらないように工夫しています。

 

 

今回の2つの研修を通して、未来ある子ども達の心と体を作っていく大切さと責任を感じました。

これからも園と保護者の皆様と一緒に、子ども達の健やかな成長を考えていきたいと思っています。

文責:久保田

 

水遊びから砂遊びへ【れんげ組・0歳児】

ましゅまろはうすのデッキで、お気に入りの色のじょうろやバケツを使って水遊びを楽しみました。

頭からかぶったり、保育者と水を掛け合ったりと、それぞれの楽しみ方で素材に親しむことができました。

 

 

先日は、この水遊びから少し発展させて、砂遊びに繋がるように準備をしてみました。

 

砂は水とは違い、外での遊びを促すことでしか触れることのできない素材です。そのため、初めて砂に触れる経験の子どもも多く、デッキから遊びを広げるのにじっくりと時間を要する子どももいました。

苦手そうにするときは、それぞれのタイミングを大事にすることにしました。保育者が手に乗せて「大丈夫だよ。ほら!触ってみて」と言葉を掛けたり、「お団子になるんだよ!不思議だね~!」と砂の魅力をプレゼンし続けました。

あの手この手で興味を引く方法を模索すること数十分・・・。砂を触ることを目で楽しむことができたのか、保育者のもつ団子を指先でそっと触る姿が・・・。すかさず「(砂を)触われたね!すご~い!ざらざらして面白いね!」と話すと、今度は手のひらで感触を確かめるように。そこから足へ、腕へ、最後には体いっぱいに!!!

 

段階を踏まえて、新しいものと出会えた時の子どもの生き生きとした表情は特別なものでした。きっと「もっとたくさんのものを触ってみたいな!」と次への期待感へとつながったのではないかと思います。

 

 

自然物は、「こうやって遊ぶもの」という決まりがないので、遊び手のイメージや発想で面白いほど形を変えていきます。

私自身も子どものころに泥んこまみれになって山を作り、トンネルをほって、開通したときに反対側にいる友達と手を繋げたときに感じた達成感や、その時の友達の砂まみれの手の感触など、鮮明に覚えています。

これは、どの子どもたちにも当てはまることなのではないかと思っています。クラスの子どもたちにも、多くの素材に触れて自分のイメージを掻き立てて形にすることの楽しさを感じてほしいと思い、今はその前段階として感覚遊びを展開しています。

 

保護者の方へは、汚れた衣服をたくさん洗っていただいているので申し訳なく思う一方で、子どもたちがたくさん遊んだ様子を洗濯物から感じていただきたいとも思っております。「どんなことを感じたのかな?」と、ぜひお子様の様子を頭に浮かべてみられてくださいね。

 

今後は、砂から泥へとさらに遊びをダイナミックに展開していく予定です。

文責:後藤

 

 

 

 

 

小麦粉の感触~10の姿の視点から~(年中組)

先日、小麦粉を使い『小麦粉粘土』を作りました。

なたおれの木の下に道具を準備し、小麦粉がサラサラからベトベト…そして耳たぶのような柔らかさの粘土に変身していく過程を感触として楽しみました。

今回、幼児期の終わりまでに育てたい10の姿の中から、『協同性』『道徳性・規範意識の芽生え』『言葉による伝え合い』『豊かな感性と表現』につながる場を作りたいと思い、この活動を行いました。

項目ごとに、その様子をお伝えします。

 

『協同性』

友達と関わる中で、「一緒にやりたい」という思いが芽生えます。

また、遊びが進んでいくと、友達と一緒にすることで、「一人でやるよりも楽しい」という事を実感します。

 

『道徳性・規範意識の芽生え』

一人で遊んでいる時は、全部自分の思った通りに出来ます。しかし、同じ場に相手がいると、衝突や葛藤が生まれます。

「今 私がしてるのに」「どいてよ」 この、衝突や葛藤の時こそ、自分の気持ちに折り合いをつけることを学びます。

 

『言葉による伝え合い』

「私もここに、仲間に入れて」「少しだけ水を入れてくれない?」と、思いや考えを言葉で伝え合いながら、更に活動を楽しんでいきます。

 

『豊かな感性と表現』

様々な体験を通して喜びや驚きを感じると、子ども達は、表現したいと感じます。

「サラサラして気持ちいい」「ベタベタして嫌」「あれ?!粘土みたいになってきた!!」等、表情や言葉にして表現をしていました。

 

 

 

今回の小麦粉粘土を作る体験を通して、粘土が出来た!!という喜びも、もちろん感じていきます。

しかし、出来上がるまでの過程の中で、相手を思いやったり、伝え合って一緒に喜んだり、少し我慢をしたりする経験をしていきます。

 

私たちは、この学びを大切に日々保育を行っています。これからも、遊びを通して学べる場を作り、結果ではなく過程を大事にして、子どもたち一人ひとりの成長を見つめていきたいです。

 

文責:西元

幼児期の体験から繋がる小学校教育

この夏休み期間を利用して、こども園では各学年のリーダーが中心となり、園の保育の土台となる『年間指導計画』の見直しと『後期指導計画』の作成を行いました。

8月までの子ども達の実態から、9月以降の子ども達の姿を予想し、進級・就学するまでにどんな姿になってほしいかをもとに、ねらいや保育教諭の関わり、育ちについて細かく立案していきました。

それと合わせて、年長組では小学校へのスムーズな接続のために、アプローチカリキュラムも作成しています。

 

 

アプローチカリキュラムとは、小学校への接続を意識した年長児(後半)のカリキュラムのことです。

それに対して、小学校1年生で策定される『スタートカリキュラム』は、入学直後の一定期間、幼児期に体験してきた遊び的要素と、小学校の教科学習の要素を組み合わせ、生活科を中心とした合理的・関連的なプログラムです。

 

 

では、スタートカリキュラムの中で挙げられた“生活科”とは、どんな教科なのでしょう。

 

小学校の生活科は1992年から施行された比較的新しい教科です。

保育園・幼稚園から小学校、そして中学年以降へとつながる大事な教科です。

生活科では、幼児期の教育要領で示される『10の姿』を意識して、それを引き継ぐような指導計画が作られています。

そしてそこでの学びが、理科や社会科、道徳など、その先のどの教科の学びに繋がっているのかを明確に意識し、様々な体験から、思考力や判断力、表現力を育てるのが生活科なのです。

 

そう考えると、こども園で楽しんでいる遊びから学習に繋がっているのが生活科なのかな?ということが感じ取られるのではないでしょうか。

 

 

1学期に植えた朝顔は、1年生、また、日常の中で触れ合っているめだかやダンゴムシなどの飼い方は、2年生の生活科の単元です。

めだかやダンゴムシに触れたことがある子ども達とそうではない子ども達では、きっと触れたことや見たことがあることで、より関心を深め、自信を持って学習に取り組むことができるのではないかと感じます。

 

 

年長組の子ども達が、より入学を楽しみに、また、スムーズに就学を迎えることが出来るよう、2学期も充実した保育にあたっていきたいと思います。

 

文責:田中

お兄さんお姉さんってかっこいい!~お盆保育で見えた成長~

8月13日〜15日はお盆期間。登園人数がぐっと少なくなるこの期間、保育園・アフタースクール・こども園の3施設合同保育を行いました。

13日:かき氷 14日:水遊び(シャボン玉・水風船等)15日:御所覧公園へ園外保育と、大きな活動を3つ設定し、錦ヶ丘の子どもたちが“夏らしさを身体で存分に体感すること”を目的として過ごしました。

普段はなかなか経験することのない、保育園の子ども達やアフタースクールのお兄さんお姉さんとの一日を通した関わりが、子ども達にとって新鮮だったようです。

 

 

アフタースクールのお兄さんが、水遊びの片付けをしてくれていることに気づいたくるみ組(2歳児クラス)の子ども達。

「僕たち私たちも一緒に片付けたい!」と感じているかのように、お手伝いをする様子が見られました。

私たちが「お手伝いしてほしいな」と声をかけることは簡単です。

しかし、異年齢で過ごす中でお兄さんお姉さんに憧れを抱き、意欲が引き出されたり、自然と身体が動いたりすることは、とても大切な経験になると思います。

 

 

また3日目(15日)は、御所覧公園にいく際に緊張感を持ちながら歩道を歩く様子がありました。

職員が「年長さんが道路側歩こうね」と声をかけると、年長組のA君が「そうだよ。おっきい人(歳上の人)が道路の方なんだよ。」と教えてくれました。

遊びの中だけでなく、生活の中でも歳下の存在があるからこその優しさを見せてくれました。

 

 

3日間の合同保育を終え、他者への優しさ歳上への憧れから「一緒にやりたい!」という意欲など、子ども達の成長が大きく見られました。

せっかく同じ敷地内になる3つの施設。引き続き、子ども達・職員の交流を行っていきたいと思います。

また、園内でも異年齢での活動を大切にしながら過ごしていきたいです。

文責:武田

通園バスの安全運行について話し合いを行いました!

いよいよ2学期が始まります。8月はバスの運行がありませんので、その時間を活用しバス運行に関する1学期の振り返り・2学期に向けた話し合いを行いました。運転手、添乗員、バス担当だけでなく、理事長、園長、事務、主任も参加して園全体としていかにバスの安全・定時運行を実現するかについて検討いたしました。バス担当から、話し合いの一部をご紹介いたします。

 

〇バス添乗員と保育者との連携強化

バスの中も子ども達にとって大切な社会経験の場・保育の時間です。バスに添乗する職員は毎日異なりますが、こどもたちが混乱しないよう職員全員が同じ対応をできるようにと考えております。8月中には、主にバス添乗を担当する職員が実際に保育活動に入り、に子ども達への関わり方を学びました。また、バス乗車中の情報共有、子ども達への対応の連携と統一を図るために、バス運行日誌とは別に添乗員日誌も設けます。

 

〇バス停近隣の方からの苦情や相談の共有と対策

1学期中には、バス停近隣の方からの苦情やご相談も何件かありました。バス運行は近隣の方の多大なご協力によって成り立っていますので、場所をお借りしている方、バス停近隣の方にお礼のご挨拶に伺いました。保護者の方も普段からバス停では十分近隣の方に配慮していただいているとは思いますがバスを待つ際のマナー(交通の妨げにならない場所に駐車する、トイレが間に合わずお子様が私有地におしっこをするなどは厳禁、近所迷惑にならない声の大きさ)にも今一度ご配慮ください。

 

〇安全・定時運行を行うために

①バスの中で友達との話が楽しすぎて声が大きくなりすぎたり、いつも同じ席、自分が思う良い席に座りたくて喧嘩になってしまったり…私達職員もこども達が楽しくバスに乗れるようにしたいという思いが強くありますが、安全が第一です。バス車内がざわついていると近づいてくる救急車のサイレンに気づくのが遅くなってしまったり、とっさの対応がワンテンポ遅れてしまうことも考えられます。特定の席に座れず涙し、反り返ったり隣の友達に手が出てしまう場合もあります。添乗員もバス運行中は動き回れませんので、バスの安全運行のために2学期はバスの座席を指定し、必要があれば調整を行います。

 

②交通量が多いバス停では、通勤時間に急いでいる車が無茶な追い越しをかける場合もあり、安全面をより強化する必要があるとも考えました。そのこともあり、現在行っている、バスに乗車するお子様全員での挨拶をなくし、乗車・降車時にそれぞれ挨拶を行うよう変更いたします。小さな工夫ではありますが、バス停車時間の短縮につながり、全体的な安全運行に大きな影響があると考えました。

 

③保護者の皆様は、バス停にお子様と手を繋いでお待ちくださいバスにすぐ乗車できるよう荷物はお子様に持たせてください連絡事項は口頭ではなくコドモンにてご連絡ください。以上のご協力をお願いいたします。

 

 

その他にも、話し合いでは緊急事態を想定し、もし「バス車内で意識を喪失したこどもがいる場合、最寄りのAEDはどこか」「緊急連絡はどのように行うか」「運転手と添乗員の役割分担はどうするか」についても確認を行いました。私達にはお子様の命をお預かりするという重責があります。全員真剣に話し合いに取り組みました。9月からのバス運行変更点についての詳細は、バスを利用している方にコドモンのメールでお知らせ致します。

 

学期間バスが安全に運行できたのも保護者の皆様、そして地域の皆様のご協力があったからです。本当にありがとうございました。2学期も子ども達が安全に乗車できるよう取り組んでまいります。保護者の皆さまと共に、お子様にとっても、保護者の皆様にとっても、近隣の方にとっても、安心安全なバス運行を目指します。どうぞよろしくお願いいたします。

 文責:武石

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