園内研修「特別支援/療育との関わり」

5月15日(土)、今年度2回目の園内研修「特別支援/療育との関わり」を行いました。

今回は、まふぃん錦ヶ丘から職員2人、まふぃん上之園から職員1人に来ていただき、日頃職員が療育と関わる中での一つ一つの取り組みの意図やねらい、を知ったり、事務的な書類の役割などを学んだりすることができました。

 

 

療育とは?


療育、と聞くと、どのようなイメージを持たれるでしょうか?

障害がある子どもが行くところ、というイメージが多いのかなと思いますが、実は、療育に通っている大多数の子どもは、療育手帳(障害の判定)は取得していないのです。

生活を送る中で、その子ども自身が感じる困り感を少しでも少なくし、心地よく過ごすことができるように、大きな集団で生活を送るときの「できた!」に向けて、小さな集団で練習していく場として、療育はあります。

 

鹿児島市内には、300を超える発達支援事業所があり、吉野地域だけでも30以上の施設があるそうです。

それだけ、社会的にもニーズが増えている療育施設。

園と並行して療育に通う子ども達も多く、こども園の職員も送迎や連絡会などで様々な療育施設の職員の方と顔を合わせています。

 

その中でも、同じ法人だからこその共通のビジョンを持った関わりができることが、まふぃんとこども園が連携を図る上での大きな強みです。

 

 

まふぃんとこども園


まふぃん錦ヶ丘の活動は「社会性を育てること」が大きなねらいです。

こども園の活動の中にも、社会性を伸ばすために、“意図的に”擦れ合いが生まれる環境を作ったり、順番を待たなくてはならなかったりする状況を作ったりすることがあります。

 

また、「こんな時、どうしてますか?」「大人の関わりや環境作りで悩んでいて、相談に乗ってください!」等、こども園職員も普段からよく相談させていただいています。

まふぃんのスタッフも、日常的にこども園に利用園児の様子を見に来てくださったり、連絡会で情報共有をしたりしています。

同じ法人で同じ方針の下、子どもの育ちを見ていくことのできる良さを、職員自身が日頃から感じています。

 

今回の研修での学び


今まで目にしていた療育に関する事務的な書類の役割や、療育を利用するに当たって園が準備する書類の作成時に大切なポイント、そして連携を図るために行なっている取り組みについて、具体的に学ぶことができました。

また、職員同士での情報共有や、保護者の皆様・職員間・療育施設の方々とのコミュニケーションの大切さを、改めて感じました。

日常的な情報共有やコミュニケーションは、保護者の皆様や子ども達へのより良い支援へと繋がります。

より良い支援が、やがては子ども一人一人の心地よい生活や確かな育ちに形となって現れるよう、職員間はもちろん、保護者の皆様とも一緒に、協力していけたら幸いです。

 

 

今回の学びや感じたことを、一人一人が意識してこれから先の療育施設との連携にしっかり生かし、子ども達の育ちを沢山の人達で見守り、支えていきたいと思います。

今回も、13時迎えにご協力頂いた保護者の皆様、ありがとうございました!

 

★ まふぃんのホームページは、こちら!

 

文責:迫田

 

 

かけっこをきっかけとした心の成長(年長組)

今年度の運動会では、かけっこのみ全員参加です。

 

どうして全員参加?

かけっこは自分の力を最大限に出力する競技です。

皆さんは競争は好きですか?得手不得手もあるかもしれませんが、年長組になるとかけっこは”楽しく走る”ではなく、”勝ちたい”という気持ちを抱くようになり、他者を意識した競争意識の芽生えに繋がります。(10の姿:自立心・思考力の芽生え・共同性)

他者を意識するきっかけになると捉え、かけっこは全員参加の競技にしました。

 

どんなコースで走る?

今年の年長組は昨年度(年中組で)直線で走りました。その経験から、「どんなコースで走りたい?」と聞くと、「直線!」と、即答です。

いろいろなコースがある事を伝えるために、保育者が「直線コース・円形コースがあるよ」と提示すると、少し興味が湧いてきたようで、実際に走ることになりました。

 

 

 

保育者の見解では、

【直線】 = 力(速さ)勝負

【円形】 = コーナーや直線が混ざることで”体の使い方”・”走り方”・”速さ”が問われる

と考え、保育者は子ども達の経験を見守りました。

 

 

コーナーで走ろう!

4月下旬は毎日のようにかけっこをしました。

ここで、

  1. 直線だと何度走っても順番が変わらない・・・。
  2. 円形コースで走ると毎回順番が変わる!

ということに子ども達が気付きました。

これに気付いたことをきっかけに、満場一致でコーナーで走ることに決まりました。

 

走順はどうやって決めたの?

走順は保育者が決めました。

一般的には”名前順”や、”身長順”で分けるかけっこですが、今回のかけっこでは”10の姿”にもある自立心:「諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信を持って行動する」を達成するために、保育士が一人ひとりの運動能力・技術・体の使い方・気持ちなどを相互に見極め、あと少し頑張れば追いつけるかもしれないという走順を組み立てました。

 

あと少しで追いつくかも…。

自分にも1位がとれるかもしれない…。

頑張りたい!

その気持ちを引き出し、育むことをかけっこのねらいにしています。

 

 

色々な気持ちを抱いています

大人は今までの経験で色々な勝負や争い、競争を経験していますね。

幼稚園~高校までをカウントすると、15回以上のかけっこを経験していることになります。

大人にとっての”かけっこ”は、自分自身の想像・経験が重なり、固定概念があります。しかし、年長組の子ども達にとって、円形コースかけっこは初めての経験かもしれません。

 

”走るってたのしい…”

”みんなの前で走るって恥ずかしい…”

”勝ちたかった、負けて悔しい…”

”勝って嬉しい!”

 

今回の運動会で色々な気持ちを抱くことでしょう。

 

1番もいれば3番もいます。私達保育者は順位がすべてではないと考えています。

頑張れば良い。最後まで走り切れば良い。とも考えていません。

かけっこ練習を通して頑張れば何かが変わるかもしれない、変わった!という経験を重ねています。

子ども達の心に新しい気持ちの芽生えていることが手に取るように分かります。

 

 

いよいよ本番です。

子ども達の心の成長を願いながら当日を迎えます。そして、運動会終了後もこの気持ちが育まれることを願っています。

 

文責:水之浦

 

遊びこむって素晴らしい!(うさぎ組)

ご家庭でお子さんに、「今日は、何をして遊んだの?」と尋ねることはありませんか?

この問いは、どこのご家庭でもあるかと思います。

 

では、お子さんが、毎日同じ遊びを伝えたとき、どのように感じられますか?

毎日繰り返される同じような遊びでも、じっくり遊びこむことを大切にして私たちは見守っています。

 

遊びこむとは・・

①集中している状況

②子ども達ならではの発想によって遊びが展開・継続している過程にある状況

③遊びの素材を使いこなし、我が物としていく状況

 

大人からは無駄にも見える繰り返しの時間でも必要なことではないかと思います。

 

以前は、保育者主導でみんなで同じ時間に同じ活動をする“一斉保育”を行っていましたが、時間・空間を保育者によって用意された活動の中では十分に遊びこむことはなかなかできません。

また、遊びの決まりをたくさん決められていては、子供自身の発想で遊びは見込めません。

いろいろなものや道具も使えるかどうかだけではなく、工夫によって深められる環境を保育者がまた大人が作る必要があります。

私達保育者は、子ども達が毎日繰り返しの遊びを常に見守り、時には問いかけています。

遊び込む経験が多い子どもは、

・遊びなどで友達と協力できる「協調性」

・いろいろなことに自信をもって取り組める「がんばる力」

・人の嫌がることはがまんできる「自己統制」

など、生きる中で必要な事に繋がり、身についていきます。

 

今の年少組は、それぞれがしたい遊びを見つけ遊びにのめりこんでいます。

 

 

 

〜童具=積み木での活動での様子から〜


童具は、普段から遊んでいる物の一つです。

初めは、積む事に楽しみを感じていました。

いくつか積み上げていくうちに、ある子どもが、『ビルみたい!』と感じ、そのカタチに変化が見られ始めました。

作っては壊し、思うカタチに近づけていく姿が見られ、周りのことなど気にせずただただ黙々と作っていました。

しばらくして、想像がカタチになった瞬間、思わず「できた。」と、つぶやきが。小さい声でしたが表情は、満足感に満ち溢れていました。

(★一人遊びの素晴らしさは、  一人遊びってすてき!(年少) のブログに詳しく書かれています。そちらをご覧ください。)

 

また、複数の子ども達が集まって遊ぶ姿もあります。

お互い、それぞれの思い思いの遊びをしていましたが、周りの作っている童具をみて

『一緒に作ると楽しいかもな。』と、思いが一致したようで、お互い声をかけ合いながら作り始めました。

それぞれがアイディアを出し、作り上げていく過程を楽しむと、出来た時の喜びは大きく、思わず立ち上がって笑い合う様子が見られ微笑ましい姿でした。

 

それぞれが、思い思いの遊びを見つけています。

梅雨に入り、保育室での活動が多くなってきます。

子ども達の様子を見て室内遊びの工夫をしながら、「遊び込める環境」を作っていきたいと思います。

 

 

文責:堂園 さおり

梅シロップを作ろう!(年少組)

21日(金)に、青梅が届きました。

梅を見るなり、「早く食べたい!」と口々に話す子ども達。

そんな子ども達に、「このままでは食べられないんだよ!」と伝えると少しがっがりした様子。

梅を使って何かを作りたいことを伝えると、昨年度の経験がある進級児の子ども達から『梅シロップを作りたい。』との声があがりました。

さあ!年少組で梅シロップ作りにチャレンジです。

 

 

【砂糖を買いに行こう!】


一般的に梅シロップ作りの砂糖は氷砂糖を使いますが、今回はきび砂糖を使用することに。

しかし、園にきび砂糖がありませんでした。子どもにどうしたらいいか尋ねると、「給食室に聞いてみたらいい!」。

『給食室にもないんだけどどうしよう??』

「おうちだったらお母さんがお買い物に行くよー!」

『じゃあ、お買い物、行ってみる??』

とのやりとりが行われ、買いに行くことになりました。

社会性を身につけるいい機会の為、職員と一緒に近くの店へ買い物に出かけました。様々な砂糖を目の前にした子ども達。職員と一緒に確認しながらきび砂糖を購入しました。

 

【梅を洗おう】


一つ一つ、丁寧に優しく洗う子ども達。

「綺麗になったかな。」「力を入れて洗ったら駄目だよ。」など、声をかけ合いながら洗う姿が見られました。

「先生~!! いっぱいこすっても緑色がとれないよ~~!」という可愛らしい声も聞こえ、その一生懸命さに微笑ましくもなりました。

 

【軽く水気を取ろう】


自然乾燥をしたうえで、紙ペーパーで梅を包み、水気を取ります。

優しく優しく、包むように拭く姿が見られました。

 

【ヘタを取るよ!】


保育者が、爪楊枝を使ってヘタを取ると、「僕、したことある。」と近寄ってきた子ども達。

ということで、保育者が見守り、援助の中でヘタを上手に取り始めました。

周りにいた子ども達が、『僕・私もしたい。」と言いチャレンジ。

みんなの力が集まり、あっという間に終わりました。

 

 

【瓶に梅ときび砂糖を入れよう】


ぱんだ組の部屋に子ども達を集め、梅シロップの説明をしながら砂糖と梅を交互に瓶に入れました。

入れるたびに、「梅が見えなくなった。」「いっぱい砂糖をいれるんだね!」と目を輝かせて期待の眼差しで見つめていました。

 

蓋をした瓶を、いつまでも眺める子ども達。日が経つにつれ、梅が変化するに気づくことでしょう。

子ども達と一緒に毎日の変化を楽しみたいと思います。

 

この季節の、楽しい作業として記憶に残ってくれたら嬉しいです。ぜひ、ご家庭でも親子で梅仕事をチャレンジしてはいかがでしょうか。

 

文責:堂園

かけっこを通して子ども達に芽生えてきたもの(年中)

「位置について」で姿勢を正し、「よーい」で片足を後ろに引き、「ドン!」で走り出す。

 

運動会を何度も経験してきた私達がこれらのフレーズを聞くと、きっと運動会では大定番のあの競技が思い浮かぶと思います。

 

一方で年中組の子ども達は、初めての運動会。

「かけっこ」という言葉は知っているし、「走る」競技だと知っていても、どうやったら運動会でかっこよく「かけっこ」ができるのだろう。

そんな思いを抱えながら、子ども達は運動会に向けて、かけっこの練習を始めています。

少しずつ走る距離を長くしたり、ピストルの音に慣れてもらったり、「位置について、よーい」の姿勢を練習したり、徐々に運動会本番に向けて取り組んでいます。

 

 

練習中、子ども達から「覚えることがいっぱいだ~」という声もあがります。

「位置について、よーい」の姿勢に加え、走る順番、一緒に走る友達、走る前の集合場所、走った後に待つ場所、と覚えることがいくつか。

きちんと覚えている友達がいると、“自分も次は絶対覚えるぞ”という眼差しで、職員の話を真剣に聞く様子もあります。

 

これらのように、かけっこを成功させるために「練習しよう、覚えよう」と子どもたち自身が〝自分の力でやろうとする″姿が強く印象的です。練習したこと、覚えたことが形になったとき、自分は頑張った、やり遂げることが出来た、という満足感を味わっているようです。(自立心

加えて「やった、嬉しい!」「楽しい!」「悔しい…」「悲しい」などゴールした子ども達から色々な声が聞こえ、自分の感情を表出している様子があります。かけっこを経験する中で、様々な感情、そして今までとは異なる感情を抱いているのでしょう。そして、自分が抱いた感情をきちんと表出することが出来ています。

 

私達も自分の感情を言葉で表すのは簡単ではないと思います。「モヤモヤするけど何でだろう」

子ども達にとっても同じです。言葉よりまず手や足が手たり、噛みついたり。自分の感情を言葉で表出できたとき、子ども達はどんな感情を抱くのでしょう。

 

かけっこの練習を始めて2週間程度。子ども達は、自立心や感情の表出など、生活の中で様々な経験や学びが芽生えているのだなと考えさせられる日々です。

運動会までの残り日々、何を感じ、何を学ぶのだろうと私自身興味津々な毎日です。皆さんも、子どもたちから沢山の話を聞いてみてください。そして、どんな経験や学習が芽を出したのかな、とぜひのぞいてみてください。

 

文責:社会福祉士 新村

くるみ組(年少少 2歳児)一日の流れと活動②~給食編~「食べることが大好きな子どもに」

前回のブログでは、午前の活動についてご紹介しました。今回は給食についてお伝えします。

 

 

くるみ組の給食の流れについて


・11:15頃~ 午前中に目一杯遊び込んだ子ども達は、お腹がすいた子どもから給食を食べ始めます。

くるみ組では、みんな揃っての一斉の「いただきます。」をしていません。

お腹が空いたから「今食べたい!」という子どももいれば、「もう少し遊びたいなぁ。」と思う子どももいます。子ども達の空腹になったから食べるという人間本来の生理的欲求を満たすような生活を尊重し、まだ遊びたい子どもには「片付けたら帰って来てね。」と約束してから、食べるように誘っています。

この流れを日々重ねることで、子ども達は毎日給食時間を楽しみにし、おかわりをしていっぱい食べられるようになってきました。

 

 

錦ヶ丘の給食のこと


こども園の給食は食材や調味料にこだわって、栄養士をはじめ給食職員が心を込めて作っています。(詳しくは、日々更新している給食室ブログをご覧ください。)

もし嫌いな食材や食べたことのない食材があったとしても、私達は無理に勧めることはありません。少しずつ興味や関心を持って欲しいので、量を調節したり、食べやすい大きさにしたり工夫しています。一口でも食べることができた時は「よく食べられたね!」と認めて、これからの自信や食への関心につながるような関わりを心がけています。

 

食への関心は、ご家庭での経験も大きく影響します。

先月、クラスでの玉ねぎの収穫体験の後、連絡帳に「一緒にシチューを作りました。」「ピザトーストにして、おいしかったです。」など、嬉しい報告を頂きました。「いっぱい食べた時、褒めてあげました。」と、ご家庭でも認めて、食べることを大切にされている様子を感じました。とっても素敵ですね!今後もご家庭と連携しながら、子ども達の「おいしいね!」の笑顔をサポートしていきます。

 

 

私が大阪から鹿児島に来て思ったことは、“食べ物がおいしい!”ということ。

お肉も野菜も「何でも安くてめっちゃおいしいやん!」と、息子と喜びました。ごしょらんでは農家の野菜が手に入り、100円で野菜が売っている無人販売には感動しました!鶏肉も豚肉も牛肉も鹿児島県産!魚も近くで捕れたものが多いですね。地元の新鮮野菜、おいしいお肉や魚を食べられることに日々感謝しています。 

 

食べることを大切にすることは、自分の身体や自分のことを大切にして守ること。沢山のおいしい食べ物にあふれた現代だからこそ、給食を通して食への関心を育てていきたいと思っています。

 

 

文責:西浦

めざせ縄跳びマスター!(年長)

4月のブログで、年長組ではかけっこの取り組み について紹介致しました。

その他の競技は何をするのだろうと気になっていらっしゃるかと思います。

年長組では競技決定にあたり、子ども達と何度も何度も話し合いを重ね、ニュースポーツ体験や去年の運動会を参考にして話をしました。

「わくわく運動会だから体を動かす事をしたい!」

「ジャンプするのもいいよね」

「お家でも縄跳びやってる」

「縄跳びやってみたい!」

 

運動=ジャンプ=縄跳びへと繋がり、運動会で縄跳びをやってみたいという子ども達の声がぽつぽつ聞こえ始めました。

まずは子ども達が縄跳びをどのくらい跳べるのか見てみようと思い、園庭に出る事に!

実際に跳んでみると、回しているのに上手く跳べない… 1回跳べたけれど2回目が上手く跳べない…

「あーーー! 悔しい!! もっと上手に跳べるようになりたい」

「見てて! 今跳べたよ!!」

子ども達の跳ぶ様子からそんな気持ちや言葉がひしひしと伝わってきました。

「ちょっとしたコツを掴めば、これは、上達するぞ!」

そう確信して、子ども達に様々な課題を伝えていきます。

縄跳びなしで跳んでみる事。ジャンプせずに縄だけ回してみる事。

他にも、脇を閉じて跳ぶ事。縄を短くしてみる事。

思いつく事を、個別に伝えると、すぐに上達する子ども達。(子ども達の吸収力は凄い!!)

 

出来る事が増えていくと、目を輝かせてどんどんのめり込み、額に汗を流し、顔を真っ赤にして一生懸命取り組む姿ってとても素敵でした。

 

終わってからの感想で

「縄跳び楽しい!大好き!」

「運動会でやってみたい!」

「大きな縄もやってみたい」

 

そんな声が聞こえてきたので、縄跳びを年長の運動会の競技で取り入れることに決定しました。

大縄跳びは、一斉に跳んでいると友だち同士でぶつかってしまう事があるので、一人ずつ跳ぶ事に。

一人ずつ跳ぶ縄跳びは、跳ぶ場所が決まっていると跳びやすかったと、話し合いの中から子ども達が意見が出たので、取り入れることにしました。

 

最後に私からのミッションで、競技の最後に縄跳びを片付ける事を提案しました。

そうです。自分で結んでみようという事です。

一人でできるもん!

で…できた!!

驚くことに「したくない」という子ども達はいなく、難しくても一緒に取り組むと、できたという事が自信に繋がっているように感じられました。

運動会まで約2週間。縄跳びの魅力を感じ始めた子ども達。

出来た事が楽しい!跳べることが嬉しい! そんな思いを抱きながら、家族やお友だちに見守られながら、取り組めたらと思います。

そして、この縄跳びの取り組みが運動会だけで終わらず、競技選択した子ども達がインフルエンサーとなり、学年やこども園全体に遊びが広がってくれたらと思います。

 

雨天を想定して室内で練習中

運動会で子ども達がどんな姿を披露するか、私達も楽しみです。保護者の皆様も、子ども達の当日の様子も勿論ですが、これまでの歩みも見届けていただけたらと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

文責:鈴木

5/18のメニュー

5/18のメニューは、『ひまわり工房のバケット』『クレソンとツナのパテ』『春野菜のポトフ』でした。

 

5月の食育だよりでご紹介しましたが、ひまわり工房さんのパンは、国産小麦・きび糖・天然塩・無添加油脂を使用して作られていて、酵母から手作りされているパンです。

今日はこのバケットに、クレソンとツナで作ったパテを付けて食べました。

クレソンを柔らかく蒸し、少量のオリーブオイルと一緒にフードカッターにかけてペースト状にしたものを、ツナマヨに混ぜて作りました。クレソンは少し苦味を感じる野菜ですが、ツナと豆乳マヨネーズと一緒に混ぜると苦味があまり目立たなくなり、子ども達もとてもよく食べてくれていました!

 

春野菜のポトフは、様々な種類の具材がゴロゴロ入って食べ応えのあるポトフになりました。

玉ねぎは、こども園の畑でとれた新玉ねぎを使用しました!新玉ねぎは甘みが強いので、その甘みがスープに染み出し、野菜の旨味たっぷりの美味しいポトフになりました。

野菜たっぷりでしたが、鶏肉や南州農場さんの美味しいウインナーも入っているということもあり、おかわりも進んでしていました!

 

文責:米澤

 

 

のはら園での遊びから(年少組)

子ども達も少しずつ園生活に慣れ、登園時泣いていた子ども達も、今では沢山の笑顔を見せてくれるようになってきています。安心して過ごしてくれている子ども達の姿に私達もホッとする思いです。

今、年少組の子ども達にとって大好きな遊びの環境の一つがのはら園です。

のはら園での遊びを今回はお伝えしていきたいと思います。

 

 

『のはら園で遊ぼう』

 子ども達に『今日は何して遊びたい?』と聞くと、次々に出てくる言葉が「のはら園に行きた〜い」です。

子ども達にとって、のはら園は大好きな場所となっている様です。

4月の初めの頃は、のはら園を走り回ったり、トンネル探索したりと、活発に遊ぶ子ども達。

ビオトープを覗く子どもはなかなか見られず、池の中の生き物や虫、草花への興味よりも走り回って遊ぶ子ども達の姿に、「この子達は、運動遊びの方が好きなのかな?」と思う程でした。

 

自然にも目を向け、興味を持ってほしいとねらいを立て、ある日、虫めがねを用意してみました。

それに気づいた子ども達が、『なんだ、なんだ?』と集まってきます。

「それ、何か知ってる?虫めがねって言うんだよ」と知らせると興味津々!

その日から地面とにらめっこして、虫探しをしたり葉っぱを覗いたりと、子ども達の虫や草花への関心がどんどん広がってきました。

ビオトープを覗き、メダカを見つけたり、ザリガニを観察したりする子どもも多く見られるようになりました。

子ども達は、何かきっかけを見つけると一気に視野を広げ、遊びの幅が広がっていきます。

 

その日から更にのはら園が魅力的な場所になりました。

虫メガネを手にして地面とにらめっこ。アリを見つけると、見つけたことを友達や保育者と喜び合います。

見つけたアリをずっと手に握りしめている友達に「ずっと持っていると死んじゃうよ!」と声をかける女の子がいました。

この年齢で生命に気付く一言に驚かされましたが、子ども達は、こうして身近にいる虫や生き物との出会いを通じて生命の大切さに気づいていきます。

保育者が「アリさん、苦しくないかな?」と聞くと、『そうなのかな?』と、手のひらの中のアリを覗いて、苦しくないように持とうとする姿も見られます。捕まえた後には必ずまた自然に戻してあげることも大事にして伝えているところです。

 

 

大きな葉っぱ一つも子どもにとっては魅力がいっぱい!傘に見立てたり、ミッキーの形に見えて感じたことを言葉にして教えてくれたりと発想豊かに表現しています。

自然の中で見つけたおもしろい形の葉っぱから様々なものをイメージしたり、どんな遊びができるのか考えてみたりすることで、発想力想像力が養われます。

また、生き物に触れることで生命の大切さに気付きます。土や水に直接触れて遊ぶことで健康で丈夫な体情緒の安定が身についたり、様々な経験を通して豊かな心も育ったりしていきます。

 

このように、自然の中での豊かな経験の中に様々な力が育つ芽が眠っています。

のはら園での遊びの充実をこれから子ども達と一緒に考え楽しんでいく中で、子ども達の発見や気付いたこと、喜びやワクワクに共感し、思いに寄り添い見守っていきながら、育ちの芽を大きく大きく伸ばしていければと思います。

 

文責:若松

五感を使って(0歳児 れんげ組)

入園して早くもひと月半が経ちました。子ども達も保護者の方も少しずつ園生活のリズムに慣れていらっしゃったのではないでしょうか?

子ども達は、クラスの職員やれんげ組の友達、そして一緒に過ごすことのあるつくし組の子ども達や、職員の顔を覚えて笑顔を見せてくれるようになりました。

保育者に自分から抱っこをしてほしいと手を伸ばしてくる姿を見ると、『この人は安心だ』と感じてくれているようで嬉しくなります。

 

 

さて、先月のブログで『ケルンボール』について紹介しましたが、今回は伊佐先生に来ていただいて一緒に活動した『カラーボール』や『ママボール』についての様子をお伝えします。

➡先月のブログ『初めまして!』はこちら

 

 

伊佐先生の紹介


川内にある“ほるぷキッズパーク”で、和久式の童具(積み木など、様々な種類があります。以上児の子ども達は普段から遊んで親しんでいます。積み木遊びなど、こども園等の職員に研修をしてくださる方です。

ママボールやケルンボール、カラーボールは童具の中の一つの遊具です。

 

 

ママボール


お母さんのおっぱいみたいに柔らかいママボール。体に当たっても痛くありません。

保育者が頭上から滝のようにボールを落とすと不思議そうに見て転がる様子を目で追っています。自分の近くを転がっていくママボールを見ているうちに、掴もうとしたり追いかけたりしはじめ、自発的に遊びが広がっていきます。

掴んだママボールを口に持っていく子どももいます。この時期は何でも口に入れて感覚を学び、どんなものかを一通り確かめているのです。

 

活動の途中で、大きなタライが登場!!突然の大きなタライに子ども達は驚いていました。

れんげ組の子ども達は、初めて見る物には興味はあってもなかなか近づきません。つくし組の子ども達が動き出し始める姿を見て、真似て動き出します。「これは何かな?」と考えているようです。

 

ママボールをタライに集めて、ボールのお風呂ができました。つくし組の子ども達はすぐさま入ろうとします。

れんげ組の子ども達は、興味はあるものの様子を見てしばらくしてから「やってみたい」と思い入っていく子どももいました。保育者は、積極的には誘いません。子どもたちが、見て・聞いて・触って、自分から「面白そう」「やりたい!」と自発的に思い、行動することを待っています。自分からやりたい!と思って活動すると、興味が長く続いたり、探究心が出てきたりして、その積み重ねが子ども達の心の栄養になります。

 

 

カラーボール


れんげ組の大好きな、木製の優しい色合いのボールです。転がる音や木と木のぶつかり合う音が心地よく気に入っています。

みんなで座って輪になり、カラーボールを転がします。転がる音、ぶつかり合う音、落ちる音など耳で聴いて反応したり(聴覚)、カラフルな色を目で追いかけ(視覚)たりしていました。しばらくじっと様子を見ていた子ども達も、だんだん手を伸ばして掴んだり(触覚)、掴んだものを口に入れて確かめようとしたり、ずり這いやハイハイで追いかけたりしていました。

 

 

このように、子ども達は視覚、触覚、聴覚、味覚、嗅覚の5つの感覚の五感を使って遊んでいます。

生まれたばかりの頃の五感は未熟ですが、日常の生活で様々な刺激を受けることによって徐々に発達し、鋭い感覚が養われていきます。

れんげ組でも保育の中に五感を刺激できるような感覚遊びをたくさん取り入れていきたいと思います。

 

文責:福元