8月の年中組さん(4歳児 年中組)

8月はお休みの子ども達も多く、登園している子ども達はちょっぴり寂しそうな様子が見られましたが、毎日元気いっぱいの年中組でした。

 

 

夏休み期間に入った初日、子ども達と”こども園でどんなことをしたいか”話し合いを行いました。

子ども達からは、普段からしているブロックやラキュー、しっぽとり、水遊びなどがでてきました。その他にも、他のクラスの友達がしていた遊びに興味を持ち、「私達も泡遊びや氷遊びをしたい」「シャボン玉もやりたい」と教えてくれました。普段の遊びに加えて、夏ならではの遊びも考えることができました。

自分のやってみたいことをみんなに伝えたいという気持ちが大きくなり、4月より積極的に発言しようとする姿が見られ1学期間の成長を感じました。《10の姿:言葉による伝え合い》

 

 

そんな8月の年中組の子ども達の様子をいくつかお伝えします。

 

 

夏ならではの遊び


★お湯・水遊び

水遊びが大好きな子ども達。8月も、子ども達から「水遊びをしたい!今日はできるかな?」と楽しみにしている子ども達が沢山いました。

でも、その中には、水があまり得意ではない子ども達もいます。そこで、お湯を準備してみました。

水が苦手な子ども達も、毎日お風呂で触れる機会のあるお湯だと、自分達から遊びに行き、楽しむ姿が見られました。そして、いつの間にか水がきても逃げることなく遊ぶ子ども達もいました。

何かきっかけがあれば、楽しさに気づくことができることもあります。そのきっかけ作りを私達が今後もしていきたいと思います。

 

 

★氷遊び

たらいに入った氷を触り、氷の感触や冷たさを感じながら遊んでいました。

子ども達は、砂を触れた手だと汚れることに気付き、手を綺麗にしてから触る子や、スズランテープを見つけ、氷を滑らせて遊ぶ子など、発見したことを遊びに取り入れ、言葉で伝え合うことができていました。

 

 

★絵の具遊び

「絵の具で遊びたい」という声がでてきていたため、絵の具を使って色々な遊びに挑戦しました。

夏の始めにシャボン玉に興味を持ち、液作りや道具作りを子ども達と行ったため、それに絵の具を混ぜ、シャボン玉アートをしてみました。

 

子ども達も、シャボン玉に絵の具を混ぜたら”どうなるのか”興味津々!!

シャボン玉が紙に触れ割れると紙に色が付く様子を見て大喜びの子ども達。シャボン玉の大きさや吹く時の近さによって、紙への付き方が変わることにも気づくことができていました。

その他にも、絵の具を垂らしてストローで吹く『トリッピング』や、クレヨンで描いた絵の上から絵の具を塗る『はじき絵』などもしました。

それぞれの遊びで、子ども達の気づきや発見がありました。

今回の遊びが8月登園してなかった子ども達にも広がり、遊びが発展していったらいいなと思います。

 

 

★スイカ割り

夏と言えばスイカ割り!!今回は、年長組と合同で行いました。

朝から、「今日はスイカ割りだ!」「割れるかな?」と楽しみにしていました。

目隠しをしたら、友達や大人の声を聞きながら進み、「えい!!」スイカに当たる子もいれば、ちょっと外れてしまい当たらなかった子も。

年中組のスイカは、残念ながら子ども達の力では割れませんでした。しかし、子ども達は、スイカ割りの雰囲気を楽しめたようです。

 

 

いつもより人数の少ない8月でしたが、その中で、自分の気持ちを伝え合いながら、遊びを考えて、様々なことに気付き、発見しながら楽しく過ごすことができた1ヶ月でした。

 

さあ、明日から2学期が始まります。私も、子ども達と会えるのを楽しみにしてます。

まだまだ、コロナ渦でやりたいことができないことも多いですが、子ども達と”今楽しめること・できること”を見つけながら、2学期も楽しんでいきたいと思います。

 

 

文責:武石

子ども達と関わる中で大切にしたいこと(4歳児年中組)

 

皆様は『バイスティックの7原則』という言葉をお聞きしたことはありますか。

 

『バイステックの7原則』とは、は、アメリカの社会福祉学者 バイステック氏が定義した対人援助に関わる基本原則のことで、①個別化、②受容、③非審判的態度、④統制された情緒的関与、⑤意図的な感情表出、⑥秘密保持、⑦自己決定の尊重の7つです。

 

 

私がこども園に来て約半年。子どもと関わる中で、この7原則はとても重要であると感じています。

対大人でも、対子どもでも根底は同じ。一人の人間として接する中で、この7つの原則を知り、子ども達との関わりをより濃いものにしていただければなと思い、今回ご紹介したいと思います。

 

 

 

①個別化


夏休みに入り、いつもよりさらに、一人ひとりとじっくり関われる毎日。

職員は、子ども達一人ひとりで異なる性格、感じ方、発し方等をきちんと理解したうえで子ども達と接しています。

例えば、「話を集中して聞けない」と一括りにするのではなく、A君は『周りに気を取られて』集中して聞けない、Bさんは『理解するのが苦手』だから集中して聞けない、Cさんは『興味がないことは』集中して聞けない、など。大きく分けると同じ内容でも、必ずその子だけの理由が存在し、同じものはないことが分かります。

 

 

 

②受容


次に、②受容です。

年中組の子ども達は、話をするのが大好きな子が多いです。嬉しいことも悲しいことも「先生、聞いて」と声をかけてくれます。職員は、子どもが話してくれるどんな内容も、まずは、そのありのままを受け止めます。話だけでなく、行動も価値観も。「そんなことがあったんだね。」「そういう気持ちだったんだね」「そういう考え方もあるんだね」と。

分かってもらえた、また話をしたい、という積み重ねが信頼関係の構築にも繋がっていくと思います。

 

 

 

③非審判的態度


次に、③非審判的態度とは、相手の善悪を勝手に判断してはいけないという事です。

相手の一面のみを見て、「この子はこういうことをするから、あまりよろしくない」等、自分の色眼鏡だけで、審判のように相手を判断するのは好ましくない、という事です。

絵を描いたり、塗り絵をすることが日常的な子ども達。その中で、想像力を活かして、様々な作品を見せてくれます。こんな虫いたらいいな、とカラフルなセミやカブトムシの絵。緑の野菜は嫌いだからとピンクのピーマンの絵。職員は子ども達の価値観や想像力を審判することなく、尊重しています。

 

 

 

 

④統制された情緒的関与


次に、統制された情緒的関与とは、相手の感情や状況に自分自身が飲み込まれたり流されたりしてはいけない、ということです。

相手の気持ちや状況を十分に理解したうえで、自分の感情をコントロールすることが求められます。

子どもが「してほしくない」行為を繰り返すとき。私達大人も人間ですから、中々聞いてくれない子ども達に対してイライラしてしまうことがあると思います。時には、つい力が入ってしまうことも。

しかし、そこで一度、『自分は今、子どもが取り巻く状況に流されて、感情を抱いてしまっていないか』と考えられることがとても大切です。頭では分かっていても、とても難しいですよね。そのような時、年中組の職員並びにこども園の職員は、「誰か代わってください!」と勇気を出して他の職員を頼るようにしています。

 

 

 

⑤意図的な感情表出


次に、⑤意図的な感情表現とは、相手が自由に感情表出をできる環境づくりが求められるという事です。ここには、受容で構築される信頼関係も関わってくると思います。

子ども達が表してくれる感情は豊か。怒り、悲しみ、嬉しさ、喜び、不安など。その時の感情を思いきり出せる環境こそ、安心できる場だと思います。

大人と同じように、子どもも不安や寂しさを持っています。それらの感情が不意に来ることはありませんか?私はあります。そして、子どもも同じだと思います。

例えば…D君は不安や寂しさが募っている中で、頑張って登園。いつもと様子が異なることに気付いた保育者が「大丈夫?」と声を掛けると、涙が止まりませんでした。寂しいという感情を、涙や言葉で出してくれました。自分の感情が制限されることなく表出できる環境や保育者との関係性が、D君の気持ちの表出を後押ししてくれたのだと思います。

 

 

 

⑥秘密保持


秘密保持とは、園での情報を決して第三者に漏らさない事。

 

 

 

 

⑦自己決定の尊重


最後に、⑦自己決定の尊重とは、相手が決めたことを尊重する事です。

年中組の子ども達は、大人の介入が必要なことも多いですが、自己決定できる力もついてきています。年中組では「好きな遊びをしましょう」と、自身で考え、選択して遊ぶ機会を多く設けています。

また、活動の中で、何を作るか、何を書くか、なども子どもたち自身の考えを尊重。例え、お題があったとしても、完成までの過程や方法は子ども達の自己決定の場になっています。(輪投げを作るとしても形や色、材料は自由。)自己決定の力は、これから社会に出る子ども達には欠かせない力だと思います。自分の人生を豊かにするうえでも、ぜひ培ってほしいという思いを込めています。

 

 

 

 

『原則』と言われると堅苦しく感じますが、かみ砕いて聞いてみると、普段から意識してやっています、という方も多いのではないかと思います。

 

一方で、今回初めて目にする方もいるかと思います。

私は、子ども達と接する中で、『どうしよう』と頭を悩ませることがよくあります。そのような時、一度原点に戻り、バイスティックさんが何を言っていたかなと確認しにきます。

 

 

皆様もぜひ、バイスティックさんを訪ねて、話を聞いてみてください。

 

文責:社会福祉士 新村

夏の保育(2歳児年少少 くるみ組)

長い夏休みももうすぐ終わります。

まだまだ暑い日が続きますが、くるみ組の子ども達は元気いっぱい過ごしています!

 

くるみ組では、この夏感触遊びに取り組みました!

①花紙遊び

ビリビリちぎる。

頭からかける。

グルグルかき混ぜる。

ふあふあの感触を感じる。

風で飛ばしてみる。

色で見立てて遊ぶ。

 

< おまけ>

水色、青色は水の色に感じた子どもが、『泳ぐ、頭を洗う』などで遊んでいました。

色にもその子なりのイメージがあるのですね。

 

 

②紙粘土

ちぎる。

団子を作る。

いつもの油粘土とは違う感触を楽しむ。

今は丸く作るのはまだまだ難しいけれど、これから何度も経験して手のひらの中でコロコロの団子を作れるように挑戦を続けていければ!

 

<おまけ>

餃子を家で作ったことがあるそうで、平たい丸に伸ばす子がいました。

家での経験が遊びに生かされている姿!面白いです。

 

 

その他にも

・シャボン玉描画・ダンボール遊び ・スイカ割り 

 

 

今後も色々な体験を重ねて、感性豊かなくるみ組の子ども達を育んでいきます。

2学期からもお楽しみに!

 

 

 

文責:西浦

わらべうたを楽しもうⅡ(2歳児 年少少 くるみ組)

いよいよ2学期がスタートします!25名の子どもたちが揃う日が楽しみです。

子ども達が大好きなわらべうた遊びの雰囲気を動画でお伝えすることで、園の様子を思い出し、登園を楽しみにできたら…家庭で、スキンシップを深められる時間を過ごして頂けたら素敵だなと思い、今回、わらべうたの動画Ⅱを作成しました。

ぜひ、親子で楽しんでくださいね。

おやゆびねむれ

おやゆびねむれ さしゆびも なかゆび べにゆび こゆびみな 

               ねんねしーな ねんねーしな ねんしな

 

 

♪おふねが

おふねが ぎっちらこ ぎっちらこ ぎっちらこ せんぞうや まんぞう

 

 

♪ここはてっくび

ここはてっくびてのひら ありゃりゃに こりゃりゃに せったかぼうずに いしゃぼうず おさけわかしの かんたろさーん

 

 

♪おすわりやす

おすわりやすいすどっせ あんまりのったら こけまっせ

 

 

 

わらべうたには、たくさんの良さがあります。

詳しくは、今後のブログでお伝えしていきたいと思います。

 

文責:山﨑

8/30のメニュー

8/30のメニューは、『ターメリックライス』『夏野菜カレー』『フルーツヨーグルト』でした。

 

夏野菜カレーは、玉葱をよく炒めてから合いびき肉を加えてさらに炒め、そこにトマト缶とスパイス、塩、白ワインを加えてじっくり炒めます。トマトをしっかり炒めておくことで、酸味が和らいで食べやすくなります。

その後、人参、ピーマン、じゃがいも、いんげんを加えてさっと炒め、弱火でコトコトと煮て、カレールウをとかしました。

また、今回は“夏野菜”カレーということで、オクラはスチームにかけ、茄子とズッキーニはオリーブオイルをまぶして焼いてから、最後にカレーに加えました。

野菜がゴロゴロたっぷり入ったカレーでしたが、子ども達も普段のカレー同様沢山食べてくれました!

 

 

また、おやつは『ストーンクッキー』でした。

コンフレーク・レーズン・かぼちゃの種がたっぷり入ったごつごつとしたクッキーで、クッキングシートにスプーンで落として焼きました。

レーズンの戻し汁も加え、優しい甘さのクッキーになりました。

 

 

文責:米澤

 

 

 

探究心を育む保育(3歳児 年少組)

探究心とは、簡単に説明すると、物事の本質を明らかにしようとする気持ちのことです。

先日、年少組の保育室に新しく図鑑が届きました。

子ども達に紹介すると、興味を持ちページをめくるたび声を出して喜んでいました。その声に周りにいた子どももその様子に気づき、一緒に見始め、話をしながらページをめくる様子が見られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは、のはら園にいた。」、「これは、なんの虫?」

「蝶のページにいるから、蝶じゃないの?」など、多種多様な会話。

実際にのはら園で過ごす際、図鑑で見た事を思い出し、探し始めます。

虫を見つけると図鑑と比べ、更にどのように成長するのだろうと疑問を持ち、好奇心の先の探究心が育ってきていることがわかります。

 

 

 

探究心を刺激する、興味関心を促すための戸外遊びを大切にしたい


戸外遊びでは興味・関心をもつ出来事が連続で起こります。家のなかではできないような、のはら園での自然との出会いや気付き、園庭での水遊び・砂遊びもダイナミックに楽しめます。

 

最近では、転ぶときに手が出ずに大怪我をする子どもや、ボールを捕ったり、蹴ったりすることができずに大怪我する子どもが増えてきていることが、問題にもなってきています。

戸外遊びの際にも、危なっかしいと思うような面も目にすることがあるかもしれません。しかし、少々の怪我も経験として捉え、これからも環境に合わせながら沢山身体を使う遊びをしていきたいと考えています。

そうすることで子ども達は、『どのくらいから危なくて、どこまでなら大丈夫なのか、どこまでならば自分で出来るのか』という、身体の感覚が把握できるようになります。

このような危機管理能力が身についている子どもであれば、転んだりぶつかったりしても、大怪我に繋がるリスクがぐっと減るのです。

 

幼児期から外遊びをいっぱい経験させることは、子どもの身体を守ることにも、探究心を育てることにもつながるのです。

図鑑を通して知識を得たり、調べようとしたり、戸外での遊びに活かされたりしながら、子どもの発見・気づきを一緒に楽しんでいきたいです。

残暑が厳しいこの頃、状況を見て戸外に出ています。水分補給をしながら、更なる探究する心を大切に見守っていきます。

                                                     

 

文責:堂園

れんげ組の一日②~午後編~(0歳児 れんげ組)

前回のれんげ組のブログの続きになります。

今回のブログでは、午後の活動の沐浴〜降園までの流れをご紹介したいと思います。

 

 

【沐浴】


給食をお腹いっぱい食べた後、沐浴を行います。汗や午前中遊びの中でついた砂や泥、手づかみ食べでついた食材やぬめりを落とすために沐浴を行います。保育者は沐浴をしながら、「気持ちが良いね」「さっぱりするね」等と言葉を掛けます。

今年度のれんげ組の子どもたちは、沐浴が大好きです!シャワーに手を伸ばしたり、泡を自分で広げたりと沐浴を楽しむ子どもたちが多く、顔に水がかかっても平気です。

 

この時に私たちは、子どもたちの身体の様子を観察し、体調の変化に少しでも早く気づけるように心掛けています。

汗疹や湿疹、お尻かぶれなど、洋服を着ていたら見えない部分もこの沐浴の際に見て、何かあれば、保護者の方々にお伝えするようにしています。

 

【午睡】


沐浴後は、午前中使った、脳や身体を休ませるために午睡を行います。

睡眠は、『肉体の回復』、『身体の成長』、『脳の成熟』、『学習と記憶』に必要となる基本的な生理的欲求です。

子どもたちの睡眠時間はそれぞれで、30分の子どももいれば、180分(3時間)の子どももいます。それぞれが気持ちよく起きれる時間まで、5分ごとに目視で確認しています。

5分ごとに確認するのは、乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐためです。うつ伏せで寝ていたら仰向けに変えたり、掛け布団が口元にあったら掛け直したりして、無呼吸になる可能性を排除しています。

 

 

【おやつ】


15時を目処に起き出し、午後のおやつを食べます。

一日三回の食事では十分に摂りきれないエネルギーや栄養を補うために、補食の時間があります。給食から3~4時間が経ち、お腹を空かせている子どもたちがほとんどです。

保育者が椅子を出すと、寝起きでも、自分で歩いたりハイハイしたりして椅子に向かい、座ります。

子どもたちはおやつの時間を楽しみにしています。

 

 

【午後の自由時間】


おやつを食べた後は、検温し、自由に遊びます。

この時間は『ゆったり過ごす』ことを大事にしています。保育者と触れ合い遊びをしたり、子どもたちの大好きなれんげ組のおもちゃで遊んだりしています。

16時半を目処に、隣の1歳児つくし組の部屋に合流して過ごします。異年齢の子どもたちが集まることで、れんげ組の子どもたちも、お兄さんお姉さんの思いやりの気持ちに触れて、甘えてみたり、一緒に遊んだりと、嬉しそうな表情を見せています。

 

 

【降園】


大体16時〜19時の間で保護者の方々がお迎えにいらしゃいます。

お迎えの際、今日の体調や遊びの様子など、保護者の方々とお話ししたり、お家での様子を伺ったりと、一人一人のお子さんの様子についてゆっくり話をする、とても大切な時間と考えています。

 

 

 

れんげ組の子どもたちは、このように一日を過ごしています。まだまだ保護者が恋しくて泣く姿もありますが、最近は、遊びに20分以上集中したり、上手くいかなくて怒ったりと、様々な感情が出てきています。

その感情の突出を私たちは受け止め、沢山の経験の中で、さらに色々な感情を引き出したいと思っています。その色々な感情は何か特別な時間に引き出すわけではなく、あくまで日常の生活の中で引き出したいものです。

 

毎日、れんげ組の子どもたちと過ごす中で、昨日できなかったことが今日できたということが沢山あります。

日々、かけがえのない時間を子どもたちと過ごせているのだと改めて感じる瞬間の一つです。子どもたちにとって大事なこの一年間、私たちれんげ組職員も大事にしていきたいと思います。

 

文責:中村

今この瞬間の気持ちを大切に(1歳児つくし組)

子ども達の会話の中で「○○ちゃんのだよ!」「一緒だね~」と知っている言葉を並べてみたり、気になるものを指差し「なにー?」と保育者に問いかけたりと、子ども達同士でも言葉を交わす場面が増えてきています。

そんな姿が見られるようになった8月、作業療法士の中鶴さんによる運動遊びを行いました。

今回は、自由遊びやサーキットなどの「運動遊びで育つ力」と、「自己主張することが何に繋がっていくのか」について、お伝えしたいと思います。

 

 

 

運動遊びで育つもの


下の写真のように、自由遊びやサーキットでは、普段生活している中で使っている物(机、椅子、マット等)を組み合わせて作ったた“装置”を使います。

装置を使った運動遊びを通して、身体機能(身体のコントロール、バランス感覚)や、認知機能(集中力、自己肯定感、社会性)を養うことができます。

 

子ども達が環境に合わせて遊べるよう装置の中には、くぐる・わたる・のぼる・ぶらさがるといった自然と体を動かしたくなる要素が入っています。

「子ども達が机を普段からの登るようになるのではないか…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

ご安心ください。1歳児の子ども達でも、活動の時と給食などの日常生活で使う時間はしっかり区別をつけることが出来ていますよ。時と場合を自分で判断し、使い分けることができることも大切な力です。

 

「わたる」は、戸外遊びでいうと川で石渡り。「登る」は、木登りなどです。

これらは、昔、遊びの中で自然に使っていた動作の1つです。このような経験ができる場所が減ってきていることもあり、保育者が似たような環境を設定することで子ども達の意欲や積極性を引き出しています。

 

くぐる

のぼる

ぶらさがる

 

 

「やってみたい!」が表現できること


今、つくし組では、「ここは僕の場所!」「私が今ここに居たい!」と言った「自分の物、場所!」といった自己主張をする場面がとても増えてきました。

この姿は決して悪いことではありません!

自己主張ができることは、意欲や積極性といった「やってみたい気持ち」にも繋がるとても大切な姿です。この気持ちを十分に引き出してあげることによって、「少し難しいけど…やってみよう!」と挑戦しようとする気持ちが芽生えたり、感情のコントロール(ブレーキをかける力)ができるようになっていきます。

運動遊びの経験を重ねるごとに、初めは友達が遊ぶ様子を見ていた子が活動の初めから参加する一歩を踏み出すことができたり、同じ空間で遊ぶことを楽しんだりする姿が見られるようになってきていますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友達と関わることが増えてきた今だからこそ、手が出ることや噛みついてしまうこともありますが、思いを一生懸命に伝えようとする姿、相手に伝わった時に、子ども達はとっても嬉しそうな表情を見せてくれます。

私達も、”今の気持ち”を一生懸命表現する子どもたちにしっかり向き合いながら、保護者の方と喜んだり時には悩んだりしていきたいです。

ご心配をおかけすることもあるかと思いますが、安全面には十分配慮しながら「わたしの!ぼくの!」という表現しようとする姿を大切に見守っていきたいと思います。

 

 

文責:武田

過程を楽しむ~お絵描き~(3歳児 年少組)

お盆を過ぎてから、雨の日が続きました。戸外で遊べないこども達が、おもいっきり、のびのびと遊べる環境設定を考え、お絵かきを活動に取り入れました。

お絵描き活動で、1日目はクレヨン遊び。2日目は絵の具を使ってスタンプ遊びを行いました。今回は、その時の様子をご案内します。

 

絵を描く前のお約束

クレヨンは1本ずつ取り、使ったら、片付けてから次の1本を取る!

(意図:自分で使ったものは、必ず片付けをする。分かち合って使う事の大切さに気付く。)

絵の具でスタンピングして遊ぶ時には、同じ色のコーナーに戻し、色を混ぜない。

(意図:ルールや指示の理解ができるか)

それぞれ2点の約束をして活動を開始しました。

 

環境設定

保育室の床と壁に広幅用紙を3か所広げました。

1人1枚ずつ紙を渡して「さぁどうぞ!」ではありません。広幅用紙とクレヨンを共有しながら自由に描きます。

また、のびのび思うがままに描いてほしいという思いから、普段はしないでほしいと伝えている“寝転がって描く”ということも、今回はOKにしてみました。

 

『クレヨンで遊ぼう!』


床の広幅用紙に書き始める子ども達。壁の広幅用紙に描き始める子ども達。

それぞれ一斉に描き始めました。

 

広いところへのびのびとクレヨンを握り、全身を使って描く姿。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紙の隅っこに集まり、筆圧強く、一心に塗って遊ぶ様子。

 

自分の手形や足形をとって、描く様子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色とりどり鮮やかな色をつかって描く様子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「虹!」と言いながら虹を描く様子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラマン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれが様々な発想力・表現力を広げながらおもいおもいに楽しんで描く様子や友達と一緒に楽しむ姿がありました。

 

 

2日目!絵の具でスタンプして遊ぼう!


クレヨンで思いっきり遊んだ次の日は、絵の具の登場です。

赤コーナー&青コーナー&黄色コーナーの3か所に色を置いて、スタンプの色遊びを始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると一人の子どもが、自分の足や手に色を塗り始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが他の子ども達にも自然と連鎖し、全員手足に色がついていきました。

 

どんどん遊びは発展し、繋がっていきます。感触遊びのはじまりです。

お絵かきは1人1枚の紙に描くこともありますが、今回は集団生活ならではの、同じ紙やクレヨンを共有することで、友達の存在に気づき、友達との距離感の感じ方や、譲り合いなどのやりとりを行っていくことにねらいを置いて活動を行いました。

活動の様子を見守っていると、自分の描いた絵の上から他の友達が、上書きしてしまうという場面もありました。

その時は、「○○が描いた上に描かないでよ!」としっかりと思いを言葉で伝える姿も見られました。

遊びを通して様々な体験をすることで【相手に自分の思いを言葉で伝える姿】にも繋がっていることが分かります。

 

 

 

先日、職員研修で「絵の表現活動」について学びました。

・子ども達の可能性を引き出し、広げていくような大人の見守りと声掛けの大切さ。

・子ども達は、作品を作ることより、その過程を楽しんでいるということ。

・自由に遊びすぎると、色がまざりすぎて、黒くなりがちなこと。時には黒くなる前にさっと抜き取ることもやって大丈夫ということ。

そこで学んだこの3点を意識しながら、今回のお絵描きの活動も取り組んでみました。

 

今回、スタンピングする時に、指示の理解・単色あそびを楽しむことをねらいとして【色を混ぜないでやってみる】ということを敢えてやってみました。

活動の中で子ども達の遊びこむ姿、表現の自由さ、笑顔で喜んでいる姿をたくさん見ることができ、本当に絵を描く過程を楽しんでいるのだな。ということを改めて実感しました。

 

 

子ども達が夢中になって遊ぶくらい大好きなお絵描き遊び。

次は、色が混ざり、色の変化に気付きながら楽しめるような【色を混ぜてもオッケー!好きなように遊び込む】という活動も行ってみたいと思います。

 

文責:有川

 

8/27のメニュー

8/27のメニューは、『オクラの肉巻き』『フジッリサラダ』『豆乳汁』でした。

 

 

オクラは、板ずりをして軽く火を通して冷ましてから、豚ロース肉で巻きました。

オクラは、ネバネバした食感が苦手な子どもも多いと思います。実際、口に入れて、「これ食べられない!」と私に訴えてきた子どももいました。「周りのお肉と一緒に食べたら美味しいかもよ~」、「オクラは切ったら星の形☆してるね!」、「小さくして食べてみる~?」と色々な声掛けをしてみました。

すると、パクっと小さくしたうちの1つを食べて、もう1つ、2つと、さっきまでのイヤイヤが嘘みたいに綺麗に完食してくれていました!

小さくしたことで食べてみようという気持ちになったのか、周りのお友達が美味しそうに食べているのを見たからなのか、どうしてすんなり完食してくれたのかは分かりませんでしたが、そんな場面を見た時はたくさん褒めて自信に繋げていってあげたいと感じた出来事でした。そして、給食を作るだけでなく、提供した後実際に食べている様子を知るということも大切にしていきたいと改めて感じました。

 

子ども達とも沢山関わりながら、これからも楽しい給食の時間となるよう、努めていきたいと思います!

 

文責:米澤