錦ヶ丘が考える『表現』

こちらの動画をご覧ください。

 

職員が叩いているのは、れんげ組の子ども達が飲み終わった後の空のミルク缶です。

 

そのミルク缶、最初は、“転がる”に興味を持ったくるみ組の子ども達が、のはら園の斜面を転がして遊んでいました。

“転がる”に興味を持ったのも、最初は童具の一種である『ママボール』からでした。球体であるママボールを転がし、廃材やどんぐり等様々なものを転がしながら遊び始めたくるみ組の子ども達。

ミルク缶も、その一つでした。

そのミルク缶を使って、今度は年少の子ども達が職員と一緒に音を出して遊び始めました。

民族楽器のように叩いてリズムを刻むと、自然と子ども達は真似て音を出したり、身体を動かし始めたりします。

 

 

これが、“錦ヶ丘が考える『表現』”の一つの場面です。

 

 

 

私達が考える『表現』


 

今回、フェスタを迎えるにあたり、9月上旬に職員で『錦ヶ丘の表現とは?』とディスカッションをしました。

4人程のグループになり互いの考えを出し合う中で、全体の共通項として、以下のようなものが出てきました。

 

『子ども達の生活そのものが表現であること』

『保育者は、子ども達自身のやってみたいことや考えを引き出すきっかけ作りをしていきたい』

『今できることを楽しむ姿や、広がっていく遊びを大事にしたい』

 

 

 

こちらのブログで表現担当がお伝えしたように、錦ヶ丘では『いま、わたしにできること』=『わたしはこれができる!!』『これがやりたい!』を大切に、子ども達と表現活動に取り組んでいます。

子ども一人一人の興味や関心は様々です。自信をもってできること、やりたいことも、もちろん様々です。

集団生活の中で「ぼく・わたしは、これがやりたいんだ」と自分の思いや感情を表現できることって、とても素晴らしいことだと感じます。

それはまさに、“生きていくための力”。集団の中で自分を出し、時には他者と意見をぶつけ合い、気持ちをすり合わせて一つのものをつくっていくことに繋がります。

これらは毎日の生活、つまり子ども達にとっての遊びの中で、経験を通して育っていきます。

 

 

初めにご紹介したミルク缶の遊び。ミルク缶一つとっても、遊び方は様々です。

ミルク缶を転がしつくした子ども達は、大人が言わずとも自然と自分の身体で斜面を転がり始めました。

一つのものから遊びが広がり、深まり、どんどん展開されていく。これが、こども園の日常です。

そして、日常の中で見せる子ども達の表情、湧き出る感情や思いを、子ども達は多様な方法で表現しています。

 

 

その表現方法も一人一人違います。

 

 

子ども達一人一人の表現


言葉をまだ獲得していない0歳児の表現の一つ、こちらの動画をご覧ください。

 

 

 

年少組の踊りに加わり、手拍子に合わせて同じように手を叩いたり、身体をぴょこぴょこして動かしたりする“表現”です。

「楽しそう!」と思って自然と動き出す姿は、年齢に関係がないのだと感じます。

 

 

 

こちらは2歳児の“表現”。

 

 

花紙を割いて遊んでいると、タライいっぱいになった中に入り「お風呂!」と言いながらざぶざぶと遊び始める子ども。

また、雨に見立て、「雨です、雨が降ってきました」と繰り返し呟きながら、花紙をぱらぱらと撒き始める子ども。

同じ花紙でも、色々な“表現”があるのだと子ども達から学ばせられます。

 

 

 

こちらは4歳児の“表現”。

「色を塗りたい、けどここには道具が無い、どうする?」から、子ども達が考えたのは「手で塗ればいい!!」。

思い思いに手のひらや指先を使い、個性豊かな色塗りの作品ができあがっています。

 

『子どもの表現の発表』と言われると、ダンスや合奏、劇などを思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。

けれど、日常の遊びの子ども達の姿を見ていると、決してそうではないのだと大人が子ども達から気付かされます。

 

 

 

子どもの表現から繋がる心の育ち


数年前までは錦ヶ丘でも、私達が子どもの頃に経験したような、ダンスや合唱、劇などの“お遊戯会”をしていました。

大人が準備した演目で毎日練習に励んでいた時には、当日舞台でできた達成感はあったかもしれません。

それも大事ですが、これからの社会を生きていく子ども達に今必要なのは、興味を深め、「私はこれがやりたい!」と思ったことを追求できる力や、友達と一緒にやりとりをしながら活動を進めていく力です。

そして、それらは“心の育ち”ですので、当日だけの様子ではなかなか目に見えません。

 

錦ヶ丘のフェスタをご覧になると、以前のお遊戯会との違いに戸惑う方もいらっしゃると思います。

大人はどうしても結果の上手・下手というものさしで見てしまいがちですが、当日だけではなくそれまでの過程で見える、子どものありのままの表現を受け止めてあげることが、子どもの心の育ちに繋がります。

ぜひ、当日までの姿にも思いを巡らせながらフェスタを楽しんで頂ければと思います。

 

 

また、楽器やダンスの表現が好きで「やりたい!」と集まった子ども達は、感染症対策で密を避けることや、日常の中での姿を見て頂きたいという思いから、今回は映像で当日発表をすることになりました。

同じダンスや楽器遊びをしていても、その日その日で見せる姿は違います。

その時・その瞬間の、それぞれの子ども達の姿を見て頂ければと思います。

 

 

 

 

「ぼく・わたしは」の表現、それらが集まった「ぼくたち・わたしたち」の表現、

日常の中にちりばめられている174人それぞれの表現を、フェスタ当日は感じて頂けると嬉しいです。

 

 

文責:迫田

 

11/29のメニュー

11/29のメニューは、『サーモンのオランダ風グラタン』『ペンネアラビアータ』『ジュリエンヌスープ』でした。

 

サーモンのオランダ風グラタンは、すりおろした長芋に火を通したみじん切りの深ネギを混ぜ、豆乳マヨネーズや塩、醤油で調味したものを下味をした鮭の上にたっぷりとかけて小ネギを散らして焼きました。

たっぷりの長芋でふわふわトロトロに仕上がり、豆乳マヨネーズがベースの味付けだったため、子ども達からもとっても人気でした!

ペンネアラビアータには、みじん切りにした玉ねぎ・人参・セロリが沢山入り、トマト缶や洋風だしでじっくり煮込んで野菜の甘みを出しました。

こちらもとっても人気で、ペンネと一緒に野菜も沢山食べてくれていました。

文責:米澤

11/25のメニュー

11/25のメニューは、『マーボー里芋』『水餃子スープ』でした。

 

マーボー里芋は、里芋以外の具材をしっかり炒めて、味噌やオイスターソース、きび糖、醤油等で味付けし、水溶き片栗粉でとろみをつけてから、火を通した里芋を加えました。

里芋が煮崩れることなく仕上がりましたが、その分子ども達が咀嚼するには少し硬めの仕上がりになってしまったため、次回里芋をもっとじっくり火を入れて仕上げたいと思います。

 

水餃子スープには、ゆうかり学園の餃子を使用しました。

くっつかないように1個1個を離して蒸し、お椀に入れて中華スープをかけて食べました。

 

揚げ餃子や焼き餃子とはまた違った食感が楽しめ、子ども達からもとっても人気でした。

 

 

おやつは、『手作りマロンパン』でした。

栗の甘露煮を生クリームと豆乳、甘露煮のシロップでペーストにし、刻んだ甘露煮と一緒に生地に巻き込んで焼きました。

 

栗のペーストがとっても美味しく程よい甘さで、見た目も可愛いパンに仕上がりました♪

 

 

文責:米澤

 

楽しく食べるために(2歳児 年少少 くるみ組)

毎日の食事、家庭によってその様子は様々ですよね。食台ひとつとっても、座卓、ダイニングテーブルなどなど…

では、子ども達はどのように座っているでしょうか。床や座布団に正座、幼児用の椅子…保育の中で目にする子ども達の様子から、食事中に大切な事について考えていきたいと思います。

 

 

園での食事は、机に椅子が基本です。年齢や発達によって机や椅子の高さを調整しています。

ではなぜ、机や椅子の高さの調整が必要なのでしょうか。

 

食事をする際、どのようなことを意識して食べていますか?例えば、匂い、姿勢、バランス…。子ども達の様子で気になるところはどんなところですか?偏食、箸の持ち方、食事にかかる時間…。

私たち大人は、日々の生活の中で自分自身の身体の動きに意識を向けて食事をする機会は、あまりないかもしれません。それは自分たちが成長する過程で身につけてきたことだからこそ、大人になった今は意識せずに楽しく食事をとる事が出来ているのだと思います。しかし、子ども達を目の前にすると、「お皿を持ちなさい!」「箸の持ち方がちがう!」「姿勢が悪いよ」など…ついつい注意してしまう気持ちもわかります。では、どのようにしたら、そのような注意をしなくても楽しく食事をとることが出来るようになるのでしょうか。食事の基本は楽しく食べる事!環境を少し変えるだけで、注意をすることが減るのであれば、大人がそのような環境を作ることも一つだと思います。

 

 

園で食事の際に意識している事

①椅子に座った時 足の裏がしっかり床についているか。


床に足がついていないと、なぜいけないのでしょうか。

床に足がつくことによって、しっかりと姿勢を安定させて座ることができます。また、噛む力も床にしっかりと足裏がついている事で力が入りやすくなります。

しかし、体格が様々な子ども達です。園の机や椅子でも、足裏がつかない子ども達も多くいるので、その都度声をかけたり、椅子の高さを調整したりしながら過ごしています。

 

 

②噛む力を育てる。


離乳食が進むと自分食べる喜びを感じ、手掴み食べが始まりますね。一口の大きさが分からなかったり、嚙み切ることが難しかったりという事から、一口大に切って食べやすくしている方が多いのではないかと思います。

では、いつまで一口大に切って食事を出しますか?給食では、一人ひとりの咀嚼の状態を見ながら、必要に応じてキッチンバサミでカットするようにしています。

すべてを小さく切り刻んでしまうと、子ども達は噛みちぎるという経験をする事が出来ません。大きなものを自分で噛みちぎる経験を通して、自分の一口を知ることができるようになります。

 

 

 

顎の発達?


私が顎の発達を考えるきっかけになったのが、娘の歯科受診。歯に対して顎の大きさが小さいため矯正を勧められたことがきっかけでした。

その際、家庭で出来る工夫はないのか担当方に相談すると噛むことの大切さについて教えて頂きました。特別柔らかいものばかりというわけでもなく、小さく切り刻んで食事を与えていたわけでもないのですが、食材の質が良くなっている事も影響しているのかもしれません。

そこで私は、カレーライスに入れる肉は小間切れやミンチだったのを角切り肉に、唐揚げやとんかつも一口では食べられない大きさにするなど、食材の大きさ等を工夫をするようになりました。

 

 

園の給食は?


園の給食を振り返ると、唐揚げは大きいものを1つ、豆などを使ったサラダや煮干しを使った手作りのふりかけなど、よく噛まないといけないメニューも多くあることに気付きます。

 

食事を楽しくしたい。それも大事な事ですが、子ども達の成長においては、食材の選び方や調理法、大きさなども変えていく事も大切なのかもしれません。

 

 

是非、ご家庭でのお子さんの食事の様子、床に足がついているか、自分で噛み切る事ができているか、姿勢は安定しているかなどにも着目してみてください。

その際は、「こうしなさい」ではなく、発達を促すことができるような工夫を、子ども達と関わる私たち大人が考えていく事が出来たらいいなと思います。

まずは楽しく自分で食べる事が出来るようになること。箸を使って食べる事も大切ですが、まずは姿勢が安定し、自分で最後まで食べる事が出来るようになってからでも遅くないと思います。

 

 

 

文責:田中

遊びの中で見つけた感情(0歳児 れんげ組)

最近、れんげ組の子どもたちは、おもちゃや場所を取り合う姿がよく見られるようになりました。

 

自分の世界だけで過ごしていた子どもたちが、周りの存在に気付き始め、自分とその他を認識し始めている証拠だなと感じる日々です。

 

 

 

自分の気持ちの表現の仕方


言葉での意思表示がまだできない子どもたちが物を取り合う時、どのようにして取り合うと思いますか?

子どもたち一人ひとり反応は様々ですが、「わー!!!!」と大きな声を出したり、大人を見て指をさし「取ってほしい!」と訴えたりしています。

時には、取られたくないがために、友達を叩いてしまったり、噛んでしまったりしてしまうこともあります。

私たち保育者は、叩く・噛むなどの怪我を伴うことは可能な限り止めるようにしていますが、怒ったり、悔しかったりする気持ちの表現は、見守り、共感することで、子どもたちの自己表現を引き出せるように関わっています。

 

 

 

今は気持ちを引き出す時期です


今のれんげ組の子どもたちにとって、大事にしたいことは、気持ちを引き出すことです。

楽しい! 面白い! これは何? 悔しい! 悲しい! 寂しい!

これは大人と関わるだけではなかなか生まれない感情です。友達や兄弟、異年齢の仲間と関わる中で育つ、沢山の感情があります。

0歳児のうちは沢山の感情を表出させることを目的とし、年齢が上がるにつれて、その感情とうまく付き合い、感情のコントロールが出来るように見守っていきます。

 

 

どんな感情もその子の表現ひとつ


笑ったり泣いたり怒ったり。沢山の感情を表現してくれる子どもたち。

どんな感情も受け止めて、今年度のれんげ組のテーマのように“愛情豊かな心と心のキャッチボール”が出来るように、引き続き努めていきたいと思います。

 

 

文責:中村

新米をいただきました!(4歳児 年中組)

先日、年中組に在籍しているお子さんのご親戚の方から、ご厚意で新米を頂きました。

今回は、その新米を年中組の子ども達と羽釜で炊いていただきました。

 

羽釜で焚いてみよう!


たんぽぽ組は、前回も羽釜でお米を炊いたことがあったので、「こうするんだったよね!」と覚えていて話をしていました。

こすもす組は、羽釜でお米を炊くのは初めてだったので、興味深々!!「どうなるのかな?」「どうやってご飯になるんだろう?」と疑問を持ちながら炊ける様子を見ました。

 

今回は、ワッキーさんが火の番をしながら、どうやって炊けるのか、どうなったら出来上がりなのかなど細かく教えてくれました。

『初めちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いてもふたとるな』

『白い湯気がでてきてよだれがでてくるから見ててね!』

など、その都度、教えてもらったことを復唱しながら、観察する子ども達!

 

 

釜と蓋の間から、白い湯気と泡がでてくると「よだれがでてきた!」と大喜び!さっそく、ワッキーさんに教えてもらった言葉を活用していましたよ!(笑)

その後は、焚きたての匂いも感じることができました。

 

いつものご飯と味が違う!


今回、釜で炊いた新米は、何の味も付けずに新米そのものの味を楽しみました。

炊き立てのご飯をみんなで食べてみると、子ども達から「おいしい♡」という声が沢山聞こえてきました。

その中で、何人かの子ども達が「いつもの味と違う気がする!」という声もでてきました。

子ども達なりに、新米の美味しさを感じたのだと思います。

 

今回のご飯を炊いて食べる経験を通して、食べることの楽しさを感じることができました。

新米をくださった方には、このような貴重な機会をくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 

文責:武石

にしきっこフェスタに向けて~こども園で大切にしていること~

2学期が始まる前に、理事長より「ハチドリのひとしずく~今 私にできること~」の本の紹介がありました。

 

 

「ハチドリのひとしずく~いま 私にできること~」 監修・辻 信一


この物語は、南アメリカの先住民に伝わるお話です

森が燃えていました

森の生き物たちは われ先にと 逃げていきました

でもクリキンディという名のハチドリだけは いったりきたり

くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは 火の上に落としていきます

動物たちがそれを見て「そんなことをして いったい 何になるんだ」

といって笑います

クリキンディは こう答えました

「私は 私にできることをしているだけ」

 

引用:「ハチドリのひとしずく~いま 私にできること~」

 

とても短い話ですが深い意味が込められている内容です。

私たちが生きる世界は、地球温暖化、戦争、飢餓、貧困、コロナウイルス等、深刻な問題がたくさんあります。

予測不能な目まぐるしく変化する未来をこれから生きていく子ども達には、困難に遭遇した時、無力感、絶望、あきらめを感じるのではなく、「自分にもできることがある!」と、自分の信念に向かい、進んでいく力を身に付けることが必要とされています。

そのためには、コツコツと自分にできることを実行できる力(非認知能力)や、失敗した時にバネのように立ち直る力(自己回復力)が大切です。それは、まさに自己肯定感と深く結びついています。

 

 

錦ヶ丘のフェスタでは、大人が作った揃いの衣装を着飾って踊ったり、遊びの時間を削り一斉に楽器や歌などの練習をして発表することはありません。

これらの取り組みは、皆様がご承知の通り、教育改革にもとづく保育なのです。

与えられたことを保育者の指示通りにこなすだけの活動は、まさに知識の詰め込み式です。

目まぐるしい社会の変化の中で生きる子どもたちには、「何を知っているか」という知識だけを求める教育から、それらを使って、どのようによりよく生きるかという力を高める教育が求められていると私達は考えています。

 

小学校では、一人一台のタブレット端末を使って授業を勧めたり、小グループでの話し合いのなかで、自分の思いや考えを伝え、友達の話を聞き、様々な考えがあることを知り、考えをまとめていく内容の授業が多く取り入れられています。

また、私達が小学生時に経験したような、学年全員で取り組む歌や合奏、劇などの発表会は少なくなっています。

「ステージで観客の注目を浴びる経験をしないで、小学生になって大丈夫なのかしら?」と不安にならなくても大丈夫です。

錦ヶ丘の子ども達は、子ども同士の社会のなかで生きる力の土台作りをしています。

 

人間の能力は、IQテストや学力検査で計測される「認知能力」やり抜く力や意欲、粘り強さ、社会性、協調性といった人間の気質や性格に関する「非認知能力」の二つがあります。

その中でも、乳幼児期は人格形成の土台作りと考え、3つの柱を大切に「非認知能力」が育まれるように保育を行っています。(幼保連携型こども園教育・保育指針より)

 

 

3つの柱


1,知識及び技能の基礎とは?

小学校で学ぶことを先取りして覚えたり練習したりすることではなく、生活や遊びの中で気づくこと、分かることなどが、『知識及び技能の基礎』です。

例えば…砂場でトンネルを作るとき、壊れないように山を固め、穴を開けるときはこのぐらいの力加減で砂を掘ればいいのだという気づきや、挑戦することでできるようになった成功体験が、知識及び技能の基礎になります。

 

2、思考力、判断力、表現力等の基礎とは?

子どもが、何かをやり遂げたいと思ったとき、それまでに気づいたこと、できるようになったこと等を使いながら、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりする力です。

例えば…友達と協力して活動を行うとき、自分の考えを相手に伝えたり、友達の様々な考えがあることを知り、自分の考えを修正したり、集団としての考えを形成したりしながら更に工夫し、試してみることで思考力・判断力・表現力が育っていきます

 

3、学びに向かう力、人間性とは?

いかによりよい生活を営もうとするかということです。「心情」は、喜怒哀楽や感性・感じる心。「意欲」は、何かをやりたいという気持ち。「態度」は、やりたいことに粘り強く取り組むこと、友達と協力すること、挑戦していくことです。

 

 

予測不能な未来、目まぐるしく変化していく社会をいきる子どもたちにとって、私達大人が幼児期に受けてきたような同じ教育をしてはいけないと考えています。

毎日の保育活動を通じて、興味関心のあることに没頭する中で、試行錯誤ながら「たのしい!」「見つけた!」「面白い!」の表現を深めその思いを認められる経験を積むことで、自己肯定感、非認知能力が高める保育を大切しています。

 

 

今回のにしきっこフェスタは、職員で話し合い子ども達の「いま わたしにできること」をテーマに様々な経験の中で、発見したことや感じたこと、考えたことを自分なりに表現することを通じて、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにすることをねらいとしました。

子ども達が日常で取り組んでいる表現活動。自分にできること、自分がやりたいことに目を向け、一日一日を丁寧に過ごしています。

 

にしきっこフェスタは、これまでの子どもの学びの過程を見て頂き、お子様の成長を家族で喜び合える機会です。

是非楽しみにしていてください。

 

 

文責:表現担当 山﨑

 

11/18のメニュー

11/18のメニューは、『魚の根深焼き』『ポテトサラダ』『みぞれ汁』『梨』でした。

 

魚の根深焼きには“鯖”を使用しました。

麦味噌と赤味噌、きび糖、醤油等を混ぜた調味液に、小さく切った深ネギと生姜を加え、それを鯖に塗って焼きました。

味もしっかり染み込んだご飯に合う美味しい1品になりました。

 

ポテトサラダには、きゅうり・ハム・コーンが入るのが定番になっていますが、今回はきゅうりではなく、数種類の豆が入りました。

豆は咀嚼を促すのに効果的な食材の1つです。豆が苦手な子どももいますが、豆乳マヨネーズで和えたポテトサラダに入ると、比較的よく食べられていました。

 

子ども達が好きな食材や料理と組み合わせながら、取り入れていきたいと思います。

 

また、おやつは『手作りあんこのおはぎ』でした。

圧力鍋で1.5kgの小豆を使ってあんこを炊き、優しい甘さのあんこに仕上がりました。

1個食べれば満足できるボリュームがありましたが、年少組は1個では足りなかったようで、沢山おかわりに来てくれました。

私自身は幼い頃、少食で好き嫌いだらけの子どもだったので、なんでも食べられる、食べたい!という意欲のある子ども達が素敵だなあと感じます(^^)

文責:米澤

やりたい!見せたい!の気持ちを(3歳児 年少組)

4月に新入園児を迎え、様々な活動に取り組んできました。

最近では、もっと広げる為に対話をしながら保育を進めています。

 

今回、12月にあるフェスタについて何回も子ども達と話し合いを持ちました。

話し合いをする中、「いつもこども園でしている事を見てもらいたい!」と子どもたちから声が上がりました。

 

その中の1つ目は、童具です。

童具とは、童具館の45mm基尺の積み木で、<和久洋三さんがおよそ40年の子どもとの創造活動の中から、子どもの創造欲求に応え発展できるものを>と考え、フレーベルの理論を基に生み出した積み木です。

 

 

遊ぶ姿


1学期から童具で遊ぶ回数を重ねてきた子どもたち。童具で遊べるようにコーナーを作ると目をキラキラさせながら作り始めます。

最初は、縦または横に並べるだけでしたが次第に立体的なものを作り始めました。

 

それが今では、立派な建造物や今にも動きそうな作品など、子どもの豊かな表現力・創造力に驚くことが多くなりました。

そして一人で黙々と作って自分の世界観の中で楽しんでいた遊びから友達の作っていたものと繋げてみたり、作り始める時から友達と一緒に話をしながら作ったりと、世界観に広がりが見られるようになってきました。

 

 

『大きな家を作ってみたい!』


土曜日、保育者や異年齢児の友達と一緒に円筒ドーム筒型の家を作る機会がありました。ドームの中に入ることができ、ワクワクした子どもたち。

 

経験した子どもから「また作ってみたい!」と言う声を聞き、周りにいた子ども達が「中に入れるの?」「大きなおうち?」と興味を持ち始めました。

実際にチャレンジしましたが、なかなか難しく、最終的には崩れてしまいました。

 

残念がるかと思いきや‥

『またチャレンジする。今度は壊れないようにする。』『どうやったら壊れないのかな??』と、気持ちは次への目標に向かっていました。

活動を重ねるたびに童具の組み方が変化さていきます。また、『こんな風にやってみたい!!』と思いも大きくなってきています。

 

これから子ども達の作り出す童具の世界がどのように広がっていくのか、楽しみでもあり、子どもの発想に寄り添いながら一緒に考えて、作りたいものを自由な表現力で作る姿を見守っていきたいと思います。

 

 

 

2つ目は、お絵描き・色遊びです。

 

折り紙を丸く切った物を用意し、画用紙に自由に貼る活動をしました。

表現は、自由です。一人ひとり違うからこそ、素敵な作品が生まれます。

 

貼るうちに、顔になったり、はらぺこあおむしになったり‥

決められた物で、自由な発想こそ「もっとやりたい。もっとこうしたい。」繋がり、「誰かに見せたい。」と気持ちが高まっていくのだと思います。

 

他にも広幅用紙や段ボールに思いっきり絵の具やクレヨンを使ってお絵描きをしたり、手足にも絵の具を塗ってダイナミックな遊びに発展したりと色の違い・変化・そして塗る感触を感じながら満面な笑みで楽しんでいる子ども達です。

子ども達は、遊びの経験を繰り返し行うことで【大好きな遊び】もどんどん増え、自発的に遊びを楽しむ姿が見られます。

 

そんな子ども達の「もっともっと!」「やってみたい!」と思う気持ちをしっかり受け入れていきながら一人ひとりの思いを大切に、活動していきたいと思います。

 

 

文責:堂園

11/17のメニュー ~青空ハヤシ~

11/17のメニューは、『バターライス』『ビーフハヤシ』『フルーツポンチ』でした。

 

今日は『青空ハヤシ』ということで、その名の通り、青空の下給食を食べました!

天気にも恵まれちょうど良い気候で、テラスや外といったいつもと違う環境で、ハヤシライスとフルーツポンチという子ども達が大好きなメニューで、、、

 

いつも以上のもの凄い食欲でした!

何度もおかわりに来てくれて、今日はたくさんご飯を炊こう!と張り切っていましたが、全然足りず、給食室もびっくりでした。

ご飯が足りないとなると、余っていたルウだけをおかわりする子もいたほどでした!

 

 

また、ハヤシライス作りに興味のある子ども達と一緒にテラスでハヤシライス作りをしました。

 

匂いを嗅いだり、野菜を切ってみたり、かき混ぜたり、ルウを溶かしたり、いろんなお手伝いをしてもらいました。

炒めている時の匂いや、牛肉の色の変化、ルウを混ぜた後の色の変化やとろみ、いろいろな変化に気付いてくれました。

 

玉ねぎや牛肉を先に炒めて、人参やマッシュルームをまな板に残したままにしていると、

「これは後から入れたほうがいいんだよね!」と子どものほうから教えてくれました。

家でも料理する姿を見ているのかなと感じ、日頃から食にとっても興味を持ってくれていることに嬉しく思いました。

 

ゆっくりじっくり時間をかけて変化を楽しみながら作ったハヤシライスを最後はちょっとだけ味見!

野菜を切るところから出来上がるところまでずっと観察していた子ども達にとって味見できるのが待ち遠しかったようで、1番、目が輝いていました(^^)

ハヤシライスは大好きと作っている時から言っていましたが、自分が関わったハヤシライスはいつも以上に美味しかったことと思います。

 

 

具材が煮えるまでしばらく時間がかかりましたが、途中で遊びに行くこともなく、完成をずっと待っていました。

美味しいものを作るのは時間がかかるんだということも感じられたのではないかと思います。

 

給食をただ食べるだけではなく、食にもっともっと興味を持ってもらえるよう、今後も色々なことを取り入れていけたらと思います。

 

文責:米澤