野菜を通して感じたもの(4歳児 年中組 こすもす組)

私たちが日常、何気なく食べている“野菜”。

今回、こすもす組のみんなで、この“野菜”に重きを置いて過ごしてみました。

 

 

先日、自然物や畑の作物に興味を持っていた子ども達と一緒に、少年自然の家に出かけました。

少年自然の家の大きな畑を見た瞬間「うわあ~!」と大興奮の子ども達。

今回、収穫させていただいたのは、にんじん、大根、白菜、長ネギ、キャベツ!

 

スーパーで並んでいる野菜たちを、今回実際に植わっている状態で見たみんなは興味津々。

「土の中はどうなっているんだろう」

「野菜の隣に動物(イノシシ)の足跡⁉」

 

自然の力強さも同時に感じました。

 

そして、野菜たちの“根”強さも感じたことでしょう。

「抜けない!」  「手が痛い!」  「手伝って!」

 

そして、収穫できた時の、満足感と新たな感覚。

「よっしゃ!」  「重たいよ~」

「(野菜って)土のにおいがする」

 

普段スーパーで見る野菜や、給食で出る野菜との違いを感じるきっかけになっていました。

 

 

収穫した後は、もちろん園バスまで運びます。

大人でも重たいと感じたものですから、子ども達はもっと感じたことでしょう。

 

野菜が自然に出てきて生まれるものでもなければ、勝手に歩くわけでもない。

 

野菜の種を植える人がいて、その成長を見守りお世話をする人がいる、そして収穫する人がいて、力を使って運ぶ人がいる。

 

保育者の話に加えて、子ども達自身、“野菜”が自分達の手に届くまでの大変さと有難さとを体験できた貴重な1日でした。

 

 

 

 

そして、持ち帰った後はクッキング。

普段、錦ヶ丘でも野菜たっぷりの食事が好きな子ども達からはたくさんの意見が出ました。

スープ、シチュー、サラダ、天ぷら、カレー、味噌汁などなど。

 

子ども達の多数決と、子ども達がより主体的に作れるものを、と考え、クッキングはスープにしました。

 

子ども達は、園外保育の余韻たっぷりの日々を過ごしています。

献立の紹介をすると、お汁に入っている野菜はなにか?と興味津々。

 

 

野菜の収穫から、調理、食事、までの過程を楽しみ体験した子ども達。

その体験から、様々な物を感じ、私も一緒に勉強になりました。

 

私達が日常で何気なく食べている野菜も、私達が体験した非日常から知ったもの。

 

当たり前だと思わずに、改めて感謝の気持ちをいっぱい込めて、みんなで「いただきます!」と食べ始めているところです。

 

 

文責:社会福祉士 新村

 

 

年少組として過ごす時間(3歳児 年少組)

3学期がスタートし、いよいよ進級を見据えて活動していく時期が来ました。

私達は、子ども達が進級後に少しでも早く新しい環境に慣れ、安心して園生活を過ごせるようにと思い、保育の工夫を行っています。

 

 

2階の保育室って何がある?


先日、年中組が園外保育に出かける間、こすもす組の部屋を借りて過ごしました。

初めての場所に戸惑う子どももおらず、年少組にはないままごと道具やブロック、そして違う種類のパズルに目を輝かせ、興味津々で遊び始める子ども達。

友だちと譲り合ったり、パズルコーナーでは教えあったりしながら楽しんでいました。

 

 

学期のうちに何度か2階に行ってみることで階段の上り下りの経験に繋がったり、

現在の年中組の様子を見て憧れや期待感を持ち、少しでも2階の環境を子ども達が知ることの出来る機会になるよう、今後も取り入れていきたいと考えています。

 

来年度からは2階が保育室となります。ぜひ、ご家庭でも階段は手すりを持って自分でのぼる経験などされてみてくださいね。

 

 

 

基本的生活習慣を身につけよう!


学期に入り、朝の身支度、スプーンや箸の持ち方の確認、着脱時の見守り等、再度子ども達と身の回りの事の見直しを行っています。

 

 

この1年で‟自分のことは自分で”取り組めるようになってきた子ども達。

着脱時は、段階を踏み、脱いだら畳むことを行っています。【お家で洗濯物のお手伝いをしているのかも…!】と感じられるくらい上手な子ども達も多いです。

身の回りの事が自分一人で出来るようになり、周りからしっかり認めてもらう経験を積むとそれが“自信”となっていき、そうして10の姿のうちの1つである『自立心』が身についていきます。

 

【自立心:子どもにとって「生活や遊びの中で、自信を持って主体的に行動する力」

保育者の見守りの中で、自分で取り組む姿やできた喜びを共に分かち合い、自立に繋がる子ども一人ひとりの成長を見守っていきたいと思います。

 

 

 

友だちとの交流


友達との遊びの中で自分の思いを通すだけでなく、貸し借りの経験や場所や物の共有を行いながら遊ぶ経験を重ね、『思いやり』の気持ちが育まれてきています。

「僕、友達に玩具貸してあげたよ!」「○○ちゃんが貸してくれた!」等と、『出来た』ことや貸してもらえて『嬉しい気持ち』を私達に伝えにくる姿が多く見られるようなってきました。

その姿を十分に認め、褒めることで、子ども達はより満面の笑みを見せてくれます。

 

もちろん、ケンカになることもありますが、それも経験です。貸さなかったからいけないわけでもありません。互いにしっかり思いがあります。

その時々での子どもの思いにしっかり寄り添い、受け止めながら遊びの中での育ちを見守っています。

 

また、クラスの枠を超えて、うさぎ組・ぱんだ組が混ざって遊ぶ姿も多く見られるようになってきました。

年少組は、一年間を見てもクラスでの活動だけでなく、年少合同での活動も多く取り入れてきました。

違うクラスの友だちと関わることで刺激を互いに受け合い、いろいろな気づきや発見の中で遊びが広がって楽しんでいます。

 

3学期も残すところ2ヶ月弱。進級を見据えた保育を考えたり、子ども達が「やりたい!」と思う遊びを思いっきり楽しみ、自信をつけていきながら子ども達が進級後も安心して過ごしていけるよう、見守っていきたいと思います。

 

文責:若松

 

新しい遊びに挑戦!(4歳児 年中組 たんぽぽ組)

「今日はお外に行けるかな?」「今日は天気がいいから行けるよ!」

この言葉は、毎朝保育室の中で聞こえてくる子ども達の会話です。

 

毎日寒い日が続きますが、戸外で体を動かすことが大好きな子ども達。寒さに負けず、たくさん体を動かしています。

 

 

室内では、ルールのある遊びも少しずつ取り入れています。新しい遊びは、ルールを理解することに時間がかかることもありますが、子ども達同士で優しく声を掛け合う姿もみられます。

1月は新しいことに挑戦したり、日本の伝統的な遊びを楽しんだりしました。

 

 

縄跳びに挑戦!!


☆年長組のお兄さん・お姉さんに憧れて☆

運動会の頃から縄跳びをしていた年長組さんの様子を近くでみていた子ども達。1月に入り、さらに縄跳びを使った遊びが盛り上がっていました。

その様子を見ていたたんぽぽ組の子ども達から、「縄跳びをやってみたい!」「縄跳びやってもいい?」という声がでてきました。

早速縄跳びを準備すると、大勢の子ども達が集まり、縄跳びに挑戦。

最初は、上手く飛べず、苦戦していた子ども達でしたが、諦めずに何度も挑戦しようとする姿がみられました。

 

なかなか飛べない子ども達も、何日も諦めず挑戦し、1回飛べた時にはとても嬉しそうな顔で「できたよ!1回飛べた!」と教えてくれました。

諦めず、一生懸命取り組んだ過程があったからこその喜びがあり、「できた」という自信もついたように感じます。

最近では、大縄跳びにも挑戦し、友達と一緒に飛ぶ姿もみられるようになってきました。遊びがさらに広がっていきそうです。

 

 

正月遊び


1月に入り、かるたや福笑い、コマなど日本の伝統的な遊びに触れる機会がありました。

 

特にかるたは大人気!文字に興味を持ち始めている子ども達ですが、文字が読めない子ども達もいるため、読み札のない簡単なかるたで遊んでいます。

最初は、保育者が「”あり”の‟あ”」などと読み手をしていましたが、少しずつ遊び方が分かってくると、子ども達が自分達で読み手をする姿がありました。

 

その姿は、まるで小さな大人のよう。かるたが残り1枚になると、そこにないかるたを読み、取ろうとした友達に「おてつき!」と言う姿があり、思わず笑ってしまいました。

ですが、それと同時に、「私たち大人がしていたことを、遊びながらよく見ていたんだ」と気づかされた瞬間でした。

遊びながら、自分のことだけでなく、周りの人の様子にも目を向けることができるようになっています。

自分達で、コマや凧、かるた、羽子板も作って遊んでみました。

みんなそれぞれ、自分なりのオリジナルの素敵なものができました。

自分で作ったものを自分だけで遊ぶのではなく、友達にも貸してあげたり、一緒に使ったりして、遊びの楽しさを共有することで、『作って良かった』と感じ『作ることへの自信』を持つことができたと思います。

 

年中組で過ごすのも、残り2ヶ月。一人でじっくり遊ぶ時間も大切にしながら、いろんな友達と関わり、一緒に活動する時間も大切にしていきたいと思います。

 

 

文責:武石

自分を知るって大変で大切(4歳児 年中組)

私は、子どもの頃から『自己紹介』が苦手でした。

 

子どもの頃は“恥ずかしい”という思いが強かったかもしれませんが、今振り返ると、自分のことがあまり分かっていなかったことも大きな理由だと思います。

 

 

そして、大学の頃、「自己覚知」という言葉に出会いました。

 

自己覚知とは、きちんとした定義は定められていませんが、自分自身の価値観や考え方のパターンなどを自分自身が理解することです。

難しいですね。

 

大人になっても、あるいは大人になってからも成長が必要なものだと思います。

自分の考え方や価値観を理解することで、他の人と異なる価値観についてより一層理解できたり(他の人と価値観が違うのは当たり前)、人と生きるために自分の価値観をどこまで他人とすり合わせるべきかの社会を学んだり。

 

 

 

 

皆さんはどうですか?

 

 

 

自分の経験もあるので、子どもたちには「私ってこんな人」「私ってこんな遊びが好き」「私ってこの食べ物が嫌い」と、自分の言葉で表現する環境を大切にしてほしいと考えています。

しかし、子ども達自身で身に付けるのは、非常に難易度が高すぎること。

そこで、園では保育者が子ども達へ「自分」についての質問を投げかけて、子ども達自身が「自分」について考え、「自分」でこたえる時間をとっています。

 

それは、些細な事でもです。

 

例えば…

「自由遊びでは何が楽しかった?」

 

〈この質問を受け、子ども達は考えるでしょう。『今日、僕は(私は)何が楽しかったかな…』と… 〉

 

「どう感じた?」

『僕は(私は)悲しかったかな?』

 

 

言葉で表しにくい子には、こう問いかけます。

「悲しかったんだね」(共感)

 

 

そうすると、子どもは『僕は(私は)悲しかったんだ』と自分の感情に気が付くことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

他人のことは視覚や聴覚として情報が入って来るので、気が付きやすいですよね。

こすもす組の子ども達も、友達や周りのことによく気が付くようになりました。

 

そんな時、私達は一言付け加えてみます。

 

 

「あなたはどうだった?」

 

「あなたはどう思った?」

 

 

自分に注目してもらえるきっかけを、彼ら彼女らは沢山持っています。

 

私達は、そのきっかけを常に作って渡してあげることができると思います。

 

 

主体を子ども達にした質問を、ぜひ投げかけてみてください。

 

 

私はもう一度、自分を知ることの大変さと大切さを勉強していきたいなと思っているところです。

 

 

文責:社会福祉士 新村

1/26のメニュー

1/26のメニューは、『ロールパンサンド』『ハムサンド』『いちごジャムサンド』『ジャーマンポテト』『オレンジ』で、ランチボックスの日でした。

 

年中組とくるみ組には、ランチボックスにサンドイッチとジャーマンポテトを詰め、蓋をしたものを提供しました。

ロールパンサンドにはツナ・コーン・豆乳マヨを混ぜたものを、ハムサンドには南州農場のハム・さっと火を通したきゅうり・スライスチーズを挟みました。

ジャーマンポテトにも、南州農場のウインナーを使用し、炒めた玉ねぎとオーブンでこんがり焼いたじゃが芋を、粒マスタード・塩胡椒・粉チーズで和えました。

 

今日は寒すぎることもなく良い天気だったので、ブルーシートを敷いてお弁当を食べるのにはもってこいの日でした!

心地よいのはら園やテラスで丸くなって給食を食べることで、普段と違った環境の変化を味わえたことと思います。

1つ1つ丁寧に詰めたものを、このように楽しんで食べてもらえている光景を見ると、私たちもとても微笑ましく、そして嬉しく思います。

どのクラスもとてもよく食べてくれていました!

“ランチボックスの日”は、気分や環境の変化で給食をより楽しめることを目的としています。来月はまた別のクラスに変えて実施したいと思います!

文責:米澤

 

 

食べ物に興味を持つのが大事です!(0歳児 れんげ組)

先日、職員研修で【食の安全を守る人々】という映画を視聴しました。

食育に力を入れている錦ヶ丘だからこそ、職員みんなが「なぜ有機・無農薬野菜が良いとされているのか」を改めて知るために企画された今回の研修。私自身、初めて知ったこと、これから子どもたちに伝えていきたいことを学びましたので、ぜひここでご紹介させて下さい。

 

 

農薬の恐ろしさ


今回の研修で、農薬の恐ろしさを知りました。

畑では、野菜や米の育成の際、雑草を処理するために、‟除草剤”が多く使われていることをご存知でしょうか。

この除草剤の中には、グリホサートと呼ばれているものがあります。

このグリホサートは、体内に少なからず残留するものです。大人の体に残留した場合、ガンなどの疾患を患うと言われています。

そして、子どもは、大人より体内に残りやすいと言われ、子どもの脳に影響を与えやすく、発達に障害が生じてしまう場合もあるそうです。

 

 

私たちにできること


有機野菜や無農薬野菜がなんとなく良い物ということは分かっていても、良いといわれる理由は知りませんでした。

しかし、この映画を視聴し、栄養士の話を聞き、無農薬野菜や有機野菜が良いと言われている理由を知る事ができました。

農薬は、今の私たちに影響を直接与えるより、孫やひ孫の世代で影響を与えてしまう可能性が大きいそうです。

だからこそ、今の子どもたちの世代から良い物を食べていくことが大事なのだなと改めて感じました。

 

れんげ組の子どもたちの食事


れんげ組の子どもたちは、4月中期食から始まった子どもたちがほとんどでしたが、今ではほとんどの子どもが大人と同じ普通食を食べています。

 

中期食の頃は好き嫌いせずなんでも好んで食べていましたが、大人と同じ普通食になってから、触感や見た目、味付けなどに苦手意識を持って食べられなくなってしまった子どもがいます。

私たちはその苦手と向き合うように促すことはしますが、無理強いすることはありません。

ただ、様々な味や食材があることを知ってほしいと思っています。

 

れんげ組の子どもたちは畑に興味を持っています。11月に収穫したさつまいもで遊んだり、クッキングしたりしたことを覚えており、畑を指さすことが増えてきました。

今、畑にかぶと赤かぶ、ブロッコリーが植えてあるので、成長をみんなで見守っているところです。

 

 

 

どの食材が体に良いなど、子どもたちにはまだ理解が難しいと思います。

しかし、食材や食事に興味を持つことは0歳児でもできています。

園生活の中でも食への興味をもつ機会をどんどん作っていきたいと思います。そして、ここで育った興味の土台が、今後の食生活に良い影響を与えてくれるように祈っています。

 

文責:中村

年少組になると…。(2歳児 年少少組 くるみ組)

3学期が始まり、残り3か月となったくるみ組での生活。次はぱんだ組かうさぎ組になるんだよ!という話題も上がるようになってきました。

保護者の皆さんとのやり取りの中でも、年少組進級を目前に、トイレトレーニングや着替え、食事などについても話をすることが多くなってきているように感じます。年少組への進級で大きく変化する事って何なのだろう…という不安も少なくないと感じましたので、今回年少組になるにあたって変わる園生活について取り上げていきたいと思います。

 

 

①登降園の準備は自分で!が基本です。


早朝保育でましゅまろはうすへ登園してくる子ども達以外は、基本的に自分達での準備になります。

今までは保育室の中で一緒に準備をしていただいておりましたが、子ども達が準備をします。登降園時、何かと慌ただしいとは思いますが、時間に余裕がある時は子ども達が自分で準備をしていくことが出来るよう、保育室の中で見守りながら一緒に準備をして頂けたらと思います。

 

 

②登降園時のバスへの乗車が出来ます。


年少組に進級すると、バス通園も可能になります。また、園外保育などで園バスに乗車することもあります。活動の幅がぐっと広がっていきますね。

バスは利用しないご家庭もあると思いますが、バス登園の子ども達は、荷物を自分で持ち、バスから降りると歩いて保育室までの移動となります。大変ではあると思いますが、車から降りた後、自分で荷物を持って歩いて登園できるよう取り組んでみてください。

 

 

③2クラスになり、職員配置も変わります。


今年度の年少組を例に挙げると、1クラス20人に対し、2~3人の職員が保育にあたっています。

まだ、来年度の園児数や職員数は確定しておりませんが、国の配置基準に沿って6:1の配置から10:1くらいの配置になるということが予想されます。

 

 

④園からの連絡帳は月に数回になります。


くるみ組までは園からの連絡を毎日送らせていただいていましたが、月に数回のペースに代わります。保護者の皆様から頂いた連絡帳は毎日目を通させていただきますが、今までのように毎回返信できるとは限りません。また、排泄や午睡、機嫌などの記録は行いません。

くるみ組も一人一人に向けて連絡帳を書いてきましたが、3学期は来年度への移行期間として、活動内容等が中心の連絡帳にしていきたいと思います。

 

 

⑤14時降園の子ども達は午睡はしません。


現在年少少組は、14時降園の子ども達も1時間程度の午睡をしていますが、年少組になると14時降園の子ども達は、午睡はせずに降園となります。

ご家庭で適度な休息をお願いいたします。午後保育を利用する子ども達は、今まで通り午睡を行います。

 

 

 

進級を目前に、いろいろな事が気になる様子も見られましたので、現在の年少組の生活を参考に、大きな変化について取り上げてみました。

年少組に進級すると、色々な面で自立して活動に取り組んでいかなくてはいけない場面も見られていきます。自分でしないと!頑張らないと!と言ってしまいがちですが、子ども達にプレッシャーを与えるのではなく、子ども達が自信を持って色々な活動に取り組んでいく事ができるよう関わっていきたいですね。

 

くるみ組では「自分で出来るようになったね!すごいね。」「片付けてくれて助かったよ」「お手伝いが必要な時は声をかけてね。」など、子ども達の行動を認めつつ、自信を持って自分自身の事ができるよう見守っていきたいと思っています。保護者の皆さんも、心配事等ありましたら、一緒に考えながら子ども達の成長を見守っていきましょうね。

年少進級に向けての準備やお願い等の詳しいプリントを配布予定です。そのプリントも合わせてご確認いただき、年少進級を子ども達と一緒に楽しみに生活をしていく事ができるよう取り組んでいきましょう。

 

 

文責:田中

1/24のメニュー

1/24のメニューは、『きびなごの南蛮漬け』『白菜のさっぱり和え』『豚汁』で、“かごしまの日”のメニューでした。

 

きびなごの南蛮漬けは、酢・塩・きび糖に蒸した玉ねぎ・ビーマン・パプリカを加えた調味液で、揚げたてのきびなごを漬け、冷やして提供しました。

給食では魚を使ったメニューも頻繫に出していますが、きびなごを使う頻度は多くないため、子ども達もあまり慣れていない様子でいつもよりは進みが良くありませんでした。

また、酸味が苦手な子も多いので、酸味を調節しながら酢を使った料理にも慣れていってもらえたらなと思います。

 

豚汁は、一真さんの鹿児島県産豚肉と、大根・人参・ごぼう・油揚げ・里芋・ねぎが入りました。

ごぼうは蒸し煮でアクを旨味に変え、豚肉は火を通してから出汁に加えました。

豚肉がたっぷり入って旨味が加わったことで、子ども達もよく食べてくれていました。

 

文責:米澤

園内研修 映画『食の安全を守る人々』自主上映会

1月14・15日(金・土)、園内研修『食の安全を守る人々』自主上映会を行いました。農薬のこと、遺伝子組み換え作物のこと、韓国での学校給食食材有機転換の政策、初めて知る内容も多かったです。

栄養士2名は昨年中この映画をガーデンズシネマで視聴したあと、より多くの方々へ食の安全についてお伝えしたい!、参加者1人1人にできることを考えていただきたい!、食を通じてより安心安全なこどもの未来の為に園で何ができるか考えるきっかけにしたい!という思いを抱きました。映画の内容だけでなく、医師の理事長の思いも詰まった、「錦ヶ丘の食」について関連法人等多くの人に知っていただくため、栄養士はじめ、こども園職員・保育園・まふぃん・ナガヤタワーの職員そして保護者と幅広い対象者が参加した研修会でした。足を運んでくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

 

研修のねらい


福元栄養士を中心に、両園の栄養士3人で以下のねらいをたてて準備に取り組んできました。

【研修のねらい】

・農薬や遺伝子組み換え作物等が身体にどのような影響をもたらす可能性があるのか知ってもらう。

・錦ヶ丘で行っている“食”の取り組みを知ってもらう。

・では何故そのような取り組みを行うべきなのか知ってもらう。

・“食”について改めて考える機会にしてもらうとともに、未来の子どもたちのために全員で考えていく必要があることを理解してもらう

 

映画『食の安全を守る人々』


この映画は、日本と海外の農業と食を題材にしたドキュメンタリー映画で、元農林水産大臣の山田正彦氏が主となり日本のみならず世界各国を取材します。

普段私たちがホームセンター等でも目にする機会の多い除草剤の使用が、海外では規制強化の動きになっているのに対して日本では逆に規制緩和へと動いていること。ゲノム編集食品や遺伝子組み換え作物がその記載無しに出回るようになるかもしれないこと。

メディア等であまり触れられることがない日本の食の危機が訴えられており、私たちが取り組んでいくべき“食の安全”とは何か?改めて考えることができる映画です。

 

栄養士より


映画上映終了後、栄養士より、錦ヶ丘ですでに行っている取り組みと今後行っていきたい取り組みについて、映画の内容を踏まえながらプレゼンテーションを行いました。

皆様も農薬や遺伝子組み換え作物がもたらす影響について、メディア等で見かける機会も今まであったのではないかと思います。それらがあまり良いものではないというイメージを持っていたとしても、日常生活の中で強い危機感を持っている人はそれほど多くないのではないでしょうか。

それは、“今すぐ”何かしら自分の身に弊害が起きるという実感がないからではないかと思うのです。だからこそ、安全基準の中であれば農薬を使うこと、遺伝子組み換え作物を作ることが当たり前になっているのではないかとも感じます。ところが、“今すぐ”でなくても、“孫やひ孫の代”で影響が起きる可能性が高い(映画より)となると、また、違った考えなければならないことであると思います。

 

「髪の毛1本も食事から」

これは錦ヶ丘で20数年前から掲げている食に対する理念です。当たり前ですが、自らが口にした食べ物が身体をつくることを改めて考えると、この理念に基づいた給食への取り組みをしていかなければならないと感じると同時に、多くの方々にも錦ヶ丘の理念を丁寧にお伝えしていきたいと感じました。

映画の後のプレゼンテーションでは、まず映画でも大々的に取り上げられていた“有機野菜・無農薬野菜”についてお話しました。私たち栄養士も、映画をきっかけに改めて有機野菜・無農薬野菜について調べ、理解を深めました。次に、給食食材について説明しました。橋口農園やにこにこ畑の有機野菜・無農薬野菜、合鴨農法で無農薬栽培されている澤田農園のお米、こだわりをもって作られている黒豚と野菜からできたゆうかり学園の餃子、必要最低限の添加物で作られた南州農場の加工肉など、まだまだありますが、錦ヶ丘ではより良い食材を信頼できる業者さんから厳選して仕入れ、給食に使用していることを説明しました。

錦ヶ丘が強いこだわりをもって「体を作る食」に取り組んでいるのは、“子どもたち”のことを第一に考えているからです。今の子どもたちの食を考えることは、これから先の未来まで考えた取り組みへと繋がることとなり、錦ヶ丘はそれを行っていく存在でありたいと考えています。

15日の午前の部には、橋口農園の橋口さんも参加してくださいました。橋口さんは、どうして有機野菜を育てようと思ったのかについてお話してくださいました。水俣に近い出水のご出身である橋口さんは、自分の毛髪から基準値以上の残留水銀が検出されたことに驚き「人に悪影響を及ぼすものを出さない農業がしたい」と40年前から有機栽培に取り組み始めたとおっしゃっていました。私たち給食室も子どもたちに悪影響のあるものを出したくありません。同じ考えをもつ生産者の方々から食材を仕入れさせていただけることに改めて感謝し、私たち調理する側もその思いを無駄にすることなく大切に子どもたちのもとへ届けていきたいと感じました。

 

今後は調理する私たち自身が給食食材の生産地を見学するなどして、“ゼロ”から見える食材の使用を増やし、有機野菜・無農薬野菜をより多く給食に取り入れるための工夫をしてまいります。今はコロナの影響で実施できていませんが、錦ヶ丘の食に対する考え方をより多くの方々へ直接お伝えしていく活動に力を入れていきたいと考えております。新園舎ができ、広くなる園庭では畑を作ったりしたいとワクワクしています。

 

今回の映画上映会を通して、私たち栄養士も多くのことを学びました。ですが、まだまだ学ぶことはたくさんあります。

知っていれば変わる意識もあれば、知らなければ何も変わらない・変えられないかもしれません。だからこそ、食について興味を持ち、様々な視点で考えられるようにしておくことが大切なのではないかと思います。

研修の最後にもお伝えしたように、私たち栄養士だけでなく、全職員・子どもたち・保護者の皆様とともに更に食に学びを深めていきたいです。

文責:こども園栄養士 米澤

保育園栄養士 大西

人と人を繋ぐ『わらべうた』(つくし組1歳児)

錦ヶ丘の保育の三つの柱でもある『わらべうた』

つくし組でも4月から遊びの中でじっくり育ててきました。

今回は、「わらべうたの魅力」「子ども達の育ち」についてお伝えしたいと思います。

 

 

わらべうたとは?


 

わらべうたは、ドレミソラの5音階で構成されているとてもシンプルな伝承童謡です。

なんだか懐かしく、子どもたちもすぐに覚えてしまうほど耳に残りやすく、覚えやすいメロディーが特徴的ですよね。

曲調は規則的なリズムが多く、赤ちゃんに母親が話しかける時の普声の高さ、マザリーズにも似ていることから聴いているだけで安心すると言われています。

わらべうたは子どもたちを膝に乗せて歌ったり、手を繋いだり、輪になったりとさまざまな形があります。

 

その中で、肌に触れられて、心地よい、安心するという感覚からオキシトシン「幸福ホルモン」「絆ホルモン」というホルモンが脳の視床下部で作られます。これは、信頼関係を築くために重要なものであり、言葉の獲得、コミュニケーション手段としてもとても大切だと思います。

 

 

わらべうたの魅力


わらべうたは人と人を繋ぐものだと私は思っています。

子どもも大人も新しい環境に少し緊張感のあった4月当初から、ことあるごとに口ずさんでいたように思います。すると自然と子どもたちが笑顔になり、私自身嬉しくなりなんだかホッとしたのを覚えています。

以前までのつくし組の子ども達は、「大人対子ども」でしたが、今では「子ども対子ども」で遊ぶことも多くなりました。

保育者が歌い始めると「一緒にしよう?」と声を掛けたり、優しく友達の手を取るような場面もあり、私達までほっこりしてしまうような時もあります。この間は、「まーるくなーれー、わーにーなーれー」と歌うと、近くにいた友達と手を繋ぎ大きな輪になることができ、とっても嬉しそうでした。

 

年齢が上がるにつれて、わらべうたの中には、簡単なルールの中で遊びを楽しんだり、勝ち負けがあると”喜び、怒り、悔しさ、”など様々な感情が引き出したりするものもあります。これもわらべうたの魅力ですよね。

 

わらべうた一つに着目しても、子どもたちの成長は目まぐるしく、保育者が驚くほど色々なわらべうたを知っていることに驚かされたり嬉しくなったりする毎日です。

わらべうただけに限らず、歌うこと、体で表現することの大好きなつくし組の子どもたち。ぜひご家庭でも、一緒に口ずさんでみてくださいね。

 

参考文献:「わらべうたと心理学の出会い」 湯澤美紀 編著

文責:武田