リズム~音に合わせて身体を思いっきり動かす(3歳児 年少組)

まだまだ寒い日が続く朝、子ども達から「リズムをしたい!!!」とリクエストしてきます。

リズム運動をすると身体ぽかぽか、心も身体もほぐれます。

今回は、年少組のリズムの様子をお届けします。

 

ぱんだ組とうさぎ組合同にてリズム室で行っている様子です。

ピアノ演奏と共に、ウォーミングアップで少し歩いた後にいろいろな動物の動きやステップを行います。

私たちが人として誕生して発達する段階の動きである、【這いながら動く】【ハイハイ】と、徐々に床から身体があがっていく動きへと段階を促します。

リズムの活動の中で取り入れている動きの中で、いくつかピックアップして紹介いたします。

 

金魚の動き


背骨の運動です。

ねらい:仰向けに寝て、バンザイの恰好をして、背骨を中心に身体を揺らします。

この動きは親子でぜひとも挑戦してください!全身がほぐれてとても気持ちいいです!

 

うま


ねらい:手足の指先の刺激、首の立ち直り、上肢と下肢の協調運動、左右の手腕への重心移動。赤ちゃんのハイハイの動きと同じです。

 

あひる


ねらい:背筋の伸展・脚の膝を強める・足腰の力・股関節の柔軟性へのアプローチです。あひるのように、手をピーンと伸ばして、よちよち歩く姿はとても可愛らしいです。

 

三輪車


ねらい 腰を高くあげて両手で支えることで、全身の筋肉へのアプローチとなります。

 

かめ


ねらい:そり。背骨の柔軟性。背筋力。首の立ち直りです。子ども達のしなやかな背筋力にはびっくりさせられます。

 

 

とんぼ


ねらい:足の親指とその付け根のけり。土踏まずの形成ふくらはぎの筋肉の発達・片足のバランスです。止まった時の片足立ちは、全身のバランスをとることにより、体幹が育ちます。

 

 

めだか


ねらい:足の親指とその付け根のけり・土踏まずの形成・ふくらはぎの筋肉の発達・聴覚と運動の協応です。

子どもの動きや様子を見ながら、状況に応じたピアノ演奏を行っています。音の強弱、音のスピード、テンションが高まって制御ができないようなときは、ゆっくりの音で静へ促します。

また、時には曲調に変化を持たせて「走りたくてたまらない気持ち」を満たす場面を作ると、待ってましたとばかりに満面の笑みで走り出します。

 

このようにリズム運動には、ふんだんに発達へのアプローチがされています。

 

 

さて、このように音楽お聞きながら音の高低差やここちよいリズムを感じていますが、自然界の生きとし、生けるものはすべてリズムがあり、人も自然界の一員としてリズムを持っています。

自分の呼吸のリズム、鼓動のリズム、生活のリズム、こども園生活のリズム

場所のリズムや環境のリズムに合わせる事。それは円滑なコミュニケーション能力や、集団適応能力には欠かせません。

こども園でおこなっているこのリズムの動きは、身体の発達を促すことももちろん!社会性を育むためのアプローチにもつながります。

 

楽しみながら、音に合わせて身体の動きをコントロールし、全員で息のあった動きであることに喜びを感じます。

こどもの心と身体の発達への様々なアプローチを具現化されていると実感しています。

年少組では、リズムの活動は、この一年、楽しむことを大前提におこなってきました。今後、年中組、年長組になると、より細かな動きを理解して、取り組めるようになる様子が、現在の年中組と年長組の様子を見て伝わります。

 

 

先日ごしょらん公園へ出かけました。ごしょらんの森の斜面を登り、助け合う姿は、まさに心身の発達と思いやりを感じて見守りながら、胸にこみ上げてくるものがありました。

 

 

良く遊び、それぞれの活動を楽しみ、給食をもりもり食べる姿。生き生きと好奇心をもって活発に過ごす姿。この一年間でたくさんの成長を見せてくれました。

 

リズム運動の後は、身体もぽかぽかあたたまり、表情も朗らかです。

 

また今日も「リズムしたい~!!!」という声が聞こえてきそうです。

 

文責 有川

伝わるって嬉しいね!(0歳児 れんげ組)

2月から9人になったれんげ組。

初めは子どもたちも環境の変化に少し戸惑っている様子も見られましたが、半月の中で、新しい存在を少しずつ気にかけているような表情が見られ始めています。

前回のれんげ組のブログで、最近のれんげ組の様子を紹介していますので、ぜひご覧になって下さいね。

 

さて今回は、子どもたちと日々過ごす中で、嬉しかったことをお伝えしたいと思います。

 

 

なんて言っているのかな?


まだまだはっきりと話ができない子どもたちですが、発する単語や、喃語、ニュアンスなどで何を言っているのか、私たちが理解できるようになってきました。

大人の膝を取り合っている時に「はんぶんこ」と言ってみたり「あっちって(あっち行って)」と言ってみたり。

その時の気持ちを大人が聞き取れる短い単語で表してくれます。大きな大きな成長ですよね。

この言葉を大人が否定せず「半分こがいいね」「あっち行って欲しかったね」ともう一度言葉にすることで、言葉のやり取りができ、気持ちのキャッチボールが成立します。

 

言葉は、『自分、相手、対象』の三項関係で成り立つものです。

ですので、自分と大人が、対象を一緒に見ることで、言葉を使ったコミュニケーションが取れるということです。

友達や大人との関わりは、言葉を引き出すきっかけになるのですね。

 

 

 

「今、伝わったね!」


今までは、「待っていてね」「ドアは危ないから触って欲しくないな」と言ってもなかなか理解できず、ドアを開けてしまったり遊んでいるところから出て行ってしまったりしていた子どもたち。

しかし、2月になってからは、一度声をかけられたら止まる事が出来るようになってきたのです。

大人の言っていることを聞こうとする姿がよく見られるようになりました。

言葉は様々なことを体験する中で、言葉とその事柄が結びつき、獲得されていきます。

見ること、大人が話しているのを聞くこと、たくさんの人とコミュニケーションを取る経験をすることで、言葉がどんどん引き出されていくのです。

 

 

子どもたちの成長を保護者の方々と一緒に側で見守っていける喜びを感じる日々です。

残り1ヶ月。引き続き沢山スキンシップを取り、温かい関わりを心がけていきますね。

進級に向けて、また日常のことなど、ご心配やお尋ねになりたいことがありましたら、いつでも職員に声をかけてくださいね。

 

 

 

文責:中村

2/25のメニュー☆錦ヶ丘の大人気メニュー

2/25のメニューは、『鶏の唐揚げ』『野菜のピクルス』『豆苗の味噌汁』でした。

 

唐揚げは、給食で1、2位を争う大人気メニューです。

子ども達はもちろんのこと、職員も今日の給食は唐揚げだ!と朝から楽しみにしてくれている様子でした(^^♪

そんな大人気の唐揚げは、美味しくなる工夫がたっぷり詰まっているこだわりの錦ヶ丘伝統レシピです。

にんにく・生姜・りんご・玉ねぎのみじん切りと塩麴等の調味液でしっかり漬け込むことで、とってもジューシーに仕上がります。

りんごや玉ねぎが焦げやすいので、少し余分なものを落としてから片栗粉をまぶして米油で揚げるようにしています。

1個1個がとても大きくボリュームがありますが、それを豪快にかぶりつく子ども達を見ていると本当に美味しいんだな~♪と見ていてほっこり嬉しくなる場面でした。

 

野菜のピクルスに使用した人参・大根は、橋口農園の有機・無農薬野菜でした。

 

生でもとても美味しい野菜ですので、その良さを生かすため、火を通しすぎないよう注意しました。

ピクルス液は、リンゴ酢やきび糖、にんにく、レモン等を使った手作りのものです。

唐揚げが人気だから、ピクルスもちゃんと食べてくれるだろうか、、と少し心配しましたが、流石にしきっこでした!

どちらもしっかり食べてニコニコ唐揚げのおかわりに並んでいましたよ。うさぎ組はピクルスのおかわりにも来ました!

皮は一切剥かず、野菜の美味しさをまるごと味わえる、揚げ物との相性もばっちりなピクルスになりました。

 

 

 

文責:米澤

運動遊びからの育ち(1歳児 つくし組)

この1年間、三つの装置(くぐる、のぼる、わたる、ぶら下がる)の動きを取り入れながら繰り返し運動遊びをしてきました。

過去の活動を紹介しているこちらも是非ご覧ください!

今回は、8月に実施しました1回目の中鶴さんとの活動からの成長や、他の遊びへの繋がりについてお伝えできたらと思います。

 

 

同じ装置だからこそ、自分を出せる!


 

この活動を通して気付いたことは”何度同じ遊びをしても子ども達は飽きずに遊び込む!”という事です。(もちろん、子ども達の実態に合わせ集中できるような環境を整えたり、子ども達がおのずと遊びたくなるような工夫は必要です。)

私も初めは、「飽きないのかな…」と疑問や不安を感じていました。ですが、実践してみると、同じ装置で活動を繰り返すと子ども達は、見慣れた装置を”安心して挑戦できるもの”と認識するようになります。

見慣れた環境(装置)だからこそ「もっと挑戦してみたい!」「この場所でもっと遊びたい」といった意欲を思う存分引き出すことが出来るのです。

 

 

そして運動遊びの中でぐっと集中した後は、必ずクロージングをします。

クロージングをすることで子ども達の気持ちを落ち着かせることや次の活動への気持ちの切り替え、また、運動遊びにどのくらい集中して活動していたかをクロージングの反応を見て見極めたいとう思いもあり、行っています。

 

 

 

 

こんな姿が今見られています!


先日、パズルと絵本、どちらの遊びの中でも、”友達と一つの物を共有しようとする”という同じような光景が見られました。

遊びの中で「どこいった?」「こっちじゃない?」「ここだよ!」とやり取りが広がっていました。

この姿は、運動遊び(三つの装置)を含め、物を共有したり場所を共有する活動を繰り返し遊ぶ中で、友達同士でぶつかり合い思い通りにならない経験や、「もっとやってみたい!」という意欲を引き出すような活動から、他者を意識しながら遊ぶことや自分の思いを表現する姿に繋がっているのだと思います。

 

 

つくし組の子ども達と出会った4月を思い出すと、まだ言葉にならない思いを泣いたり身体で表現しようとしたりと、何事にも全力で一生懸命の子ども達でした。時には、保護者の方と子ども達の成長について一緒に悩み考えたり、喜ぶ事ができたりすることはとても幸せな事だなと改めて感じています。

つくし組として過ごせるのは残り1カ月と少しとなってしまいましたが、残りの時間も子ども達の中のやってみたい!と思う気持ちを沢山引き出していきたいなと思います。

 

 

文責:武田

 

 

2/24のメニュー☆ランチボックス

2/24はランチボックスの日!保育園から黄色いお弁当箱を借りて、毎回学年を交代しながら弁当箱で提供しています。弁当箱じゃない学年もワンプレートランチにして、いつもと違った雰囲気での給食を楽しんでいます。

メニューは、ルッコラトースト・ハムチーズサンド・ペンネアラビアータ・オレンジでした。

ルッコラは、にこにこ畑さんから無農薬の元気いっぱいのものが届きました。茎も太く迫力がありましたが、生で茎を味見してみると香りが広がり甘さもあり、とても美味しいルッコラでした。

ルッコラはオリーブオイルと塩、粉チーズを一緒にミキシングしてペースト状にし、フランスパンに塗って焼き上げました。バジルペーストのようなイメージで作りました。パスタにも合いそうなペーストに仕上がりました。子ども達にも食べやすかったようで、あまり食べなれない野菜ですがよく食べていました。

 

もうひとつのパンはサンドイッチ。手作りのマヨネーズにハム、チーズ、きゅうりを挟みました。

ハムは南洲農場さんのものです。シンプルなサンドイッチだからこそ、ハムの美味しさが際立っていました。

 

年長さんは園庭での給食を楽しんでいました。陽の当たる暖かい場所を選んで食べました。遠足気分でランチタイムを満喫したようです。

 

文責:今屋

知ることからはじめたい~児童虐待の研修を受けて~

先日、「児童虐待予防」に関するZoom研修に参加させていただく機会がありました。

私は、今回の研修を受けて、知識を入れ、そこから見えてくるものがある事を知りました。

加えて、知ることは自分の持っている知識を、もう一度アウトプットする機会になることも改めて感じています。

 

 

 

児童虐待について


児童虐待の種類としては、①身体的虐待②心理的虐待③ネグレクト④性的虐待、の4つです。

②心理的虐待には、子どもの目の前で配偶者に暴力的行為を見せつけることも含まれています。③ネグレクトには、保護者以外の同居人による身体的・性的・心理的虐待と同様の行為を保護者が放置することも含まれます。

(高齢者や障害者の場合は、この4つに加えて⑤経済的虐待が含まれます。)

 

虐待によって、脳に与えられたダメージは、感情や欲求のコントロール役である前頭前野を萎縮させます。そのため、本能的な欲求や行動のコントロールが効かなくなるという例があります。

また、暴言は「聴覚野」を一部拡大させ、それに伴って、会話する際に余計な負荷がかかり言語機能に影響を与えることがあります。

 

 

 

子どもに関する法律・条約


子どもに関する法律として、”児童福祉法”があります。

以前までは、この児童福祉法の中に、児童の虐待に関する項目がいくつかありましたが、あまりうまく機能されていないこともあり、2000年11月に『児童虐待防止法』が施行されています。

 

また、世界に目を向けてみると、ユニセフ協会が1989年に児童の権利に関する条約が採択されています。日本は、1990年に採択(決定)し、1994年に批准(正式に同意)しています。この児童に関する条約では、18歳未満の児童を権利を持つ主体として位置づけ、一人の人間としての人権を認めています。

 

他にも様々な法律・条約があり、加えて改正されてきた内容等を覗くと、日本や世界の児童福祉に関する過程が見えてきました。

 

 

 

愛着(アタッチメント)


愛着”とは、養育者との子どもとの間に生まれる特別な絆をいいます。

アタッチメント”という言葉で聞いたことがある人もいるかもしれません。

イギリスの児童精神科医であるボウルビィが命名したものです。

 

ここでは、具体的に2つ紹介します。

 

保護者 こども
暴力的 暴力によって自分の感情・要求を表現。警戒心が強く、相手の言動に過剰反応する。
感情のやり取りが少ない 気持ちをうまく相手に伝えられない。他者とのつながりに気付けず、孤立しやすい。

※あくまでテンプレートです。

 

 

 

また、アメリカの心理学者であるハーロウという方をご存知でしょうか。

 

ハーロウもボウルビィと同様に愛着に注目しています。

有名なのはアカゲザルの実験です。

アカゲザルの赤ちゃんの前に、2つの代理母を用意します。

1つは哺乳瓶が付いている針金製の母親。

もう1つは、哺乳瓶はついていない柔らかい布の母親。

 

→どちらの母親に親しみをもつか観察したところ、哺乳瓶はついていないけど温かみのある布製の母親に親しみを持っていました。

この実験からハーロウは「接触の快適さが重要だ」とスキンシップの大切さを述べています。

 

 

 

要保護児童対策地域協議会


『要対協』はニュース等でもよく耳にしますね。

正式には、要保護児童対策地域協議会(以下 要対協)といいます。これは、2000年に児童虐待防止法が制定されてから4年後の、2004年児童福祉法改正時に法定化されています。

要対協は、要保護児童に関する情報の交換や支援を行うために、協議を行う場として位置づけられました。(要保護児童とは、保護者に監護させることが不適当であると認められる児童、保護者のない児童、虐待を受けた児童だけでなく、障害を持った子ども、不良行為 (非行、犯罪行為含む)をする、またはする恐れのある児童をいう。)

 

 

要対協の中で、どのような意見が出されているのか私も気になり調べてみました。

ぜひ、気になる方がいらっしゃれば参考までに。

http://www.city.kagoshima.lg.jp/kodomoshien/jisoukenntouiinnkai/documents/sannkoushiryou4.pdf(要保護児童対策地域協議会の中で出された意見等)

 

 

 

虹って何色(ナンショク)?


皆さんは虹の色を聞かれると、いくつ思い浮かべますか。

私は多くの人がこたえるであろう、7色が浮かびます。

 

しかし、日本以外の国では、7色ではないという話、御存じでしたか?

私は研修を受けてびっくりしました。

 

アメリカでは8色、ドイツでは5色、台湾では3色だという事です。

国によって色を表す言葉の数も異なりますし、見え方も異なります。

色の境界線って決まってはいないんですね。

 

虹の見方が様々なように、“どのように見えるか”はそれぞれ。また、日本以外の虹の見方を知り、“どう見ようとするか”で他の国の虹の見方を理解できました。

子ども達に対してもきっと同じです。大人が子どもの気持ちを“どのように理解し”“どう理解しようとするか”で変わってくると思います。

 

「いやだいやだ!」の言葉の裏には、どんな気持ちが隠れているかな?

『悔しかったね  さみしかったね

怒りたくもなるよね  友達がうらやましかったね』

 

 

 

この研修を受けて、子ども達の気持ちをたくさん言葉にする努力をもっともっとしていきたい、と心から思いました。

そして、今回の研修で様々な事を知ったことで、より勉強していきたいと思いました。

知ることからはじまること。これから先もたくさんあるのだろう、と機会を見逃さないようにしていきたいと思います。

 

 

文責:社会福祉士 新村

 

私達の選ぶ1冊!(こあら職員 編)

保護者の皆様から頂戴している特定保育料で、絵本約200冊を購入しました。

今回は、職員が一人10冊ずつ、また、学年で話し合いながら、購入したい絵本を選ばせて頂きました。

クラスの子ども達のお気に入りの絵本、読んであげたい絵本、興味を持ちそうなジャンルの本、自分が子どもの頃によく読んでいた絵本 等…

思いが込められた約200冊が集まりました。

 

どんな思いでこの絵本を選んだのか、ブログを通してお伝えしていきたいと思います。

今回は、園長・主任・副主任の『私の選ぶ1冊』をご紹介します。

 

 

 

『タンタンタンゴは パパふたり』作: ジャスティン・リチャードソン/ピーターパーネル 絵:ヘンリー・コール他(ポット出版)


こどもの頃何度も繰り返し読んだ絵本も何冊か選びましたが、今回はこの本を紹介します。

ニューヨークのセントラルパーク動物園で実際にあった話だそうです。仲がいいオス同士のペンギンが卵の形に似た石を温めている…でもヒナは生まれない。そんな様子に気づいた飼育員が他のペンギンカップルが育てられなかった卵をそっと巣に置いてみると…というお話です。

 

画像引用:「Amazon」https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%81%AF%E3%83%91%E3%83%91%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%82%8A-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/478080115X

 

産婦人科医の父(塔ノ原福祉会理事長)と母(錦ヶ丘保育園の園長)が、長らく特別養子縁組に取り組んできたため、私の幼少期に、生まれたばかりの赤ちゃんを家で数日預かることがありました。写真付き年賀状でみるその子たちのその後は、幸せそうで、また家族全員そっくり。アメリカ人夫妻のファミリーになった女の子と数年前に再会したときには、私のことを「日本のお姉さん」としてご両親がその子に話してくれていたと知り感激しました。

この本を読んで、こどもが「男の人同士でこどもなんておかしいよね」、「男同士/女同士じゃ結婚できないよね」、「自分のこどもじゃないのにね」などの感想を持つかもしれません。率直な感想はそのまま受けとめつつ、「いろんな家族があるんだよ」「家族ってその人から生まれたかどうかだけじゃないよね。お父さんとお母さんは血がつながってないけど家族だよ」「男の人同士/女の人同士の結婚ができるところもあるよ。なんでダメだと思うの?」などの会話につなげていくことが、多様性を受け入れることや性教育の土壌をはぐくむと思います。

こどもはいつも直球で核心をついてきます。そんな時におとなが、はぐらかさず、茶化さず、しっかりと向き合っていきたいと思っています。(堂園)

 

 

 

『きょうは なんのひ?』作: 瀬田 貞二 絵: 林 明子(福音館書店)


まだ寝返りもうてないくらい小さい頃から、私の母は寝る前に絵本の読み聞かせをしていたそうです。

赤ちゃんだった私はもちろんその頃の記憶はありませんが、物心ついたころから毎晩寝る前に母の膝に頭をのせ、絵本を読んでもらう時間がとてもあたたかくて、楽しみだったことは今でもはっきり覚えています。

とてもありがたいことに、家には沢山の絵本がありました。その中でも特に好きだったのが、『きょうは なんのひ?』です。ご存知の方も多いのではないかと思います。

 

※画像引用:「絵本ナビ」https://www.ehonnavi.net/ehon/165/%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%B2%EF%BC%9F/

 

主人公のまみこが、両親の結婚記念日を祝う為に家の中に様々な仕掛けをする物語。最後にはまみこにもとっておきのプレゼントが届く、家族のあたたかさを感じるお話になっています。林 明子さんのあたたかいタッチの絵で、さらにそのあたたかさが倍増です。

まみこが仕掛けた家じゅうの手紙を探し回るお母さんと一緒に、読んでいる自分もびっくりしたり、ちょっぴりハラハラしたり、時にはふーッと疲れたり… ワクワクドキドキの冒険のような気持ちにもなれます。

そして最後はわぁ!と嬉しくなって、「家族っていいなぁ」とほっこりあたたかくなるお話です。人のために何かがしたい、そんな気持ちって素敵だなと、まみこやお父さん、お母さんの思いを考えるとそう感じます。

小学生の時には、まみこのように、家族の誕生日や結婚記念日の時に手紙を仕掛けてお祝いしようとしたこともあるくらい、昔から大好きな絵本です!

私が小さい頃に感じたワクワクドキドキやあたたかい気持ちを、子ども達にも味わってほしいと思い、大好きなこの本を選びました。もしお子様が借りてきたときは、ぜひ親子で読んでみてくださいね。(迫田)

 

 

 

『昆虫 ちいさななかまたち』 文・絵 得田 之久(福音館書店)


身近にいる虫たちが、きれいに描かれている図鑑です。小さい頃の私にはイラストがキラキラ輝く宝石のように見えて、何度も繰り返し読んだり、遊んでいるときに見かけた虫をさがしてみたり、虫好きになったきっかけの本です。

※画像引用:「Amazon」https://www.amazon.co.jp/%E6%98%86%E8%99%AB-%E7%A6%8F%E9%9F%B3%E9%A4%A8%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E5%BE%97%E7%94%B0-%E4%B9%8B%E4%B9%85/dp/4834004376/ref=asc_df_4834004376/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=285317966339&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=7039471021150751444&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1009783&hvtargid=pla-527287074476&psc=1&th=1&psc=1

 

全国各地で見られる虫が揃っているのも興味をそそられます。環境の変化から、本出てくる虫に出会うことさえ難しいこともあります。

「なぜ、虫はいなくなったの?」「どうすでばいいのかな?」と、違う角度で生き物との共存を考える機会になるといいなと思います。(後藤)

 

 

 

 

 

これから、他の職員も絵本の紹介をしていきます。

お楽しみに!

 

 

 

スプーンの持ち方でわかるお箸への移行のめやす(2歳児 年少少 くるみ組)

「お箸を持ちたがるけど、握り方がおかしくて…」

「そろそろお箸を始める時期ですか?」

「エジソン箸ってどうですか?」と、お箸への移行に迷われているご家庭も多いようです。

今回は、スプーンからお箸へと移行しやすいタイミングについてお伝えします。

 

 

お箸の練習は、何歳ぐらいから?


子どもの発達には、なんでも個人差があります。そのためお箸が使えるようになる年齢も幅があります。

ですので、周囲と比較したり、焦ってお箸の練習を始めたりする必要はありません。年齢よりも手先、手首の準備ができているかがポイントです。

 

○3段階のスプーンの持ち方

①上手持ち

 

②下手(逆手)持ち

 

 

③バーン持ち

    ↓

 

 

 

「バーン(鉛筆)持ち」が定着してくると、お箸への移行がスムーズです。


「バーン(鉛筆)持ち」ができるようになるには、手づかみ食べからスプーンの「上手(握り)持ち」「下手(逆手)持ちの経験の積み重ねが大事です。

園で、握り方を子どもに伝える際は「バンバンのおててだよ!」と、声を掛ける事で、バーン(鉛筆)持ちを意識できるようにしています。

お箸の使い方を身につけさせたいという思いから、お箸サポートグッズを購入したくなりますが、園の顧問である作業療法士の中鶴さんより、エジソン箸の使用はお勧めしないとの事です。

 

スプーンの「バーン(鉛筆)持ち」や正しいお箸使いには、手首や指先を上手く動かす力が必要です。力がないのに無理にお箸を持たせても、上手く使えず遊びになったり、変な癖がつくこともあります。

指先を使う遊びをする事で、スプーンや箸使いが上手になっていきますので、焦らずゆっくりと見守りましょう。

 

 

 

錦ヶ丘では、一斉に箸を持たせて給食を食べる練習などは行いません。オムツ外しと同様で、一人一人の子どもの成長と発達、やってみたい意欲を大切にしています。

家庭でできる手先の巧緻性を高める遊びは、ブロック、新聞紙遊び、砂・泥遊び粘土遊び、洗濯バサミ、木の実や葉を拾う等があります。

ゆっくり焦らず、子どもの意欲と手首・指先の育ちをサポートしながら待ちましょうね!

 

 

文責:山﨑

2/22のメニュー⭐︎韓国風♪

2/22のメニューは、鶏肉の韓国風焼き・春雨チャプチェ・長ネギのスープでした。

 

鶏肉の味付けには、韓国風に仕上げるために欠かせないコチュジャン!コチュジャンは、米やもち米を麹で糖化させ、唐辛子を入れて発酵させで作る発酵調味料です。甘辛く刺激的な辛さではないので、子ども達もいつも通りよく食べてくれました。

今日は「もったいない精神」で、鶏肉を漬ける時にスープの長ネギの緑の部分をみじん切りにして入れたり、おやつのかぼちゃクリームチーズサンドに使うかぼちゃの皮を、捨てずに刻んでスープに入れたりと、余す事なく野菜を使いました。

 

 

スープの長ネギは量をたくさん使うレシピです。たくさんのネギを1回バターで炒めてからスープにすることで、旬の長ネギの甘さを十分に引き出します。かさも減り、ネギをたくさん消費するのにもおすすめです。

 

おやつのかぼちゃサンドは生地にかぼちゃペーストを練り込むため、きれいなオレンジにしたくて皮を剥きました。

皮にも栄養がたっぷりのかぼちゃ。捨てるのはもったいない!SDGsの目標『12 つくる責任・つかう責任』の中に含まれる食品ロスの軽減にも繋がるのかなと思います。

 

 

 

文責:今屋

文字を知る楽しさ、数を知る楽しさ(5歳児 年長組)

寒さが続くこの2月も、元気いっぱいに園庭を駆け回る子ども達。「こどもはかぜのこなんだよ!」ととにかく元気に毎日を過ごしています。

ご存じの通り、錦ヶ丘の園庭は広々とし、様々な場所で子ども達が、それぞれ好きな遊びを楽しんでいます。

このように、園庭で身体を動かしたり、リズムやサーキット遊びを毎日繰り返したりするお陰で、子ども達は体幹がしっかりとし、転ぶことも減ってきています。

私たちはこのような活動を「動」の動きと捉えています。

 

この「動」の活動が大好きな年長組ですが、就学を見据え、4月から「静」の活動の時間を取り入れながら活動しています。

「サークルタイム(話し合い活動)」や、お絵描き・まんだら塗り絵などの、机に向かう活動を行うことで、集中し座って過ごせるようになりました。また、12月からは講師をお呼びし、鉛筆の持ち方を始め、ひらがな(自分の名前など)の書きかたについて学んでいます。

 

 

 

 

読めるようになったよ!


文字に興味のある子どもは、大体3歳児の半ば位から、見よう見まねで文字を書きだし、読んでみようという姿が見られます。また、周りの様子を見ることで影響を受け、周りにいる子ども達も文字を書いてみたり、絵本の文字を指差し、「これは〇!だよね」と知らせてくれたりし始めます。

中でも一番関心が高いのは、”自分の名前のひらがな”です。自分の字を見つけると、「ぼく(わたし)の〇あった~!!」と嬉しそうに教えてくれます。

4歳児になると、段々と文字を読めたり、文字を書こうとしたりする子どもが増え、簡単なカルタにも挑戦するようになっています。

 

文字がわかる喜びがとても伝わってくる姿です。このとうな経緯を経て、5歳児になってくると、更に文字に対する意欲が増し、次は書く楽しさへと移行していきます。

これにはもちろん個人差があります!お子様がまだ文字に興味がない…と心配になる方、必ずお子様の良きタイミングで興味を持ち始めますので、焦らないで大丈夫ですよ。

 

 

 

見て!書けたよ!


年長に進級して間もなくすると、お絵描きの用紙には、段々とひらがなの羅列が増え、「じぶんのなまえかけたよ」と嬉しそうに見せに来る子が増えてきました。

書けるようになれば、読むことにも自信がつき、絵本を声を出しながら読んだり(音読の始まり)、異年齢の子ども達に読み聞かせもしてくれるようになってきます。自信がつくってすごいパワーだなと感じた場面です!!

 

しかし、全員がそのような成長ではなく,興味の進み方はそれぞれです。

段々と全員が文字を読むことや書くことに興味を持ててきたなというタイミングや、就学が近づく時期を見て、更に、

❶机に向かう時間、

❷椅子に座りながら話を聞く時間

❸文字に触れ、学ぶ時間

の3つにねらいを定め、「静の時間」として硬筆に取り組むこととなりました。(10の姿 文字などへの関心・感覚)

 

 

書けるって楽しい!


まずは、鉛筆の持ち方や、椅子の座り方、縦線、横線、波線(運筆)と字を学ぶ前の導入から、徐々にひらがなへと挑戦していきました。

硬筆に取り組む姿勢はすごく真剣です!

ひらがなは特に難しく、止める・はねる・はらう・書き順・字の形とたくさん気を付けることがある事を、保育者も再確認し、「文字」を知る事はとても難しい事なんだと感じました。しかしまずは、子ども達に「文字を知る」「文字が書ける」喜びを経験してもらいたいと、一字一字真剣に取り組むども達を認めながら、硬筆を進めていく事が出来ました。

最終的には、自分の名前をひらがなでしっかりと書けるようになり、嬉しそうな表情を見せてくれた子ども達でした。

 

 

 

数字を知る


文字同様、3歳児くらいから「数字」に興味を持つ子どもが増えていきます。おもちゃを数えたり、時計を見ながら「これは〇だね!」と教えてくれたりするようになります。「すうじのうた」を歌いながら覚えていく子もいます。

4歳児になると、保育者と一緒に声に出しながら友達の人数を数えたり、数字を書こうとしたりするようになります。

また、「かず」に興味を持つタイミングを見て、錦ヶ丘では童具の一種である「数の木」というツールを使用しながら、遊びの中で「かず」の概念に触れる活動も取り入れています。色別に分かれた1~10の穴の開いた棒状のものを使用し、サイコロを振って、どのグループが早くゴールするのかゲーム遊びをしたり、高さを揃えながらどんどん高くしていく「へんてこタワー」という遊びを行ったり、算数同様、「数える」「足す」「高さ」の要素を含んだ遊びを行っていきます。

今は習い事で算数を学ぶ子ども達も多いのですが、机の上でなく、遊びの中で学んでいく方法で「かず」に触れるところから始めるのです。

 

「どうやったら早くゴールするのか」

「どうやったら高く積めるのか」

「どうやったら崩れないのか」

などなど、会話をしながら工夫を重ね、協同遊びの一環にもなっています。(10の姿 協同性・数量、図形への関心・感覚、言葉による伝え合い)

 

 

 

 

 

このように、遊びの中で、文字に触れ、数に触れることで、子ども達は次へのステージである小学校での学習へと繋がり、「小学生になったらで国語をがんばりたい!」「算数をがんばりたい!」とサークルタイム(話し合い活動)で話しています。

遊びの中でつかんだ、文字や数に触れる「楽しい!」という気持ちを糧に、これから続いていく学習への意欲に繋げていってほしいと願っています。

 

文責:桑元