梅シロップをつくろう!(4歳児 年中 こすもす組)

6月になり、こども園に梅が届きました。リズム室前に置いてある梅に子どもたちは興味津々!

梅しごとをしたい!という思いがぐっと高まっていました。今日は子どもたちが楽しみにしていた梅しごとのお話です。

 

 

梅でなにを作る?

「梅しごとでなにを作りたい?」

保育者の問いかけに

・梅シロップ

・梅干し

・梅ゼリー

・梅ジャム   などなど

子どもたちのやってみたい!がたくさん聞こえてきました。

 

年少組で梅シロップを作った経験がある子どもたち。そのときの経験を思い出し、「梅ジュースおいしかったね。」「また作りたいな。」「梅を使って甘いものを作りたい。」という思いから梅シロップを作ることに決まりました。

 

梅シロップを作ろう!

朝、お部屋に入ると青梅が!

「梅しごとだ!」と大喜びで手を洗い、準備をしました。

冷凍した梅を使うと、カビが生えにくく、出来上がりも早く、おいしい梅シロップができるという給食室からの情報をもとに、今回は、2日に分けて梅シロップ作りを行いました。

 

まずは、一つずつ手に取り梅の感触や香りを楽しみます。ふわふわ、さらさら、つるつる、と思い思いに言葉で感触を表現していました。かたい、やわらかいと反対の言葉も出てきました。五感を使い、思ったことを伝え合います。

「甘くていい匂い」と何度も梅を鼻に近づけて香りも楽しみました。「梅の匂いがするよ」と梅が入っていたボウルに顔を近づけている子もいましたよ。

触れて嗅いで、梅を存分に楽しむと、いよいよ梅シロップ作りのスタートです。

梅のへたを爪楊枝を使い外していきます。子どもたちも真剣な表情。手先を器用に使い、1㎏の梅があっという間になくなりました。

 

次に、梅を一つずつ丁寧に洗い、水気を拭き取ります。梅を傷つけないように優しく優しく拭き取りました。

ここで1日目は終了。子どもたちと給食室に持っていき、「梅を冷やして(冷凍して)ください!」とお願いしました。

 

 

2日目。朝から、梅シロップは?とそわそわしている子どもたち。ビンときび糖、カチコチに凍った梅が運ばれてくると、自然とそこに集まってきました。

まず、冷凍した梅を袋の上から触ってみました。冷たくて気持ちいいと笑顔が溢れました。

 

梅シロップの材料を確認すると、「梅と砂糖と、あれ、水は?」と水という言葉もでてきました。確かに、できあがった梅シロップはさらさらとした液体です。

「梅シロップに水は入れないよ。」と教えてくれる子もいましたが、なんで水が入っていないのにシロップができるのだろうと不思議そうな表情。

こんな時、保育者はあえてすぐに答えを教えたり、否定したりすることはありません。

この「なんでだろう?」「不思議だな」という感覚がこどもの学びや興味のきっかけになります。

保育者が「なんでだろうね」と問いかけると、

「(きび糖が)コーラに入ってる砂糖みたいな色だからジュースになる」

「砂糖が暑くて溶ける」

「凍った梅が溶ける」

と本当に様々な考えが出てきました。なんとも面白い発想ですね。

 

材料を確認すると、ビンに梅ときび糖を交互に入れていきます。こどもたちも「梅、砂糖、梅、砂糖・・・」と口ずさみながら見守ります。

そうこうしていると、ビンは梅ときび糖でいっぱいになりました。

しばらく保育室に置いておくと、子どもたちは何度も観察し、友達と梅シロップの変化を伝え合っています。

次の日には、砂糖が溶けてきて少しかさが減っていました。できあがりが楽しみです。

 

今後も、子どもたちと一緒に、その時期ならではの食の活動を楽しんでいきたいと思います。

 

文責:今村

 

 

 

6/24のメニュー☆豆乳マヨクッキング

錦ヶ丘お馴染みの“豆乳マヨネーズ”

子ども達の前でマヨネーズを作る機会があってもいいな!と思い、今日はリズム室にいた年長の子ども達の前で、調理のスタッフが、サラダに使うマヨネーズを実際に作って見せました。

 

準備をしていると、「何するの~!?」と興味津々で集まってきた子ども達。

材料を1つ1つ見せながら、ミキサーで混ぜ合わせていく様子を食いついて見ていました。

 

油を加えて乳化させ、サラサラだった液体がとろっとすると、「マヨネーズになってるー!味見したい!」と予想通りの嬉しい反応だったので、綺麗に手を洗って少しずつ出来たてを味わいました。

 

 

ついでに園庭で穫れたゴーヤも茹でで、出来たて豆乳マヨで食べてみました。

普段あまりお野菜が進まない子や、最初は躊躇していた子も「美味しい!」と食べていてびっくり!

 

目の前で出来たてを食べること、周りの友達の美味しそうな様子を見て食べてみようと思うこと、こども園で色々な食の経験をすることで、様々な食材が食べられるようになっていったら嬉しいです。

出来たマヨネーズはラディッシュ・キャベツ・レッドキドニー・マカロニ・南州農場のベーコンのサラダの味付けに使いました。

 

赤・黄・緑でとっても彩りの良いサラダに仕上がりました。

 

 

〈離乳食〉

先日鰹節削り器を購入しました。今後、お浸し等のメニューの際に子ども達に本枯れ節を実際に削って食べてもらおうと考えています。

実際に子ども達が使う前に給食スタッフで削ってみたので、その削り節を今日の離乳食の出汁に使いました。

削りたて鰹節の出汁がきいた優しい味のいつもよりちょっと特別な離乳食になりました。

 

 

 

 

文責:米澤

 

田植えで気付く小さな命(5歳児 年長組)

先日6月17日金曜日に、橋口農園様へ田植え活動に行ってきました!

保護者の皆様、田植えの準備やお洗濯のご協力ありがとうございました。

 

年間の活動のねらい


・米作りを通して、命あるものをいただくという事のありがたさを感じる。

・米を作る過程を知ったり興味をもったりする。

 

いざ、田植えに挑戦!


橋口さんから、苗を植える為のコツや紐印に合わせて植えることなどをしっかり聞き、教わりながら実践してみます!

子ども達も、自分達で頂く大切なお米。一つ一つ丁寧に植えていましたよ。

来月田んぼに遊びに行くときは、自分達の植えたお米の苗がどのように成長を遂げるか楽しみにしていました!

 

そして、田植えの後には「空いている田んぼで、沢山遊んでいいよ!」と橋口さんから嬉しい提案をいただきました。

いざ泥遊びを始めると、広い田んぼの中を駆け抜けたり、わにの様に田んぼの中を泳ぐ子ども達も。

普段は泥の感触が苦手な子も「友達が楽しそうだから…」と一歩踏み入れてみると、楽しさに気づき最後には全身泥だらけになった子たちもいました。

友達と楽しさを共有したいという気持ちが溢れ、友達の存在がきっかけにあまり得意ではない事に向けて挑戦する姿が沢山見られた活動でした。

 

 

自分より小さな命に触れる


活動の最後には、孵化した合鴨の赤ちゃんに触れさせていただきました。

自分達よりもとっても小さな命。優しい手つきで合鴨を抱き、手のひらにのせると「あったかいな…」「もふもふしてる!」と子ども達も興味津々になりを感じることができました。

来月の「虫取り」活動では、この可愛らしい合鴨の赤ちゃんの成長や田んぼでの活躍がとても楽しみです!

どの食べ物や生き物にも必ず命があること、その命をいただくことへの感謝の気持ちや大切にしたいという気持ちをこの1年間で子ども達と気付き、一緒に育てていきたいなと思います

文責:武田

 

6/22のメニュー☆ヤブサメファームの卵、販売します!

今日のかき玉とろろ汁にも使った「ヤブサメファーム」の卵。給食で使っている食材を保護者の皆様にも試していただきたく、数量限定ですが園で購入できる機会を設けます!

餌・水・環境にこだわって育った鶏が生む卵は、ヤブサメファームの卵を使っているシェフやパティシエから「味も色も、料理のじゃまをしない」と評判だそうです。こども園には、「卵が苦手だったけど、このゆで卵を食べて卵が好きになった!」という職員もいます。

抗生剤など薬を一切使わずに育った鶏はストレスフリー。鶏舎では、他の鶏とけんかした時に傷を作らないようクチバシを切って管理するのが主流なのだそうですが、ヤブサメファームではクチバシは切りません。クチバシがあることで、自分でからだの虫などを処理できます。クチバシを切って管理されている鶏は、自分で虫等を取れないため抗生剤などの薬を使っています。

また、黄身の濃い卵が美味しいと思われがちですが、黄身の色は餌で簡単にコントロールできるそうです。たとえば餌に赤パプリカパウダーを混ぜれば色の濃い黄身になります。見た目だけではどのような環境で育てられた鶏から生まれた卵なのか分かりません。本当の意味で安心安全の卵を作っているこだわりや、美味しい商品の紹介などが書いてありますので、ぜひホームページもご覧ください。

→クリックでヤブサメファームのHPへ

〇販売日・・・不定期(コドモン等でお知らせします)

〇時間・・・13:45~17:00

〇場所・・・打刻iPad前

〇価格・・・1パック10個 270円(税込み)

販売日が決まりましたらお知らせします。ぜひこの機会に、美味しい卵を味わってみてください。

 


今日のメニュー

*厚揚げの梅みそ焼き

*五目豆

*かき玉とろろ汁

厚揚げの梅みそ焼きは、とろろ昆布を乗せて華やかに仕上げました。先月、おやつで梅みそ焼きおにぎりを作ったところ、子ども達に好評で、厚揚げにアレンジしても美味しそう!と今回は厚揚げに塗って焼きました。魚や肉、冷ややっこに乗せてもおいしいです。冷ややっこに乗せる時は、みりんは煮切ってから使ってください。

クックパッドにもアップしていますので、ぜひご家庭でもお試しください。

*厚揚げの梅みそ焼き~とろろ昆布添え

 


~今日の離乳食~

だんだん、もぐもぐが上手になってきた子ども達。スティック状の野菜を上手にかじり取る姿も見られます。

文責:今屋

梅シロップを作りました!(1歳児つくし組)

他のクラスのこどもたちが梅仕事をしている様子やブログを見て、ぜひつくし組の子どもにも経験してもらいたいなと思い、先週、梅シロップ作りに挑戦しました。

 

5月にましゅまろはうすに届いた梅。その時は香りを充分に楽しみ、その後しばらく冷凍保存していました。

 

冷凍保存した梅を使うと約2週間程かかる梅シロップ作りも1週間で作ることができます。

 

シロップ作りをした記憶が少しでも新しいうちに味わってほしいなと思い、今回は冷凍梅を使いました。

 

何を今から作るの?

 

「梅シロップ」と聞いてもなかなかイメージすることが難しいので、シロップ作りの前に給食室から分けてもらった梅ジュースを飲みました。

リズムでたくさん身体を動かした後に、甘い梅ジュースが染み渡ります。

「おいしー!」少しずつ言葉を覚えて話すことができるようになったこどもたちが気持ちを伝え合います。

友達や保育士と心を通わせる中で、豊かな言葉や表現を身に付けていきます。また、言葉による伝え合いを楽しむようになります。

 

梅を洗おう!

 

1人一つずつ梅を洗いました。「洗ってくれる?」とお願いすると、意欲的に水道へ向かいます。誤飲に注意しながら見守りました。

最近、いろんな場面でお願いすると「はい!」と頼もしい返事が返ってくることもあります。

「梅を洗う」1つでも、どんな色かな?形かな?固いけど、少しふわふわしてる?匂いがする?など、子どもが感じることは様々だと思います。子どもは、経験を通して考えたり、工夫したりする力を養っていきます。

 

 

梅ときび糖を合わせてフリフリ

 

 

梅ときび糖を合わせる前にきび糖をほんの少しなめてみました。素材の味を知るのもクッキングの醍醐味ですね。

梅ときび糖をジップロック入れます。「おいしくなぁれ」と気持ちを込めて、1人ずつ袋をフリフリ。

自分の番がくるのを期待を持ちながら待つことができていました。そして一旦冷蔵庫の中へ。

 

1週間後・・・

 

無事にシロップができたので、15時のおやつ

の後に梅ジュースにして飲みました。少し酸味があるかなと思いきや、みんなおかわりまでしてとっても満足そうでした。

友達と言葉にならずとも「おいしいね」と表情で会話している姿が何とも素敵でした。

「自分達で作った物を飲んでみる」そして「おいしい」と感じる。大人にとって日常的なことでも子ども達にとっては「心を動かすできごと」になっているのではないかと思います。

私も子ども達と一緒に、心を動かす大人でありたいなと思います。

 

 

 

 

 

「食べることは生きること」

 

食の研修の中で印象に残っている言葉です。

食べることが大好きなつくし組の子どもたち、給食の時間はもちろんのこと、クッキングや野菜の観察等の活動も今後積極的に取り入れていきたいなと思っています。文責:森

6/21のメニュー✰赤紫蘇とどきました

≪今日のメニュー≫

○チンジャオロースー

○きゅうりの中華和え

○わかめスープ

 

 

無農薬農家「にこにこ畑」から、葉っぱが立派なにんじんが届きました。

使わないともったいない!ということで、チンジャオロースーに使いました。

 

にんじんの葉の調理法を調べてみると、かきあげやゴマ和え、ちぢみ、などいろいろな活用法がありました。ゴマ和えにする時は、シーチキンやじゃこと一緒に和えると食べやすいと思います。

 

わかめスープには、旬の生のとうもろこしの実をこそいで入れたところ、子どもたちに大人気で、どのクラスも完食でした!

 

 

 

給食室の梅しごと*梅干しの赤紫蘇漬けと紫蘇ジュース作り


保護者の方に頂いた梅で漬けていた梅干しに、赤紫蘇を漬けました。梅雨が明けるまで漬けて、7月天気が良くなったころに「土用干し」します。

 

 

白酢は、梅を塩漬けした時に出てくる水分のことです。梅の実がしっかり白酢に浸かっていないと、カビが生える原因になります。もし白カビが来てしまった時は、カビを取り除き、白酢と梅の実を分けて白酢を煮立たせ、粗熱を取って樽に戻せば大丈夫です。

今回は、しっかり梅の実の水分を拭き取ったり、白酢に浸かっているか確認しながら漬けたので、カビも生えずばっちりでした!

 

給食室の復習が終わったので、次は年長さんの梅干しの赤紫蘇漬けです。またブログ等でご紹介します。

今日は、おやつで提供するための赤しそジュースも仕込みました。赤しそジュースは最後にレモン汁を入れると、くすんだ紫がパッと赤紫に変わる様子がとてもきれいです。子どもたちとも、赤しそジュース作りをぜひ行いたいと思います。

 

 

 

 

今日の離乳食


 

 

豆腐を使う時は、いつもは木綿豆腐ですが、今日は絹ごし豆腐でした。手づかみ食べの微妙な力加減で、上手に食べたようです!

 

 

文責:今屋

6/20のメニュー*7月の梅ゼリーに向けて

7/7、七夕の日のおやつは「梅ゼリー」です。ゼリーに使う梅シロップは、きび糖を使って園で手作りします。年長さんに梅のおへそ取りのお手伝いをしてもらいました。おへそを取りながら、「7月のおやつ作りに使うよ」「たなばたの梅ゼリーだよ」と伝えると、「ゼリー!?やった~~」と喜ぶ子ども達。「みんなのおやつになるんだよ」と付け加えると、「えっ、これを?使うの?」と突然真剣な顔つきになった子もいました。梅しごとをたくさん経験してきた年長さん。さすがの手つきで、あっという間に終わり、物足りなさそうでした。梅は一回冷凍してから、きび糖に漬けます。一度凍らせることで組織が壊れやすくなり、早くシロップができるそうです。

給食室に梅を運んでくれたYちゃんは「たなばた、たなばた♪」と呟きながら帰っていきました。七夕梅ゼリー、お楽しみに!

 


とうもろこしの芯

サラダに使ったとうもろこし。その芯にも、まだまだ栄養や旨味が詰まっています。今日はけんちん汁のだし取りに一緒に使いました。

とうもろこしの芯は、他にもとうもろこしご飯を炊く時に一緒に入れて炊き上げるのもおすすめです。炊き上がったら芯は取り出してください。

 


離乳食にも「だし」を

離乳食もだしで煮ています。給食室では、煮えている様子が見えるように透明鍋で煮ていますが、土鍋もおすすめです。土鍋はゆっくりと温度が上がるので、野菜の甘みを引き出してくれます。コロコロやスティックなど、子どもの発達に合わせて野菜の切り方も変えています。離乳食を作る時は、基本的に一つの鍋で全ての材料を煮てしまいます。皿に取り分ける時に、見栄え良く食材を分けています。育児本でみかけるような、おしゃれな離乳食ではないかもしれませんが、だしで煮る事で、薄味でも素材の味が引き立ち美味しく仕上がります。

野菜とタンパク質を煮ただけの、シンプルだけど、栄養も旨味の詰まった離乳食。れんげ組(0歳児)がいつもたくさん食べてくれて、給食室も嬉しいです。

文責:今屋

 


今日のメニュー

*鮭の塩焼き

*スパゲッティサラダ

*けんちん汁

喜び合うことの大切さ!(0歳児 れんげ組)

乳児期は、 感覚と体の動きを統合し、自分の意思によって行動していく基礎がつくられていく時期です。

寝返りやずりばいを通して、自分の身体を動かす喜びを知り、四つ這い、つかまり立ち、歩行に繋がっていきます。

物に触りたいのになかなか手が届かない、歩きたいのに転んでしまう、、、そんな姿が見られると思いますが、子どもたちは「触りたい、遊びたい、歩きたい!」という自分の求めることを飽きることなく成し遂げていこうとします。

その姿こそ、人間が人間らしくなっていく始まりなのです。

 

ふれあい遊びの大切さ


またこの時期は人との関わりをとても喜びます。そこで、大事にしたい遊びがふれあい遊びです。

赤ちゃんをあやすことができるのは、人間だけと言われており、乳児は生後2か月で母親の微笑みに微笑みで応えます。

そして、子どもたちは、顔遊びの代表的なひとつのいないいないばあ遊びを通して、相手と一緒に喜び合うことが本当の喜びであることを知り始めていきます。

ここで、こども園でしているふれあい遊びをご紹介したいと思います。

ぜひご家庭でやってみてくださいね♪

○わらべうた  「大根漬け」

 

 

○ふれあい遊び  「バスごっこ」

 

 

 

「楽しさ」は成長のエネルギー源


児童精神医学者のアンリ・ワロンは、

『子どもたちが遊びを通して、喜び、楽しさを分かち合う経験をすることは、ヒトが人間になっていくための基本。

喜びを分かち合う経験を豊かにした後でなければ、相手と悲しみを分かち合う感情は発達しない』

と記しています。

私の解釈ではありますが、「喜びと楽しさを分かち合う経験を豊かにすると、悲しみなどの負の気持ちも相手と共有できるようになる」という事なのではないのかなと考えています。

 


集団生活の中で、たくさんの気持ちを体験するだろう子どもたち。今は気持ちを伝えることを重きにおいていますが、近い将来相手を思いやれる子どもたちになって欲しいです。

そのために、ふれあい遊びを多く取り入れ、今後も子どもたちと楽しく過ごしていけたらと思います!

文責:中村

 

集団の中の自分らしさとは…?(そら組 5歳児)

運動会を終え、クラスの子ども達が少しずつ集団を意識しながら遊んだり過ごしたりする姿が見られるようになってきました。

年長クラスでは今週から4~5人のグループに分かれて、“自分達で考えて行動してみること・小集団を意識して活動をすること”をねらいとして過ごしています。

今回はそら組の活動エピソードをもとに今の子どもたちの姿これから育ってほしい力をお伝えできたらと思います。

 

「僕は~したいな」「○○ちゃんはどう思う?」


先日”グループの名前をリーダーを中心に決めよう”といった活動をしました。

(保育者のねらいは、自分の思いを伝え友達の気持ちを聞いたり一緒に考えようとすることでした。)

 

「僕は~したい!」

「私は~がいい!」

「でも1つに決めるんだよ!」

 

どのグループも上手に自分の思うことを伝える姿はありますが、なかなか話が進みません…。

そんな中ある一人のリーダーをが「○○ちゃんはどう思う?」と声を掛ける場面が。問いかけられた子はとても嬉しそうに「〜思う!」と伝えていました。

自分の意見を伝える。相手の意見を聞く。お互いの気持ちをすり合わせる…。大人でも難しいやりとりですよね。

友達がどう思っているのかな?と考える力は、認知的発達だけで身につくのではなく、以前自分の思いに耳を傾け聞いてもたったという経験の土台があるからこそなのです!

グループによっては、上手く決まらないもどかしさや悔しさから涙を流す子どもたちもおり、1つの事をグループで決めることの難しさや、感情を大きく動かされた活動になりました。

 

 

友達の心を想像、共感しようとする


目に見えるものを言葉にしたり、共感することが多かった4歳の頃から、目に見えない部分、目には見えない世界、友達の思っていることを想像したり推測したり考えをめぐらすようになってきます。

 

そうはいっても、まだまだ勇気を出して自分の思いを伝えることで精いっぱいの子ども達も沢山います。

話し合う活動を切り取っても、聞くことが得意な子、みんなの意見をまとめることが得意な子、自分の気持ちを言葉にすることが得意な子と、それぞれ得意・不得意があるかと思います。一人ひとりの良さを認めながらも、やりとりをする色々な手段を学んだり、集団の中でも輝く”自分らしさ”を見つけていけるよう関わっていきたいです。

 

また最終的には一人で解決するだけでなく、自分自身や友達が思い通りにならず悩んだり葛藤したりするとき「~したらいいんじゃない?」「~しない?」と話し合ったり、考えたり、共感したりと互いに認め合える関係になって欲しいなと思います。

 

 

文責:武田

どっちの苗がトマト?(4歳児 年中組)

1歳から6歳までに養っておきたい10の姿の中に、

思考力の芽生え

自然との関わり生命尊重

言葉による伝え合い

などがあります。こども園の子ども達はこれらを集団の中で、身近な人や自然と関わりながら、五感を使い学んでいます。

 

 

 

先日子ども達の希望で、トマトとピーマンの苗をプランターで育てる事にしました。そこで、植え付け前にちょっとクイズタイム。

「どっちがトマトかなぁ?」

すると、前に置かれた2種類の苗をジーっと見つめて

「こっちの葉っぱは、ギザギザだよ。」

「こっちの葉っぱは、まるいよ。」

「ギザギザの方がトマトだと思う!」

「丸い方がトマトだよ!」

「あっ、黄色い花が咲きてるよ。」

「こっちがトマトだよ! 黄色い花、家で見たことある。」

「こっちは白い花だよ。トマトはこっちだと思う。」

などなど、見て気づいた事やそれぞれの考えが言葉となり、活発な意見交換が始まりました。

視覚からの情報を元に、自分の思った事をみんなの前で発言できる事はとても素晴らしい事です。

また、友達と違う意見でもしっかり自分の意見を言える事はさらに素晴らしい事ですよね。

子ども達の気付きをみんなで確認する為に

・葉を指差しながら

「葉っぱの形ちがうのよく気がついたね」

・花を差しながら

「小さな花によく気がついたね。」「みんな凄い!」

と子ども達の気持ちを受け止めると、自信に満ちた笑顔で『何でも聞いて』と言わんばかりに私を見つめるので、私も嬉しくなり

・茎を差し

「ここの名前知ってる?」と子ども達の視点を変える質問をしてみました。すると

「くきー」

「あっ、白い毛がついてる」

「こっちはつるつるだよー」

さらに、「匂いはどう?」と質問すると

「葉っぱの匂いがする」

「あっ、やっぱりこっちがトマトだよー!トマトの匂いがする。」

「ピーマンの匂いがする。」

と、またまたいろんな意見が。

見て、触って、匂いを嗅いで、いろんな視点からクイズの答えを探していました。

「答えはどっち?」と聞かれたのですが、「今から苗を植えて、育てたら答えがわかるかも!」「どっちかなぁ?ちょっと私もわからなくなった。一緒に調べようね。」と答え合わせ保留に!

ということで、答えを出す為に、みんなでプランターへの植え付け作業へと移動。

鉢底石や土も子ども達が協力して運びました。

トマトが2鉢、ピーマンが1鉢、3つのグループに分かれて植えました。土を手で柔らかくほぐしたり肥料を混ぜたり、土の感触を楽しみながらみんな一生懸命でした。その作業中も

「これ、トマトだよね。」「ピーマンだと思う。」というつぶやきがあちこちで。

「黄色い花って黄色いトマトなの?」という声まで。

友達の意見を強く否定するわけでもなく、なんとも微笑ましい光景でした。

植え付けて数日後、ある男の子が

「ぼくどっちがトマトかわかったよ。本見たら黄色い花がトマトだった。」

と誇らしげに教えに来てくれました。

観察しながら

「トマトの匂いがするよ。」

と、お友達に教えてくれる子もいます。

疑問を解決する為に本で調べるという行動、自分が知った情報をわかりやすく人に言葉で伝える行動、学びの成長を感じます。

本で調べた結果通り、実際トマトの実がなるか一緒に観察していこうと思います。

今は、苗を世話する中で、水かけをやりたい子どもが大勢いて、ジョーロを譲り合いながら水かけしています。

子ども達から

「順番を決めよう」「お当番にしよう」という意見が出てきました。

そこで早速お当番カードを作成。それぞれ好きな色の紙に絵を描いて準備はオッケー!。

順番決めも子ども達に任せて見守ってみようと思います。

苗の成長と共に、子ども達の成長が楽しみです。

文責 宮原