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2022.07.07

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7/7のメニュー☆七夕

7/7の給食は七夕そうめんとスイカでした。

天の川に見立てたそうめんに、7種の具材(無添加ハム・錦糸卵・紫蘇・きゅうり・おくら・梅干し・星形にんじん)をプチバイキング形式で提供しました。

おくらを輪切りにして星形にしたり、人参を星形にくり抜いたり、七夕を意識して具材も準備しました。

めんつゆも出汁をたっぷりとって手作りです。干しシイタケや昆布、鰹節をふんだんに使って作りました。

 

 


「保育園(こども園)における食育の目標」を、厚生労働省はこのように定めています。

①お腹がすくリズムが持てる子ども

②食べたいもの、好きなものが増える子ども

③一緒に食べたい人がいる子ども

④食事づくり、準備にかかわる子ども

⑤食べ物を話題にする子ども

 

今日はこの目標に当てはまる子ども達の様子がいくつか見られたので、紹介していきたいと思います。

 

 

食べたいもの、好きなものが増える子ども


 

おやつは梅ゼリーでした。自家製の梅シロップを使って作りました。

今年は梅しごとを子ども達とたくさん行いました。梅シロップや梅ジャムなど初めて口にする子も多かったようです。自分達で梅シロップを作って飲んだ経験があったので、今日の梅ゼリーも抵抗なく食べることができました。スイカを初めて食べるという子もいました。このような経験から、ひとつでも好きなものが増えてくれると嬉しいです。

 

 

 

一緒に食べたい人がいる子ども


初めて食べるものも、友達が隣で美味しそうに食べていると、安心して口に入れる事ができます。

昨日はパイナップルを子ども達の前で切りました。今日のスイカも年長組の前で切り分けてみました。半分に切って赤い断面が見えると子ども達から歓声があがり、スイカを始めて食べる子も興味を示してくれました。最後は残っていたスイカを机を囲んで楽しそうに食べて、おおきなスイカ1個、年長組で完食しました!みんなでワイワイ食べるといつもより食が進むのは、大人でも経験があるのではないでしょうか。

 

 

 

食事づくり、準備にかかわる子ども


 

 

星形のにんじんの型抜きは、年長組が行いました。みんなの分まで、量もあり大変でしたが一生懸命準備してくれました。今日の給食で実際に自分達が準備したにんじんが使われているのを見て、嬉しそうな子ども達でした。

 

また、積極的に本物の野菜に触れる機会も作っています。野菜の下処理をしてもらうこともありますし、園庭で畑に実っている野菜に触れるのも「食育」として大切にしています。

今日はスイカを冷やして、朝からリズム室前に置いてみました。しばらくしてのぞいてみると、誰が入れたのか園庭で収穫したきゅうりも冷やされていました。どうやら年長組が入れたよう。冷やしきゅうりも、そうめんと一緒に味わっていました。

 

 

食べ物を話題にする子ども


七夕、ということで給食に星型にんじん、おやつは星型ゼリーを準備しました。

ゼリーには2色の星をのせました。2色のゼリーを見て、「織姫とひこぼしみたいだね」という言葉が聞こえてきました。行事について知り、食べ物を通して話題が広がったようで給食室もがんばって準備してよかったな!と思いました。

 

 

 

 

たくさんの目標がならんでいると、難しく捉えてしまいがちですが、毎日のなにげない経験が目標に繋がっていると実感しています。これからも日々の食事、食育を子ども達と楽しみながら、学びにもつなげていきたいです。

 

 

~今日の離乳食~

離乳食にも星型にんじんを忍ばせてみました。

 

 

文責:今屋

 

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