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2023.07.01

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「さしす梅」に挑戦!(年中・4歳児)

「梅しごと」のシーズンがやってきました。

最近は雨が多くてじめっとした日が続いていますが、梅の香りを嗅ぐとなんだか爽やかな清々しい気持ちになります。

 

梅も熟した6月の中頃、

こすもす組、たんぽぽ組の子どもたちは「梅しごと」に挑戦しました。

今回挑戦したのは「さしす梅」という料理です。

 

「さ」は砂糖

「し」は塩

「す」はお酢 のことを指しています。

 

年中職員も初めて聞く名前でしたが、「とっても美味しいよ!」と給食室の栄養士におすすめしてもらい、今回挑戦することにしました。

 

おいしくな~れ

子どもたちには、梅を綺麗に拭きとって、梅の「おへそ」を爪楊枝で取る作業に挑戦しました。

おうちで梅しごとをやったことがある!という子もいれば、初めての体験となった子もいました。

どの子も集中して取り組む中でコツを掴んでいるようでした。

瓶に梅を入れ、砂糖・塩・お酢も入れます。

お酢の香りに「うわ~!すっぱい!」「でも、いいにおい!」と子どもたちからいろいろな声が飛び交います。

また、きび砂糖を見て「なんか、白いお砂糖じゃないね」ときび砂糖と白砂糖の違いに気付く子どもたちの様子がありました。

最後はみんなで瓶に向かって手を合わせ、「おいしくな~れ」の願いを込める可愛い姿がみられました。

 

なんでも手にはいる時代だからこそ、大切にしたいこと

私にとっては大阪から鹿児島に移住して2年目の6月。

鹿児島に来るまでは、梅干しは買うものであって家庭で作るものではありませんでした。

買うほうが楽だし、早いし、失敗もないけれど、手をかけて作ることで

・「食べたい」という意欲が湧くこと

・「大事に食べよう」という気持ちが湧きおこりやすいこと

・「自分でできた!」という体験につながること

・様々に変化する食材の性質を理解するきっかけになること

・手を動かすことで脳が発達すること

などなどメリットがいっぱいであるように感じます。

 

さしす梅が食べられるのは、まだ少し先の話。

「おいしくな~れ」の魔法がかかった分、きっとおいしい梅になっていることでしょう。

子どもたちと食べる日が待ち遠しいです!

文責:津田

 

 

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