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2023.07.29

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7月避難訓練 ~桜島大噴火~

今月の避難訓練は、桜島の大噴火を想定して行いました。

今回のねらいは、

・避難の方法を正しく身につける

・保育者の指示に従い、迅速に避難する でした。

 

年に一回の大噴火に備えた訓練なため、訓練の前に各クラスや学年で、「大噴火ってなんだろう?」「大噴火が起きたらどのように避難するか」について話し合いました。

 

 

桜島大噴火を知っていますか?

年長組で噴火について尋ねると、「見たことある」「灰が降るんだよね」などと、これまでの経験を話す子どもがいました。

保育者が、大正大噴火の写真を見せながら、

・空が夜みたいに暗くなる

・灰がたくさん降る

・噴石が降ってくる

ことなどについて話をすると、驚きながらも真剣に話を聞いていました。

 

日頃から、桜島の噴火を目にしている私たちにとって、噴火は身近な光景の一つになっているのではないでしょうか?

今は穏やかな桜島ですが、いつ大噴火が起こってもおかしくない状態であると言われています。

実際に、1914年(大正3)1月12日、午前10時ごろ、高さ7000メートルにも及ぶ大噴火が起こりました。噴煙は、カムチャッカ半島まで届いたといわれています。また、流れ出た溶岩は、烏島を埋没させ、瀬戸海峡が埋められ、この時初めて桜島と大隅半島と陸続きになり、さらにマグニチュード7の地震も発生し、対岸の鹿児島市街地にも大きな被害をもたらしたそうです。

 

実際の訓練では。。。

 

訓練では、「桜島が大噴火を起こし、地震が発生しました。」と放送で避難訓練開始を知らせました。

 

どの学年も、放送や非常ベルが鳴った時には、

・すぐに、近くの大人の所へ集まること

・放送や大人の話を静かに聞くこと  を約束しています。

今回も、自分の身を守るために、素早く行動できていました。回を重ねるごとに、素早く集まり、全員が避難するまでの時間も早くなってきています。

 

訓練後には、各クラスや学年で振り返りを行ないました。

今回も、しっかり放送を聞いて、大人の所へ集まることができたこと。避難する時は、しっかり大人の話や放送を聞いて避難できたことを話しました。

毎回の訓練が、身についてきています。

 

大噴火に備えて私たちにできること

下記は、鹿児島市のホームページから引用したものです。

ぜひ、ご家庭でも、参考にしながら、「もしも」に備えて、家族で話をしてみてくださいね。

 

文責:川宿田

 

引用:鹿児島市火山防災教育教材「みんなで学ぼう桜島火山防災」

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