以前、生活の自立に向けての取り組みの中で進級へ向けても少し触れましたが、今回は、より具体的な取り組みをご紹介します。

前回のブログはこちらから！→　https://yoshii.ed.jp/nishikigaoka/article_22030.html

くるみ組保育室へ行ってみよう‼

４月からは、保育室が園舎側に変わります。これまでなんとなく近くまで行ってみたり、中を覗き込んだりしたことがある園舎側の世界。子ども達にとっては、大きな環境の変化です。

『初めて過ごすくるみ組の保育室で、どんなことをしたら楽しくて、安心できるかな？』と考え、錦ヶ丘のおいしい給食を食べながら過ごすことにしました。

ランチボックスの日を選び、いざ、くるみ組の保育室へ。

食べる事が大好きなつくし組の子ども達は、躊躇することなく、保育室に入ることができましたよ。

初めての場所で、手洗い場や机・椅子などが違うことに少し戸惑う場面もありましたが、保育者や友達の様子を見て行動する事ができていました。周りを見て『みんながどうしているのかな？』と考え、行動する力が育ってきている事を感じ、嬉しい発見でした。

お腹いっぱい食べた子ども達は、大満足でましゅまろはうすに戻りました。美味しいものを食べた時の気持ちは、満たされていて、園舎側で過ごすとてもいい一歩になりました。

二回目は、くるみ組の保育室の玩具で遊ぶ活動をしました。

初めて遊ぶ玩具に興味津々でしたよ。また、給食を食べた時には、食べる事に夢中になって保育室の中をじっくり見ることはなかったのですが、今回は、玩具で遊ぶだけでなく、保育室の中を探索する姿も見られました。壁に貼ってある子ども達の作品や黒板、つくし組とは違う棚などに興味をもっていましたよ。

こうした経験を重ねることで、進級した４月に「ここ、来て遊んだことがある！」「給食食べた！」「○○さんや、☆☆さんと遊んだことある！」などと少しでも安心して、新しい環境で過ごせるといいなと考えています。

保護者の皆様も進級に向けてご心配なことがありましたら、いつでも職員に声をかけてくださいね。

新しい環境は、大人でもドキドキして、緊張するものです。私達職員も、一人ひとりのお子様の気持ちに寄り添い、安心して進級を迎えられるようにしていきたいと思います。

残り数日、つくし組みんなで元気いっぱい過ごしたいと思います。

一年間たくさんの御協力をいただきありがとうございました。保護者の皆様と一緒にお子様の成長を見守ることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。学年は違っても、子ども達の成長を楽しみに見守らせてくださいね。

文責：川宿田