お知らせ

2025.11.17

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絵本のある日常

沢山の絵本がある環境

現在子ども園には、2,700冊以上の絵本があります。

保育施設で、沢山の絵本がある環境はめずらしいと書店の方がおっしゃってくださるほど、充実した環境に恵まれています。

絵本の購入は、毎年、保護者の皆様から毎月頂戴している特定保育料を使わせていただいています。いつもありがとうございます。

子ども達は、沢山の絵本がある環境の中で、自分の好きな絵本を選んだり本を活用して活動を広げたりしています。

5歳児クラスでは、積木を使って絵本の世界を表現したり、文字や絵を真似してミニ絵本を作ったりする活動に繋がっています。

絵本を通じて、文字や数字などを読む・書くきっかけになります。

3歳児クラスでは、友達と一緒に絵本を読む姿があります。

好きな絵本を通して友達とのやりとりをしたり、図鑑で生き物や植物の名前を調べたりしています。

 

0歳児と1歳児のクラスでは、自分でページをめくってみたり保育者に読み聞かせをしてほしい絵本を持ってきたりしながら、興味を持った絵本をじっくりと楽しんでいます。

「だるまさんが」や「やさいさん」など短い言葉が繰り返しでてくる絵本も繰り返し読んでいます。また、絵に合わせた動きを表現することもあります。

友達と一緒に、絵本の中にでてくる生き物や食べ物を指さしたり、「ブーブー」「ワンワン」と声に出したりする姿があります。

また、月初めには、季節や行事をテーマにした絵本、子どもの興味を引き出すきっかけになる絵本を選んでいます。サークルタイムの題材として子どもの話し合い活動が豊かになり遊びに繫がるような取り組みを行っています。

絵本が沢山あり、活用できる環境だからこそ絵本を通じて活動が広がっていくのだと感じています。

 

新たな取り組み

今年度は、新たにカシカンというアプリを導入しました。

このアプリを使うことで、図書館のようにバーコードを読み取って絵本を借りたり返したり、たくさんある絵本の管理がしやすくなりました。

3歳以上の子どもは、毎週金曜日に絵本を借りています。3歳未満の子どもは、保護者と一緒に絵本を選んで借りることができます。

その他に、誰でも借りることができる性教育の本や絵本もカシカンを使って貸し出しています。

 

 

初めての取り組みのため、職員は使い方を学んだり、使っていく中で改善点を伝えたりと試行錯誤しながらより使いやすくする方法を模索しています。

 

お手伝いをかりて

絵本の登録

アプリの導入にあたり、夏休み期間を利用して職員・職員の子ども、まふぃん錦ヶ丘のお手伝い隊の子ども達の手を借りて、園にある絵本をすべて登録しました。

まふぃん錦ヶ丘のお手伝い隊の子ども達には、のはら園のお手入れや木の名札づくりをしてもらうなどのお手伝いももらっています。

今後も手伝いを通して、誰かの役に立つ経験やこども園を身近に感じてもらえるよう連携していきます。

絵本の修理・廃棄本の登録

保護者ボランティアの方々、実習にきた学生の方々、GメンやBメン(営繕や給食の準備や片付けなどをしてくださる職員)、職員の子ども(小学生~高校生)など沢山の方々に絵本の修理をしていただきました。まふぃんお手伝い隊には、廃棄する本の登録もしてもらいました。

普段保育を行いながら中々取り掛かれていなかった修理や登録を手伝っていただき、とてもありがたかったです。

 

今後の取り組み

来月には、今年度購入した絵本が届く予定です。

カシカンへの登録が済み次第、貸出ができるよう準備をしていきます。

職員が思いを込めて選んだ絵本の数々に子ども達が興味を持ったり、保育で活用したりすることを楽しみにしています。

また、ポケット図鑑も20冊ほど購入したため、クラスで園庭に行く際に持って行って植物や生き物の観察がさらに深まりそうです。

今後も絵本を身近に感じられる環境作りや、保育に絵本を活かしていけるよう取り組んでいきます。

園の貸出絵本を通じて、親子で読書の秋を楽しまれてみませんか?

文責:池田

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