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2021.08.28

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れんげ組の一日②~午後編~(0歳児 れんげ組)

前回のれんげ組のブログの続きになります。

今回のブログでは、午後の活動の沐浴〜降園までの流れをご紹介したいと思います。

 

 

【沐浴】


給食をお腹いっぱい食べた後、沐浴を行います。汗や午前中遊びの中でついた砂や泥、手づかみ食べでついた食材やぬめりを落とすために沐浴を行います。保育者は沐浴をしながら、「気持ちが良いね」「さっぱりするね」等と言葉を掛けます。

今年度のれんげ組の子どもたちは、沐浴が大好きです!シャワーに手を伸ばしたり、泡を自分で広げたりと沐浴を楽しむ子どもたちが多く、顔に水がかかっても平気です。

 

この時に私たちは、子どもたちの身体の様子を観察し、体調の変化に少しでも早く気づけるように心掛けています。

汗疹や湿疹、お尻かぶれなど、洋服を着ていたら見えない部分もこの沐浴の際に見て、何かあれば、保護者の方々にお伝えするようにしています。

 

【午睡】


沐浴後は、午前中使った、脳や身体を休ませるために午睡を行います。

睡眠は、『肉体の回復』、『身体の成長』、『脳の成熟』、『学習と記憶』に必要となる基本的な生理的欲求です。

子どもたちの睡眠時間はそれぞれで、30分の子どももいれば、180分(3時間)の子どももいます。それぞれが気持ちよく起きれる時間まで、5分ごとに目視で確認しています。

5分ごとに確認するのは、乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐためです。うつ伏せで寝ていたら仰向けに変えたり、掛け布団が口元にあったら掛け直したりして、無呼吸になる可能性を排除しています。

 

 

【おやつ】


15時を目処に起き出し、午後のおやつを食べます。

一日三回の食事では十分に摂りきれないエネルギーや栄養を補うために、補食の時間があります。給食から3~4時間が経ち、お腹を空かせている子どもたちがほとんどです。

保育者が椅子を出すと、寝起きでも、自分で歩いたりハイハイしたりして椅子に向かい、座ります。

子どもたちはおやつの時間を楽しみにしています。

 

 

【午後の自由時間】


おやつを食べた後は、検温し、自由に遊びます。

この時間は『ゆったり過ごす』ことを大事にしています。保育者と触れ合い遊びをしたり、子どもたちの大好きなれんげ組のおもちゃで遊んだりしています。

16時半を目処に、隣の1歳児つくし組の部屋に合流して過ごします。異年齢の子どもたちが集まることで、れんげ組の子どもたちも、お兄さんお姉さんの思いやりの気持ちに触れて、甘えてみたり、一緒に遊んだりと、嬉しそうな表情を見せています。

 

 

【降園】


大体16時〜19時の間で保護者の方々がお迎えにいらしゃいます。

お迎えの際、今日の体調や遊びの様子など、保護者の方々とお話ししたり、お家での様子を伺ったりと、一人一人のお子さんの様子についてゆっくり話をする、とても大切な時間と考えています。

 

 

 

れんげ組の子どもたちは、このように一日を過ごしています。まだまだ保護者が恋しくて泣く姿もありますが、最近は、遊びに20分以上集中したり、上手くいかなくて怒ったりと、様々な感情が出てきています。

その感情の突出を私たちは受け止め、沢山の経験の中で、さらに色々な感情を引き出したいと思っています。その色々な感情は何か特別な時間に引き出すわけではなく、あくまで日常の生活の中で引き出したいものです。

 

毎日、れんげ組の子どもたちと過ごす中で、昨日できなかったことが今日できたということが沢山あります。

日々、かけがえのない時間を子どもたちと過ごせているのだと改めて感じる瞬間の一つです。子どもたちにとって大事なこの一年間、私たちれんげ組職員も大事にしていきたいと思います。

 

文責:中村

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