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2024.10.03

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広げよう! わたしたちの街(年中4歳児)

いよいよフェスタまで1ヶ月を切りました。

4月から童具や廃材、ブロックなど様々なものを使って、イメージしたものを形にすることを楽しんでいる子ども達。

これまで、作るために調べたり、考えたり、実際の街を見てみたりしながら遊びが広がってきています。

今回は、フェスタで展示するものから、その過程を通した見どころをお伝えします。

 

クラス・学年でのサークルタイム

9月に入り、各クラス子ども達と一緒に9月から『どんなことをしたいか』話をしました。

「子ども達のやりたい!」を引き出しながら進めていけるように、クラスで話し合ったり、学年で共有し合ったりする時間を作ってきました

年中組の子ども達は、発達発育を考慮すると長い時間話し合うことは難しいですが、時間を短くしたり、子ども達が発言しやすいように少人数に分かれたりとサークルタイムの進め方を工夫することで、積極的にサークルタイムに参加することができていました。

 

運動会の時期(5月ごろ)から、大人数や少人数での話し合いを行ってきましたが、その頃より自分の意見を伝えたり、相手の話を聞こうとしたりする姿が育ってきていると感じています。これも、日々のサークルタイムや様々な人との関わりの積み重ねだと思います。

話し合いの中で、1番多く出てきた意見が『何かを作りたい!』でした。大きく分けると以下の意見が子ども達からでてきました。

  • お家
  • お店
  • ピタゴラスイッチ
  • 洋服
  • 動物

子ども達の意見から、「自分達の街が作りたい」ということが分かったため、年中組のテーマは 『わたしたちの街』に決まりました。

その中で、「作ったものをみんなに見せたい!」という子ども達の思いもでてきたため、この遊びをフェスタに繋げていくことに…。

 

年中組フェスタのみどころ!

全体で話し合った後は、少人数のグループに分かれて、「どんなものを作るか」「どんな材料が必要か」を話し合ってから、製作を進めています。

街探検に出かけたことも、遊びのイメージの広がりになったように感じています

実際に街探検に行き、街がどんなふうになっているか、どんな建物があるのかなど、考えながら探検したことでイメージが膨らんでいきました。

①お家チーム
家を選んだ子ども達は、自分の住んでいる家やこんな家に住みたいという家をイメージしながら、進めてきました。
何度か散歩に行き、こども園の周りの家からも刺激を受けて、それぞれの家のイメージがさらに膨らんでいる様子です。

②お店チーム
知っているお店から、店員さんになりたいお店、絵本に出てくるお店を表現するために、外観はもちろんお店の中まで再現しようと試行錯誤しています。作りたいものを絵に描いてみたことで、イメージをさらに膨らませてから作ることができていました。

③ピタゴラスイッチチーム
街がピタゴラスイッチで繋がっていたら……
ピタゴラスイッチのように街を移動したい!というアイディアからスタートしたチームです。

積み木・廃材などを組み合わせてどこまでも繋がっていく街を目指しています。

④洋服・動物チーム
お店チームから派生したチーム。
洋服屋さん、動物園やペットなど、日常の中で目にするものから実際に洋服や動物を作りたい!という気持ちからスタートしたチームです。
動物は街の中に登場予定です。ぜひ見つけてみてくださいね。

園での生活の様子も掲示します!

年中組の子ども達が、4月から園生活をどのように過ごしてきたのか、子ども達に私たち保育者がどのような意図で関わり、成長を促してきたのかを食事面や着替え等のこととクッキングを通した食育について紹介したいと思っています。

また、今の取り組みが「自分で〇〇をする」「自分で〇〇ができるようになる」「大人に手伝ってもらって〇〇ができる」といった生活自立や子どもの意欲関心につながる重要なことであることや、このことが年長組進級、そして小学校入学に繋がっていくこともポートフォリオでお伝えしたいと考えています。

 

最後に

子ども達が楽しみながらフェスタまでの日々を送れるよう私たちも試行錯誤の日々です。

当日の作品だけでなく、フェスタまでの過程をわたし達は大切にしていますので、ぜひ、「フェスタの準備すすんでる?」「どんなものを作ってるの?」「どこを頑張ってるの?」「お友達と作ってるの?」「どんなことが大変?」と子どもの思いや考えを沢山聞き出していただけると嬉しいです。
どんな街が出来上がるかは、当日まで楽しみにしていてください!

文責:武石

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