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2024.12.17

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12/17☆保育士から見た給食室

12/17のメニュー

*五分づき米

*鯖のおろし煮

*じゃがいもの煮物

*ふのりのみそ汁

鯖のおろし煮は、大きな回転鍋で焦げないように、水や出汁、調味料のかさをよく見ながらじっくり煮ていきました。

鯖には、体を疲れにくくする栄養や血液をサラサラにしてくれる栄養、骨や歯を強くする栄養が含まれています。また、大根おろしには、風邪予防に欠かせないビタミンCも多く含まれています。

大根おろしの辛さも感じず、鯖のじゅわっとしたうま味をたっぷり感じる一品になりました✨

当初「かぼちゃの煮物」の予定だったところ、35ファームから「有機じゃがいもがたくさん収穫できますよ!」と提案頂き、じゃがいもの煮物に変更しました。

たくさんの、とれたての有機じゃがいもが届きました。今日使った量は8㎏!ボウルとバットに山盛りのじゃがいもを、一つひとつ皮剥きし、鰹節と昆布でとった出汁をベースにした醤油のタレで煮込みました。

じっくり煮込んだことで、荷崩れもなく、柔らかい煮物に仕上がりました✨出汁の良い香りがする甘いタレに、ほっくり仕上がったじゃがいもが、子ども達にも大人気!おかわりでは、タレを多く入れる子どももいましたよ。

 

味噌汁に入れた「ふのり」は、頭の働きをよくする栄養や皮膚を強くする栄養が含まれています。水につけすぎると柔らかく、食感が悪くなるので、サッと水で洗うのがポイントです!

味噌汁にも35ファームでとれた野菜を使いました。今回使用したのは、にんじんと白菜。有機野菜だからこそ、様々な大きさや形の野菜が届きます。ちょっぴり面白い形を見つけると、クスっと笑顔になる給食室です😊

いりこ、昆布、大丸鰹節パックでとった出汁を使い、優しい味の味噌汁に仕上がりました。

給食室に入って感じたこと

いつもは栄養士や調理員の給食室スタッフがブログを書いていますが、今日ブログを書いているのは、保育士です!

錦ヶ丘では、保育士も給食室に入って調理に携わる経験をしています。普段保育室やランチルームで受け取る給食が、どんな流れで作られて子ども達のもとに届いているのか、実際に体験にしながら学んでいきます。

子どもの様子を見ながら活動を調整していく保育室とは違い、決められた時間に決まったことを確実に行っていかなければならない給食室。「これをしないといけなかった!」ということが起こらないように時間ごとにアラームを設定し、それぞれが自分の持ち場を担当しながら、やることを声に出して周りに共有しながら調理を進めていきます。

もちろん、衛生管理は最重要の業務!こまめな手洗いや、検食の取り扱いなども、限られた時間の中で確実に取り組んでいきます。

その中で、調理にあたっている全員で味見をしながら味の調整をしたり、美味しく見えるように盛り付けをしたりしていきます。ただ作るだけではなく、子ども達のため、美味しく食べてもらうための一工夫をいつも大切にしている姿に、「すごい!」と尊敬の気持ちでいっぱいです。

給食室に入ることで、給食室が思いを込めて作った給食を、大切に子ども達に届けるのが保育士の役割だと、これまで以上に感じるようになりました。これからも保育室と給食室で連携を図りながら、子ども達に思いを込めた給食を届けていきたいと思います。

 

今日の離乳食

甘みのある人参は今日も大人気!

大根にもよく味が染み、じゅわっと美味しく仕上がりました。

 

 

文責:藤﨑

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