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2020.05.08

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つくし組さんの気持ち

登園自粛のご協力ありがとうございます。

登園していた子どもたちは、少し寂しい毎日でしたが、戸外でお湯遊びや砂遊びをしたり、近くの公園へカートに乗って散歩に行ったりしました。室内では大好きな絵本の読み聞かせに合わせて体を動かす姿も見られました????

来週は、久しぶりに登園する子どもたちもいます。『せっかく慣れて泣かなくなっていたのにまた泣くのかな。子どもと離れる瞬間が寂しいな。』と不安に思われる保護者の皆様もいらっしゃるかと思いますが、私たちがしっかり子どもたちの気持ちに寄り添いますのでご安心くださいね。

この時期の子どもたちは大人のように言葉で自分の気持ちを伝える事ができません。ですが、私たちに全身を使って感情を伝えようとしてくれます。

登園時に泣く姿もそうです。大好きな保護者の方と離れる寂しさや不安から泣きます。泣かなくても不安そうな表情で抱っこされたり、涙を堪えてバイバイと手を振る子どもたちもいます。

おもちゃの片付けの時に「できたね。すごいね。」など認められると、嬉しくてニコニコ笑顔になったり、手を叩いて喜んだりする姿もみられます。

絵本の読み聞かせの時には、お話に合わせて体を揺らしたり、『あー!』と喃語を発したりしながら、楽しい気持ちを表現しています。

みなさんにとって“泣く”とはどういう行為ですか?

最近は、自分の気持ちを泣いて訴えようとする姿がよく見られるようになりました。

私たち保育士にとって“泣く”という行為は、言葉と一緒です。寂しい時だけでなく、抱っこして欲しい、あっちに行きたい、思い通りにならなくて怒っているなど様々です。気持ちに寄り添い、「悲しいね」「あっちに行きたいんだよね」と、受容・応答します。できない時やして欲しくないことなどは「してほしくない」、「やめてほしい」と伝えます。それでますます泣いたとしても気持ちが落ち着いたり、切り替わるのを見守りながら待ちます。

気持ちに寄り添うだけでなく、こちらの気持ちを伝えるということも大切にしています。1歳児も1歳児なりの表現があります。子どもたちの大切な日々の育ち、一瞬一瞬を大切にしていきたいものです。

文責:川宿田

 

 

 

 

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