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2020.06.08

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にじ組 植栽体験を通して

年長組で取り組んでいる植栽体験

数名の子ども達が植えたそれぞれの野菜が少しずつ大きくなってきました。

今までは興味を示していなかった子ども達も、プランターの様子を見たり、水やりをしたりする姿を多く見る様になりました。

子ども達の姿は様々で、出来れば全員に体験させたいという思いもありますが、子ども達の思いを受け止めつつ、実際に植えることだけが全てではないと考えます。

幼児期の子ども達の姿として、見ることも経験の一つであると考えるからです。

 

実際に、年長組の子ども達が植栽体験をしていると、「何してるの?」と寄ってくる子ども達が多いことを感じます。話をして、様子を見たらまた遊びに戻ったり、仲間に入れてと加わったり、遠くからこちらの様子を気にしつつ遊んでいる子ども達も

あ!何かしてる!何だろう

この前植えてたやつだ!

何ができるのかな?

 

葉っぱが出てきたよ!

葉っぱチクチクしてる!

お花が咲いたよ

 

赤い花が咲くのかな…?

これお友達が植えたきゅうりなの? 

間引きって何?

僕も何か育ててみたい

私も食べたい!

子ども達はどのタイミングで興味を示すかわかりません。子ども達が興味を示したタイミングを私たち保育者は逃さないように、子ども達の気付きやどうしてだろう調べてみたい、やってみたいの気持ちを大切にしています。その気持ちが、探究心を高め、学びに繋がっていくからです。

今は興味を示していなくても、小学校の授業の中で、それこども園で見たことある!その虫こども園にもいたよ!と思い出すかもしれない、それでもいいと考えます。子ども達がこども園の中で、見たり経験したりしたことが、小学校に就学したときに思い出して、学習意欲を高めるかもしれない。そう思うと、全てが大切なプロセスだと感じています。

これからも、子ども達の気付きや反応を大切にしながら、子ども達の成長を見守っていきたいと思っています。

文責:田中

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