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2020.06.30

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子どもの姿から。(ぱんだ組)

ぱんだ組の水道の前に立つと窓から見える黄色の花。「あれは何のお花?」というやりとりが色々なところから聞こえてきます。

たんぽぽの生長を楽しみにしながら、植物への関心が増す中で、花を見て、『色』の興味・関心もさらに出てきており、色を意識して過ごす様子も見られ、興味・関心が深まってきているように思います。

今後も折り紙や色塗り遊び等遊びを取り入れて遊びを通して学べることができるような環境を工夫して作っていきます。

 

 

さて、明日から7月に入りますね。

先日、うさぎ組のブログにもありましたが、6月は作業療法士の中鶴さんと一緒に『自分もやってみたい!』という自発性を引き出すことをねらいとして取り組んできました。約1時間の活動の中で変わる子ども達の姿を見て、環境(遊びや子ども達への関わり方等)を工夫することで、更に一人ひとりの個性を伸ばしていくことができることを私は感じました。

今回も、前回より引き続き子ども達の成長を振り返りながら様子をお伝えしていきたいと思います。

 

【自分でやってみたいことを見つけたよ】

笑顔で登園してきて「これで〇〇作るんだ!」と通園バッグに廃材を入れて登園してきたKくん。「葉っぱや草花を拾ってこれに入れたいの!」と容器を持ってきて登園してきたKくん。2人ともKくんですが、同じ子どもではありません。

目的を持って登園してくる2人を見ながらよく考えていることに気付かさせられました。≪思考力の芽生え(幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿より)≫

 

【自分の気持ちや思いを‥】

園で遊んだことをご家庭でも子ども達と話をすることがあると思います。

最初の頃は、指遊びやわらべうた、季節の歌等『うた』を口ずさむことがよく見られたのではないでしょうか。

また、クラスの友達と一緒に過ごす中で、少しずつですが『〇〇するんだよ』と教えてあげたい気持ちや『〇〇して遊んだ』等園での報告も出てきていると思います。

私達は、日々過ごす中で、子ども達にどのような言葉で伝えると伝わりやすかったり自己肯定感を高めてあげられるのか等考えたりしながら過ごしています。

同じことを伝える場面でも『〇〇して』『○○しなさい』という言葉よりも子ども達自身が、考えて行動できるような言葉に置き換えて『〇〇はどうだったかな‥』『どうすればいいかな…』と言葉を掛けるようにしています。

私達も日々試行錯誤であり、しばらくしてから別の表現が良かったかな…と思うことももちろんあります。

しかし、周りの人が意識して『〇〇はダメ』等の言葉をなるべく使わないようにすると、自然と子ども達の会話の中からも減ってきているように感じるこの頃です。

まずは『ありがとう』の感謝の気持ちを大切にしていきたいですね。≪言葉による伝え合い(幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿より)≫

 

心も身体も元気な時こそ自分らしくいられ、思いやりのある言葉が出てくると思います。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期だからこそ、『早寝・早起き・朝ご飯』を心掛けて過ごしていきたいですね。

文責:幸泉

 

 

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