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2020.08.28

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水遊びから砂遊びへ【れんげ組・0歳児】

ましゅまろはうすのデッキで、お気に入りの色のじょうろやバケツを使って水遊びを楽しみました。

頭からかぶったり、保育者と水を掛け合ったりと、それぞれの楽しみ方で素材に親しむことができました。

 

 

先日は、この水遊びから少し発展させて、砂遊びに繋がるように準備をしてみました。

 

砂は水とは違い、外での遊びを促すことでしか触れることのできない素材です。そのため、初めて砂に触れる経験の子どもも多く、デッキから遊びを広げるのにじっくりと時間を要する子どももいました。

苦手そうにするときは、それぞれのタイミングを大事にすることにしました。保育者が手に乗せて「大丈夫だよ。ほら!触ってみて」と言葉を掛けたり、「お団子になるんだよ!不思議だね~!」と砂の魅力をプレゼンし続けました。

あの手この手で興味を引く方法を模索すること数十分・・・。砂を触ることを目で楽しむことができたのか、保育者のもつ団子を指先でそっと触る姿が・・・。すかさず「(砂を)触われたね!すご~い!ざらざらして面白いね!」と話すと、今度は手のひらで感触を確かめるように。そこから足へ、腕へ、最後には体いっぱいに!!!

 

段階を踏まえて、新しいものと出会えた時の子どもの生き生きとした表情は特別なものでした。きっと「もっとたくさんのものを触ってみたいな!」と次への期待感へとつながったのではないかと思います。

 

 

自然物は、「こうやって遊ぶもの」という決まりがないので、遊び手のイメージや発想で面白いほど形を変えていきます。

私自身も子どものころに泥んこまみれになって山を作り、トンネルをほって、開通したときに反対側にいる友達と手を繋げたときに感じた達成感や、その時の友達の砂まみれの手の感触など、鮮明に覚えています。

これは、どの子どもたちにも当てはまることなのではないかと思っています。クラスの子どもたちにも、多くの素材に触れて自分のイメージを掻き立てて形にすることの楽しさを感じてほしいと思い、今はその前段階として感覚遊びを展開しています。

 

保護者の方へは、汚れた衣服をたくさん洗っていただいているので申し訳なく思う一方で、子どもたちがたくさん遊んだ様子を洗濯物から感じていただきたいとも思っております。「どんなことを感じたのかな?」と、ぜひお子様の様子を頭に浮かべてみられてくださいね。

 

今後は、砂から泥へとさらに遊びをダイナミックに展開していく予定です。

文責:後藤

 

 

 

 

 

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